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一章 誰かを救うために世界を変えたとして

現実改変能力者は世界を台無しにする

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シナズの部屋はとんでもなく散らかっている。白一色で入っているだけで気が滅入るはずの部屋は、倉庫のように雑然としていた。古びた布団、山になったタイヤ、壊れてドアが外れた冷蔵庫ーー地下施設の自室にわざわざ運び入れるには用途不明のものばかり。あまりの散らかりように部屋の中央に鎮座しているはずのカプセルは見えなくなっている。

ガラクタで覆われた部屋に、似つかわしくない光を帯びているように美しい人。取り合わせとしてはありえないほどミスマッチであるにも関わらず、トトノエの異様に存在しない気配によって、強烈な違和感を何故か与えることがなかった。

トトノエはシナズが連れ帰った大型犬の前で片膝をついて屈んだ。世界を二分するかのようにはっきり分たれた白黒の髪が揺れる。

「君がデータベースと僕を除いた全てから忘れられたことも、自意識を改変されたことも、姿を書き換えられたことも、僕は全てにできる。

僕にその力はあるし、それをできない道理はない」

トトノエは柔らかい声音で囁く。色彩の曖昧な瞳はまるで光を閉じ込めたかのように輝いてーー改変を受けた部下を見る。

静かな声で語りかけた。トトノエの髪の白と黒は決して交わらず、それぞれの領地を固く守っている。

「ーーだけど、僕は現実を改変するという悪を、神を騙り、世界を穢し、あらゆる生を冒涜する醜悪な行為を、許すことができない。

僕は誰を救うためにも、現実を歪めることを自分に許さない。これまでも、これからも、相手が誰であれ、僕が僕である限り。

だから、僕は君を救えるのに、君を見捨てるんだ、わかるね?ーー憎んでくれ。君にはその権利がある」

トトノエは目を伏せる。睫毛が瞳を隠す。大型犬を優しく抱いて、それから立ち上がった。光を纏うように輪郭は曖昧になって、口元の微笑みの柔らかさ以外の情報は、記憶をすり抜けていくようだった。

命を薄めて光り輝いているかのように、トトノエの仔細な特徴は記憶から死んでいく。背後に立っていた金髪碧眼の男が声をかけた。

「ーー私が殺しましょうか」
「いやーーアルくん、僕がするよ。僕が負うべき業を君に代わりに押し付けたくはない」

トトノエと、従者のように付き従った金髪の男をまるで気にした風もなく、部屋の主シナズは欠伸を一つ。古タイヤが雑に山になった上に、器用に横になって寛いでいた大男は、寝そべったまま口を開いた。

「暫定私のペットをまさか殺しませんよね、酷いです、あんまりだ」

真顔の棒読みには到底非難の色も何も見えない。わざとらしいだけの言葉だった。何よりやる気のない怠惰な寝姿を崩さないので、神妙な顔のまま巫山戯ているようにしか見えないーーしかし、トトノエはタイヤの山の上の彼を見上げて、小さく笑う。

「シナズくんって、顔によらず情があるよね。人間味を失わないことは僕たち現実改変能力者には難しいのに」
「ーーそうですかね?私、人間であることを毎度疑われる方ですが。まあ、全知のあなたが言うならそうなんでしょう」

シナズは雪崩れたタイヤの山から落ちてーー全く表情を変えないまま元の姿勢で床に転がった。肘をついて寝そべったまま、ぱちぱちと瞬き。平然とした顔である。

「ツムグくんとは上手くやれてる?彼、気難しいだろう?僕が知る限り君は上手くやれてるみたいだけど、主観と客観は違うだろうしさ」

トトノエが知る限りなんてーー事実全てといってよいのだが、本人はあまり頓着なく言葉を使う。

「上手いかは知りませんが。あれは気難しいというより素直なんでしょう。素直に性格が悪いだけで、ガキなんですよ。青いんです」
「ーーでも、気に入ってはいる」
「良い反応するので面白いですよ。しばらく退屈はしなそうです」
「それはよかった」

