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適応体質
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顔面陥没したり、腕が折れたり、関節があられもないことになったりなど、まぁ、強かったけど比較的平和? 捕獲方法で10人のパラディンを無効化することに成功した。夜も夜だし縛ったままこの人らを転がして朝起きた後に、オレオレ? だったかの隊長さんが鋭い形相で私一直線に睨んでいたから、寝癖の付いた頭でとある物を具現化してみた……自白剤を。情報というより、気にくわないとかの私怨が混じっているような目をしていたのでそれを聞くためにだ。
私の手に急に現れた白い液体の瓶に驚きながらも、睨む目を緩めない彼に近づけて見せつけるように横に数回降ってみた。何のつもりだと言いたげに眉間の溝が深まる。それぞれ朝の支度を何食わぬ顔でしていた面々が、私のしている行動を見て興味深そうに近寄って来た。ちょうどいいと、オレオレさんに向かって笑いかけて瓶の蓋をきゅぽっと外して再度彼の顔に近づけた。
「ちょっと正直にね? なるだけの健全な具現化100%絞りの自白剤だからお酒のように一息にくびっと……。えーと、オレオレさん」
「オレオルです。あぁ、飲ませてみてください神よ」
自白剤の言葉に挑戦的に鼻をフンと鳴らして、口先だけ神と崇めるオレオル……いや、オレオレでいいや。ある意味オレオレ詐欺みたいなもんだし、そう思って瓶を傾けると骨に手首を掴まれた。驚いて傾けた瓶を治して掴んでいる腕をたどるように見上げた。スケイスがカタカタ笑いながら私を見て首を横に数度振った。
「やめとき、こいつ舌噛んで死ぬ男や」
スケイスはこの人の事を知っているようだし、宗教国家なんて言うくらいだからしそうだ。私は一人勝手に納得して腕の力を緩めると、スケイスも掴んでいた手を離してそのまま私の頭を数度撫でて「堪忍な」っと静かに呟いた。その遠くに語りかけるような声音に踏み込んではいけないことを察知して、自白剤の蓋を締めてストックに入れた。
入れた所でママと王妃様が支度を終えてゆっくりとこちらに来た。その後ろにはグラスとドロウ君も一緒に。
「ひと思いに首折って脊髄をずりゅって引き釣り出しちゃう?」
ママが私の……微妙に打撲の後で青くなった首を見て、今起きて私を睨んでいる男を見ると……とても恐ろしいことを言ってのけた。慌てて私はダメダメダメっと首を振ったところで、王妃様がママの腕を腕を掴んで言った。
「アドラメルク、それは淑女として……なにより母として問題ある発言かとご忠告申し上げます」
王妃様にそう言われて尻尾をしゅんと下げて「わかったわ」っと目に涙をためた。それに追い打ちを掛けるようにスケイスが話しに乗っかって来た。
「そやぞ、幼稚ママはん。それに拷問もダメやある程度は正当防衛やからしたかないがのう、それ以上は個人の報復と見なされてこっちの立場が悪くなりかねんねや、だから……」
「誰が幼稚ママよ!」
ママの渾身の突っ込みにより、スケイスが瞬時に吹っ飛ばされた。「短気馬鹿おんなぁぁぁ……」という余計に油を注ぐ一言により、ママが羽で空を飛んで吹っ飛ばしたスケイスに蹴りを入れた。スケイスはすかさず【聖鉄槌】で応戦し始めたので、二人の存在を無かったことにしてグラスを見た。グラスの目線は私と交わることはなく……まっすぐに私の青たんの首に向けられていた。そんなグラスが浮かべている薄ら笑いに冷気を感じる。
「意識をもう一度奪ってから野に捨てましょう? 私の転移でしたら遠くに投げ捨てられます。お時間を頂ければ、あの溶岩地帯でも可能ですよ?」
やっぱり……なんて思った時にはグラスの目は凍り着いたようにつり上がっていて、あのオレオレさんの睨み付けた。オレオレさんも流石の殺気に恐怖したのか額から球のような汗を吹き出し始めた。私もあまりの殺気にもはや笑顔になりながら固まって居ると、勇気を出したドロウ君がグラスの目の前に来て両肩を掴んで揺さぶり始めた。
「まてまてまてまて!!! グラス、死んだら大問題だろう!? そうスケイスも言ってたしな? な!」
『ほんと むだに にぎやか』
ドロウ君が必死にグラスを揺さぶりながら説得している。流石のグラスもドロウ君に毒気を抜かれたのか、目はちゃんと穏やかな目に戻ったが、それに気づかないドロウ君がグラスを揺らし続けている。そんなのを微笑ましく見て居る中で、サクリちゃんの無機質な声が頭に響いた。
(この中に加わってみる?)
