上 下
52 / 52

52.疲れた

しおりを挟む
学校の中庭に転移すると、ソーチャルに導かれて校門と校舎を分かつ修練場へ案内された。

そこで待ち受けていたのは、あまりにも質素な一団だった。

体格の良い男たちの間から、顔をのぞかせたのは、ノース竜皇国の宰相ロホスであった。
ロホスはアスドーラを発見するや、男たちをかき分けて、前へ出る。
その背後からは、とんがり帽子のサイスがニコニコしながら、アスドーラへと頭を下げた。

「アスドーラ……君。あー、そのー」

ロホスの視線で、何かを察したアスドーラ。

「ここにいる人はみんな知ってるよ。大丈夫!気を使ってくれて、ありがとうねえ」

「あ、いえ。左様でしたか。ではアスドーラ様、いえ、アスドーラ陛下。ノース竜皇国の務めを果たすべく参上いたしました。このロホスめが、必ずや学校を再開させてみせますぞ!」

キメ顔で拳を握ったロホスであったが、周囲の雰囲気はよろしくない。
そりゃあそうだ。
宰相といえば王の次に偉い役職である。しかもノース竜皇国という大国の宰相なのだ。

「お久しぶりですな。アスドーラ様。覚えておいでですかな?」

「覚えてます!サイスさんですねえ」

「フォッフォ。身に余る光栄。感謝いたしまする」

この四竜教大祭司のサイスも、とんでもない大物であった。
まず四竜教という宗教は、世界的に最も信者の多い宗教であり、大祭司は国に一人しかいない聖職者である。
四竜教総本山である、四竜法国しりゅうほうこくには、法皇、枢機卿という、とんでもなく偉い聖職者たちがいるが、そのすぐ下に位置するのが、大祭司であり、一般信者が触れ合える最も高位の人物である。

そんな大物2人にもビビるが、もっと別の理由でラハール王国の騎士たちは、距離を取っていた。

それは、護衛がいないからだ。

屈強な男たちが、平服で睨みを利かせてはいるが、剣もなければ鎧もない。
裸同然でラハール王国にやってきたというわけだ。

「し、失礼ながら。宰相閣下、大司祭様、護衛はどちらに?」

ソーチャルが恐る恐る聞いてみると、ロホスは背後を指さした。

「……武器などは」

「敵意はない。それを示すための措置である。我々は話し合いを求めに来ただけだと、お分かりいただけたか騎士殿」

「は、はっ!」

背筋を伸ばしたソーチャルであったが、別に敵意だなんだで、会合を引き伸ばしているわけじゃない。
ソーチャルから無言の圧力を受け取ったジャックは、ため息混じりで進み出た。

「デラベルク家当主、ジャック・ダルトン・デラベルクです。はっきり申し上げまして、この地にはお二方を歓待する用意がございません。さらに言えば、この有り様です。機を改めてはいただけませんか」

「ええ?どうして?」

「……黙ってろ」

ジャックが言いたいのは、今日はやめて本当に、ということだ。
準備不足も甚だしく、ボロボロの町にいきなり来られても困る。
だから一旦帰ってもらえますか?と表面上は取れるわけ……だが。
実際には、マジで歓待できないし、この有り様見たら分かるよね?金も時間も惜しいから、失礼だなんだって文句言わないでよ?それでもいい?
と言っているだけである。

貴族的な言い回しを知る由もないアスドーラが、狼狽えてしまうのも頷ける。

「ではここでお話するのはいかがか。我々は一向に構わぬ故」

いつになく、ロホスは貴族っぽかった。
アスドーラも忘れていたが、彼は出会ったときから宰相なのだ。
とても優秀で、先々王の時代から宰相を務める、貴族の中の貴族みたいな人物なのだ。
アスドーラの前でだけは、何故かへっぽこになってしまうが。

