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ミケの仕事
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「ねぇねぇミケ」
「どしたゼース?」
「足し算ってあるじゃん?」
「本当にどしたのゼース、頭悪くなった?」
「そういう事じゃなくてさ!足し算の1たす1の答えって知ってる?」
「・・・あのさぁ僕トナカイに育てられてても算数はかけ算以外できるんだからね。2でしょ?」
「正解、じゃあ世の中に1たす1を田んぼの田って答える人種がいるってのも知ってるかい?」
「はぁ?なにそれ田んぼの田とか意味わかんないんですけど」
「僕もこの時代に来てから知ったんだけどさ、この式をこうして…こうして…」
「あ!本当だ!田んぼの田になってる!!全く知らなかった!」
「いいリアクションが見られて良かったよ。じゃあ今日は田んぼの田の代わりを探したいと思います!」
「いや、それはいい」
「え?なんでぃ?」
「いい歳した大人がやることじゃないと思うんだよね」
「えええ!?いつもは子供のように食いつくのにどしたの?」
「・・・今朝、母さんから電話がきてさ…母さんの仕事先の上司が倒れちゃって、このままじゃ仕事ができないらしいんだ」
「それは深刻な悩みだね、ん?たしかミケお母さんの上司ってサンタクロースじゃ?」
「上司さんが子供の夢を配れないって悲しんでたらしいんだ…どうしよう。」
「どうしようって言ったって…」
「話は聞かせてもらった!!」
「ラファさん!?」
「ついてきな!」
続く
「どしたゼース?」
「足し算ってあるじゃん?」
「本当にどしたのゼース、頭悪くなった?」
「そういう事じゃなくてさ!足し算の1たす1の答えって知ってる?」
「・・・あのさぁ僕トナカイに育てられてても算数はかけ算以外できるんだからね。2でしょ?」
「正解、じゃあ世の中に1たす1を田んぼの田って答える人種がいるってのも知ってるかい?」
「はぁ?なにそれ田んぼの田とか意味わかんないんですけど」
「僕もこの時代に来てから知ったんだけどさ、この式をこうして…こうして…」
「あ!本当だ!田んぼの田になってる!!全く知らなかった!」
「いいリアクションが見られて良かったよ。じゃあ今日は田んぼの田の代わりを探したいと思います!」
「いや、それはいい」
「え?なんでぃ?」
「いい歳した大人がやることじゃないと思うんだよね」
「えええ!?いつもは子供のように食いつくのにどしたの?」
「・・・今朝、母さんから電話がきてさ…母さんの仕事先の上司が倒れちゃって、このままじゃ仕事ができないらしいんだ」
「それは深刻な悩みだね、ん?たしかミケお母さんの上司ってサンタクロースじゃ?」
「上司さんが子供の夢を配れないって悲しんでたらしいんだ…どうしよう。」
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「話は聞かせてもらった!!」
「ラファさん!?」
「ついてきな!」
続く
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