40 / 81
破骨の記憶と血染の記憶
しおりを挟む
私たちは、クロージス様と共にあり…そして敗れたレン・マーヤンの子供だ。妖精族の普通の女性と結婚して双子として生まれて…そして、その手を血に染めた双子。
「その長棍は叩けば中身を振動させる特殊な魔力を纏った魔武器なんだよ。そーだねぇ…わかりやすく言うなら叩けばこのように内側から対象が破壊される」
私たちがまだ冒険者となっていなかった頃…まだ父が職人として現役だった頃に、私とソーラは武器を与えられた。最初で最後の父の武器…その説明をしてくれる庭は太陽が照っていて…余計に最後という言葉が重くのしかかった。父が捕まえた野生動物を殺して使い方の説明を聞きながらも世界を美しく太陽が照らしてくる。内側から破壊されたハウンドの目が飛び出る様もくっきりと太陽の下で見えた。
普通ならば怖いと思うのが正しい人間だと理解しています。けど……私は。
「心地いい…」
内側からひっくり返るように折れて絶命する音が心地よく感じた。何気なくつぶやいた言葉に、心を痛めるように父は目を細めた。私たちが異常なのは知れている。知っているその異常さを許容できなくとも否定しない父が…私は大好でした。悲しみを含む目を見ながら……武器を受け取り、私は昔の思い出を手繰り寄せた。
最初の異常の始まりはいじめだったと思う……私は人間だからもの心付く前の妖精族の子供たちにいじめられ続けた。
「おら、平坦顔の人間、くやしかったら捕ってみろーやーい!」
「やめなさい! それはソーラの…」
「お前が産まれてここにいるからその大事なソーラちゃんの持ち物が踏まれてんだろ、おや、産まれてごめんなさい? だろ? いってみろー!」
「う、うあああああああああああ!!!」
「やべ、切れた」
私自身が虐められるならいい、けどいじめはそれにとどまらずに。ソーラを介していじめが行われるようになってから、私は感情の制御ができずに激高して自分の体が死ぬ寸前になるまで相手を追い詰めて反撃するようになった。そんなことを繰り返してたら、強くなるのは必須で…いつの間にか私は大人にも負けないほどに強くなった。いじめは止んだ。その代わり得たのは他者の迫害だった。やり返してもやり返さなくても、私はいじめられるのだと何度も自身を嘲笑して……村から出るために冒険者を目指した。
「いいか、棍はトリッキーなことが売りなんだから、絶対に軌道を読ませちゃだめ」
それでも冒険者として外にでるのは父が何度も反対をした。危険だ、それなら家族一緒に別の村に引っ越そうと何度も何度も言われては首を振った。このままいればソーラも父も…亡くなった母にも迷惑がかかるそう思っていたから、何度の説得も功を奏した…今日になってやっと私は武器をもらうことができたんだ。
あぁ、そこからは怒涛だった。奇異な私とソーラを認めてくれる素敵な男性にも会えた。結婚もできた…冒険者徴収礼で翼がおられようとも…父と同じように口伝の伝説の傍に立てることを何度も喜んだ。クロージス様口伝のような気高いお心と、それを凌駕する才能と頭脳……絶対に壊させはしない。大好きなクロージス口伝…惜しくも敗れてしまったら歴史を紡いでリエル様に笑っていただくために、私は舞う。
「ば、化け物! なん」
私を見て化け物の罵る男のあたまを砕いた。水っぽい音と共に私の顔に割った頭の中身の切れ端がぺちんと当たる。鉄臭い匂いがワインのように私を酔わせる。攫われたリエル様を安全なところまですぐに運んだあとに、役立たずな兵士共を置いて洞窟の中を蹂躙していく。
「私は…妖精になることができなかった…ただの人間です」
化け物と呼ばれればぽつりと、いまだ旦那に慰められていてもぬぐえない傷を零しながら…報復の蹂躙を繰り返した。
瞼の裏にはカペルリットと仲睦まじい姿で笑うリエル様。兄と慕っていながらも目にちらつく情欲は…ご本人には自覚がなし。けど、そのうち結ばれるでしょう…レミリスではなくカペルリットっと。リエル様がこの騒乱の世の中で笑えるように…私はこの暴力ですべてをねじ伏せましょう。
