20 / 32
20. 訪ねて来た人は
しおりを挟む
「バリウェリーで動物の理髪師をしていたのはあなた!?」
そう言って、胸元まで伸びた金髪をクルクルと巻いた目鼻立ちが整った綺麗な女性が、仁王立ちで扉を開けたすぐの所で立っていた。
レナはびっくりして、その迫力に叱られたり、何か小言を言われるんじゃないかと思いながら答える。
「は、はい。そうですけど…。」
「ちょっと!入っていいかしら!?」
と、その女性にもう一度言われたレナは、
(もうすでに、扉を開けて入っていると思うんだけど…一応許可を求めているのかな?)
と思ったが言葉には出さず、
「どうぞ…」
と言った。
けれど、どうぞと言ったもののこの部屋の中には自分以外の人と話す為に座る場所と言えばレナがいる窓際のソファしかない。
その女性はツカツカと部屋の中央まで入って来て立ち止まり、座る場所がそこしかないと知ると、
「そこ、座るわよ?」
と聞いた。
(初めの勢いはとても怖い人に見えたけど、実はいい人なのかな?)
とレナは思い、
「はい。」
と伝えて、隣同士に座るとすぐに、体をレナの方に向け女性は話し出した。
「で、あたなが私のオーリスの事を切ったわけね!?」
「え?えと…」
オーリスと言われても、レナには何の事だか分からなかったが、きっとレナが今まで毛を切ってきたネコかイヌのどれかの事だろうと思い、これはしっかりとした態度で話さないとと背筋を伸ばす。
以前、お客さんでもいたのだ。
カットする前に飼い主さんとどのような感じに切るかはしっかりと話はするのだが、そういうのをせずにすぐに預け、カットした後に文句を言ってきたお客さんが。
(気に入っていた子だったのかな?勝手に切ったから文句を言いに来たのかな。だったら、もっと家の中で飼うとか、管理をしっかりして欲しいなぁ。って、この世界では、飼うなんてしないのか。でも私が毛を切ったのはどうしようもなさそうな子ばかりよ。自分の毛が伸び過ぎて前が見えなくなってる子とか、毛が伸び過ぎて地面を擦ってる子とか。)
レナは、すうっと息を吸って話し出そうとすると、開け放たれた扉から紅茶セットが乗ったワゴンを引いたサーザが、戻ってきたようで声を上げた。
「え!?アルバータ様!?何故こちらへ…?」
「え?あなた…サーザ?まぁ、いいわ。それよりもねぇ、どうして切ってしまったの!?まぁ、でも切っても可愛いから許してあげるわ。バリウェリーで迷子になって長らく帰って来なかったから、再び会えて驚いたのよ!タウンハウスに帰ってきたの!自分でよ?もう本当に嬉しくて!前よりも元気に飛び回ってるの。お礼を言うわ!」
アルバータと呼ばれた女性はそう言って、レナの右手を掴んで握手をすると上下にぶんぶんと振り、喜びの顔を見せてくる。
(えっと…これは喜んでくれている?)
レナはそう思いながら、左手でアルバータの手を掴んでやんわりと離すように促す。
「あの。アルバータさん、わた」
「アルバータさん!?私は、あなたにまだ名乗ってないわ!勝手に人の名前を呼ばないでちょうだい!!しかも、なによ、さんって。様よ、様!」
「あ、す、すみません…では何とお呼びすれば…?」
「もう!…私はアルバータ=グリフィスよ。いい?相手に名乗られたら、初めて名前を呼ぶ事が出来るのよ?全く…」
「あ、そうとは知らず申し訳ありません。名乗って下さりありがとうございます。あ、アルバータ様それでですね、」
「あなたは?名乗られたら、名乗りなさいよ!」
「すみません、わ」
「申し訳ありません、でしょう!?」
「も、申し訳ありません…私は、レナ=オオハシと申します。」
(ちょっと勢いがあるけれど、礼儀を教えてくれているのかな?)
