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#14 野外での剃毛
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言葉尻を捕えた俺の意地悪な物言いに、進は力なくうつむいてしまう。俺はその顎に手をかけると、無理やりに彼の顔を引き起こした。
「この口で俺を満足させてくれるのかい?」
露骨な口舌奉仕の強要に、進の顔は真っ赤に上気した。
「どうなんだ。毛剃りとおしゃぶりとどっちがいいんだ?」
「ああ……ひ、ひどい…」
激しく過振りを振る進………。
「別に俺はどっちでもいいんだぜ」
そう言うと俺は再びしゃがみ込み、剃刀を手にする。
「ああ!ま、待って……待って下さい」
剃刀の刃が下腹部にあてられた瞬間、進がけたたましい声をあげた。
「し、します……」
「しますって何を?」
「お……おしゃぶりを……します」
「そんな嫌々するような口調じゃ駄目だな」
どうそおしゃぶりをさせて下さい、そうお願いするんだと俺は進に畳み掛ける。
「ど、どうぞ……おしゃぶりをさせて下さい。ご主人様のモノを奴隷にしゃぶらせて下さいませ…」
「そうか、それほど言うなら、おしゃぶりをさせてやろう」
「…そ、それじゃ毛剃りは許してもらえますね」
訴えるような目で進が俺を見つめる。しかし俺には剃毛を止める気はさらさらなかった。
「奴隷がおしゃぶりしてくれるのならば、俺はそのお礼としてそこの毛を綺麗に剃り上げてやるよ。これはご主人様から奴隷に対する奉仕だ」
「そ……そんなあ」
俺はしゃがみ込むと尚も哀訴を続ける進に引導を渡すべく、剃刀を彼の下腹部にあてがった。
「あっ、や、止めて。堪忍して下さい」
「あきらめな」
すっと剃刀が進の下腹部を一回撫ぜるように動くと、その刃には泡にまぎれた彼の叢が面白い程すくい取られていた。
「ああ………」
「動くと怪我するぞ」
「ひどい。ひどいよ………」
剃毛を避けるべく口舌奉仕を約束したにも拘わらず、凡(およ)そ理屈として成り立たない俺のこじつけで、結局こうして叢を剃り上げられることとなってしまった進………。
不条理と言えばこれほど不条理なこともないだろう。
だが元々俺達の間に条理等は存在しないのだ。踏みにじる者、踏みにじられる者……。 その絶対的な関係の中で一方は隷従を強いられることに心の内から悶え、もう一方は征服者の快感に酔いしれる。そして二人は対極にいながら同じように欲し合うのだ。
もっと、もっとと………。
「じゃまじゃないか、こんなにおっ勃てやがって」
俺は左手で直立した彼の肉筒を摘まむと右に左に倒しながら、叢が一本たりとも残らないよう丹念に剃り上げていった。
「フフフ、どうだい。さっぱりとしただろうが」
進はうなだれて何も答えない。うつむく彼にはきっと陰りを失った情けない局部が目に入っているはずだ。寒々とした地肌からにょっきりと天を突いた肉筒、そして縮かんだ玉袋………。
ちょっとやりすぎたかな…。ふとそう感じる俺だったが、それも本当に一瞬のこと。すぐに頭の中で狂気の声が響いてくるのだ。もっとやれと……。そうだ、この姿の進も写真に撮らなければ。俺は急いでスマホを手にした…………。
「この口で俺を満足させてくれるのかい?」
露骨な口舌奉仕の強要に、進の顔は真っ赤に上気した。
「どうなんだ。毛剃りとおしゃぶりとどっちがいいんだ?」
「ああ……ひ、ひどい…」
激しく過振りを振る進………。
「別に俺はどっちでもいいんだぜ」
そう言うと俺は再びしゃがみ込み、剃刀を手にする。
「ああ!ま、待って……待って下さい」
剃刀の刃が下腹部にあてられた瞬間、進がけたたましい声をあげた。
「し、します……」
「しますって何を?」
「お……おしゃぶりを……します」
「そんな嫌々するような口調じゃ駄目だな」
どうそおしゃぶりをさせて下さい、そうお願いするんだと俺は進に畳み掛ける。
「ど、どうぞ……おしゃぶりをさせて下さい。ご主人様のモノを奴隷にしゃぶらせて下さいませ…」
「そうか、それほど言うなら、おしゃぶりをさせてやろう」
「…そ、それじゃ毛剃りは許してもらえますね」
訴えるような目で進が俺を見つめる。しかし俺には剃毛を止める気はさらさらなかった。
「奴隷がおしゃぶりしてくれるのならば、俺はそのお礼としてそこの毛を綺麗に剃り上げてやるよ。これはご主人様から奴隷に対する奉仕だ」
「そ……そんなあ」
俺はしゃがみ込むと尚も哀訴を続ける進に引導を渡すべく、剃刀を彼の下腹部にあてがった。
「あっ、や、止めて。堪忍して下さい」
「あきらめな」
すっと剃刀が進の下腹部を一回撫ぜるように動くと、その刃には泡にまぎれた彼の叢が面白い程すくい取られていた。
「ああ………」
「動くと怪我するぞ」
「ひどい。ひどいよ………」
剃毛を避けるべく口舌奉仕を約束したにも拘わらず、凡(およ)そ理屈として成り立たない俺のこじつけで、結局こうして叢を剃り上げられることとなってしまった進………。
不条理と言えばこれほど不条理なこともないだろう。
だが元々俺達の間に条理等は存在しないのだ。踏みにじる者、踏みにじられる者……。 その絶対的な関係の中で一方は隷従を強いられることに心の内から悶え、もう一方は征服者の快感に酔いしれる。そして二人は対極にいながら同じように欲し合うのだ。
もっと、もっとと………。
「じゃまじゃないか、こんなにおっ勃てやがって」
俺は左手で直立した彼の肉筒を摘まむと右に左に倒しながら、叢が一本たりとも残らないよう丹念に剃り上げていった。
「フフフ、どうだい。さっぱりとしただろうが」
進はうなだれて何も答えない。うつむく彼にはきっと陰りを失った情けない局部が目に入っているはずだ。寒々とした地肌からにょっきりと天を突いた肉筒、そして縮かんだ玉袋………。
ちょっとやりすぎたかな…。ふとそう感じる俺だったが、それも本当に一瞬のこと。すぐに頭の中で狂気の声が響いてくるのだ。もっとやれと……。そうだ、この姿の進も写真に撮らなければ。俺は急いでスマホを手にした…………。
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