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二章 凝縮版
27話 高鳴り〜終幕
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エイミが最大のピンチを迎えている中アリスタ達は…
「エイミがいなくなっても…絶対に勝つぞ」
「悪いがお前たちに負けるほど今の俺は弱くはないぞ」
「シャドウスナイパーは…あの形態になって…からは魔法が…使…えないよ」
ほぼ瀕死状態のカリンが精一杯の声を出した
「おっけカリン…その情報さえあれば十分だ」
「でも…並の攻撃魔法も…全…然効かない」
「げ!まじかよ…」
「大丈夫ですよゼオスさん、魔法が効かなくたって勝ちま…きゃあ!!!」
「ロフト!!」
離れた距離を一瞬で縮めシャドウスナイパーがロフトを弾き飛ばした
「俺を待たせるな」
「く、やばい…魔法で戦うゼオスとロフトは一緒に戦うのは危険だ……ゼオス!気絶したロフトと瀕死のカリンを連れて離れていてくれ」
「あぁ、分かった!」
「・・・役立たずの魔法使い2人を戦闘から外したのは良い判断だな」
「うるせ!今からお前は俺とヴァンヌが倒す!戦えるよなヴァンヌ!」
「ふん、お前の何倍もな」
「おう!頼もしいぜ」
トゥクン!
(なんだ今の胸の高鳴りは…気のせいか)
ヴァンヌは自分がアリスタに恋をした事を気づかなかった
2人は剣を構えシャドウスナイパーの両サイドにジリジリと詰め寄った。これに対しシャドウスナイパーは
「面倒だが一匹ずつ潰すか」
と言い高速でヴァンヌの間合いに入った
「ヴァンヌ!!」
「死ね!女戦士」
ガキィィン!
シャドウスナイパーの拳がヴァンヌの腹部に届く前にヴァンヌは剣を持ち替えそれを受け止めた。
「く…ぬぬぬ…せぇい!」
「おっりゃあ!」
ヴァンヌが力技で拳を弾き、その後ろをアリスタが切りかかるもギリギリでシャドウスナイパーは回避した
「俺の攻撃を剣で受け止めれるなんてな」
「ふん、どうやら銃を使ってた時よりも攻撃が単純になったな、これくらいならもう見切れる」
「だが、次もその剣が持つかな!」
ガキィィィ…パリィィィン!!
「そんな!?」
「ヴァンヌ!!」
「もう一発!」
バァァァァン!
「うわぁぁぁぁぁ!!」
とうとうシャドウスナイパーの攻撃かモロに入ってしまったヴァンヌはゼオスの元まで吹っ飛んでしまった
「そんな…ヴァンヌさんまで」
「さらにもう一発!」
「かはっ!?っっっ…」
ヴァンヌは気絶してしまった
「あわ、あわわわわ」
「・・・安心しろ、アリスタを殺してからデクの棒の貴様らを殺してやる」
(とうとう俺1人か、勝たないと皆が死ぬ)
「さぁて、どんな風に死にたいんだ?首を締められたいか?それとも体のパーツをバラバラにたいか?それか存在も残らないくらに壊されたいか?」
「あら、そうなるのはシャドウスナイパー、あなたじゃなくって?」
「!?その声は、魔王ラミレティス様」
なんとシャドウスナイパーの後ろには魔王であるミラミロ・リレーミ・ラミレティスがいた
「ま、魔王だって?…」
「魔王ラミレティス様、なぜこちらに?」
「もちろん、あなたを処分しに来たに決まってるでしょう?」
(な、なんかよく分からないけど、魔王軍の2人が話し合っている?)
「昔のあなたは優秀でした、仕事もこなして…ですが今のあなたは自分の感情で動いてしまっている」
「・・・申し訳ございません、ですが勇者達はもうすぐ全員殺すところです」
(とりあえず、今がチャンスか…回復魔法を皆にかけよう)
ゼオスが傷を負ったヴァンヌ、ロフトそしてカリンの回復を静かに行なった
「勇者を殺すだけが私の命令とでも?」
「・・・」
ラミレティスは空間から映像を映し出した。そこにはシャドウスナイパーが睡眠弾を放ってすやすや寝ている魔王の娘のミルミルがいた
「私はあなたにミルミルのお守りを頼みましたはずですが?どうしてこのようになっているのですか?」
「・・・返す言葉もございません、ですが、勇者だけは俺の手で」
「なりません、そもそも四天王という存在が間違ってました。ムシュファザムからヴァンプァイアロードそしてマリンセイレーンさんにあなた…所詮は少し力のある魔物なだけ命令を聞くと信じた私が馬鹿でした…消させてもらいます」
「くそ、もう道はないのか…ならばここであなたを倒す」
(い、いつの間にかあの二人での試合が始まっちゃった)
「くらえ!」
シャドウスナイパーは高速で移動し魔王ラミレティスに拳を振るった。だがあっけなくその拳は掴まれた。
「弱い…」
ブチィ!!
