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何故かペルマネンテ国王と魔物蠢く森でお守りしてます。(王族のお守り二回目)
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「何度言えばわかるんだ!!! 俺は国王だぞ、貴様がとっとと俺を国に返せ!!!」
「あー頭クラクラするから怒鳴らないで、置いてくよ」
「この愚図の言葉は聞かなくて良いですよ。カリスティアの耳が穢れます。そんなことより、救援要請は受理されましたので、安全な村か町まで行きましょう」
鬱蒼としたジャングルを思わせる木々と魔界を思わせる紫の地面の土地を、格好に似合わない絢爛な着物を着た中年の男と、寝間着のネグリジェを着て裸足で、魔物を浮遊するコンパスの針のような武器を自在に動かして倒す少女は、時折に五月蠅く叫ぶ自分をペルマネンテ国王と言う男を殴って引き釣り回して進んでゆく。少年は凍ったような表情で、手のひらにちょこんと乗るような水晶で救援要請と状況の報告を国にしている。
なぜ、こうなったかと言う詳細を簡単にまとめましょう。
祭りは問題なく進み、ラブマルージュVSスパーダスの戦いの日になり。祭りは終盤へと差し掛かった日もグラスに昼夜関係なく書類を片手に看病されていた。風邪、風邪とはいえMPは無事に満タンなのでグラスが書類を作る中でいろいろな国宝装備やら国宝武器やらを作っていたのだ。グラスの呆れたようなため息すら貰えないで、(また、なんかおかしなことしてる)っと言いたげな目に耐えて。
【方角の短剣】
風魔法により変幻自在に浮遊する。両刃の短剣
どんなところでも魔力を込めれば、求める物のある方角を指し示す
【渇望の指輪(改)】
傷心魔術の発動だけでなく制御補助も追加
【生命反応探知阻害ブローチ】
視線や僅かな温度変化など、生きて存在する以上は隠せないものを隠すブローチ。
オニキスのような黒い宝石(ゴブリンの集落からカツアゲ)みたいな隠蔽の魔石を使って作った。
【MPが足りなかったので使い捨て転移魔法指輪】
作りはじめたのはいいけれども、MPが足りなくなったので使い捨てで転移できる指輪
そんなものを、風邪でくらくらする中で作っていたのです。あれから数日経っていても簡単に実力差を見せつけられてへこんだので、あるものを全て使って叩き潰すのが自分ができることだと信じてこれらを作り上げた。使ってて思うのだ、具現化スキルはMPさえあればなんでもできる。場合によっては過去に戻るみたいな突飛なものもMP次第で作れる。物やスキルのようにちゃんと形にするのはMP以外の負担もあるので、ホイホイ作れるのは大分先になるだろうが。
作ったそれらを適当に投げて【使い捨て転移魔法指輪】以外を具現化ストックに仕舞う。もはやグラスの前では隠すことすらしなくなった自分に苦笑しながらも、こちらを見るだけで咎めることはせずに書類に目を移すグラスに、グラスが変わったのかそれとも慣れたのかわからなくなる。MPも無くなったので大の字で寝転がり、何気なしに美しい日射しの入る心地よい昼を眺めていた。ボーッと、なにをするなしに、このまま寝て仕舞おうかと瞼を卸して、顔を横向け始め視界の隙間で、見えた木々に煌めく弓矢の矢尻、卸しかけた瞼を見開き、咄嗟に椅子に座っているグラスを後ろに押して庇った。
「カリスティア」
押した瞬間にガラスを突き破って肩に刺さる物だから、グラスは訳がわからないと言いたげな顔と自分の名前を呼ぶ声に向かって力なく自分も倒れかかる。グラスなら受け止めてくれるだろうと目を瞑って倒れると、グラスの温もり包まれたままに、共に横に倒れて、嫌に高品質な布が頬にあたる感触で目を開けて痛みの中で起き上がると、「俺が命令したのは穢れた息子のみだ! なんだこの小娘は、殺せ、殺せ!!!」っとこっちの汗水たらして畑仕事している国王とは違う。私腹を肥やした中年の男が現れた。周りは無数の兵士と中年の男に付き従う大臣らしき男と、身なりの良い金髪の20代前半の男。
周りには、剣をして抜いてを囲むリチェルリットとは違う鎧の兵士で、息子と言うのだからこの目の前は現ペルマネンテ国王なのだろう。あの弓矢は転移術をエンチャントした弓矢で、自分はこの場でこうして肩から血を流しながら豪華絢爛なこの場を穢して居るのが今か。グラスが抱きつく力が強まる。せめてグラスだけでもこの場から逃がそうと、頭を働かせる。
「父上……やめてください、この娘、カリスティアだけは」
グラスの悲痛な叫びに眉一つ動かさずに、国王が天に向けて左腕をあげる。それを見た兵士がグラスを突き飛ばし私の髪を乱雑に掴んで、剣をこちらの首に当ててくる。振り下ろされる瞬間に自分の首が飛ぶのだろう。させるかと、たまたま具現化ストックに仕舞って無かった使い捨て転移魔法指輪を気づかれないように、強く握る。
国王の腕が振り下ろされる瞬間……は怒号でかき消された「死ぬのはお前だ国王!!!」
こちらを見て国王に合わせて下品な笑みをこちらに向けて居た大臣が一転して、国王を椅子から突き落とし短剣を今から刺さんと、無様に転がった国王に迫る。兵士は掴んでいた髪の毛を手放し、私は地面へと頭が激突する。止める兵士を止める兵士、いわば反乱の状況で、動かない身体に鞭を打って国王の元へと走り出す。咄嗟のことにワンテンポ遅れたグラスも、後を追い掛ける。
「今死なれたら困るんだよ!」
今にも刺されそうな国王を庇った為に左腕に赤い一線が刻まれる。血が流れて命綱の指輪が赤く染まる。国王の首根っこを掴んで、遅れてきたグラスの空いている左手で腕を掴み、使い捨ての指輪に魔力を込める。行き先など考えずただ必死に、ここから離れたところとだけ念じて。
「転移!!!」
っというわけで、後に腕と肩を治療して、具合が悪い中で戦うのに反対を示すグラスを説得して、こんな豚みたいな国王とグラスと一緒にリチェルリットを目指してます。あれからグラスは最初の頃のように申し訳ない顔で謝ってくるが、自分の父親に至っては、目をつり上げて今にも殺したいと言わんばかりの殺気で睨む始末。
「この服は高級なんだぞ、貴様の血で汚すでない」
「じゃあ……自分の血で汚れるなら本望かしら?」
国王が忍ばせてたお菓子類をぶんどってほおばりながら【方角の短剣】を国王の頭の周りに飛び回らせて五月蠅い口を黙らせる。菓子で回復したMPがすっからかんになったら次はお前を食うとさらに脅す。
「はぁ、何度も言うけど頭が痛い」
「カリスティア、少しだけ休みませんか?」
「うん、もう少し行ったところで休もうか、グラスも疲れたでしょう?」
コボルト、低級デビル、属性スライム、ゴースト、スケルトン。獣と闇と魔に関する魔物が目の前に現れては、回転しながら浮遊する短剣に魔力で命令しては葬りさる。そしてその魔物の素材の剥ぎ取りや解体は、国王に無理矢理やらせることに決定したカリスティアは、グラスの見つけた安全な崖下の洞穴に入り、具現化ストックで入れた魔物の死体を出して、コボルトの牙と爪と周りの魔力を異常に含んだジャングルの木を使って、即席で作った短剣を与えて解体するように国王に命令する。
「ここ、こんなことをさせて、ただで済むと……」
グラスが口答えする度に、殺してやる。言葉よりも直接的な目と魔力で実の父親の国王を突き刺している。グラスを宥めるように、頭を撫でると、また申し訳なさそうな顔をしてから頭を撫で返される。殺してやると言いたげな目はやめてくれたが、国王がグラスを見る度に舌打ちして存在を無かったことのように目をそらす大人げない行動をするせいで、グラスの中の怒りと憎しみの炎が再度点火しては、撫でて沈下させて、また点火の繰り返し。一向に進まないので改めて二人に向き直って、手のひらをパンパンと鳴らす。
「はいはい、コボルトは先に内臓が腐りやすいからこんな風にかっさばいて内蔵を抜いてから、首の付け目の部分で頭を切り離して……」
「おろろろろろろ……」
「本当にやくにたたねぇー国王だね……」
「あー頭クラクラするから怒鳴らないで、置いてくよ」
「この愚図の言葉は聞かなくて良いですよ。カリスティアの耳が穢れます。そんなことより、救援要請は受理されましたので、安全な村か町まで行きましょう」
鬱蒼としたジャングルを思わせる木々と魔界を思わせる紫の地面の土地を、格好に似合わない絢爛な着物を着た中年の男と、寝間着のネグリジェを着て裸足で、魔物を浮遊するコンパスの針のような武器を自在に動かして倒す少女は、時折に五月蠅く叫ぶ自分をペルマネンテ国王と言う男を殴って引き釣り回して進んでゆく。少年は凍ったような表情で、手のひらにちょこんと乗るような水晶で救援要請と状況の報告を国にしている。
なぜ、こうなったかと言う詳細を簡単にまとめましょう。
祭りは問題なく進み、ラブマルージュVSスパーダスの戦いの日になり。祭りは終盤へと差し掛かった日もグラスに昼夜関係なく書類を片手に看病されていた。風邪、風邪とはいえMPは無事に満タンなのでグラスが書類を作る中でいろいろな国宝装備やら国宝武器やらを作っていたのだ。グラスの呆れたようなため息すら貰えないで、(また、なんかおかしなことしてる)っと言いたげな目に耐えて。
【方角の短剣】
風魔法により変幻自在に浮遊する。両刃の短剣
どんなところでも魔力を込めれば、求める物のある方角を指し示す
【渇望の指輪(改)】
傷心魔術の発動だけでなく制御補助も追加
【生命反応探知阻害ブローチ】
視線や僅かな温度変化など、生きて存在する以上は隠せないものを隠すブローチ。
オニキスのような黒い宝石(ゴブリンの集落からカツアゲ)みたいな隠蔽の魔石を使って作った。
【MPが足りなかったので使い捨て転移魔法指輪】
作りはじめたのはいいけれども、MPが足りなくなったので使い捨てで転移できる指輪
そんなものを、風邪でくらくらする中で作っていたのです。あれから数日経っていても簡単に実力差を見せつけられてへこんだので、あるものを全て使って叩き潰すのが自分ができることだと信じてこれらを作り上げた。使ってて思うのだ、具現化スキルはMPさえあればなんでもできる。場合によっては過去に戻るみたいな突飛なものもMP次第で作れる。物やスキルのようにちゃんと形にするのはMP以外の負担もあるので、ホイホイ作れるのは大分先になるだろうが。
作ったそれらを適当に投げて【使い捨て転移魔法指輪】以外を具現化ストックに仕舞う。もはやグラスの前では隠すことすらしなくなった自分に苦笑しながらも、こちらを見るだけで咎めることはせずに書類に目を移すグラスに、グラスが変わったのかそれとも慣れたのかわからなくなる。MPも無くなったので大の字で寝転がり、何気なしに美しい日射しの入る心地よい昼を眺めていた。ボーッと、なにをするなしに、このまま寝て仕舞おうかと瞼を卸して、顔を横向け始め視界の隙間で、見えた木々に煌めく弓矢の矢尻、卸しかけた瞼を見開き、咄嗟に椅子に座っているグラスを後ろに押して庇った。
「カリスティア」
押した瞬間にガラスを突き破って肩に刺さる物だから、グラスは訳がわからないと言いたげな顔と自分の名前を呼ぶ声に向かって力なく自分も倒れかかる。グラスなら受け止めてくれるだろうと目を瞑って倒れると、グラスの温もり包まれたままに、共に横に倒れて、嫌に高品質な布が頬にあたる感触で目を開けて痛みの中で起き上がると、「俺が命令したのは穢れた息子のみだ! なんだこの小娘は、殺せ、殺せ!!!」っとこっちの汗水たらして畑仕事している国王とは違う。私腹を肥やした中年の男が現れた。周りは無数の兵士と中年の男に付き従う大臣らしき男と、身なりの良い金髪の20代前半の男。
周りには、剣をして抜いてを囲むリチェルリットとは違う鎧の兵士で、息子と言うのだからこの目の前は現ペルマネンテ国王なのだろう。あの弓矢は転移術をエンチャントした弓矢で、自分はこの場でこうして肩から血を流しながら豪華絢爛なこの場を穢して居るのが今か。グラスが抱きつく力が強まる。せめてグラスだけでもこの場から逃がそうと、頭を働かせる。
「父上……やめてください、この娘、カリスティアだけは」
グラスの悲痛な叫びに眉一つ動かさずに、国王が天に向けて左腕をあげる。それを見た兵士がグラスを突き飛ばし私の髪を乱雑に掴んで、剣をこちらの首に当ててくる。振り下ろされる瞬間に自分の首が飛ぶのだろう。させるかと、たまたま具現化ストックに仕舞って無かった使い捨て転移魔法指輪を気づかれないように、強く握る。
国王の腕が振り下ろされる瞬間……は怒号でかき消された「死ぬのはお前だ国王!!!」
こちらを見て国王に合わせて下品な笑みをこちらに向けて居た大臣が一転して、国王を椅子から突き落とし短剣を今から刺さんと、無様に転がった国王に迫る。兵士は掴んでいた髪の毛を手放し、私は地面へと頭が激突する。止める兵士を止める兵士、いわば反乱の状況で、動かない身体に鞭を打って国王の元へと走り出す。咄嗟のことにワンテンポ遅れたグラスも、後を追い掛ける。
「今死なれたら困るんだよ!」
今にも刺されそうな国王を庇った為に左腕に赤い一線が刻まれる。血が流れて命綱の指輪が赤く染まる。国王の首根っこを掴んで、遅れてきたグラスの空いている左手で腕を掴み、使い捨ての指輪に魔力を込める。行き先など考えずただ必死に、ここから離れたところとだけ念じて。
「転移!!!」
っというわけで、後に腕と肩を治療して、具合が悪い中で戦うのに反対を示すグラスを説得して、こんな豚みたいな国王とグラスと一緒にリチェルリットを目指してます。あれからグラスは最初の頃のように申し訳ない顔で謝ってくるが、自分の父親に至っては、目をつり上げて今にも殺したいと言わんばかりの殺気で睨む始末。
「この服は高級なんだぞ、貴様の血で汚すでない」
「じゃあ……自分の血で汚れるなら本望かしら?」
国王が忍ばせてたお菓子類をぶんどってほおばりながら【方角の短剣】を国王の頭の周りに飛び回らせて五月蠅い口を黙らせる。菓子で回復したMPがすっからかんになったら次はお前を食うとさらに脅す。
「はぁ、何度も言うけど頭が痛い」
「カリスティア、少しだけ休みませんか?」
「うん、もう少し行ったところで休もうか、グラスも疲れたでしょう?」
コボルト、低級デビル、属性スライム、ゴースト、スケルトン。獣と闇と魔に関する魔物が目の前に現れては、回転しながら浮遊する短剣に魔力で命令しては葬りさる。そしてその魔物の素材の剥ぎ取りや解体は、国王に無理矢理やらせることに決定したカリスティアは、グラスの見つけた安全な崖下の洞穴に入り、具現化ストックで入れた魔物の死体を出して、コボルトの牙と爪と周りの魔力を異常に含んだジャングルの木を使って、即席で作った短剣を与えて解体するように国王に命令する。
「ここ、こんなことをさせて、ただで済むと……」
グラスが口答えする度に、殺してやる。言葉よりも直接的な目と魔力で実の父親の国王を突き刺している。グラスを宥めるように、頭を撫でると、また申し訳なさそうな顔をしてから頭を撫で返される。殺してやると言いたげな目はやめてくれたが、国王がグラスを見る度に舌打ちして存在を無かったことのように目をそらす大人げない行動をするせいで、グラスの中の怒りと憎しみの炎が再度点火しては、撫でて沈下させて、また点火の繰り返し。一向に進まないので改めて二人に向き直って、手のひらをパンパンと鳴らす。
「はいはい、コボルトは先に内臓が腐りやすいからこんな風にかっさばいて内蔵を抜いてから、首の付け目の部分で頭を切り離して……」
「おろろろろろろ……」
「本当にやくにたたねぇー国王だね……」
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