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「はる~」
『なーに?』
「呼んだだけ(笑)」
『なにそれ』
最近は、かなり心を開いてくれるようになって。
『響ちゃん。そればっかり。嫌~』
「えぇ・・・」
「はる~こっちおいでよ。」
『うんっ』
最近では、枢さんや澪くんにも懐いていて、遊ばれてた(苦笑)二人に。
「はる。ここ座って?」
『何するの?』
「いいから、いいから(笑)」
『うん』
何の疑いもなく座るはる。
「はるの髪、綺麗だよね~いぢりたくなるんだ(笑)」
元美容師だけあって、手際よくセットしていく。
「はいっ。出来たよ」
『うわぁ~はるじゃないみたい』
「はるだよ(笑)」
『ありがと。澪くんっ』
「いえいえ。いつでもやってあげるよ。」
『みんなに見せてくるね。』
そういって、行ってしまった。
「・・・行っちゃった」
「そうやって、ポイント稼ごうとするからだよ。ばちがあたったんだって。ばちが(苦笑)」
「ちぇっ。でも、またやってあげよう。何やっても似合うし。やりがいあるんで」
「あ~俺もなんかそういう特技があればな・・・」
「良かった。持っててww」
「はる~?あれ?」
「他のメンバーのとこ行ったよ(笑)」
「ちぇっ、最近皆に慣れちゃって。響ちゃんつまんない(涙)」
「きもっ」
「(笑)」
話していると、メールが来た。
「あ、はるからメールだ」
「なんて?」
「ずるっ・・・朔弥さんとお出かけしてくるだって」
「え~~~~」
「あ、お前らここにいたの?」
「はるが、嬉しそうだったよ。澪があの髪型にしたんだって?」
「はい^^」
「そしたら、朔弥が買い物行こうって言い出して、行っちゃった」
「なんで、もっと早く言ってくれないんすか・・・」
「たまにはいいじゃん。いつも構ってるんだし(笑)」
「かなわないっす・・・・」
「(笑)」
「それにしても、よく喋るようになったし笑うようになったな。」
「えぇ、一時はどうなることかと思ったけど・・・」
「明日。5人同時で休みになったんだけど」
「えっ?」
「珍しいですね。そんなことあんまりないのに。」
「(郁さん、苦労してたけどな・・・)折角だから、はる連れて遊びに行こうよ」
「それいいっすね。」
「はる、いつも仕事で待たせてばっかりだったから喜びますね。帰ってきたら、どこ行きたいか聞きましょ♪」
★★
『皆、何処にいるのかな?』
キョロキョロしてると、朔弥が通りかかった。
『朔弥くん』
「ん?あ、はる。どした?あれ、髪型さっきと違うね」
『澪くんにやってもらったの。』
「さすが、澪だね。可愛いよ」
『ありがとっ。』
「郁にも見せる?」
『うん。澪くんと枢くんと響ちゃんはさっきいたから・・・』
「おっけー(笑)じゃぁ行こっか」
そう言って、社長室に行った。
『なんでここなの??』
「郁さんがいるから」
『??』
「あれ?ここは初めてだった?」
『うん。郁くんがなんでいるの?』
「(苦笑)聞いてみたら?」
そう言って、社長室に入っていった。
「ん?はる?珍しいねこんなとこに来るなんて・・・」
「途中で会ったんで、連れてきました。」
『なんで・・・郁くんがここにいるの?』
「えっ?」
「社長室になんで、郁さんがいるの?ですって。」
「(笑)そっか、知らなかったんだな。はる?俺は、ここの社長だからだよ」
『そうなんだ・・・えらい人なんだね』
「どうだろうね(笑)」
「髪型かわいいね。どうしたの?」
『澪くんにやってもらったの。』
「へ~さすがだね。あっ、いいこと思いついた。はる~散歩いこ?」
『散歩?』
「だって、あいつらがいたら、俺、なかなか絡めないし。お菓子も買いに行こう~」
『うん。行くっ。』
目をキラキラして、言ったんだ。
「気を付けてな。行っておいで。はる、朔弥と少しだけ話があるから、ちょっと待って。」
『はーい。』
「なんですか?」
「たまには、はる連れてどっか行くか・・・」
「郁さん?」
「いつも、オレらのそばにいるけど、はるもやりたいことあるだろうし・・・叶えてあげれたらって思ってさ」
「いいですね。でも、大丈夫なんですか?」
「1日ぐらいなんとかなるだろ?はるがそばにいれば、メンバーも頑張るし(苦笑)何人かは休みだからな(笑)調整はなんとかなるよ」
「(苦笑)たまには、はると遊びましょう。じゃぁ、帰ってきたら相談しますか。」
「だな」
そう言って、郁ははる達と別れ、枢達の所に向かった。
★★
「おしゃれしてみない?」
『なーに?』
「その髪型に合う服、探しに行こうよ」
『散歩じゃないの?』
「(笑)散歩だよ。この近くに、俺の店があるんだ」
『行ってみたいっ』
「おっけ。あんまり時間ないけどね(苦笑)」
そう言って、はるを連れて行った。
「これとか似合いそうだよ」
「これもいいんじゃない?」
『決めれないよ~?』
「じゃぁ、試着してみてよ。」
『分かった。』
数分後、着替えたはるを見て
「うわ~似合うじゃんっ」
『そっかな?』
「これにしよ。ね?」
『うん』
「じゃぁ、着替えてね。」
着替えて、朔弥を少し待ってると
「お待たせ。これ。はいっ」
『これは?』
「これって(笑)さっきの服だよ」
『・・・いいの?』
「もちろん。俺がしたくて買ってあげたの。気にしなくていいよ。」
『ありがとう。』
そういって、微笑んだ、
「どーいたしまして。じゃぁ、お菓子買いに行こうよ。新作出たんだって」
『うんっ。』
仲良く手をつないで歩いた。
『みんなの分買う?』
「良いよ。はるが好きなの選びな?」
『じゃぁ、これがいい。』
「おっけ。」
そう言うと、朔弥もいくつか選んで買いに行った。
「お待たせ。帰ってからみんなで食べよ。」
つかの間の一時だったけど、朔弥はそれだけで良かった。
これから、こういう時間を大事にすればいいんだから。
『なーに?』
「呼んだだけ(笑)」
『なにそれ』
最近は、かなり心を開いてくれるようになって。
『響ちゃん。そればっかり。嫌~』
「えぇ・・・」
「はる~こっちおいでよ。」
『うんっ』
最近では、枢さんや澪くんにも懐いていて、遊ばれてた(苦笑)二人に。
「はる。ここ座って?」
『何するの?』
「いいから、いいから(笑)」
『うん』
何の疑いもなく座るはる。
「はるの髪、綺麗だよね~いぢりたくなるんだ(笑)」
元美容師だけあって、手際よくセットしていく。
「はいっ。出来たよ」
『うわぁ~はるじゃないみたい』
「はるだよ(笑)」
『ありがと。澪くんっ』
「いえいえ。いつでもやってあげるよ。」
『みんなに見せてくるね。』
そういって、行ってしまった。
「・・・行っちゃった」
「そうやって、ポイント稼ごうとするからだよ。ばちがあたったんだって。ばちが(苦笑)」
「ちぇっ。でも、またやってあげよう。何やっても似合うし。やりがいあるんで」
「あ~俺もなんかそういう特技があればな・・・」
「良かった。持っててww」
「はる~?あれ?」
「他のメンバーのとこ行ったよ(笑)」
「ちぇっ、最近皆に慣れちゃって。響ちゃんつまんない(涙)」
「きもっ」
「(笑)」
話していると、メールが来た。
「あ、はるからメールだ」
「なんて?」
「ずるっ・・・朔弥さんとお出かけしてくるだって」
「え~~~~」
「あ、お前らここにいたの?」
「はるが、嬉しそうだったよ。澪があの髪型にしたんだって?」
「はい^^」
「そしたら、朔弥が買い物行こうって言い出して、行っちゃった」
「なんで、もっと早く言ってくれないんすか・・・」
「たまにはいいじゃん。いつも構ってるんだし(笑)」
「かなわないっす・・・・」
「(笑)」
「それにしても、よく喋るようになったし笑うようになったな。」
「えぇ、一時はどうなることかと思ったけど・・・」
「明日。5人同時で休みになったんだけど」
「えっ?」
「珍しいですね。そんなことあんまりないのに。」
「(郁さん、苦労してたけどな・・・)折角だから、はる連れて遊びに行こうよ」
「それいいっすね。」
「はる、いつも仕事で待たせてばっかりだったから喜びますね。帰ってきたら、どこ行きたいか聞きましょ♪」
★★
『皆、何処にいるのかな?』
キョロキョロしてると、朔弥が通りかかった。
『朔弥くん』
「ん?あ、はる。どした?あれ、髪型さっきと違うね」
『澪くんにやってもらったの。』
「さすが、澪だね。可愛いよ」
『ありがとっ。』
「郁にも見せる?」
『うん。澪くんと枢くんと響ちゃんはさっきいたから・・・』
「おっけー(笑)じゃぁ行こっか」
そう言って、社長室に行った。
『なんでここなの??』
「郁さんがいるから」
『??』
「あれ?ここは初めてだった?」
『うん。郁くんがなんでいるの?』
「(苦笑)聞いてみたら?」
そう言って、社長室に入っていった。
「ん?はる?珍しいねこんなとこに来るなんて・・・」
「途中で会ったんで、連れてきました。」
『なんで・・・郁くんがここにいるの?』
「えっ?」
「社長室になんで、郁さんがいるの?ですって。」
「(笑)そっか、知らなかったんだな。はる?俺は、ここの社長だからだよ」
『そうなんだ・・・えらい人なんだね』
「どうだろうね(笑)」
「髪型かわいいね。どうしたの?」
『澪くんにやってもらったの。』
「へ~さすがだね。あっ、いいこと思いついた。はる~散歩いこ?」
『散歩?』
「だって、あいつらがいたら、俺、なかなか絡めないし。お菓子も買いに行こう~」
『うん。行くっ。』
目をキラキラして、言ったんだ。
「気を付けてな。行っておいで。はる、朔弥と少しだけ話があるから、ちょっと待って。」
『はーい。』
「なんですか?」
「たまには、はる連れてどっか行くか・・・」
「郁さん?」
「いつも、オレらのそばにいるけど、はるもやりたいことあるだろうし・・・叶えてあげれたらって思ってさ」
「いいですね。でも、大丈夫なんですか?」
「1日ぐらいなんとかなるだろ?はるがそばにいれば、メンバーも頑張るし(苦笑)何人かは休みだからな(笑)調整はなんとかなるよ」
「(苦笑)たまには、はると遊びましょう。じゃぁ、帰ってきたら相談しますか。」
「だな」
そう言って、郁ははる達と別れ、枢達の所に向かった。
★★
「おしゃれしてみない?」
『なーに?』
「その髪型に合う服、探しに行こうよ」
『散歩じゃないの?』
「(笑)散歩だよ。この近くに、俺の店があるんだ」
『行ってみたいっ』
「おっけ。あんまり時間ないけどね(苦笑)」
そう言って、はるを連れて行った。
「これとか似合いそうだよ」
「これもいいんじゃない?」
『決めれないよ~?』
「じゃぁ、試着してみてよ。」
『分かった。』
数分後、着替えたはるを見て
「うわ~似合うじゃんっ」
『そっかな?』
「これにしよ。ね?」
『うん』
「じゃぁ、着替えてね。」
着替えて、朔弥を少し待ってると
「お待たせ。これ。はいっ」
『これは?』
「これって(笑)さっきの服だよ」
『・・・いいの?』
「もちろん。俺がしたくて買ってあげたの。気にしなくていいよ。」
『ありがとう。』
そういって、微笑んだ、
「どーいたしまして。じゃぁ、お菓子買いに行こうよ。新作出たんだって」
『うんっ。』
仲良く手をつないで歩いた。
『みんなの分買う?』
「良いよ。はるが好きなの選びな?」
『じゃぁ、これがいい。』
「おっけ。」
そう言うと、朔弥もいくつか選んで買いに行った。
「お待たせ。帰ってからみんなで食べよ。」
つかの間の一時だったけど、朔弥はそれだけで良かった。
これから、こういう時間を大事にすればいいんだから。
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