殿下、あなたが求婚した相手はわたくしではありません
「十六歳の誕生日、おめでとうございます。あのときの約束を覚えていますか? 俺はあのときのことを忘れたことはありません。もう一度、改めてプロポーズさせてください。どうか、俺の妃になっていただけませんか」
突然の求婚に、ヴェルハイム伯爵令嬢のステラはただただ困惑した。
目の前には見目麗しい第三王子が跪いている。
けれど、どれだけ記憶を呼び起こしても、そんな約束をした覚えはない。
これは、勘違いから始まる恋のお話。
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とても、嬉しいです。
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ステラが王子からのプロポーズを、喜んで合意しない所が良かった。ステラは賢い!
拙作をお読みいただき、ありがとうございます。
物語的には早く頷いてほしいところでしたが、執筆中、ステラがなかなかうんと言わないのでどうしようかと思いました……。結果的に保留という扱いに落ち着きましたが、ご納得いただけてホッとしました。
ご感想ありがとうございました!
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