と、若干引きながらもレナは思う。ただ、
(近くにいるのにそんなにギャンギャンと吠えるように言わなくてもいいのになぁ。)
とも少しだけため息をつきながら思った。
対して、サーザはハラハラとしている。口に出してアルバータを戒めようかとも思ったが、何故会いに来たのかが分からない。昨日来たばかりのレナに、何故会いにくる事が出来るのか。主であるウィンフォードが教えたのかと思ってもいる。それだったら咎めてもいけないと思ったのだ。
「そう。レナ。ありがとう。オーリスはね、私とバリウェリーに一緒に馬車で買い物に行ったのよ、もうずいぶんと前にね。馬車で留守番させてたはずなのに…馬車に戻ったらいなくなっていたのよ。どこへ行ったのかわからなくて。」
「そうでしたか。ええと、オーリス様は、ヨークシャーテリアの子ですか?」
「よー…なに?」
「あ、いいえ…申し訳ありません、名前を呼ばれてもどの子か分かりませんが、私が毛を切って体を洗ってあげたのは衛生的に良くない子達ばかりです。目に自身の毛が覆い被さって前が見えず歩きにくくなっていた子や、地面に毛が当たってモップのように引きずっている子などです。汚れていると、病気を運んだりしてしまいますから。」
「そうなの…オーリスは、私の子供と変わらないの。だから、帰ってきてくれて本当に嬉しかった!オーリス、歩きにくかっただけなのね。だから、前が見えるようになって良く動くようになったのね!」
「毛は、ある程度長くなったら切らないといけないのですよ。」
「知らなかったわ。伸ばしたら可愛いから伸ばしてたのだけど、ダメなのね。」
「ダメですよ、ご自分が可愛いと思うからって人間目線ではいけません!イヌ目線で考えて下さい!目に毛があると、前が見えにくいですよね?オーリス様も迷惑してたと思いますよ!」
「…そうね。分かったわ。これから気を付けるわ。」
迷惑してた、と聞き、アルバータはとても悲しそうな表情になる。
レナもそれを見てはたと口を止め、一呼吸置いてからまた話し出した。
「そうしてあげて下さい。だって、わざわざアルバータ様の家まで帰ったのですよね?また、アルバータ様と一緒に過ごしたかったのですよ。」
「そう…そうかしら?そうね、きっと!!私、帰るわ。急に来てごめんなさいね、」
アルバータは、レナの心のこもった気遣いを聞き、急に嬉しく思うと早くオーリスの元へ帰りたくなり、ソファから立ち上がると、急いで部屋を出て行った。
そう言って、胸元まで伸びた金髪をクルクルと巻いた目鼻立ちが整った綺麗な女性が、仁王立ちで扉を開けたすぐの所で立っていた。
レナはびっくりして、その迫力に叱られたり、何か小言を言われるんじゃないかと思いながら答える。
「は、はい。そうですけど…。」
「ちょっと!入っていいかしら!?」
と、その女性にもう一度言われたレナは、
(もうすでに、扉を開けて入っていると思うんだけど…一応許可を求めているのかな?)
と思ったが言葉には出さず、
「どうぞ…」
と言った。
けれど、どうぞと言ったもののこの部屋の中には自分以外の人と話す為に座る場所と言えばレナがいる窓際のソファしかない。
その女性はツカツカと部屋の中央まで入って来て立ち止まり、座る場所がそこしかないと知ると、
「そこ、座るわよ?」
と聞いた。
(初めの勢いはとても怖い人に見えたけど、実はいい人なのかな?)
とレナは思い、
「はい。」
と伝えて、隣同士に座るとすぐに、体をレナの方に向け女性は話し出した。
「で、あたなが私のオーリスの事を切ったわけね!?」
「え?えと…」
オーリスと言われても、レナには何の事だか分からなかったが、きっとレナが今まで毛を切ってきたネコかイヌのどれかの事だろうと思い、これはしっかりとした態度で話さないとと背筋を伸ばす。
以前、お客さんでもいたのだ。
カットする前に飼い主さんとどのような感じに切るかはしっかりと話はするのだが、そういうのをせずにすぐに預け、カットした後に文句を言ってきたお客さんが。
(気に入っていた子だったのかな?勝手に切ったから文句を言いに来たのかな。だったら、もっと家の中で飼うとか、管理をしっかりして欲しいなぁ。って、この世界では、飼うなんてしないのか。でも私が毛を切ったのはどうしようもなさそうな子ばかりよ。自分の毛が伸び過ぎて前が見えなくなってる子とか、毛が伸び過ぎて地面を擦ってる子とか。)
レナは、すうっと息を吸って話し出そうとすると、開け放たれた扉から紅茶セットが乗ったワゴンを引いたサーザが、戻ってきたようで声を上げた。
「え!?アルバータ様!?何故こちらへ…?」
「え?あなた…サーザ?まぁ、いいわ。それよりもねぇ、どうして切ってしまったの!?まぁ、でも切っても可愛いから許してあげるわ。バリウェリーで迷子になって長らく帰って来なかったから、再び会えて驚いたのよ!タウンハウスに帰ってきたの!自分でよ?もう本当に嬉しくて!前よりも元気に飛び回ってるの。お礼を言うわ!」
アルバータと呼ばれた女性はそう言って、レナの右手を掴んで握手をすると上下にぶんぶんと振り、喜びの顔を見せてくる。
(えっと…これは喜んでくれている?)
