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初恋 ゼース編

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「ある日の朝、そう、僕がまだ未来にいた時の話だ」

「そういや未来から来たんだもんね」

「僕も最近忘れかけてたよ、それで僕の家系は工業系の仕事をしてたんだ、僕も働いてたんだ」

「ほうほう」

「そこにはお手伝いさんがいたんだ、僕よりちょっと年上のお姉さんがね」

「そういやゼースは年上に弱いもんね」

「ちょ、ばか!、ごほん!それで僕は一目惚れしたんだ、その人のお陰で仕事も頑張れた...」

「へぇ」

「僕は何週間かしたあとその人をランチに誘ったんだ」

「ふーん」

「あの時は楽しかったな~時間がホントに早く感じた!」

「はいはい」

「僕は流れに任せて告白してしまった!」

「ほぉ、どうせフラれたんだろ?」

「え?オッケーだったよ?」

「はぁ!?ふざけんなよ!」

「まぁまぁこっからが大事なところ」

「あ、うん」

「僕たちは新婚旅行として時間旅行をすることにした」

「ふーん新婚ねぇシネ」

「ところがちょっと機械のトラブルでタイムマシンが壊れかけた!僕は最後の抵抗で妻を元の時間に戻すことに成功した」

「へーだからこの時代にいるんだ」

「そーなんだよぉだから、僕は絶対にマシンを直して未来に帰る!」

「ふーん、でもさ」

「ん?」

「もう他の男といるかもねプププ」

「ばか!それは言わない約束だろ!」

「うるさい!黙って結婚しやがって!ふざけんなよ!しかも、初恋の相手と!」

「黙れお前ら!何時だと思ってるんだ!」

「いや午後8時だよ!」

「そういやラファさんの恋はどうなんですか?」

「え?知りたい?」

「まぁ、少し」

「よし!仕方ねぇなお前らそこに座れ!」

「はーい」

「ワクワク」

次回ラファの初恋

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