目を細めて笑う。シナズにはそれが老成した笑みに見えるのだ。長い年月を瞳に映して、あらゆるものが過ぎ去った穏やかな凪のように。

シナズにはトトノエがすべてを達観して品のある老紳士かのように感じられるーートトノエには性別はないが。

トトノエはそっと犬に目線を向けた。大人しい大型犬はじっと伏せている。

「シナズくんが言うなら××くんはーーああ、消えているんだった、嫌になるねーー彼は任せるよ。取り返しのつかない被害者を殺すのも、殺さないのもエゴだしね。構わないさ」

ノイズが入るように音にならなかった名前ーー現実改変を過度に受けるということは、歪むことで世界に上手く読み取られなくなることだ。全て知るトトノエですら発音できない。伝えることができないトトノエは憂うように眉を下げた。

寝そべった状態から片手で、体躯に合わない身軽さで起き上がって、シナズは首を傾げる。

「あなたなら、現実改変能力者そのものをなかったことにできるのでは?」
「ーーできるね。でも、それって、戦ってきた人間も、犠牲になった人間も、悲劇、苦悩、喪失、絶望、あるいは希望、幸福、あらゆるものの価値を無にする酷い話だと思わないかい?」
「……ふうむ、見解の相違ですかね」

トトノエは穏やかに微笑んだまま、生きていることが奇跡かのような淡い気配で、手を伸ばした。雑然とした部屋にはあまりに不釣り合いな奇跡の気配がする。

「君も覚えているだろう、シナズくん。あの日を僕以外には君だけ、覚えているだろう。大規模な現実改変があって、世界が崩壊しかけた日終末を」
「どうですかね。私は記憶力が良い方ではないので」

シナズが淡々といつも通りの感情の掴めない声で躱すのを引き止めるように、トトノエは彼を見た。色彩がぼやけた、光だけを灯す瞳。

「あの日に失われた全ては君の元からも等しく失われたとしても、君の身体を現実に留める現実改変は、君の身に降りかかった現実改変を打ち消した。君は死ななかったんだから。んだからーーあの日世界がどうなったかを、シナズくんは見ただろう?」

静かな部屋。トトノエに付き従っている金髪の男は息さえしないかのように静かにしている。あるいは耳をそば立てて、自分の敬愛する存在の言葉を聞こうとしている。ただトトノエのことが少しでも知りたいがために。

「現実改変能力者は世界を台無しにする、僕たちの存在は許されてはいけない、と、シナズくんも思わなかったかい」
「さあーーそんな難しいことは私にはわかりません。そんな難しいことを考えずとも生きていれば、生きてさえいれば、なるようになります。人生そういうものですよ」
「ーーふふ、まあ、仕方がないね。無理強いは止そう。ユメオウの件は頼んだよ」

穏やかにトトノエは笑んで手を振る。シナズは一欠片の笑みもない真顔で、キレの良い動作で、アイドルもさながら、顔の横でピースしてみせた。




真白のドアが開いて開口一番、トトノエに付き従っていた金髪の男、アルは口を開く。

「無礼極まりない男ですね。トトノエ様にかけられた期待を、平気で溝に捨てるなんて」

煌めく金髪、美しく澄んだ青い瞳。絵本の王子を引っ張り出して来たような整った爽やかな顔立ち。引き結んだ唇は堅い印象を抱かせた。生真面目な男にはシナズの態度はどうにも憤懣やるかたなかったのだろう。さらに堰き止められなかった言葉を、アルは口に出した。

「だいたいあの男と組ませたツムグとかいう男……平気で仲間を不可逆だと知りながら犬に変えるなんて狂っている。あの男は危険です」

苦々しい顔なのは、元からツムグの良い噂を聞いていないからもあるのだろう。我儘放題を有能だからで押し通しているやり方は、ルールを重んじる真面目なアルと合わないだろうということは、トトノエでなくともわかる話である。

「彼はーーツムグくんは、大丈夫だよ。犬に変えたのは許されないけど、それでも、彼は最後の一線ーーは踏み越えない」
「……随分買っているんですね」
「安心してよ。君の家族の存在を消してしまった現実改変能力ーーそれを持つ人間を、僕は許されるとは思わないーー僕も含めてね」

アルの低くなった声のトーンを、トトノエは部下としての嫉妬だとは解釈しなかったようだった。現実改変能力者に肩入れをする気はないなんてわざと強調するのは、アルへの気遣いに違いなかった。

デッドラインにいる者に戦う理由は必要だーーその意味ではアルには最もオーソドックスな理由がある。現実改変能力者への仇討ちーーしかし、実際には、そうならない。何故ならアルにその復讐すべき出来事の記憶はなく、それだけでなく何の記録を辿っても、存在しないのだ。

彼の消滅した家族はトトノエ以外知らないーー正解にはトトノエの力を元にして作られているデッドラインのデータベースには辛うじてその消滅だけ記録されているという有様なのだ。

故に、アルに現実改変能力者への恨みがあるかといわれると微妙なところだ、まるで他人事のような話だから。夢が現かわかりもしないものを過度に憎めはしない。ーーどちらかといえば、トトノエが気にしているのだ。

彼、ないし彼女ーーアルの目には、どこかその物腰の穏やかさは、年上の女性の包容力を思わせるが、トトノエは少なくとも今は性別を失いどちらでもないーートトノエには、そういうところがあった。

「僕を含めて、なんて言わないでください。私はトトノエ様に感謝こそすれ、覚えてもいない家族なんかのために、現実改変能力者だからという理由で憎むなんてあり得ないので」
「"なんか"なんて言わないでくれよ。アルくんは、失ったものを大切にするべきだ。大切にする意味はもはやなくとも。ーーそれだと悲しいだろう?」

ーートトノエは等しく優しいのだ、アルにはそれ以上に相応しい言葉を知らない。誰も知らないまま失われた多くを唯一知るトトノエは、色の失われた瞳で憂う。デッドラインの構成員、つまりは部下の誰に対してもそうだ。

知らないまま大切な人を失った彼ら、悲しむことも憎むことも怒ることも永劫できない彼ら、無念を抱くこともなく世界から消えた誰かの代わりに、この世でたった1人、失われたものに想いを馳せる。

本来背負う必要など何一つない他人の失われたものを、大事に拾い上げていく。

アルの戦う意志は、曖昧模糊にしかならない復讐にはない。神様のように光を纏い、しかし神というには優しくてならない存在ーートトノエが彼の戦う意志である。

「現実改変能力者と戦うためにツムグくんたちが必要なだけで、現実改変能力者は戦いが終わればすぐに処分するとも。

勿論、自分だけのうのうと生きていくつもりもないから、全員殺して、僕も僕自身を処分するつもりだよーーそれがデッドラインの終わりさ」

アルの全てを知りながら、彼の戦う意味がどこにあるかを真に理解することはないだろう、トトノエは微笑む。

本気で言っている。本気で自分を殺して現実改変能力者を終わらせるのが正しいと信じているのだ。 

アルは青い澄んだ瞳を揺らして、目を伏せた。トトノエはいつも口癖のように言うのだ。現実改変は許されるものではないとーー己を化け物だ、と。

「トトノエ様は、人類に尽くしているのに、あなたが世界を救っているのに、そんな……」

トトノエは首を振り、白と黒の境界は互いに歩み寄ることがない。

「大規模に現実改変された日によって、沢山失われたよ。沢山、星も、命も、文化も、概念も、消えた。僕が留められたのは、ほんの僅かにすぎない。僅かにすぎないことは誰にもわからないけどね、存在ごと失われてしまったから」

潔癖に真っ白な廊下を歩く、儚い気配の美しい人。並んで歩く金糸のいかにも神妙な顔をした男。青い瞳にはトトノエが映っているが、目に映してなお、やはりその存在は異様なほどにそこにいないかのようだった。

「例えばね、僕たちの名前。僕も、アルくんも、人類みんなから、失われてしまったんだ。たとえば××とか××とかーーああ、駄目だね、認知できる音にならないか。本当は、性質を準えた記号でない、意味を込めて人が人に贈った、きちんとした名前が、一人一人にあったんだ」
「私はアルという名前ではなかったということですか。でも名前なんて」

変わっても構わないでしょうなんて、口にしかけたのをアルは飲み込む。トトノエが微笑む、いつものように。だけどその不思議に光を宿した瞳は一際寂しげに見えて、アルは言葉を失くした。

「僕はアルくんを、君たちみんなを、未来永劫失われた本当の名前で呼べないことを残念に思うよ」

柔らかく笑う。光を湛えて静かに憂う瞳。生者とは思われない薄弱の気配。譲れない白黒の色彩を髪に乗せて。どれだけ記憶に刻むことを望んでも、留めおくことすらできない儚い美しい幻のように。

息もできずに立ち止まったアルに、トトノエも足を止め目を瞬いて手を伸べた。

「手を繋ぐかい?」

ーーわかっているのだ、全てを。アルが全てを失っていくことばかりを恐怖していることも。

いつかトトノエは存在をこの世から消してしまうのではないかと、アルは懸念している。実際、既にトトノエは特異な美貌でありながら記憶がほとんど残らないところまで、存在が曖昧になっているのだから。

おずおずと尋ねた。

「触れた感覚はあるんですか」
「ーーあるよ」

嘘かもしれない、と思った。トトノエの強大な力はただ意のままに振るうだけならば、膨大な対価を必要としなかったかもしれない。

それなのに、現実を守ることを至上とした結果、トトノエはアルの把握しているだけでもあまりに多くを犠牲にしている。常に微笑むばかりなのも、感情を取り落としていっているようにも見えるのだ。

自分の存在のあらゆるものを削って、あらゆるものを犠牲にして、トトノエは現実を守っているのだ。ーーあまりに神様じみている存在だから、たった1人でと言っても良いくらい、ほとんど全てを1人でなんとかしている。

トトノエは話題を変えるようにふと上を見て口を開いた。

「お昼時だね。ご飯を食べよう、お腹を満たす、いかにも現実……ありふれていて良いものだ。一緒に行くかい、アルくん」
「ご一緒、します!!!」
「敬礼しないでくれよ。治らないね、その癖」

アルの古巣の癖である。彼は古巣を離れ、デッドラインにいることを後悔したことはない。トトノエは戯れのように無邪気に手を引く。

「アルくんの好きなものを食べに行こう。どうせ味がわからないのだから、僕のことは気にしないで」

また足が止まる。凍りついたアルの表情に、トトノエは眉を下げる。

ーーそんなに深刻な顔をしないでくれよ、ちょっと困るくらいだよ、なんて軽々しく言うのだから、アルは眉間に皺を寄せた。そうして穏やかに「ちょっと困ったね」で、いくつもいくつも犠牲にしてきて、今があるのだろうから。

「……私の感じられる全てをあなたにあげたいと言ったら笑いますか」
「ーー笑わないけれど。それだとアルくんが大変じゃないか。でも、ありがとうね」

確かに伝わっている。だが、全ては伝わってはいない。アルとトトノエの距離感は近くて遠い。

アルが自分の好物を選択するのではなくて、トトノエに追従するのをトトノエは知っている。どれだけすすめても、アルは生真面目に譲らないのも知っている。だから、トトノエはコインを取り出した。やけに古いコインは、何度も手で触れたのか、すり減って艶が出ている。

「じゃあ表が出たら、アルくんの好物にしよう。裏が出たら僕ーーね?」

宙にきらりと光ったコインはトトノエの手に受け止められーー広げられた掌にはコイン。ーー表だった。

ありふれた確率をただの偶然とは思えないのは、トトノエが投げたせいである。アルが思わずトトノエを見れば、肩を竦めた。

「タネも仕掛けもあるーー得意なんだ」
「それでは公平にするためのコイントスの意味がないじゃないですか」

手品が趣味というにはそのコイン以外をアルは見たことがなく、どちらかといえばその古びたコインが大切なものなのかもしれない。トトノエはコインを指先で幾度か宙に飛ばしては柔らかく掴んだ。

「僕がアルくんに優しくしたいんだから良いだろう?折れてくれ」
「……わかりました」

苦虫を噛み潰した顔で返事をするアルを見て、トトノエは笑った。

「アルくんは僕にひどく同情的だけれど、僕のようなあってはならない世界の染みが、息をしているのなら、それ以上を望むことはあまりに強欲がすぎるというものだよ。ーー僕は現実が現実として確かに残るなら、守れるのなら、それが幸せなんだしね」

ーー本当だよと、トトノエはコインを指先でそっと慈しむように撫でた。
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