「うぐゎ!?」
「そして、モロい」
ラミレティスはシャドウスナイパーの右腕を捻じりながら引っ張りもぎ取った。シャドウスナイパーの肩からは火花が飛び散る電線と血が出ていた。
「あんなに強かったシャドウスナイパーの腕を一撃で…」
「ははは、こりゃ俺達は勝てねーわ」
アリスタとゼオスは顔を見合わせて苦笑いをした
「はぁ…くそ……くそ!こんな所で死ねるか!」
あまりのダメージで立つことも出来なくなったシャドウスナイパーは床で悶ている
「・・・もう終わりにしましょう、あなたは失敗作なりによく働きました」
「ちくしょう……勇者ども…お前らも死ぬからな、魔王様が必ず殺す……」
「はぁ、超究極魔族消滅魔法!」
ぽん!
シャドウスナイパーの姿は一瞬にして消滅した。
そして、魔族であるサキュバスのカリンの姿も…
「カリン!?カリン!?・・・嘘…だろ」
「カリン…」
「カリンさん……」
「何も言えずに…消えた………」
「あら、あの子も魔族だったようですね」
「てめえ……絶対に許さねぇ……」
「待てアリスタ!一人で突っ込むな!」
一方その頃エイミとマリンセイレーンは
「んぐ!んんー!」
「さぁさぁ!苦しんでくださ…」
ポン!
マリンセイレーンが消滅し、彼女が操っていたクラーケンの魔法が解けエイミは開放された
「んんー!?…あら?マリンセイレーンが消えた?…てかそんな事より回復魔法。」
エイミは色々な箇所を抑えながら回復魔法を唱えた
「さてと、取り敢えずアリスタの所に戻るか…もうすでにシャドウスナイパーに負けてたりして…瞬間移動魔法!」
エイミは瞬間移動したのだが、そこには魔王ラミレティスに首を掴まれているアリスタがいた。
「く…そ…カリン……ぐぐ」
「こ、これはどういう状況なのよ」
「あぁエイミ、実はラミレティスの超究極魔族消滅魔法によって全ての魔族が消滅したんだけど、そこにサキュバス族も含まれてて…カリンが」
(それでアリスタが我を忘れて突っ込んだものの返り討ちにあった。ていうところかしら)
「黙って怯えてれば良いのに…あら、あなたは新生四天王だった子じゃない。元は人間だから消えてないようね」
ラミレティスはアリスタを床に振り落としエイミに近づいた
「これから…何をする気なのよ!」
「これから、と言うよりここで終わりです。貴方達にも消滅魔法を…と、言いたいところですが…先程でほぼ使い切ってしまいましたね…振り出しに戻すくらいで勘弁しておきましょうか。」
「振り出し…ですって?」
「そうです、この世界を1度リセットする必要があります。私に子供を殺す趣味はないんでね」
「ま……待てよ……」
「アリスタ…」
アリスタは魔切の剣を持ち立ち上がった
「一発切らせろ。カリンの仇」
「往生際が悪いわね…産まれる前からやり直させてあげますよ。もっとまともな教育を受けるといいわ」
「てめぇ……」
バタン!
「アリスタ!?」
バタン!
エイミ以外の人間はラミレティスの魔法によって気絶してしまった
「ゼオス君達まで…何をしたのよ」
「まぁ手術前の麻酔って所かしらね、それにこの出来事を知るのは貴方だけで十分です」
ラミレティスはそう言いながら手で巨大な魔法陣を作った
「なんで私なの…アリスタでも良いじゃない」
「貴方以外だったらこれを邪魔するでしょう?」
「私だって邪魔したいわよ、冷静ぶってるけど心の中ではなんとかできないかって必死に考えてる…ただ、なにも思いつかないだけ」
「ふふふ、それでも感情的にならないだけ冷静じゃない、私は好きよ?あなたの事」
エイミとラミレティスは微笑みあった。そして作られてた魔法陣が光り輝いた
「もう、終わるのね…私達勇者パーティの敗北か……魔王さん、最後に聞いてもいい?」
「えぇ、何かしら?」
「これで世界をリセットするのは何度目なの?」
・・・
「さすが、天才僧侶さんね……世界再展開魔法」
「ちょ、ちょっと!」
この世界の全てが1度消え再び出来上がった。アリスタ達は記憶も何もかも消滅し新しい人生を送っていた
「何度目のリセットかって、5000回からは数えてないわ……私の望む世界線ができるまで何度もその糸をほどきまた結ぶ」
ラミレティスは魔王城の玉座に座りミルミルの頭を撫でながらそう言った
「ママ?どういうことぉ?」
「ミルミルにはまだ早い話ね……でも、母としてあなたが幸せになる世界線まで私は何度も作りあげるわ」
2章 完
「エイミがいなくなっても…絶対に勝つぞ」
「悪いがお前たちに負けるほど今の俺は弱くはないぞ」
「シャドウスナイパーは…あの形態になって…からは魔法が…使…えないよ」
ほぼ瀕死状態のカリンが精一杯の声を出した
「おっけカリン…その情報さえあれば十分だ」
「でも…並の攻撃魔法も…全…然効かない」
「げ!まじかよ…」
「大丈夫ですよゼオスさん、魔法が効かなくたって勝ちま…きゃあ!!!」
「ロフト!!」
離れた距離を一瞬で縮めシャドウスナイパーがロフトを弾き飛ばした
「俺を待たせるな」
「く、やばい…魔法で戦うゼオスとロフトは一緒に戦うのは危険だ……ゼオス!気絶したロフトと瀕死のカリンを連れて離れていてくれ」
「あぁ、分かった!」
「・・・役立たずの魔法使い2人を戦闘から外したのは良い判断だな」
「うるせ!今からお前は俺とヴァンヌが倒す!戦えるよなヴァンヌ!」
「ふん、お前の何倍もな」
「おう!頼もしいぜ」
トゥクン!