「さぁ、ほかにはいらっしゃられますか! 私に潰されたい御仁はいらっしゃるか!!!」
・
・
私たちは、クロージス様と共にあり…そして敗れたレン・マーヤンの子供なんです。妖精族の普通の女性と結婚して双子として生まれて…そして、その手を血に染めた双子の妹が私なんです。
「なんなんだ! なんなんだよぉぉ!」
「何と言われましても。私は人間になりたかった妖精族…ただの血が好きな妖精さんですよ! 意地でも人間と自称しちゃいますけど」
答えを差し上げてすぐに対価の命を屠った。男のように野太い声だが性別は女の妖精族を切り裂く。チャクラムで私の周りに花と咲けば、私は自然に笑みが零れる。お父さんのくれた最初で最後のチャクラムを始めて使った日を思い出しながら笑ってあたりを血に染めた。
「おい、なんでそんな人間なんかに」
「人間以前に私のお姉ちゃんなんだよ? 私の、たった一人の」
最初にチャクラムを使ったのは私とヌファンの冒険の旅立ち前の早朝……幼いころから私を使ってヌファンをいじめていた男の子達を一人一人完璧に惨殺してやりました。醜い嫌いな人でも死ぬ瞬間にきれいに咲かせる花を見て…私はきれいだと思った。嫌いな人でもこんなきれいな花を咲かせてくれるのならば…好きになれるから、私なりの歩み寄りのようなものなんです…殺すのは。
私は…クロージス口伝が大っ嫌い。お父さんの話してくれる口伝は私にはとても許容できないものだった。だって、血でその人のすばらしさなんて語れない。犯罪者の子は犯罪者なんてものは私は暴論だと思ってしまう自分には、気高い血と称される物語は…合わなかった。だって、私たち双子はまた血によって苦しめられてきたのだから。
私とヌファンは双子なんだけど…ヌファンは人間で私は妖精と混ざり合うことなく、産まれてしまった。ヌファンは必ず私を置いて逝く。だから、せめてこんな狭い世界で一緒にいるよりも冒険をして濃く一緒に過ごそうとしたの。
結果…私は大嫌いな口伝に翻弄される主のもとで働くことになった。うれしかった、必死に血筋の決めつけ…偏見にあらがうリエル様を支えるのが。血やその人の子供だからという決めつけの殻を破って進むリエル様が私は大好きなんです。だから、私は舞います。
瞼の裏には、レミリス様と仲睦まじい姿をして笑いあう姿。残念ながらリエル様は恋情をレミリス様に抱ききれないようですけど…兄と慕うカペル君よりも、レミリス様のほうが兄として気安く冗談を言い合っていて見てて微笑ましい。レミリス様と結ばれても結ばれなくても、笑っていてくれるのならこのソーラ…頑張ります。
「ばけもの」
「化け物だなんてひどいですよ~!」
ひどいと言いながらおびえる男の顔面を何度も踏みしめる。あぁ、いじめっ子の顔を踏みつけるときの感触に似ていて…とても懐かしく思っちゃいます。
ヌファンの家族もリエル様もその仲間も…私は守りたい。大嫌いなクロージス口伝のようにリエル様を散らせはしない。リエル様こそ…アンドールを救い世界の情勢を真に正し統治するお方なんです。
「だから、貴方のような人が踏みいじってはいけないんですよ。
血が何ですか? 伝説? 口伝? そうしてリエル様を…あの小さな背中でそんな呪詛を背負わせる思考停止した貴方達なんかが…触れていい人じゃないんです。わかったら、死んでください」
リエル様…私もヌファンも舞います。だから、世界を助けてください。無駄に力をもって手を付けられなくなったアンドールを打ち滅ぼして新たな女王と国王を……。
「その長棍は叩けば中身を振動させる特殊な魔力を纏った魔武器なんだよ。そーだねぇ…わかりやすく言うなら叩けばこのように内側から対象が破壊される」
私たちがまだ冒険者となっていなかった頃…まだ父が職人として現役だった頃に、私とソーラは武器を与えられた。最初で最後の父の武器…その説明をしてくれる庭は太陽が照っていて…余計に最後という言葉が重くのしかかった。父が捕まえた野生動物を殺して使い方の説明を聞きながらも世界を美しく太陽が照らしてくる。内側から破壊されたハウンドの目が飛び出る様もくっきりと太陽の下で見えた。
