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エピローグ1.テロル
最終話 夢のあと
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二人、いやかつては三人が放課後に汗を流し、安っぽいドリンクを飲みながらだべっていたスポーツセンターまで、自動運行タクシーで辿り着いた五十畑と宮木は唖然としていた。
「うそ……」
「これってさ……」
「廃業……?」
昔はけばけばしくきらびやかだった八階建ての建物は明かりが消え、成りたての廃墟という風情の建物になっていた。
「でも自動運行車には何の情報も」
困惑した様子の五十畑だったが、宮木が丸いマルチグラスを操作する。
「うーん、2週間くらい前に店仕舞いしたらしいね。最近はこの地域人口減って来てたから。みんな惑星行き(※)してるからね」
「私たちも早く行かないと置いてかれちゃうわね」
「仕方ないよ、あっちの新社屋がまだなんだから」
二人はビルの入り口に向かう。
そこにはやはり営業終了のお知らせの薄汚れた張り紙が貼られていた。
ため息を吐く二人。
「やっぱりね」
「ま、仕方ないね」
宮木が足元に目をやるとそこにはややくたびれたバスケットボールがあった。それを手にする。
「ねえこれ」
「仕舞い忘れてたのかしら」
「そうだ」
宮木が建物の外壁へと足を進めるとそこにはいくつかのバスケットゴールがあった。
「こんなのあったかしら」
「順番待ちの時に使わせてもらえてたじゃない」
「そうだっけ」
宮木が何度かシュートするといずれも正確にリングを通ってネットを揺らした。
「ちょっと! あんただけズルいわよ!」
宮木が振り向くとそこにはやはり仕舞い忘れたのだろうか、空気の抜けかけたバスケットボールを持った五十畑が薄暗がりの中で仁王立ちしていた。
「スコアタックしよ」
「ほいきた」
二人はGボウルで互いにボールをもってゴールを競うスコアアタックを始めた。歓声をあげながらボールを追いかける二人の姿はスーツとビジネスシューズが不似合いなほど童心に帰ってボールを追いかける。
結果22対26と驚くほどの僅差で宮木が勝った。
「驚いた。いやもうびっくり! いつの間に練習してたの由花」
古ぼけたベンチにどかっと腰を下ろした宮木の息は荒かった。
「あんたの体が鈍っただけ。それと私、身長伸びたしね」
その隣に腰かける五十畑の息も負けず劣らず荒い。
「ああ、高二から凄い伸びたよねえ、あの頃あたしはもう止まってたのに」
「でもやっぱり勝てなかった。あーっ! 悔しいなあ!」
背もたれに両腕をかけた五十畑は天を仰いで叫ぶ。
「じゃ、ありがたく『五十畑がなんでもしてくれる券』いただきますからね」
「ああ、何かあるなら別に今すぐだっていいわよ。わざわざ『券』を作るなんてめんどくさいじゃない、ふふっ」
「えっ」
宮木の動きが止まって五十畑に目が向く。
「んっ?」
五十畑は邪気のない目で宮木に視線を返す。
しばしの沈黙。
宮木がそっと五十畑の肩を掴もうとする。
その瞬間。五十畑は視線をこの施設の空き地に向けぽつりと呟いた。
「私ね」
宮木は手をベンチの背もたれに回す。
「うん」
「私ね、あんたを信じることにする。あんたがさっき言ってたみたいに」
「どうして」
「うん。今のあんたは誰だろうと、私にとってのあんたは、今みたいにこうして一緒にスコアアタックしてた時の宮木彩希なんだな、ってそう思った」
「そうなんだ」
「他人事みたいに言わないでよ。もう12年? くらい前の事だけど、あの高校時代の彩希が私にとっての彩希」
「うん、あたしにとってもあの頃の由花があたしにとっての五十畑由花かな。あの泣き虫の……あっごめんごめんっ!」
「ふんっ。……あの頃がただの夢かも知れない、って時々思う。ツラいことも許せない事もあったけど、やっぱり私、楽しかった。幸せだった」
「その一助にはなれた? あたし」
「うん。色々助けられた。嬉しかった。でも馬鹿な女でごめん」
「構わないよ。気にしてないから」
「だから…… だから今は夢のあと。大人になるってつまらないもんね」
「仕方ないよ」
「そ、だから今はつまらない時代。私はそんな下らない今よりあの頃の彩希を信じることにしたから」
「そう」
「あの頃の彩希は輝いて生き生きしてたから。夢の中とはいえね」
すっと立ち上がる五十畑を追う宮木。
「ちょっとまって、ねえ、じゃあ今のあたしは生き生きも輝きもしてないってこと?」
「さあどうかしらね?」
五十畑は振り向くと本心の見えない複雑な微笑を浮かべた。
「そ・れ・と。あんたさっきキスしようとしたでしょ?」
「げ」
「げ、じゃなくて。キスしようとしたでしょ?」
「あ、い、いやあ、それは何というか ――――ッ!」
宮木の唇に一瞬だけ五十畑の唇が触れた。
小走りで逃げるようにしてスポーツセンターの敷地の外へ出ようとする五十畑。振り向くとお得意の腰に手を当てるポーズで大声をだす。
「彩希ー! 早くしないと運航終了しちゃうよー!」
宮木は困惑の表情を浮かべなら唇に指を当てると、苦笑しながら五十畑の元へ走る。五十畑を捕まえるとそのままじゃれ合いながらトラムの停車場に向かった。その二人の姿は、まるで高校生の頃、島谷伊緒も一緒にいた頃のようだった。
― 了 ―
▼用語
惑星行き:
近年、惑星ローワンのテラフォーミングが完了し、順次コロニー群からの移住が開始されている。一部の業種の市民を除き、希望者はこれに応募し抽選に当選すると“惑星行き”の資格と住居を得られる。
「うそ……」
「これってさ……」
「廃業……?」
昔はけばけばしくきらびやかだった八階建ての建物は明かりが消え、成りたての廃墟という風情の建物になっていた。
「でも自動運行車には何の情報も」
困惑した様子の五十畑だったが、宮木が丸いマルチグラスを操作する。
「うーん、2週間くらい前に店仕舞いしたらしいね。最近はこの地域人口減って来てたから。みんな惑星行き(※)してるからね」
「私たちも早く行かないと置いてかれちゃうわね」
「仕方ないよ、あっちの新社屋がまだなんだから」
二人はビルの入り口に向かう。
そこにはやはり営業終了のお知らせの薄汚れた張り紙が貼られていた。
ため息を吐く二人。
「やっぱりね」
「ま、仕方ないね」
宮木が足元に目をやるとそこにはややくたびれたバスケットボールがあった。それを手にする。
「ねえこれ」
「仕舞い忘れてたのかしら」
「そうだ」
宮木が建物の外壁へと足を進めるとそこにはいくつかのバスケットゴールがあった。
「こんなのあったかしら」
「順番待ちの時に使わせてもらえてたじゃない」
「そうだっけ」
宮木が何度かシュートするといずれも正確にリングを通ってネットを揺らした。
「ちょっと! あんただけズルいわよ!」
宮木が振り向くとそこにはやはり仕舞い忘れたのだろうか、空気の抜けかけたバスケットボールを持った五十畑が薄暗がりの中で仁王立ちしていた。
「スコアタックしよ」
「ほいきた」
二人はGボウルで互いにボールをもってゴールを競うスコアアタックを始めた。歓声をあげながらボールを追いかける二人の姿はスーツとビジネスシューズが不似合いなほど童心に帰ってボールを追いかける。
結果22対26と驚くほどの僅差で宮木が勝った。
「驚いた。いやもうびっくり! いつの間に練習してたの由花」
古ぼけたベンチにどかっと腰を下ろした宮木の息は荒かった。
「あんたの体が鈍っただけ。それと私、身長伸びたしね」
その隣に腰かける五十畑の息も負けず劣らず荒い。
「ああ、高二から凄い伸びたよねえ、あの頃あたしはもう止まってたのに」
「でもやっぱり勝てなかった。あーっ! 悔しいなあ!」
背もたれに両腕をかけた五十畑は天を仰いで叫ぶ。
「じゃ、ありがたく『五十畑がなんでもしてくれる券』いただきますからね」
「ああ、何かあるなら別に今すぐだっていいわよ。わざわざ『券』を作るなんてめんどくさいじゃない、ふふっ」
「えっ」
宮木の動きが止まって五十畑に目が向く。
「んっ?」
五十畑は邪気のない目で宮木に視線を返す。
しばしの沈黙。
宮木がそっと五十畑の肩を掴もうとする。
その瞬間。五十畑は視線をこの施設の空き地に向けぽつりと呟いた。
「私ね」
宮木は手をベンチの背もたれに回す。
「うん」
「私ね、あんたを信じることにする。あんたがさっき言ってたみたいに」
「どうして」
「うん。今のあんたは誰だろうと、私にとってのあんたは、今みたいにこうして一緒にスコアアタックしてた時の宮木彩希なんだな、ってそう思った」
「そうなんだ」
「他人事みたいに言わないでよ。もう12年? くらい前の事だけど、あの高校時代の彩希が私にとっての彩希」
「うん、あたしにとってもあの頃の由花があたしにとっての五十畑由花かな。あの泣き虫の……あっごめんごめんっ!」
「ふんっ。……あの頃がただの夢かも知れない、って時々思う。ツラいことも許せない事もあったけど、やっぱり私、楽しかった。幸せだった」
「その一助にはなれた? あたし」
「うん。色々助けられた。嬉しかった。でも馬鹿な女でごめん」
「構わないよ。気にしてないから」
「だから…… だから今は夢のあと。大人になるってつまらないもんね」
「仕方ないよ」
「そ、だから今はつまらない時代。私はそんな下らない今よりあの頃の彩希を信じることにしたから」
「そう」
「あの頃の彩希は輝いて生き生きしてたから。夢の中とはいえね」
すっと立ち上がる五十畑を追う宮木。
「ちょっとまって、ねえ、じゃあ今のあたしは生き生きも輝きもしてないってこと?」
「さあどうかしらね?」
五十畑は振り向くと本心の見えない複雑な微笑を浮かべた。
「そ・れ・と。あんたさっきキスしようとしたでしょ?」
「げ」
「げ、じゃなくて。キスしようとしたでしょ?」
「あ、い、いやあ、それは何というか ――――ッ!」
宮木の唇に一瞬だけ五十畑の唇が触れた。
小走りで逃げるようにしてスポーツセンターの敷地の外へ出ようとする五十畑。振り向くとお得意の腰に手を当てるポーズで大声をだす。
「彩希ー! 早くしないと運航終了しちゃうよー!」
宮木は困惑の表情を浮かべなら唇に指を当てると、苦笑しながら五十畑の元へ走る。五十畑を捕まえるとそのままじゃれ合いながらトラムの停車場に向かった。その二人の姿は、まるで高校生の頃、島谷伊緒も一緒にいた頃のようだった。
― 了 ―
▼用語
惑星行き:
近年、惑星ローワンのテラフォーミングが完了し、順次コロニー群からの移住が開始されている。一部の業種の市民を除き、希望者はこれに応募し抽選に当選すると“惑星行き”の資格と住居を得られる。
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