『いい わたしはねる おかあさんとおとうさんころせるようになったらよんで』
それだけ言って、サクリちゃんはうんともすんとも返事がなくなった。それに寂しく思いながらもこのカオスな状況をどうにか収束させて今後の方針を決めた。私の具現化能力が制御できないと危険だということで、しかたないがサクリちゃんのお母さんとお父さんに会う方向へと行動を進める。当初の予定通りにドロウ君以外は町の外で待機をして、必要な用品を買ってそのまま大聖堂のある国の中央へ向かうこととなった。スケイスの予知だとサクリちゃんとお父さんお母さんは、神を捨てた罪として捕らえられてそこに居るらしい。
そんなこんなで、恩寵を意味する【グレイス】という町に着きました。……ちなみにあのパラディン達はストックの中に収容してます。ごめんなさい。
「えーっと食料とあとは……情報だな行ってくる」
「気ぃつけい。絶対に信仰を穢す発言はせんようにな」
「おう」
「ドロウ君気をつけて、復唱!危険になったら」
「カリスティアちゃんの危険を知らせる魔具に魔力を込める! わかってるよ」
「お気をつけなさって、有事の際はわたくしの防御魔具も遠慮無く使って下さってよろしいですわ」
「ありがとう」
っということで皆それぞれにドロウ君に出来るオプションをもりもりに詰め込みながらも、ドロウ君を町に送り出しました。その間でも私達は野宿などのやることが沢山あるのです。勿論、私もその中に加わる……なんてことはなく。
「一度手を離れた獲物を拾うのは勿論ですが、それに囚われず……」
「う゛ぅ」
手合わせ修行をしている最中で、私の剣はグラスの武器の【スキル】に抗いきれずに弾き飛ばされた。私は慌てて剣を速く取り戻そうと、グラスの魔法で凍った地面の氷を火魔法と水魔法混合発動で溶かして、グラスの目の前に水の柱を立てた。視界も潰れているはずだと思い剣をとりに走ったところで……グラスの言葉と共に横腹にグラスの蹴りをモロに食らい、武器も取れぬままに身体は木にぶつかるまで地面をバウンドした。
私が痛みにもだえているなかで、グラスは私の水明の剣を右手で拾って地面に寝転ぶ私の近くへと投げた。私は痛む横腹を治癒術で治療しながら剣を拾い立ち上がった。痛みでふらつくが……目の前のグラスは容赦なく私を射貫く。
「自身の肉体だけでもある程度応対できるようにならねば……。このように大きな隙となり手痛い一撃を貰うこととなります。足は力の弱い者でもある程度威力が出てリーチもある……。けれど貴方には肉体の応対での戦闘には向きません」
そう言い放ちながら杖を横に振って私に襲いかかった。私はしゃがむような形でそれを避けると後ろの木がおぞましい音を立てて折れた。折れた木が地面に落ちる前にその場を離れようとするが、グラスに衣服を右手で掴まれて別の木へと投げ飛ばされ、鞭を打つように木に激突した。身体の中空気が全て身体から追い出され声にならない悲鳴を上げた。そして先ほどの折れた木が倒れる音がした……ほんの一瞬でやられてしまった。
「カリスティアは骨が細い為に筋肉の有る無しに関わらずに簡単に折れてしまう。ならばどうするか……」
「ひゅっ」
グラスの右手が燃えて私に飛びかかった。流石に死を覚悟した私は歪に喉をならした。けれど、グラスの燃えた右手は私にではなくその後ろに木にぶつかった。ぼっという火が着火されたような音とともに私の背中が熱くなる。慌てて身体を引き釣りながら後ろを見ると。後ろの木が燃え、今にも周りの木々を巻き込んで倒れてしまうところでグラスが炎ごと木を凍らせた。
「カリスティア」
グラスが私を呼んだのでグラスの方を向いて見上げようとすると。グラスのほうがしゃがんで来て私に右手を突き出した。グラスの綺麗な白い紅葉のような手は火傷のあとで赤く爛れて居た。急いで私がポーションを取りだしてグラスの右手に掛けたら、瞬く間にそれは治った。よかった……っとほっとしたのも束の間で「自分の心配をしてください」っと前にグラスにあげた高品質ポーションを口に突っ込まれた……甘い。
「属性の適応体質のスキルを持たぬ者が属性を纏うと火属性ではこのようになります。どの属性でも一度使えばその部位は使い物にならなくなりますから、利き手では絶対にしないようにしてください。その代わりに、あまり力を入れずとも威力が出ますから、使い所をしっかりと見極めてください」
