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カラオケ

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「ねぇねぇミケ」
「どしたゼース?」
「カラオケって知ってる?」
「知ってるよ、カラーリングオケスタリィの略でしょ?」
「うん、知らないんだね」
「申し訳ない全く知らない、オッケーGoogleカラオケってなに?」

2分後

「なるほどね、空オーケストラの略かぁんで?それがどしたの?」
「行った事ある?」
「カラオケ事態知らなかったのにあるわけないじゃん」
「やっぱりかぁ~実は僕もないんだよね~」
「あ、じゃあ行ってみる?丁度この近くにあるみたいだし」
「そーだね!レッツゴー!」

10分後

「着いたー!」
「受付を済ませたのは良いけど、こっからどうするんだろ?」
「Googleには機械で曲をいれるって書いてるよ!」
「ふーんなるほど、じゃあミケいれて良いよ?」
「え!?いやいやゼースが入れなよ行きたかったんでしょ!」
「いやいやいやミケの方が歌いたい顔してるよ!ほら、マイク使って良いから!」
「いやいやいやいや!僕は盛り上げ役の方が向いてるから!」
「じゃ、じゃあジャンケンする?」
「え?、良いけど...」
「「じゃーんけん!」」
「グー」
「パー」
「いやったぁ!僕の勝ち!ほーらゼース歌って良いよ!」
「いやいや、勝った方が歌うんでしょ?ミケが歌えよ!そっちの方がモテるよ!」
「えー仕方ないなぁ」
「ちょっろ」
「じゃあ僕はトナカイ参道光彼方でも歌うかな?」
ぴっぴっぴ 
「え!?」
「どしたのミケ?」
「トナカイ参道光彼方がない!ていうか僕の知ってる曲がない!」
「え!?てことは未来から来た僕が歌える曲も!?」
「当然ないね...」
「もう少し音楽を知ってからくるべきだった」

                      完
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