ロホスの言葉を聞いたジャックは「分かりました」と言って、ソーチャルに耳打ちした。

「……マジですか?」
「早く連れてこい」

動揺を隠せないソーチャルは駆け出した。
さっきも走っていたのに、今日はよく走る日である。

ソーチャル見送ったジャックは、ドサリと地面に座り、ロホスを見上げて座るように促した。

「では失礼。うーむ、これはなかなか。たまには地面に座ってみるものだ」

ロホスに続き、サイスまでも座り込む。

「さて、皆様も座りなされ。疲れが顔に出ておりまする」

そうして、ノース竜皇国使節団と、アスドーラの友だちたちは、互いに見合う形で地面に座った。

怪我人等の救護にあたっていた騎士やら医者やら教師やらは、そんな不思議な座談会を、凝視はしないが傍目でチラチラ見やり、様子を窺っていた。

何が起きるのか、どんな話をするのか。

十中八九、この状況をどうにかするお話だろうことは、察しがついていたから、それはもう聞き耳を立てていた。

それから30分ほどしてから馬車が到着し、緊張した様子でソーチャルと一緒にやってきたのは、一人の淑女であった。

「お初にお目にかかります。パウペリス家当主、マリアーデ・シャッハ・パウペリスでございます」

震える手でカーテシーをすると、ロホスとサイスも名乗って握手をした。

「……」

「……いや、さすがに淑女を座らせるわけにはな。うむ、アスドーラ様。ここはいかがでしょう――」

ウキウキのピクニックでもあるまいに、淑女を地べたに座らせるのは気が引けたのか、立ったままでの会合にしようと言いかけたロホスであった。

だが緊張しまくりのパウペリス家当主マリアーデは、少し躊躇いながらも地べたに座った。
しかも、サイスの隣に。

「フォッフォ。始めましょう、ロホス殿」

「……あ、ああ。そうです、ね」

こうして、謎の座組みのまま会合が始まる。

「ゴホン。では、まずは私から率直に申し上げます。明日から学校を再開していただけますかな?」

ロホスは自分の座り位置を失ったため、議長というか審判というか、まるで中立の立場を表すかのように、相対する2つの組を見渡せる場所に腰を落ち着けた。
中立もクソも、当事者中の当事者であるから、真っ先に切り出したのだが。

ロホスの質問を受けて、マリアーデは目を剥く。
ソーチャルに話は聞いていたが、まさか学校のために宰相が来るはずもないと、疑心を芽吹かせたままこの場へ来た。
それだというのに、ノース竜皇国宰相は、真剣な顔つきで学校の再開を熱望している様子。
国が滅びかけているというのに。

「……それは、どうでしょう。町を見ていただければ分かる通り、復興に際して、学校の優先順位は限りなく低くございます。仮に校長が学校再開を決断しても、止める気はございませんが、町としてはなんの支援もできません」

「ノース竜皇国は、この町を全面的に支援いたします。人、金、物、すべて支援いたします。であれば、いかがです?」

「それはありがたい申し出ですが……。私はこの町の公吏であって領主ではございません。まずはアバールス家にお話を通していただかないと、お答えは致しかねます」

地方領と国の交易は、ままある話だ。
敵対している国と交易しているだとか、自国に不利に働かない限りは、領主自身の裁量で決められる。
だから王都を通す必要はないのだが、必ず領主の裁可が必要となる。
ラハールの町のただの公吏に、決められる話ではなかった。

「しかし、アバールス家の当主は王都にいると伺っております。そして竜が災厄を振りまいた地もまた、王都かと存じますが?」

ラハール王国で起きた、亜人たちが死んでいく怪事件の主犯は、亡き国王である。そして魔法は止められた。
ここまでは、アスドーラとジャックの情報で知っていた。

その後、突然現れた光の柱は、方角と位置を勘案するにラハール王都で間違いなく、ドラゴンが暴れていた位置もその辺り。

王都にいるというアバールス家当主のみならず、身分関係なく人々は死に絶えているはずだ。

亡き人物を待つのか。それがロホスの質問であった。

「アバールスには、お子がおります。その方が当主になった際にでも――」

「話の腰を折って申し訳ないが、待てませぬ。明日、確実に学校を再開していただきたい。ですから、パウペリス家の御当主殿。あなたの要望を言われませ」

かなり強引ではあるが、ノース竜皇国側の希望のすべては明かされた。
ラハールの町を復興させたいわけでも、学校が早めに再開するといいなーでもない。
明日、絶対に学校を再開させる。
ノース竜皇国はそう考えている。

「要望……それはどういう意味ですか?」

マリアーデの顔が険しくなった。
要望とは、どういう意味か。

まるで、望みを叶えてやるから指示に従えと、言っているようにも聞こえる。

パウペリス家が、貴族から嫌われている理由は、その家風にあった。
清廉潔白、質実剛健と名高いパウペリス家は、もともと税務官の重要ポストを担う家だった。
国を支える重要な税金を徴収する官吏であるから、身の綺麗さや遵法精神には常に気を使い、彼女もそう躾られてきた。

そんな中、降って湧いた叙爵の話。
だがしかし、それは悪魔の囁きでもあった。
男爵位を得たがゆえに、関わるはずのなかった王甥おうせいに重用され、そして口車に乗せられた。
王族は法と同義。
その王族の意に背くことはできず、マリアーデの父は死を選んだ。
その事件を機に、ラハールの町へ飛ばされ、アバールス家という王と親しい家の監視下に置かれた。

王家を恨みはすれど、彼女は決して父の教えを誤りだとは考えず、むしろ父よりも強固に法に忠実であろうとした。

己の良心に忠実であろうとした。
家の教えに忠実であろうとした。

王や王族ではなく、確固たる己の信念に忠実であろうとした。

歪んだこの国において、それが正しい道だと思ったからだ。

だからこそ、ロホスの甘言に踊らされるまいとした。
互いに意地がぶつかりあい、膠着する。

そんな中ジャックが割り込んだ。

「王家は滅んだ。そしてアバールス家当主も死んだ。この国はもう終わりだと分からないかパウペリス」

「……誰なのですあなたは。無礼ですよ」

「デラベルクだ」

「……デラベルク家の。もしやご子息なのですか!?」

「ああ。パウペリス家もあの王甥おうせいに、滅茶苦茶にされたと聞いている。だから分かるだろう?今こそ変わる時だと」

領地を奪われ、家族を奪われ、爵位も何もかもを奪われた。
奪ったのは他でもない、王甥おうせいである。
デラベルク家の境遇には、パウペリス家と重なる部分が多くあった。
だからこそ、ジャックの言葉は重く響く。

腐った王家が絶えた今ならば。

国がない今、法はあるのか。

ないならば誰の法に従うべきか。

答えは明白であった。

「……学校を再開するだけで、復興を支援していただけるのですね?」

「ノース竜皇国宰相がお約束致します」

「返事をする前に。どうして学校に拘るのです?」

マリアーデの質問には、事情を知る者の視線が答えた。

「……その少年がなにか?」

「我が国の、なんと言いますか……宝でしてな。それだけで察していただけると、助かりますな」

「宝?」

マリアーデは、首を傾げた。
王家の子弟だとか、貴族家の子だとかならば話が早いのに、宝と。

「フォッフォ」

隣に座る大司祭サイスを見て、マリアーデは察した。

唐突な国名変更。
元首はアースドラゴンというバカげた宣言。
そして何故か、大司祭を交えての会合。

すべてはアースドラゴンに帰結する。

「宝かあ。僕、宝だってえ」

「触っんなや。おい、揺らすな。吐く吐く……ぉぇぇ」

ジャックの肩をグラグラ揺らす少年こそ、この北の地を統べる者。

マリアーデは、こうして自分が地べたに座っていることも、ノース竜皇国の宰相たちと対話していることも、何もかもの説明がついた気がした。

「明日も学校を開けましょう。ただし、教員や教員の家族、生徒たちの心の問題もあります。これまで通りとはいかないことを、ご承知おき下さい」

「うむ。承知した。では支援の件だが――」

学校再開が決定し、アスドーラはもう満足だった。
支援の内容にまで興味はなかったが、じゃあ帰りますと言える雰囲気でもなく。

ソワソワしながら、話が終わるのを待っていると、隣から脇腹を突かれた。

「どうしたの?」

ネネは顔を近づけると、耳元で囁いた。

「おばさんが心配してるかもしれないから、お家に送ってくれない?」

「……うん!いいよ」

いい口実を見つけたアスドーラは立ち上がった。
何事かと視線が集まる中、ニコリと笑う。

「用事があるので、バイバイ!」

そうして、ネネの家の前へと転移する。
熱心に話を聞いていたノピーやジャックまで引き連れて。
もちろん、眠そうにしていたパノラもである。

それからネネは、おばさんに叱られていた。
勝手にどこ行ってたのだとか、お父さんに報告するだとか。

怒鳴り声は、壊れた扉の隙間からよく響いた。
アスドーラたちは、気まずい空気の中家の前で立ちすくむ。

ネネが、まだ帰らないでねと、家に入る前に言っていたからである。

それから数分後、目を真っ赤にしたネネが出てきた。
彼女は取り繕っているが、鼻声を聞けば泣いていたんだろうと、アスドーラでも気づく。

「ありがとうアスドーラ。助けてくれて。まだ言ってなかったから、どうしても伝えたかったの」

ネネはニコリと笑うと、アスドーラの手を取った。

「たぶん、ううん。明日にはもう、国に帰るね。おばさんもその方が良いって。これから、戦争が起きるかもしれないからって」

「……戦争は、起きないよ。ノースの人がさ、そのー、何とかしてくれるって」

「そうかもしれないけど、おばさんたちは納得しないよ。だから、ごめんね」

アスドーラもジャックも、戦争は起きないと確信していた。
ノース竜皇国の牽制と、ラハール王国での災厄は間違いなく二大国の戦意を削いだ。
そして国内問題も、パウペリス家を筆頭にして、着実に平定されていくだろう。

だが市民には、常に不安がつきまとう。
常に当事者であり、真っ先に被害を受けるからだ。

だから説得は難しいだろう。

けれどアスドーラは、落ち込まない。
ちょっぴり寂しいけれど、全然悲しくはなかった。

亜空間にいた長い時間、もう会えないと思っていた絶望感。
それに比べれば、全然大丈夫。
だって生きてるし、また会えるから。

「じゃあさ、今日は一緒に居ようよ!みんなでさ!」

皆が首を傾げる提案であった。
アスドーラたちは寮に戻らねばならないし、ネネはこの家に帰らなければならない。

一体どこへ?

「いい宿があるんだッ!みんなで泊まろう!お金は僕が出すからお願いッ!」

災厄と呼ばれる事態が起きた後である。
宿が無事かどうか、アスドーラも、自信はなかった。
けれどどうしても、あの宿にみんなで泊まりたい。

初めて泊まったあの宿で、新しい思い出を作りたいと思った。

アスドーラの発案は、意外にもすんなり了承された。
ネネのおばさんは、最初こそダメだと言っていたけれど、アスドーラがお願いすると断りづらそうにして、結局頷いた。
おばさんにしてみれば、アスドーラは命の恩人であるのだから、当然だ。

てくてく歩く2区の道。

学校のある中央区からは離れていたためか、被害はそこまで大きくなかった……とはいっても、王都よりはである。
数軒の家は倒れているし、怪我人も多くいる。
瘴気の影響で倒れた人も多く、騎士や医者、教会の人々が慌ただしく走り回っていた。

そうして到着した【保身亭】。
もともと古びた宿であったのに、意外にも無事であった。
唯一の損壊は、傾いた看板ぐらいだ。

アスドーラが息を吹きかけると、ガタリと音を立てて看板はまっすぐになった。

そして、書かれた宿の名を、アスドーラはゆっくりと呟く。

「や、すみ……てい。やすみてい。合ってる?」

「うん。合ってるよ。勉強した甲斐があったね」

「やすみてい。休みてい!ってことか。ふーん。確かに休みたいね。みんなで!」

アスドーラは満面の笑みで暖簾をくぐる。

「こんにちはー」

「あいよ、1人……って、あんたかい。お連れもいるんじゃないか。何人だい?」

「5人でッ!」

そうして彼らは夜まで騒いだ。
疲れ果てているはずなのに、寝るのがもったいない気がしたからだ。

スースーと皆が寝息を立てる中、アスドーラは天板を見つめて小さくこぼす。

「世界を創って良かったなあ。こんなに楽しい友だちができるんだからねえ」





――――作者より――――
最後までお読みいただき、ありがとうごさいます。
作者の励みになりますので、♡いいね、コメント、☆お気に入り、をいただけるとありがたいです!
お手数だとは思いますが、何卒よろしくお願いします!

これにて「44億年ぼっちドラゴンが友だち探しの旅に出る」は終了となります。
続編のお声がありましたら、もしかしたら続きを書くかもしれません。


新作投稿してます!
「残念ヒロインとギルドシェア爆上げ旅~スキル【コールセンター】では知識無双もできません~」
ファンタジーギャグコメディです。
下ネタ多めで、1話の字数も少なめ。サクッと読めます。
お読みいただけると嬉しいです。

重ね重ねで恐縮ですが、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?

寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。 ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。 ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。 その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。 そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。 それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。 女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。 BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。 このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう! 男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!? 溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?

ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。 それは——男子は女子より立場が弱い 学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。 拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。 「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」 協力者の鹿波だけは知っている。 大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。 勝利200%ラブコメ!? 既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?

処理中です...