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自然の意思

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「その姿なのは……初代リチェルリット女王様の魂だから?」

「ええ、今のわたくしはリチェルリット女王です。自然の意思は今はお休み頂いていますわ」

 空色の髪と大地の瞳を持つ。一目で強かかつ気の強そうな雰囲気を持つ顔つきなのに、どこか優しい母を思わせる優しさも感じるオーラ。六年眠った時と一緒のとても澄んだ綺麗な空気と、まるで楽園のような花々……来た時は死にかけだったから良く見ることができなかったけど、良いところだ。その中に座って佇むこの人によく似合う。

「質問していいかな?」

「ええ」

 質問の二文字に動じることもない。居るだけで溢れる威厳が一文字にのしかかって返答されるこっちが、気後れしそうなほど、これが一国を築いた王の威厳なのかもしれない。こくりと喉を鳴らしてから聞きたいことを一つずつ言った。

「ディザは自然の意思が女王の魂を返してくれないと嘆いていたけど、なぜ返さないの?」

「変えなさいのではなく、わたくし自身が会うに値しないと彼を断じてここに居るのよ。渡さないのではありませんの」

 頭の回転が速い。返答に困る様子も考え込む様子もなく瞬時に返答が帰ってきた。それだけでどれだけ優秀かが身に染みる。堂々と素早い……常人には到底成し得ないほど。これがカリスマというものなのだろう。私はそんな中で一つ意地悪な質問をしてみた。

「その判断で、その約束で結果的に自国どころか世界を揺るがしている。それなのに約束を……貫くのですか」

「……ッ! いいえ、約束を引き延ばせば世界の為にならない。それを理解して……カリスティア、いえ、笹野沙羅。貴方を別の世界の管理者から魂を正式に譲り受けました」

 ってことは、本当に閻魔様って居たんだ! なんて暢気なことを考えたのを首を振って追い出す。こんな私が一体何が出来て、一体何をするのか。結果的にどのように進んだのかわからない……生きるのに必死で世界の為とか、多少の大義名分のまま進んで来たけど。ほぼ100%ノープラン、一体私に何が? そう問うように女王を見つめるとクスリと笑った。カロネちゃんのママに似たというか、カロネちゃんのママが似ているのか、そんな笑み。

「貴方が存在しなければ、グラス・ペルマネンテは死んでいました。獣に食われ遺体の発見は死後8日に発見されます」

 その後も休まずに私が生きたことによる影響を話してくれた。

貴方が居なければ、遺跡に居た厄災は今頃リチェルリットの町を焼いていました。

貴方が居なければ、あの突然の祭り事で重役を集めてペルマネンテの奇襲戦争を防ぐという、突飛な方法で回避することは出来ずにリチェルリットは火の海になっていた。

貴方が居なければ、カロフィーネ・リチェルリットは母の死に耐えられずに、今とは逆にディザに利用されていた。

リュピアという少年も、出会わなければ……男の象徴を母親に切り落とされ死んでいた。

あの幹部兄弟は、今でもいがみ合い憎しみの果てに殺し合うこととなったでしょう

アドラメルクも、出会わなければただ思いに狂い……最後の魔王として君臨する弟に殺される運命だったのです。

精霊国も貴方がいなければ、ペルマネンテに奇襲攻撃を受けて火の海になっていた。

アダムスが機能しなくなった時に……不自由な方に提案した車椅子などの補助器具の数々も貴方が居たから。

あの法王も、あのままあの国に君臨し続けて居たならば、心が壊れ……やがて国に飲まれる形で染まってしまっていた。

貴方が変態と呼ぶ彼は、親友の思い人に代わりに死んでくれればよかったと怨まれ、後悔のまま刺されて死んでいました。

アダムスは壊れたことで悪魔族に吸収され、少しずつ人と悪魔も同じ生き物だと寄り添えるようになったのです。

今回の宗教国家も……良い物となります。

サクリという少女も、貴方が入らねば即死だったのです。彼女はそれがお望みでしたけれど……。

「そして、ディザの縋っている感情は無関心。【未来と過去や今を含めた全ての事象を観測できる能力】全てを知るとこは、無関心と隣り合わせ。全てを知り尽くしたらその先もない……そんな乾いた能力に加え。自然の意思は世界が平和であることを望み、さらに細部の運命を覗くことのできるように施しました。