(なんだ今の胸の高鳴りは…気のせいか)
ヴァンヌは自分がアリスタに恋をした事を気づかなかった
2人は剣を構えシャドウスナイパーの両サイドにジリジリと詰め寄った。これに対しシャドウスナイパーは
「面倒だが一匹ずつ潰すか」
と言い高速でヴァンヌの間合いに入った
「ヴァンヌ!!」
「死ね!女戦士」
ガキィィン!
シャドウスナイパーの拳がヴァンヌの腹部に届く前にヴァンヌは剣を持ち替えそれを受け止めた。
「く…ぬぬぬ…せぇい!」
「おっりゃあ!」
ヴァンヌが力技で拳を弾き、その後ろをアリスタが切りかかるもギリギリでシャドウスナイパーは回避した
「俺の攻撃を剣で受け止めれるなんてな」
「ふん、どうやら銃を使ってた時よりも攻撃が単純になったな、これくらいならもう見切れる」
「だが、次もその剣が持つかな!」
ガキィィィ…パリィィィン!!
「そんな!?」
「ヴァンヌ!!」
「もう一発!」
バァァァァン!
「うわぁぁぁぁぁ!!」
とうとうシャドウスナイパーの攻撃かモロに入ってしまったヴァンヌはゼオスの元まで吹っ飛んでしまった
「そんな…ヴァンヌさんまで」
「さらにもう一発!」
「かはっ!?っっっ…」
ヴァンヌは気絶してしまった
「あわ、あわわわわ」
「・・・安心しろ、アリスタを殺してからデクの棒の貴様らを殺してやる」
(とうとう俺1人か、勝たないと皆が死ぬ)
「さぁて、どんな風に死にたいんだ?首を締められたいか?それとも体のパーツをバラバラにたいか?それか存在も残らないくらに壊されたいか?」
「あら、そうなるのはシャドウスナイパー、あなたじゃなくって?」
「!?その声は、魔王ラミレティス様」
なんとシャドウスナイパーの後ろには魔王であるミラミロ・リレーミ・ラミレティスがいた
「ま、魔王だって?…」
「魔王ラミレティス様、なぜこちらに?」
「もちろん、あなたを処分しに来たに決まってるでしょう?」
(な、なんかよく分からないけど、魔王軍の2人が話し合っている?)
「昔のあなたは優秀でした、仕事もこなして…ですが今のあなたは自分の感情で動いてしまっている」
「・・・申し訳ございません、ですが勇者達はもうすぐ全員殺すところです」
(とりあえず、今がチャンスか…回復魔法を皆にかけよう)
ゼオスが傷を負ったヴァンヌ、ロフトそしてカリンの回復を静かに行なった
「勇者を殺すだけが私の命令とでも?」
「・・・」
ラミレティスは空間から映像を映し出した。そこにはシャドウスナイパーが睡眠弾を放ってすやすや寝ている魔王の娘のミルミルがいた
「私はあなたにミルミルのお守りを頼みましたはずですが?どうしてこのようになっているのですか?」
「・・・返す言葉もございません、ですが、勇者だけは俺の手で」
「なりません、そもそも四天王という存在が間違ってました。ムシュファザムからヴァンプァイアロードそしてマリンセイレーンさんにあなた…所詮は少し力のある魔物なだけ命令を聞くと信じた私が馬鹿でした…消させてもらいます」
「くそ、もう道はないのか…ならばここであなたを倒す」
(い、いつの間にかあの二人での試合が始まっちゃった)
「くらえ!」
シャドウスナイパーは高速で移動し魔王ラミレティスに拳を振るった。だがあっけなくその拳は掴まれた。
「弱い…」
ブチィ!!
「うぐゎ!?」
「そして、モロい」
ラミレティスはシャドウスナイパーの右腕を捻じりながら引っ張りもぎ取った。シャドウスナイパーの肩からは火花が飛び散る電線と血が出ていた。
「あんなに強かったシャドウスナイパーの腕を一撃で…」
「ははは、こりゃ俺達は勝てねーわ」
アリスタとゼオスは顔を見合わせて苦笑いをした
「はぁ…くそ……くそ!こんな所で死ねるか!」
あまりのダメージで立つことも出来なくなったシャドウスナイパーは床で悶ている
「・・・もう終わりにしましょう、あなたは失敗作なりによく働きました」
「ちくしょう……勇者ども…お前らも死ぬからな、魔王様が必ず殺す……」
「はぁ、超究極魔族消滅魔法!」
ぽん!
シャドウスナイパーの姿は一瞬にして消滅した。
そして、魔族であるサキュバスのカリンの姿も…
「カリン!?カリン!?・・・嘘…だろ」
「カリン…」
「カリンさん……」
「何も言えずに…消えた………」
「あら、あの子も魔族だったようですね」
「てめえ……絶対に許さねぇ……」
「待てアリスタ!一人で突っ込むな!」
一方その頃エイミとマリンセイレーンは
「んぐ!んんー!」
「さぁさぁ!苦しんでくださ…」
ポン!
マリンセイレーンが消滅し、彼女が操っていたクラーケンの魔法が解けエイミは開放された
「んんー!?…あら?マリンセイレーンが消えた?…てかそんな事より回復魔法。」
エイミは色々な箇所を抑えながら回復魔法を唱えた
「さてと、取り敢えずアリスタの所に戻るか…もうすでにシャドウスナイパーに負けてたりして…瞬間移動魔法!」
エイミは瞬間移動したのだが、そこには魔王ラミレティスに首を掴まれているアリスタがいた。
「く…そ…カリン……ぐぐ」
「こ、これはどういう状況なのよ」
「あぁエイミ、実はラミレティスの超究極魔族消滅魔法によって全ての魔族が消滅したんだけど、そこにサキュバス族も含まれてて…カリンが」
(それでアリスタが我を忘れて突っ込んだものの返り討ちにあった。ていうところかしら)
「黙って怯えてれば良いのに…あら、あなたは新生四天王だった子じゃない。元は人間だから消えてないようね」
ラミレティスはアリスタを床に振り落としエイミに近づいた
「これから…何をする気なのよ!」
「これから、と言うよりここで終わりです。貴方達にも消滅魔法を…と、言いたいところですが…先程でほぼ使い切ってしまいましたね…振り出しに戻すくらいで勘弁しておきましょうか。」
「振り出し…ですって?」
「そうです、この世界を1度リセットする必要があります。私に子供を殺す趣味はないんでね」
「ま……待てよ……」
「アリスタ…」
アリスタは魔切の剣を持ち立ち上がった
「一発切らせろ。カリンの仇」
「往生際が悪いわね…産まれる前からやり直させてあげますよ。もっとまともな教育を受けるといいわ」
「てめぇ……」
バタン!
「アリスタ!?」
バタン!
エイミ以外の人間はラミレティスの魔法によって気絶してしまった
「ゼオス君達まで…何をしたのよ」
「まぁ手術前の麻酔って所かしらね、それにこの出来事を知るのは貴方だけで十分です」
ラミレティスはそう言いながら手で巨大な魔法陣を作った
「なんで私なの…アリスタでも良いじゃない」
「貴方以外だったらこれを邪魔するでしょう?」
「私だって邪魔したいわよ、冷静ぶってるけど心の中ではなんとかできないかって必死に考えてる…ただ、なにも思いつかないだけ」
「ふふふ、それでも感情的にならないだけ冷静じゃない、私は好きよ?あなたの事」
エイミとラミレティスは微笑みあった。そして作られてた魔法陣が光り輝いた
「もう、終わるのね…私達勇者パーティの敗北か……魔王さん、最後に聞いてもいい?」
「えぇ、何かしら?」
「これで世界をリセットするのは何度目なの?」
・・・
「さすが、天才僧侶さんね……世界再展開魔法」
「ちょ、ちょっと!」
この世界の全てが1度消え再び出来上がった。アリスタ達は記憶も何もかも消滅し新しい人生を送っていた
「何度目のリセットかって、5000回からは数えてないわ……私の望む世界線ができるまで何度もその糸をほどきまた結ぶ」
ラミレティスは魔王城の玉座に座りミルミルの頭を撫でながらそう言った
「ママ?どういうことぉ?」
「ミルミルにはまだ早い話ね……でも、母としてあなたが幸せになる世界線まで私は何度も作りあげるわ」
2章 完
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