普通ならば怖いと思うのが正しい人間だと理解しています。けど……私は。
「心地いい…」
内側からひっくり返るように折れて絶命する音が心地よく感じた。何気なくつぶやいた言葉に、心を痛めるように父は目を細めた。私たちが異常なのは知れている。知っているその異常さを許容できなくとも否定しない父が…私は大好でした。悲しみを含む目を見ながら……武器を受け取り、私は昔の思い出を手繰り寄せた。
最初の異常の始まりはいじめだったと思う……私は人間だからもの心付く前の妖精族の子供たちにいじめられ続けた。
「おら、平坦顔の人間、くやしかったら捕ってみろーやーい!」
「やめなさい! それはソーラの…」
「お前が産まれてここにいるからその大事なソーラちゃんの持ち物が踏まれてんだろ、おや、産まれてごめんなさい? だろ? いってみろー!」
「う、うあああああああああああ!!!」
「やべ、切れた」
私自身が虐められるならいい、けどいじめはそれにとどまらずに。ソーラを介していじめが行われるようになってから、私は感情の制御ができずに激高して自分の体が死ぬ寸前になるまで相手を追い詰めて反撃するようになった。そんなことを繰り返してたら、強くなるのは必須で…いつの間にか私は大人にも負けないほどに強くなった。いじめは止んだ。その代わり得たのは他者の迫害だった。やり返してもやり返さなくても、私はいじめられるのだと何度も自身を嘲笑して……村から出るために冒険者を目指した。
「いいか、棍はトリッキーなことが売りなんだから、絶対に軌道を読ませちゃだめ」
それでも冒険者として外にでるのは父が何度も反対をした。危険だ、それなら家族一緒に別の村に引っ越そうと何度も何度も言われては首を振った。このままいればソーラも父も…亡くなった母にも迷惑がかかるそう思っていたから、何度の説得も功を奏した…今日になってやっと私は武器をもらうことができたんだ。
あぁ、そこからは怒涛だった。奇異な私とソーラを認めてくれる素敵な男性にも会えた。結婚もできた…冒険者徴収礼で翼がおられようとも…父と同じように口伝の伝説の傍に立てることを何度も喜んだ。クロージス様口伝のような気高いお心と、それを凌駕する才能と頭脳……絶対に壊させはしない。大好きなクロージス口伝…惜しくも敗れてしまったら歴史を紡いでリエル様に笑っていただくために、私は舞う。
「ば、化け物! なん」
私を見て化け物の罵る男のあたまを砕いた。水っぽい音と共に私の顔に割った頭の中身の切れ端がぺちんと当たる。鉄臭い匂いがワインのように私を酔わせる。攫われたリエル様を安全なところまですぐに運んだあとに、役立たずな兵士共を置いて洞窟の中を蹂躙していく。
「私は…妖精になることができなかった…ただの人間です」
化け物と呼ばれればぽつりと、いまだ旦那に慰められていてもぬぐえない傷を零しながら…報復の蹂躙を繰り返した。
瞼の裏にはカペルリットと仲睦まじい姿で笑うリエル様。兄と慕っていながらも目にちらつく情欲は…ご本人には自覚がなし。けど、そのうち結ばれるでしょう…レミリスではなくカペルリットっと。リエル様がこの騒乱の世の中で笑えるように…私はこの暴力ですべてをねじ伏せましょう。
「さぁ、ほかにはいらっしゃられますか! 私に潰されたい御仁はいらっしゃるか!!!」
・
・
私たちは、クロージス様と共にあり…そして敗れたレン・マーヤンの子供なんです。妖精族の普通の女性と結婚して双子として生まれて…そして、その手を血に染めた双子の妹が私なんです。
「なんなんだ! なんなんだよぉぉ!」
「何と言われましても。私は人間になりたかった妖精族…ただの血が好きな妖精さんですよ! 意地でも人間と自称しちゃいますけど」
答えを差し上げてすぐに対価の命を屠った。男のように野太い声だが性別は女の妖精族を切り裂く。チャクラムで私の周りに花と咲けば、私は自然に笑みが零れる。お父さんのくれた最初で最後のチャクラムを始めて使った日を思い出しながら笑ってあたりを血に染めた。
