シェアハウス

フォーゼイロ

文字の大きさ
上 下
18 / 40

カラオケ

しおりを挟む
「ねぇねぇミケ」
「どしたゼース?」
「カラオケって知ってる?」
「知ってるよ、カラーリングオケスタリィの略でしょ?」
「うん、知らないんだね」
「申し訳ない全く知らない、オッケーGoogleカラオケってなに?」

2分後

「なるほどね、空オーケストラの略かぁんで?それがどしたの?」
「行った事ある?」
「カラオケ事態知らなかったのにあるわけないじゃん」
「やっぱりかぁ~実は僕もないんだよね~」
「あ、じゃあ行ってみる?丁度この近くにあるみたいだし」
「そーだね!レッツゴー!」

10分後

「着いたー!」
「受付を済ませたのは良いけど、こっからどうするんだろ?」
「Googleには機械で曲をいれるって書いてるよ!」
「ふーんなるほど、じゃあミケいれて良いよ?」
「え!?いやいやゼースが入れなよ行きたかったんでしょ!」
「いやいやいやミケの方が歌いたい顔してるよ!ほら、マイク使って良いから!」
「いやいやいやいや!僕は盛り上げ役の方が向いてるから!」
「じゃ、じゃあジャンケンする?」
「え?、良いけど...」
「「じゃーんけん!」」
「グー」
「パー」
「いやったぁ!僕の勝ち!ほーらゼース歌って良いよ!」
「いやいや、勝った方が歌うんでしょ?ミケが歌えよ!そっちの方がモテるよ!」
「えー仕方ないなぁ」
「ちょっろ」
「じゃあ僕はトナカイ参道光彼方でも歌うかな?」
ぴっぴっぴ 
「え!?」
「どしたのミケ?」
「トナカイ参道光彼方がない!ていうか僕の知ってる曲がない!」
「え!?てことは未来から来た僕が歌える曲も!?」
「当然ないね...」
「もう少し音楽を知ってからくるべきだった」

                      完
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

GREATEST BOONS+

丹斗大巴
児童書・童話
 幼なじみの2人がグレイテストブーンズ(偉大なる恩恵)を生み出しつつ、異世界の7つの秘密を解き明かしながらほのぼの旅をする物語。  異世界に飛ばされて、小学生の年齢まで退行してしまった幼なじみの銀河と美怜。とつじょ不思議な力に目覚め、Greatest Boons(グレイテストブーンズ:偉大なる恩恵)をもたらす新しい生き物たちBoons(ブーンズ)を生みだし、規格外のインベントリ&ものづくりスキルを使いこなす! ユニークスキルのおかげでサバイバルもトラブルもなんのその! クリエイト系の2人が旅する、ほのぼの異世界珍道中。  便利な「しおり」機能、「お気に入り登録」して頂くと、最新更新のお知らせが届いて便利です!

えんのしたのサンタクロース

ななせハチミツ
絵本
クリスマスの日、サンタさんのおうちは あったかくて いいにおい。 みんなにプレゼントをくれる おひげのサンタさんと、えんのしたの サンタさんたちのおはなし。 フィンランド🇫🇮にいる(らしい)動物たちに登場してもらいました。 ステイホームを支えてくれた、全ての人たちに感謝を込めて✨ 表紙はイラストACより、川竜さんのイラストをお借りして加工、文字入れしました。 作中の挿絵はイラストACより、konamomさんのイラストをお借りしました。

バロン

Ham
児童書・童話
広大な平野が続き 川と川に挟まれる 農村地帯の小さな町。 そこに暮らす 聴力にハンデのある ひとりの少年と 地域猫と呼ばれる 一匹の猫との出会いと 日々の物語。

忌子

関谷俊博
絵本
お水をください…いい子にしますから、わがまま言いませんから、どうかお水をください…ごめんなさい…そうです…ぼくは嫌な子です…あの、哀れっぽい目つきって何ですか…ごめんなさい…ちゃんとなおしますから、ぶたないでください…ぶたないでください…あ、それタバコですね…どうするんですか…あ、あ、あ、ゆるしてください…ゆるしてください…

冒険者ではない、世界一のトレジャーハンターになる!

克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」宝船竜也は先祖代々宝探しに人生を賭けるトレジャーハンターの家に生まれた。竜也の夢は両親や祖父母のような世界1番のトレジャーハンターになる事だ。だが41年前、曾祖父が現役の時代に、世界に突然ダンジョンが現れた。ダンジョンの中でだけレベルアップしたり魔術が使えたりする上に、現れるモンスターを倒すと金銀財宝貴金属を落とす分かって、世は大ダンジョン時代となった。その時代に流行っていたアニメやラノベの影響で、ダンジョンで一攫千金を狙う人たちは冒険者と呼ばれるようになった。だが、宝船家の人たちは頑なに自分たちはトレジャーハンターだと名乗っていた。

少年騎士

克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」ポーウィス王国という辺境の小国には、12歳になるとダンジョンか魔境で一定の強さになるまで自分を鍛えなければいけないと言う全国民に対する法律があった。周囲の小国群の中で生き残るため、小国を狙う大国から自国を守るために作られた法律、義務だった。領地持ち騎士家の嫡男ハリー・グリフィスも、その義務に従い1人王都にあるダンジョンに向かって村をでた。だが、両親祖父母の計らいで平民の幼馴染2人も一緒に12歳の義務に同行する事になった。将来救国の英雄となるハリーの物語が始まった。

超ポジティブ委員長の桂木くん

またり鈴春
児童書・童話
不登校の私の家に委員長がやって来た。 「この僕がいるのに、なぜ学校に来ないのですか?」 「……へ?」 初対面で、この発言。 実はこの人、超ポジティブ人間だった。 「同じクラスで僕と同じ空気を吸う、 それは高級エステに通ってると同じですよ」 自己肯定感の塊、それが委員長の桂木くん。最初は「変なヤツ」って思ってたけど… バカな事を大まじめに言う桂木くんを、「学校で見てみたい」なんて…そんな事を思い始めた。 \委員長のお悩み相談室が開幕!/

月神山の不気味な洋館

ひろみ透夏
児童書・童話
初めての夜は不気味な洋館で?! 満月の夜、級友サトミの家の裏庭上空でおこる怪現象を見せられたケンヂは、正体を確かめようと登った木の上で奇妙な物体と遭遇。足を踏み外し落下してしまう……。  話は昼間にさかのぼる。 両親が泊まりがけの旅行へ出かけた日、ケンヂは友人から『旅行中の両親が深夜に帰ってきて、あの世に連れて行く』という怪談を聞かされる。 その日の放課後、ふだん男子と会話などしない、おとなしい性格の級友サトミから、とつぜん話があると呼び出されたケンヂ。その話とは『今夜、私のうちに泊りにきて』という、とんでもない要求だった。

処理中です...