レナはそう思いながら、左手でアルバータの手を掴んでやんわりと離すように促す。
「あの。アルバータさん、わた」
「アルバータさん!?私は、あなたにまだ名乗ってないわ!勝手に人の名前を呼ばないでちょうだい!!しかも、なによ、さんって。様よ、様!」
「あ、す、すみません…では何とお呼びすれば…?」
「もう!…私はアルバータ=グリフィスよ。いい?相手に名乗られたら、初めて名前を呼ぶ事が出来るのよ?全く…」
「あ、そうとは知らず申し訳ありません。名乗って下さりありがとうございます。あ、アルバータ様それでですね、」
「あなたは?名乗られたら、名乗りなさいよ!」
「すみません、わ」
「申し訳ありません、でしょう!?」
「も、申し訳ありません…私は、レナ=オオハシと申します。」
(ちょっと勢いがあるけれど、礼儀を教えてくれているのかな?)
と、若干引きながらもレナは思う。ただ、
(近くにいるのにそんなにギャンギャンと吠えるように言わなくてもいいのになぁ。)
とも少しだけため息をつきながら思った。
対して、サーザはハラハラとしている。口に出してアルバータを戒めようかとも思ったが、何故会いに来たのかが分からない。昨日来たばかりのレナに、何故会いにくる事が出来るのか。主であるウィンフォードが教えたのかと思ってもいる。それだったら咎めてもいけないと思ったのだ。
「そう。レナ。ありがとう。オーリスはね、私とバリウェリーに一緒に馬車で買い物に行ったのよ、もうずいぶんと前にね。馬車で留守番させてたはずなのに…馬車に戻ったらいなくなっていたのよ。どこへ行ったのかわからなくて。」
「そうでしたか。ええと、オーリス様は、ヨークシャーテリアの子ですか?」
「よー…なに?」
「あ、いいえ…申し訳ありません、名前を呼ばれてもどの子か分かりませんが、私が毛を切って体を洗ってあげたのは衛生的に良くない子達ばかりです。目に自身の毛が覆い被さって前が見えず歩きにくくなっていた子や、地面に毛が当たってモップのように引きずっている子などです。汚れていると、病気を運んだりしてしまいますから。」
「そうなの…オーリスは、私の子供と変わらないの。だから、帰ってきてくれて本当に嬉しかった!オーリス、歩きにくかっただけなのね。だから、前が見えるようになって良く動くようになったのね!」
「毛は、ある程度長くなったら切らないといけないのですよ。」
「知らなかったわ。伸ばしたら可愛いから伸ばしてたのだけど、ダメなのね。」
「ダメですよ、ご自分が可愛いと思うからって人間目線ではいけません!イヌ目線で考えて下さい!目に毛があると、前が見えにくいですよね?オーリス様も迷惑してたと思いますよ!」
「…そうね。分かったわ。これから気を付けるわ。」
迷惑してた、と聞き、アルバータはとても悲しそうな表情になる。
レナもそれを見てはたと口を止め、一呼吸置いてからまた話し出した。
「そうしてあげて下さい。だって、わざわざアルバータ様の家まで帰ったのですよね?また、アルバータ様と一緒に過ごしたかったのですよ。」
「そう…そうかしら?そうね、きっと!!私、帰るわ。急に来てごめんなさいね、」
アルバータは、レナの心のこもった気遣いを聞き、急に嬉しく思うと早くオーリスの元へ帰りたくなり、ソファから立ち上がると、急いで部屋を出て行った。
1
お気に入りに追加
174
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
王命って何ですか?