「おい、なんでそんな人間なんかに」
「人間以前に私のお姉ちゃんなんだよ? 私の、たった一人の」
最初にチャクラムを使ったのは私とヌファンの冒険の旅立ち前の早朝……幼いころから私を使ってヌファンをいじめていた男の子達を一人一人完璧に惨殺してやりました。醜い嫌いな人でも死ぬ瞬間にきれいに咲かせる花を見て…私はきれいだと思った。嫌いな人でもこんなきれいな花を咲かせてくれるのならば…好きになれるから、私なりの歩み寄りのようなものなんです…殺すのは。
私は…クロージス口伝が大っ嫌い。お父さんの話してくれる口伝は私にはとても許容できないものだった。だって、血でその人のすばらしさなんて語れない。犯罪者の子は犯罪者なんてものは私は暴論だと思ってしまう自分には、気高い血と称される物語は…合わなかった。だって、私たち双子はまた血によって苦しめられてきたのだから。
私とヌファンは双子なんだけど…ヌファンは人間で私は妖精と混ざり合うことなく、産まれてしまった。ヌファンは必ず私を置いて逝く。だから、せめてこんな狭い世界で一緒にいるよりも冒険をして濃く一緒に過ごそうとしたの。
結果…私は大嫌いな口伝に翻弄される主のもとで働くことになった。うれしかった、必死に血筋の決めつけ…偏見にあらがうリエル様を支えるのが。血やその人の子供だからという決めつけの殻を破って進むリエル様が私は大好きなんです。だから、私は舞います。
瞼の裏には、レミリス様と仲睦まじい姿をして笑いあう姿。残念ながらリエル様は恋情をレミリス様に抱ききれないようですけど…兄と慕うカペル君よりも、レミリス様のほうが兄として気安く冗談を言い合っていて見てて微笑ましい。レミリス様と結ばれても結ばれなくても、笑っていてくれるのならこのソーラ…頑張ります。
「ばけもの」
「化け物だなんてひどいですよ~!」
ひどいと言いながらおびえる男の顔面を何度も踏みしめる。あぁ、いじめっ子の顔を踏みつけるときの感触に似ていて…とても懐かしく思っちゃいます。
ヌファンの家族もリエル様もその仲間も…私は守りたい。大嫌いなクロージス口伝のようにリエル様を散らせはしない。リエル様こそ…アンドールを救い世界の情勢を真に正し統治するお方なんです。
「だから、貴方のような人が踏みいじってはいけないんですよ。
血が何ですか? 伝説? 口伝? そうしてリエル様を…あの小さな背中でそんな呪詛を背負わせる思考停止した貴方達なんかが…触れていい人じゃないんです。わかったら、死んでください」
リエル様…私もヌファンも舞います。だから、世界を助けてください。無駄に力をもって手を付けられなくなったアンドールを打ち滅ぼして新たな女王と国王を……。
0
お気に入りに追加
515
あなたにおすすめの小説
アストリアとアタナーズ〜若き皇帝陛下は、幼い妹殿下を愛する〜
下菊みこと
ファンタジー
皇女アストリア。皇帝アタナーズの妹殿下である彼女は、何も知らないままアタナーズに大切に溺愛される。
一方でアタナーズは、暴君にならないよう己を律するものの家族を奪った革命軍への憎しみを燻らせている。
そんな二人が寄り添うだけのほのぼのしたお話のはずです。短い連載モノになります。
小説家になろう様でも投稿しています。
【完結】もったいないですわ!乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢は、今日も生徒会活動に勤しむ~経済を回してる?それってただの無駄遣いですわ!~
鬼ヶ咲あちたん
恋愛
内容も知らない乙女ゲームの世界に転生してしまった悪役令嬢は、ヒロインや攻略対象者たちを放って今日も生徒会活動に勤しむ。もったいないおばけは日本人の心! まだ使える物を捨ててしまうなんて、もったいないですわ! 悪役令嬢が取り組む『もったいない革命』に、だんだん生徒会役員たちは巻き込まれていく。「このゲームのヒロインは私なのよ!?」荒れるヒロインから一方的に恨まれる悪役令嬢はどうなってしまうのか?