 結果【この世界の人間である以上彼に勝てる者は居なくなりました】ですから……貴女の親友を呼んだのです。結果的には貴方がいらっしゃいましたが……わたくしは貴方が居たからこその今だと思って居ます。そして……貴女の能力は……。知りたくないようですね。【具現化】という概念は当たらずとも遠からず。今更訂正するのも野暮というものですわね」

 話していた女王が頭を垂れた。私に向かって乞うように……それでも威厳を感じるのは流石だと思う。頭を垂れるさいのふわりと香る花の香りに頭がくらりとしながら、しっかりと女王の後頭部を見た。

「この度は、私の情に濡れた約束事により異世界の笹野沙羅様および……皆様にご迷惑をお掛けしました。こんな浅ましい軽薄な女王の最後の頼みを聞いて下さい。お願いです……ディザを楽にしてあげて下さい。ただ一言……わたくしは貴男を愛して居ましたと。お伝えください」

「わかった」

 女王は頭を上げて、嫋やかに「ありがとうございます」っと笑った。約束事でここまで大規模な騒動になるなんて……ご本人も思わなかっただろう。私は別にこの世界に来てよかったと思っているし感謝もしている。だから、そんなに笑顔が綻ぶほど張り詰めなくても良いのにと笑った。

「ありがとうございます。それでは、そろそろカリスティアの意識を戻します。その……自然の意思たる私との会話は身体的にも精神的にも負荷がかかりますので……本当に申し訳ございません」

「え……? まさかまた六年経ってるとか?」

「いえ、暫くは体調を崩されることとなります。申し訳ございません……」

「ま、まぁ仕方ないよね。アハハ……じゃあ、またね。女王様」

 目覚める時に覚悟しようと心に決めると、ふわりと私の身体が宙に浮いた。あぁ、目覚めるんだなって自然にわかって、宙に浮きながら女王様に手を振ってまたねと言った。女王様は控えめに、でも目は凄く嬉しそうに笑いながら……最後まで手を振ってくれた。







「ん、カリスティア?」

 もぞもぞとしながらも、安らかに寝息を立てているカリスティアの頭を撫でながら歓談を楽しんでいると。みるみるうちにカリスティアの頭が熱を持っていくのに気がついた。慌てて私の腹に顔を付けて寝こけていたカリスティアの身体をひっくり返すと、真っ赤な顔で汗をかいたまま寝ていた。慌てて手のひらを額に向けると、尋常じゃないほどの高熱だった。すぅ……と自身の身体の真が冷えるような気がした。楽しく歓談している二人を邪魔するは気が引けるが緊急事態ということで、二人の話に割り込んだ。

「せーやーから! 死んで余計素敵に」

「お話中申し訳ございません。カリスティアが急に発熱してしまったようで……」

 身振り手振りで楽しく歓談している二人に言うと、二人は首が取れそうなほどに顔を振り私の膝で寝ているカリスティアの方へ向いた。セシル様はすぐに立ち上がりドアの方へ、スケイス様は旅のバックの方へ。

「僕の信頼しているこの国の医師を連れてきます。今は混乱の最中ですから、僕が直接連れてきたほうが安心できるでしょう。では、行って参ります」

「ありがとうございます。セシル様」

 セシル様は、直接医師を呼びに向かった。私はカリスティアの身体を抱き寝室の方へ、スケイス様がタオルを持ったまま、寝室の扉を開けていただいたお陰でスムーズにカリスティアを寝かせることができた。カリスティアの身体は先ほどよりも熱く、玉のような汗をかいていた。スケイス様は何も言わずに私にタオルを渡して寝室から去っていた。

「カリスティア」

 返事はない。スケイス様が貸して下さったタオルで汗を拭き、氷魔法を手のひらに薄く纏いカリスティアの額へ。無意識なのだろうか、寝ながらカリスティアは冷えた私の手の方向へ顔を向けた。ひたりと手を置くと、本当に人間はこんなに熱を持てるのかと驚いてしまうほどに熱かった。寝室にはイスがないので、床に座る形でカリスティアの様子を医者が来るまでじっと見て居ると、閉まった寝室の扉からスケイス様の声が聞こえた。

「グラスは~ん! 開けてーやー! イス借りてきてん。両手塞がってもうてんねや~」

「すぐに行きます」

 数秒でも心配で心がはち切れそうになりながらも、寝室の扉を開けるとイスを右に二つ左に一つ、合計三つのイスを持ったスケイス様がそこに。通れないので、三つのイスを縦に重ねて寝室へと運んだ。

「あ、そうすれば楽だったのう」

 パンと手を鳴らす音と共に関心したようにスケイス様言った。その後すぐにセシル様の声が聞こえた。

「だからお前は馬鹿なんだ。グラスさんを爪のアカでも飲んだら如何でしょう? 馬鹿から珍獣くらいにはなれるだろ。グラスさんお待たせ致しました」

 セシルのすぐ傍には初老の白衣を着た医師がそこに。礼節をそこそこにセシル様が信頼されるという医師を招き入れすぐにでもカリスティアを見て貰うこととなった。

【我が行いを認めし神よ 正から異へと移ろいを観測せよ メディカルアナライズ】

 治癒術と医術の混合魔法、自身の状態の異常を情報としてステータスのように見ることのできる高等魔法。初老の医師は魔法で出た結果を見て頷くと。白いバックからいくつかのクスリを取り出し小物置きへと置いた。そして、上質な白い紙に、携帯用インクで何かしらを書いておいた。その後にすぐにカリスティアの状態を説明してくれた。

「診察の結果は疲労による発熱です。長年の精神負担と身体負担が積み重なって症状ですから……一番の治療はよく寝てよく食べて静養することです。今は風邪や病気にも掛かりやすいので熱が下がっても暫くは様子を見てご静養なさってください。出したクスリの方は、ご本人が辛いときに服用する解熱剤です。服用されずとも宜しいですが、お辛いようでしたら是非服用するように」
 
 精神負担、身体負担の二文字が重く方にのしかかった。自身の不甲斐なさに拳を握り締めていると、医師が私にも診断を行っていたようでその内容を教えてくださった。

「グラス様も軽度の身体疲労と精神疲労が出ています。大体三ヶ月の間に一度それで体調を崩された後かと思います」

「はい、確かに疲労による発熱で一度……」

「お二人とも年齢にそぐわぬほどに、心身共に疲労が貯まっていますので今は発熱で済んでおりますが、このまま続けばもっと症状は重くなるでしょう。お辛いですが休息を今まで以上にお二人ともとるように」

「はい」

 そのまま医者が帰った後に、私はカリスティアの横で寝かせられることとなった。何度か抵抗を二人相手に試みたのですが。

「グラスさん。カリスティアちゃんは軽いので有事のさいに持ち運びやすいですが、貴男は男です。筋肉もあり身長もある男です。倒れられたら運ぶのが正直めんどくさいので休んで頂けないでしょうか? 18歳にしてその責任感は素晴らしい……素晴らしいのですが、今はその責任感が面倒くさいので僕の為に折れてくださいませんか?」

「……はい」

 セシル様の笑顔には殺気が籠もっていた。抵抗しよう者なら私もタダでは済まない気配がして……素直に了承した。スケイス様がドン引きと言いながら、すすす……と私に耳打ちをした。

「グラスはん、この状態の腹黒詐欺師に抵抗したらあかんよ」

 スケイス様……言うのが少しばかり遅いです。

 お二人からしたら、私もまだまだ成人したばっかりの子供で……あえなくベットへと押し込められてしまいました。せめて出来ることとして、カリスティアの容態が急変しないように数分ごとに様子を見ながら休むこととなった。少しでも見て居ないと。




 また、あのときの六年のように目覚めなくなるような気がして怖かった。


 



 








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