「はい!」
しっかりと治った身体で元気よく返事をすると、グラスが頭を撫でてくれた。なんか恥ずかしそうに何かを言いたげにグラスは口をもごもごさせていたけれど、諦めたように笑た。私がどうしたのか聞く前に「皆さんの所に戻りましょう」と腕を引かれたので結局聞けなかった。
私の手に急に現れた白い液体の瓶に驚きながらも、睨む目を緩めない彼に近づけて見せつけるように横に数回降ってみた。何のつもりだと言いたげに眉間の溝が深まる。それぞれ朝の支度を何食わぬ顔でしていた面々が、私のしている行動を見て興味深そうに近寄って来た。ちょうどいいと、オレオレさんに向かって笑いかけて瓶の蓋をきゅぽっと外して再度彼の顔に近づけた。
「ちょっと正直にね? なるだけの健全な具現化100%絞りの自白剤だからお酒のように一息にくびっと……。えーと、オレオレさん」
「オレオルです。あぁ、飲ませてみてください神よ」
自白剤の言葉に挑戦的に鼻をフンと鳴らして、口先だけ神と崇めるオレオル……いや、オレオレでいいや。ある意味オレオレ詐欺みたいなもんだし、そう思って瓶を傾けると骨に手首を掴まれた。驚いて傾けた瓶を治して掴んでいる腕をたどるように見上げた。スケイスがカタカタ笑いながら私を見て首を横に数度振った。
「やめとき、こいつ舌噛んで死ぬ男や」
スケイスはこの人の事を知っているようだし、宗教国家なんて言うくらいだからしそうだ。私は一人勝手に納得して腕の力を緩めると、スケイスも掴んでいた手を離してそのまま私の頭を数度撫でて「堪忍な」っと静かに呟いた。その遠くに語りかけるような声音に踏み込んではいけないことを察知して、自白剤の蓋を締めてストックに入れた。
入れた所でママと王妃様が支度を終えてゆっくりとこちらに来た。その後ろにはグラスとドロウ君も一緒に。
「ひと思いに首折って脊髄をずりゅって引き釣り出しちゃう?」
ママが私の……微妙に打撲の後で青くなった首を見て、今起きて私を睨んでいる男を見ると……とても恐ろしいことを言ってのけた。慌てて私はダメダメダメっと首を振ったところで、王妃様がママの腕を腕を掴んで言った。
「アドラメルク、それは淑女として……なにより母として問題ある発言かとご忠告申し上げます」
王妃様にそう言われて尻尾をしゅんと下げて「わかったわ」っと目に涙をためた。それに追い打ちを掛けるようにスケイスが話しに乗っかって来た。
「そやぞ、幼稚ママはん。それに拷問もダメやある程度は正当防衛やからしたかないがのう、それ以上は個人の報復と見なされてこっちの立場が悪くなりかねんねや、だから……」
「誰が幼稚ママよ!」
ママの渾身の突っ込みにより、スケイスが瞬時に吹っ飛ばされた。「短気馬鹿おんなぁぁぁ……」という余計に油を注ぐ一言により、ママが羽で空を飛んで吹っ飛ばしたスケイスに蹴りを入れた。スケイスはすかさず【聖鉄槌】で応戦し始めたので、二人の存在を無かったことにしてグラスを見た。グラスの目線は私と交わることはなく……まっすぐに私の青たんの首に向けられていた。そんなグラスが浮かべている薄ら笑いに冷気を感じる。
「意識をもう一度奪ってから野に捨てましょう? 私の転移でしたら遠くに投げ捨てられます。お時間を頂ければ、あの溶岩地帯でも可能ですよ?」
やっぱり……なんて思った時にはグラスの目は凍り着いたようにつり上がっていて、あのオレオレさんの睨み付けた。オレオレさんも流石の殺気に恐怖したのか額から球のような汗を吹き出し始めた。私もあまりの殺気にもはや笑顔になりながら固まって居ると、勇気を出したドロウ君がグラスの目の前に来て両肩を掴んで揺さぶり始めた。
「まてまてまてまて!!! グラス、死んだら大問題だろう!? そうスケイスも言ってたしな? な!」
『ほんと むだに にぎやか』
ドロウ君が必死にグラスを揺さぶりながら説得している。流石のグラスもドロウ君に毒気を抜かれたのか、目はちゃんと穏やかな目に戻ったが、それに気づかないドロウ君がグラスを揺らし続けている。そんなのを微笑ましく見て居る中で、サクリちゃんの無機質な声が頭に響いた。
(この中に加わってみる?)
『いい わたしはねる おかあさんとおとうさんころせるようになったらよんで』
それだけ言って、サクリちゃんはうんともすんとも返事がなくなった。それに寂しく思いながらもこのカオスな状況をどうにか収束させて今後の方針を決めた。私の具現化能力が制御できないと危険だということで、しかたないがサクリちゃんのお母さんとお父さんに会う方向へと行動を進める。当初の予定通りにドロウ君以外は町の外で待機をして、必要な用品を買ってそのまま大聖堂のある国の中央へ向かうこととなった。スケイスの予知だとサクリちゃんとお父さんお母さんは、神を捨てた罪として捕らえられてそこに居るらしい。
そんなこんなで、恩寵を意味する【グレイス】という町に着きました。……ちなみにあのパラディン達はストックの中に収容してます。ごめんなさい。
「えーっと食料とあとは……情報だな行ってくる」
「気ぃつけい。絶対に信仰を穢す発言はせんようにな」
「おう」
「ドロウ君気をつけて、復唱!危険になったら」
「カリスティアちゃんの危険を知らせる魔具に魔力を込める! わかってるよ」
「お気をつけなさって、有事の際はわたくしの防御魔具も遠慮無く使って下さってよろしいですわ」
「ありがとう」
っということで皆それぞれにドロウ君に出来るオプションをもりもりに詰め込みながらも、ドロウ君を町に送り出しました。その間でも私達は野宿などのやることが沢山あるのです。勿論、私もその中に加わる……なんてことはなく。
「一度手を離れた獲物を拾うのは勿論ですが、それに囚われず……」
「う゛ぅ」
手合わせ修行をしている最中で、私の剣はグラスの武器の【スキル】に抗いきれずに弾き飛ばされた。私は慌てて剣を速く取り戻そうと、グラスの魔法で凍った地面の氷を火魔法と水魔法混合発動で溶かして、グラスの目の前に水の柱を立てた。視界も潰れているはずだと思い剣をとりに走ったところで……グラスの言葉と共に横腹にグラスの蹴りをモロに食らい、武器も取れぬままに身体は木にぶつかるまで地面をバウンドした。
私が痛みにもだえているなかで、グラスは私の水明の剣を右手で拾って地面に寝転ぶ私の近くへと投げた。私は痛む横腹を治癒術で治療しながら剣を拾い立ち上がった。痛みでふらつくが……目の前のグラスは容赦なく私を射貫く。
「自身の肉体だけでもある程度応対できるようにならねば……。このように大きな隙となり手痛い一撃を貰うこととなります。足は力の弱い者でもある程度威力が出てリーチもある……。けれど貴方には肉体の応対での戦闘には向きません」
そう言い放ちながら杖を横に振って私に襲いかかった。私はしゃがむような形でそれを避けると後ろの木がおぞましい音を立てて折れた。折れた木が地面に落ちる前にその場を離れようとするが、グラスに衣服を右手で掴まれて別の木へと投げ飛ばされ、鞭を打つように木に激突した。身体の中空気が全て身体から追い出され声にならない悲鳴を上げた。そして先ほどの折れた木が倒れる音がした……ほんの一瞬でやられてしまった。
「カリスティアは骨が細い為に筋肉の有る無しに関わらずに簡単に折れてしまう。ならばどうするか……」
「ひゅっ」
グラスの右手が燃えて私に飛びかかった。流石に死を覚悟した私は歪に喉をならした。けれど、グラスの燃えた右手は私にではなくその後ろに木にぶつかった。ぼっという火が着火されたような音とともに私の背中が熱くなる。慌てて身体を引き釣りながら後ろを見ると。後ろの木が燃え、今にも周りの木々を巻き込んで倒れてしまうところでグラスが炎ごと木を凍らせた。
「カリスティア」
グラスが私を呼んだのでグラスの方を向いて見上げようとすると。グラスのほうがしゃがんで来て私に右手を突き出した。グラスの綺麗な白い紅葉のような手は火傷のあとで赤く爛れて居た。急いで私がポーションを取りだしてグラスの右手に掛けたら、瞬く間にそれは治った。よかった……っとほっとしたのも束の間で「自分の心配をしてください」っと前にグラスにあげた高品質ポーションを口に突っ込まれた……甘い。
「属性の適応体質のスキルを持たぬ者が属性を纏うと火属性ではこのようになります。どの属性でも一度使えばその部位は使い物にならなくなりますから、利き手では絶対にしないようにしてください。その代わりに、あまり力を入れずとも威力が出ますから、使い所をしっかりと見極めてください」
「はい!」
しっかりと治った身体で元気よく返事をすると、グラスが頭を撫でてくれた。なんか恥ずかしそうに何かを言いたげにグラスは口をもごもごさせていたけれど、諦めたように笑た。私がどうしたのか聞く前に「皆さんの所に戻りましょう」と腕を引かれたので結局聞けなかった。
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