私、1番になります!
くるみ
恋愛
私は、1番になりたかった。
努力すればきっと1番になれる。
だからもう少しだけ頑張ってみよう!
そう前を向こうとしたとき、私の人生は終わった。
・・・眩しい。どこかから赤ちゃんの泣き声がする。
あれ、この泣き声って私…?
これはアレだ、転生したんだ。
私ここで、何かの1番になれるかな…
ううん、なる。今度こそ!
誰かに愛されたい、成績1番になりたい、可愛くなりたい。
そう前世に思い残し、
貴族令嬢に転生したアメリアが静かに革命を起こす話。
※R15は念のためにつけておきます!
初めて投稿するのでたくさん意見、感想をいただけたらなと思っています。
見よう見まねで生産チート
立風人(りふと)
ファンタジー
(※サムネの武器が登場します)
ある日、死神のミスにより死んでしまった青年。
神からのお詫びと救済を兼ねて剣と魔法の世界へ行けることに。
もの作りが好きな彼は生産チートをもらい異世界へ
楽しくも忙しく過ごす冒険者 兼 職人 兼 〇〇な主人公とその愉快な仲間たちのお話。
※基本的に主人公視点で進んでいきます。
※趣味作品ですので不定期投稿となります。
コメント、評価、誤字報告の方をよろしくお願いします。
私のバラ色ではない人生
野村にれ
恋愛
ララシャ・ロアンスラー公爵令嬢は、クロンデール王国の王太子殿下の婚約者だった。
だが、隣国であるピデム王国の第二王子に見初められて、婚約が解消になってしまった。
そして、後任にされたのが妹であるソアリス・ロアンスラーである。
ソアリスは王太子妃になりたくもなければ、王太子妃にも相応しくないと自負していた。
だが、ロアンスラー公爵家としても責任を取らなければならず、
既に高位貴族の令嬢たちは婚約者がいたり、結婚している。
ソアリスは不本意ながらも嫁ぐことになってしまう。
【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」
そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。
彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・
産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
----
初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。
終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。
お読みいただきありがとうございます。
契約結婚は円満に終了しました ~勘違い令嬢はお花屋さんを始めたい~
九條葉月
ファンタジー
【ファンタジー1位獲得!】
【HOTランキング1位獲得!】
とある公爵との契約結婚を無事に終えたシャーロットは、夢だったお花屋さんを始めるための準備に取りかかる。
花を包むビニールがなければ似たような素材を求めてダンジョンに潜り、吸水スポンジ代わりにスライムを捕まえたり……。そうして準備を進めているのに、なぜか店の実態はお花屋さんからかけ離れていって――?
異世界ヘアサロン あなたの魅力、引き出します
椰子ふみの
恋愛
夢だった自分のヘアサロンのプレオープンの日、真理亜は異世界に転移してしまう。 元の世界に戻ることができないと知った真理亜は異世界ではマリアとしてもう一度、自分のヘアサロンを開こうと頑張る。そして、異世界にヘアカット革命を起こしていく。 そして、仕事ばかりだったマリアは初めて恋をして、恋愛にも頑張ろうとする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる