10 / 51
第一章 切望
09 偏見は消えない
しおりを挟む
どっかへ行ってしまった東さんは置き去りにしてカメ爺が本題へ入る。
「さて、紹介も終わったことだし写真撮影と行こうか。
「そうね、今日は何を撮りましょうか?」
「そうだね、雨上がりだし紫陽花でもどうかね」
「いいですね!」
そう言って清水さんは、水飲み場に向かって歩いて行った。
「じゃあペットボトルに水を汲んで行きましょうね」
ん、なんでだ?水を何かに使うのかな?聞いてみようかとしたが、他の人は疑問を抱いていないように無言なので僕も黙っておく事にした。
公園の端っこにある運動場のそばに向かった。
反対方向に走って行った東さんもひょっこりと戻って来ていて、みんなの顔をジロジロと見てニコッと笑っている。
いじられキャラを体現したような人だな。
会って数分の僕でさえもイジろうかも思えるほどの空気感を持っている。
グループに一人居ると楽しいが、二人いると面倒くさいだろう。
ポイントへ着いた。みんなさっきまでの騒ぎようが一変して黙り込んでしまった。
清水さんが先程汲んだ水を出して手にかけ始めた。
そして手をパタパタとさせると手の先から水の玉が弾け飛んだ。
「何しているんですか?」
「これはな、いつも花を撮っていると同じで飽きるだろ?だから水をつけて水滴が滴る様子とか撮るための小道具だな」
おちゃらけている東さんも写真の事になるとこんな真剣な顔になるんだな。
「色々考えているんですね」
「いい写真撮るためだからな!」
えっへんと胸を張る東さん。
「この前、東くんに私が教えたんだけどね」
「それは言わない約束でしょ!」
東さんと清水さんは、漫才でもやっている様に息が合う。
見ていて飽きない。
東さんまでも撮り始めたので、自分も取り敢えずカメラの電源を入れる。
そこに、カメ爺が近寄ってきた。
「撮れそうかい?この前オートで撮っていたみたいだけど、マニュアル挑戦してみる?」
「すみません...あの...マニュアルって何かもわからなくて...」
「ああそうか、ごめんね。私もマニュアルが何って言われても分からないんだけど。そうだね難しいけどオートの今より綺麗に撮れるようになるって感じかな」
「綺麗に撮れるんですか?今でも普通に綺麗ですけど」
「うん、例えば料理だと調味料が使わないとあまり美味しくないでしょ。塩っ気だったり甘みが欲しいよね。そういうのを足していくのがマニュアルかな。まぁ、言葉で言っても伝えるのが難しいから実際にやってみようね」
「はい、頑張ります」
例えとしては解るけど、実際にはかなり難しそうだ。
「まずねダイアルをマニュアルにして、一枚撮ってみよう」
「何もしなくていいんですか?」
「いいよ。撮ってみて」
カシャ撮ってみたが案の定画面は真っ白だった。
「全然ダメです」
「なんでだと思う?」
「明る過ぎるからですか?」
「そう!今の設定だと明る過ぎるんだ。マニュアルはねシャッタスピードとF値とISOっていう3つを組み合わせる方法なんだ」
「シャッタースピードは、なんとなく分かりますけど後はなんですか?」
「シャッタースピードは言葉の通りだから分かるだろうけど一応ね。数字が大きければ大きいほど短い時間で撮ってくれてブレないんだけど暗くなる、数字が小さければ明るくなるんだけどブレやすくなるんだ。次にF値はレンズを絞る値なんだけど感覚的には数字が小さければ明るく大きければ暗い。そしてこれが一番大事で数字が小さければそれだけ背景がボケるんだ。良く花だけくっきりで後ろボケている写真見るでしょ。そんな感じ、ISOってのはね.........」
止まらない説明は永遠と続いた。最後は花火さん以外の、みんなで僕一人に対して教えてくれた。
花火さんは何故だかすごい遠くの方で、紫陽花を全体的に写しているみたいだった。
遠くから撮影しても、木とかが邪魔であんまり綺麗に撮れなさそうだけど、記録用かな?
みんなのおかげで、夕方までには普通に撮れるぐらいになっていた。
なんとなくでしか分かっていないが、自分の写真の可能性が無限に広がっていくような高揚感を抑えられ無くなっていった。
「今日は説明に時間を使わせてしまってすみません。お陰でとても分かりやすかったです」
「いやーごめんね、つい夢中でまくし立てちゃって。」
カメ爺は申し訳なさそうにしているが、僕としては楽しく為になった。
それにしても、こんなに詳しくてカメラを長くやっている人の写真はどれだけ凄いのか見たくなったので、頼んでみる。
「あの、もし良ければ、今日撮った写真を見せてもらえませんか?」
「えっ、恥ずかしいな。」
そう言いながらも、写真を見せてくれた。
「凄い...綺麗...」
これ以上、言葉が出なかった。
たった一輪しか写っていないのに、物足りなさを感じない。
それどころか、その一輪に目が吸い込まれていく。
周りの葉っぱも奥に行くほどぼやけて遠近感を感じる。
自然で作られた緑の背景が、花を際立たせている。
「空太。俺のも見てくれよ」
そう言って東さんがカメラを手渡してきた。
こちらも驚いた。
紫陽花全体ではなく、ごく一部にしかピントが合っていない。
それがまるで一輪でなく沢山の大きな花が集まったように錯覚させる。
「紫陽花の花一つ一つの存在感が凄いですね。」
「だろ。これ自信作」
二人ともピントが写真のごく一部にしか合っていないが。
それがすごく写真を引き締めている。
僕の全体的にピントの合った、花の記念撮影みたいな写真とは全然違う。
「凄いですね。僕も撮れるようになりますか?」
「大丈夫だよ。いっぱい撮っていけばどんどん上達するよ。出来ることならこの公園以外の集まりでも来て欲しいけど、無理せず来れそうだったら言ってね」
カメ爺の言葉は嬉しいのだが、少しプレッシャーを感じる。
「...はい」
上手くはなりたいが、まだ他の場所に行く勇気は出ないのでなんとなく濁すように返事をした。
すると、東さんがガシッと肩に手を置いた。
「空太また来いよ。お前は俺のカメラ友達認定してあるからな、来なかったら泣いちゃうぞ」
「はい、また是非この公園で」
公園で、を強調しておいた。
「そうだわ、アドレス交換しましょうよ。連絡取れないと来ようとしても無理でしょ!」
「うっかり忘れてました。交換しましょう」
カメ爺がそう言って、みんなでアドレスの交換を始めた。
このスマホになってアドレス交換するのは初めてなので、赤外線が無くなっている事に驚いた。
そして、みんなと別れて、ここしばらく味わったことのない小学校の下校時と同じような体が浮かぶような気分でで帰っている。
すると突然、花火さんが呼び止めてきた。
「何か用ですか?」
女の子と二人きりで話すことが久々で緊張して声が上ずってしまった。
「君さ何で学校行っていないの、どうしても気になっちゃって」
「えっと.........」
「病気とか?」
ギクッとした。
なぜこんなに問い詰めるのか意味がわからない。
今の僕には他の人との間に見えないバリアーが張られているのに何故か言葉がすり抜けていった。
「そうなんだ。対人恐怖症って言う精神病なんだ」
「精神病。なにそれ?」
「心の病気の事…」
「体は何ともないの?」
「うん...何ともない」
彼女はとてもイライラしているように見える。
「なによそれ、心配して損した。ただの甘えじゃない」
なにも言い返せず、一言だけ「ごめん」と謝った。
「まぁ、いいわ。じゃあ帰るね、今度の集まりは葛山公園だから。ちゃんと来てよね」
葛山公園は家から30分はかかるので行けそうにないが、彼女の態度を見ているとそうとは言えないので「はい」と答えて今日は帰ることにした。
精神病があまり良く思われてないのは分かっていたが実際目の当たりにすると辛いものがある。
やっぱり話さなければ良かった。
「さて、紹介も終わったことだし写真撮影と行こうか。
「そうね、今日は何を撮りましょうか?」
「そうだね、雨上がりだし紫陽花でもどうかね」
「いいですね!」
そう言って清水さんは、水飲み場に向かって歩いて行った。
「じゃあペットボトルに水を汲んで行きましょうね」
ん、なんでだ?水を何かに使うのかな?聞いてみようかとしたが、他の人は疑問を抱いていないように無言なので僕も黙っておく事にした。
公園の端っこにある運動場のそばに向かった。
反対方向に走って行った東さんもひょっこりと戻って来ていて、みんなの顔をジロジロと見てニコッと笑っている。
いじられキャラを体現したような人だな。
会って数分の僕でさえもイジろうかも思えるほどの空気感を持っている。
グループに一人居ると楽しいが、二人いると面倒くさいだろう。
ポイントへ着いた。みんなさっきまでの騒ぎようが一変して黙り込んでしまった。
清水さんが先程汲んだ水を出して手にかけ始めた。
そして手をパタパタとさせると手の先から水の玉が弾け飛んだ。
「何しているんですか?」
「これはな、いつも花を撮っていると同じで飽きるだろ?だから水をつけて水滴が滴る様子とか撮るための小道具だな」
おちゃらけている東さんも写真の事になるとこんな真剣な顔になるんだな。
「色々考えているんですね」
「いい写真撮るためだからな!」
えっへんと胸を張る東さん。
「この前、東くんに私が教えたんだけどね」
「それは言わない約束でしょ!」
東さんと清水さんは、漫才でもやっている様に息が合う。
見ていて飽きない。
東さんまでも撮り始めたので、自分も取り敢えずカメラの電源を入れる。
そこに、カメ爺が近寄ってきた。
「撮れそうかい?この前オートで撮っていたみたいだけど、マニュアル挑戦してみる?」
「すみません...あの...マニュアルって何かもわからなくて...」
「ああそうか、ごめんね。私もマニュアルが何って言われても分からないんだけど。そうだね難しいけどオートの今より綺麗に撮れるようになるって感じかな」
「綺麗に撮れるんですか?今でも普通に綺麗ですけど」
「うん、例えば料理だと調味料が使わないとあまり美味しくないでしょ。塩っ気だったり甘みが欲しいよね。そういうのを足していくのがマニュアルかな。まぁ、言葉で言っても伝えるのが難しいから実際にやってみようね」
「はい、頑張ります」
例えとしては解るけど、実際にはかなり難しそうだ。
「まずねダイアルをマニュアルにして、一枚撮ってみよう」
「何もしなくていいんですか?」
「いいよ。撮ってみて」
カシャ撮ってみたが案の定画面は真っ白だった。
「全然ダメです」
「なんでだと思う?」
「明る過ぎるからですか?」
「そう!今の設定だと明る過ぎるんだ。マニュアルはねシャッタスピードとF値とISOっていう3つを組み合わせる方法なんだ」
「シャッタースピードは、なんとなく分かりますけど後はなんですか?」
「シャッタースピードは言葉の通りだから分かるだろうけど一応ね。数字が大きければ大きいほど短い時間で撮ってくれてブレないんだけど暗くなる、数字が小さければ明るくなるんだけどブレやすくなるんだ。次にF値はレンズを絞る値なんだけど感覚的には数字が小さければ明るく大きければ暗い。そしてこれが一番大事で数字が小さければそれだけ背景がボケるんだ。良く花だけくっきりで後ろボケている写真見るでしょ。そんな感じ、ISOってのはね.........」
止まらない説明は永遠と続いた。最後は花火さん以外の、みんなで僕一人に対して教えてくれた。
花火さんは何故だかすごい遠くの方で、紫陽花を全体的に写しているみたいだった。
遠くから撮影しても、木とかが邪魔であんまり綺麗に撮れなさそうだけど、記録用かな?
みんなのおかげで、夕方までには普通に撮れるぐらいになっていた。
なんとなくでしか分かっていないが、自分の写真の可能性が無限に広がっていくような高揚感を抑えられ無くなっていった。
「今日は説明に時間を使わせてしまってすみません。お陰でとても分かりやすかったです」
「いやーごめんね、つい夢中でまくし立てちゃって。」
カメ爺は申し訳なさそうにしているが、僕としては楽しく為になった。
それにしても、こんなに詳しくてカメラを長くやっている人の写真はどれだけ凄いのか見たくなったので、頼んでみる。
「あの、もし良ければ、今日撮った写真を見せてもらえませんか?」
「えっ、恥ずかしいな。」
そう言いながらも、写真を見せてくれた。
「凄い...綺麗...」
これ以上、言葉が出なかった。
たった一輪しか写っていないのに、物足りなさを感じない。
それどころか、その一輪に目が吸い込まれていく。
周りの葉っぱも奥に行くほどぼやけて遠近感を感じる。
自然で作られた緑の背景が、花を際立たせている。
「空太。俺のも見てくれよ」
そう言って東さんがカメラを手渡してきた。
こちらも驚いた。
紫陽花全体ではなく、ごく一部にしかピントが合っていない。
それがまるで一輪でなく沢山の大きな花が集まったように錯覚させる。
「紫陽花の花一つ一つの存在感が凄いですね。」
「だろ。これ自信作」
二人ともピントが写真のごく一部にしか合っていないが。
それがすごく写真を引き締めている。
僕の全体的にピントの合った、花の記念撮影みたいな写真とは全然違う。
「凄いですね。僕も撮れるようになりますか?」
「大丈夫だよ。いっぱい撮っていけばどんどん上達するよ。出来ることならこの公園以外の集まりでも来て欲しいけど、無理せず来れそうだったら言ってね」
カメ爺の言葉は嬉しいのだが、少しプレッシャーを感じる。
「...はい」
上手くはなりたいが、まだ他の場所に行く勇気は出ないのでなんとなく濁すように返事をした。
すると、東さんがガシッと肩に手を置いた。
「空太また来いよ。お前は俺のカメラ友達認定してあるからな、来なかったら泣いちゃうぞ」
「はい、また是非この公園で」
公園で、を強調しておいた。
「そうだわ、アドレス交換しましょうよ。連絡取れないと来ようとしても無理でしょ!」
「うっかり忘れてました。交換しましょう」
カメ爺がそう言って、みんなでアドレスの交換を始めた。
このスマホになってアドレス交換するのは初めてなので、赤外線が無くなっている事に驚いた。
そして、みんなと別れて、ここしばらく味わったことのない小学校の下校時と同じような体が浮かぶような気分でで帰っている。
すると突然、花火さんが呼び止めてきた。
「何か用ですか?」
女の子と二人きりで話すことが久々で緊張して声が上ずってしまった。
「君さ何で学校行っていないの、どうしても気になっちゃって」
「えっと.........」
「病気とか?」
ギクッとした。
なぜこんなに問い詰めるのか意味がわからない。
今の僕には他の人との間に見えないバリアーが張られているのに何故か言葉がすり抜けていった。
「そうなんだ。対人恐怖症って言う精神病なんだ」
「精神病。なにそれ?」
「心の病気の事…」
「体は何ともないの?」
「うん...何ともない」
彼女はとてもイライラしているように見える。
「なによそれ、心配して損した。ただの甘えじゃない」
なにも言い返せず、一言だけ「ごめん」と謝った。
「まぁ、いいわ。じゃあ帰るね、今度の集まりは葛山公園だから。ちゃんと来てよね」
葛山公園は家から30分はかかるので行けそうにないが、彼女の態度を見ているとそうとは言えないので「はい」と答えて今日は帰ることにした。
精神病があまり良く思われてないのは分かっていたが実際目の当たりにすると辛いものがある。
やっぱり話さなければ良かった。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
Husband's secret (夫の秘密)
設樂理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
夫のカノジョ / 垣谷 美雨 さま(著) を読んで
Another Storyを考えてみました。
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる