奴隷白書

くねひと

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#5 浣腸を施されて…

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「おい、明雄。ここからだとお前の菊の蕾が丸見えだぜ。羞ずかしい処がもろ出しだな」
 ご主人様のからかいの言葉に俺の頬は赤く染まります………。

「あ…」
 菊花にぬるりとした感触を感じて思わず俺は声を上げてしまいました。ご主人様がジェルを塗り込まれたのです。
「ここを柔らかくしておかないとなあ」
 しばらく俺の菊花を揉みしごかれた後、ご主人様はいきなり指を一本、菊花に突き立てられました。
「あああああ」
「フッフ、お前、これぐらいで騒ぐんじゃないぜ」

 両手を厳しく後ろ手に縛り上げられている俺にはご主人様の悪戯いたずらを防ぐ手立てはありません。ただ堪えるけです………。
 ご主人様の指が……、ときには深く……、そしてときには浅く、まるで一つの生き物のように動かれ……、その度に妖しい快感が菊花から体中に拡がっていくのです…………。

「さて、お遊びはこれぐらいにしてと…」
 ご主人様は浣腸器を手に取られました。そしてその嘴管しかんをそっと俺の菊花にあてられたのです。
「あ…」
 俺は何とか嘴管しかんを菊花からそらそうと、腰をよじります。
「悪あがきは止せ。おとなしくしないと、浣腸の量を増やすぞ」
 ご主人様は笑いながらピシリと俺のお尻を平手打ちされました。
 浣腸の量を増やすという脅しに一瞬ひるんだすきに、ご主人様は嘴管しかんを俺の菊花に突き立てられます。

「ああ、だ、駄目です」
「アッハハハ、お前、駄目も何もないだろう」
 うろたえて何とか嘴管しかんを菊花から外そうと空しくお尻を振る俺の姿が余りに滑稽なのか、ご主人様は笑い転げながら、それでもしっかりと嘴管しかんをそらされません。

「…ああ、どうか、浣腸だけは…」
 お許しくださいと最後まで言う間もなく、ぐっと浣腸器のシリンダーが押し込まれ、おぞましい感触と共に俺は腹中に浣腸液が注入されたのをはっきりと知覚いたしました。

「うう、……う」
「お前、まだ呻くのは早いんじゃないのか」
 ご主人様は空になった浣腸器を菊花から抜かれると、再びシリンダー一杯に浣腸液を満たし始めます。必死の哀願を聞き入れられることなく、浣腸責めを受け入れた今となっては、もう二回目、三回目の浣腸を拒む意味もなくなり、俺はご主人様の突き立てられる嘴管しかんを静かに迎え入れたのでした……………。

「お前、顔が蒼ざめてきたぞ。大丈夫か?」
 洗面器一杯の浣腸液を腹中に送り込まれ5分と経たない内に、俺は猛烈な便意に襲われていました。下腹部には鈍痛が走り、開脚されて縛り上げられている太腿が小刻みに震えてきます。
 そして、額には脂汗が浮かんでくるのでした。
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