まるまる⭐️
恋愛
その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。
貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。
現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。
人々の関心を集めないはずがない。
裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。
「私には婚約者がいました…。
彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。
そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。
ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」
裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。
だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。
彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。
次々に積み重ねられていく証言に次第追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。
裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。
「王命って何ですか?」と。
✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
婚約破棄を、あなたの有責で
しゃーりん
恋愛
公爵令嬢メーティリアは王太子ザッカルドの婚約者。
メーティリアはザッカルドに頼られることに慣れていたが、学園最後の一年、手助け無用の指示が国王陛下からなされた。
それに従い、メーティリアはザッカルドから確認されない限り、注意も助言もできないことになった。
しかも、問題のある令嬢エリーゼが隣国から転入し、ザッカルドはエリーゼに心惹かれていく。
そんなザッカルドに見切りをつけたメーティリアはザッカルド有責での婚約破棄を狙うことにした。
自分は初恋の人のそばで役に立ちたい。彼には妻子がいる。でも、もしかしたら……というお話です。
とある侯爵令息の婚約と結婚
ふじよし
恋愛
ノーリッシュ侯爵の令息ダニエルはリグリー伯爵の令嬢アイリスと婚約していた。けれど彼は婚約から半年、アイリスの義妹カレンと婚約することに。社交界では格好の噂になっている。
今回のノーリッシュ侯爵とリグリー伯爵の縁を結ぶための結婚だった。政略としては婚約者が姉妹で入れ替わることに問題はないだろうけれど……
【完結】私との結婚は不本意だと結婚式の日に言ってきた夫ですが…人が変わりましたか?
まりぃべる
ファンタジー
「お前とは家の為に仕方なく結婚するが、俺にとったら不本意だ。俺には好きな人がいる。」と結婚式で言われた。そして公の場以外では好きにしていいと言われたはずなのだけれど、いつの間にか、大切にされるお話。
☆現実でも似たような名前、言葉、単語、意味合いなどがありますが、作者の世界観ですので全く関係ありません。
☆緩い世界観です。そのように見ていただけると幸いです。
☆まだなかなか上手く表現が出来ず、成長出来なくて稚拙な文章ではあるとは思いますが、広い心で読んでいただけると幸いです。
☆ざまぁ(?)は無いです。作者の世界観です。暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しいです。
☆全23話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
☆感想ありがとうございます。ゆっくりですが、返信させていただきます。
私は悪役令嬢マリーナ! 魔法とモフモフ達に囲まれて幸せなので、王子様は嫌いのままいてください。
にのまえ
恋愛
3度のご飯より乙女ゲーム好きな私は、夢にまで見るようになっていた。
今回、夢が乙女ゲームの内容と違っていた。
その夢から覚めると、いま夢に見ていた悪役令嬢マリーナの子供の頃に"転生している"なんて⁉︎
婚約者になるはずの推しにも嫌われている?
それならそれでいい、マリーナの魔法とモフモフに囲まれた日常がはじまる。
第一章 完結。
第二章 連載中。
児童書・童話タグから
恋愛タグへ変更いたしました。
要らないと思ったのに人に取られると欲しくなるのはわからなくもないけれど。
しゃーりん
恋愛
フェルナンドは侯爵家の三男で騎士をしている。
同僚のアルベールが親に見合いしろと強要されたと愚痴を言い、その相手が先日、婚約が破棄になった令嬢だということを知った。
その令嬢、ミュリエルは学園での成績も首席で才媛と言われ、一部では名高い令嬢であった。
アルベールはミュリエルの顔を知らないらしく、婚約破棄されるくらいだから頭の固い不細工な女だと思い込んでいたが、ミュリエルは美人である。
ならば、アルベールが見合いをする前に、自分と見合いができないかとフェルナンドは考えた。
フェルナンドは騎士を辞めて実家の領地で働くために、妻を必要としていたからである。
フェルナンドとミュリエルの結婚を知ったアルベールは、ミュリエルを見て『返せ』と言い出す、というお話です。
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる