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木の中にいる
「6話」
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時間が経つに従って人は慣れるものである。
ゴリさんら一行についてあるくことしばし、俺は彼らと打ち解け……は言い過ぎかも知れないが雑談ぐらいは何とか出来るようになっていた。
「ところであなた荷物はどうしたの?」
「いや、それが……目が覚めたときには荷物も何もなくてこの状態でして」
「本当災難だったな」
「あーじゃあ装備なんかもないんだねー。 まあダンジョンシーカーだったんしょ? それならしばらく草刈りでもしてれば何とかなるっしょー」
「く、草刈り……?」
草刈りと聞いて思わず聞き返してしまう。
勿論意味が分からない訳じゃないんだけど、ダンジョンシーカーを前提にしてるってことは多分あれだよね、ダンジョン内で草を……この場合薬草?とかを刈ってくるんだろうとは思うけど、もしかすると本当にどこかの家の軒先で草苅りという可能性もある。
「ん? あれ、ダンジョンシーカーじゃないんだ? ダンジョンで罠にはまったんじゃ無かったっけー?」
「それ言いだしたのはリーダーでしょう?」
「あ、そうだっけー?」
そんな俺の心の葛藤などはさて置いて、彼らの中で俺はダンジョンシーカーで運悪く罠にはまってしかも記憶があやふやな哀れな奴、となっていたようだ。
これ、結構自分にとって都合が良い設定かも知れない……でも問題は記憶があやふやなのは確かだけど元々俺はダンジョンシーカー何かじゃないし、そもそもこの世界の住民でもない、だからの辺りを突っ込まれるとどう回答するか困ってしまう。 さっきの魔法が怖すぎるんだよね、下手に嘘ついてばれるとこのほんの僅かな信用が一気に霧散してしまうことになるだろう……うん、まずい。
そうとなれば……記憶があれなのは確かなので分からないものは分からないと正直に話す。ちょっとごり押し感があるけどいけるかだろうか?
「ええと、ちょっと記憶がはっきりしなくて自分がダンジョンシーカー?だったのかも、その草刈り? ってのが何を意味するのか……あ、いや草を刈るってのは分かるんすけど」
「結構重症だな」
「体を見る限り駆け出しぐらいって感じかしらね」
「農家とかかもよー? 農作業って結構体使うんだよね、ほんとしんどいし」
うん……とりあえず深く突っ込まれることは無さそう?
しかし体ねぇ……言われて改めて自分の体を見てみる。
右半身はちょっと萎んできてるけど相変わらずマッチョのまま、んで左半身なんだけどぉ……割といい体格だったりする。
脂肪は少なめで筋肉の筋とかばっちり見えてるし、がりがりって訳じゃなくて全体的に鍛えてるかなーってぐらいには筋肉がついている。
最も目の前の人らに比べたらただの枝っきれみたいなもんだけどね
「何か自分がやっていたことを覚えてはいないのか?」
「いえ……まったく」
「ふむ……」
時間が経てば思い出すかも知れないが何かやっていたのか覚えていないというのは本当のことだ。
記憶……本当に蘇るのだろうか……?
「そろそろ休憩いれるぞ。 マリー、馬に水を用意してくれ」
などと考えているとゴリさんが休憩の時間することを皆に伝える。
マリーと呼ばれた女性は地面に置いた桶に向け杖を振る。
すると杖が薄っすらと輝き桶に水が溜まっていくのが見えた。
詠唱をしているかどうかは分からなかったけど、桶に水をためる程度の魔法であれば必要ないのかも知れない、それともどの魔法も詠唱はいらないのか……その辺りはもっと色んな魔法を見てみたいところだ。
てか、あれだね最初に魔法を見たときはそれどころじゃなかったけど落ち着いてから改めて見るとすごく興奮する。 これ俺にも使えるようになるんだろうか? それとも何かしら特別な才能や恐ろしいまでの努力が必要だったりするのだろうか? もし可能であれば使ってみたいところであるが……。
などと俺が考えを巡らせていると彼らはいつの間にか休憩の準備を終えていた。
薪を燃やしてお湯を沸かしてお茶?を入れ、何かクッキーのような乾パンのような物体を浸して食べている。
恐らくそれが彼らの保存食なのだろう。
あ、俺?
もちろん頂いてますよ。 地面から養分をなっ!
まあ一応いるか? とは聞かれたんだけどね。
でもそろそろ町に付くし何せ俺は食事は無くても大丈夫な体だ、それにどうせ食べるなら最初は保存食みたいなのじゃなくてきっちりとした食事をとりたいものである。
お金ないから暫く地面のお世話になるだろうけどね。
とまあ俺が根っこでちゅーちゅー吸いながらぼへぇーと彼らの様子を眺めていたわけだけど、彼らは彼らで俺が地面に根っこで
挿してる様子を興味深そうに見ていたりする。
んで保存食をさっさと食い終わったゴリさん2号が俺に向かい話しかけてきた。
「ふむ……食事を用意する必要がないと言うのは中々にありがたい能力だな」
「そうですね。 ……確かにこの能力なければ俺は今頃野垂れ死んでますし」
最初は神様呪ったけど、便利な体ではあるよね。
「ダンジョンに潜る上でもかなり有力だぞ、持っていく荷物減らせるし、仮に迷ったとしても飢え死にすることはないだろう……もっとも土の地面がある場所に限るだろうがな」
「ほんとだよねー。 食料って結構かさ張るしさ、現地調達なんて早々できないでしょー? ダンジョンシーカーなら有利な能力だよ、それ。 って、ダンジョンシーカーだったかも分からないんだっけか、ごめんごめん」
ふむふむ。
ゴリさん2号とこの女性か男性か分からない人が言うにはだけど、何かこの体の特殊能力? やはりというか結構有用なようだ。
食料を持っていかなくても……いや、不安だから少しは持っていきはするだろうけど、それは置いといて……もしダンジョン内で彷徨うことになったとしても地面さえあれば食料も水もなくても俺は平気ということになる。 すでにどんな場所か分かっていれば食料は少なく出来るしまだ良くわかっていない場所でもいざという時なんとかなるのは大きいだろう。
ゴリさんら一行についてあるくことしばし、俺は彼らと打ち解け……は言い過ぎかも知れないが雑談ぐらいは何とか出来るようになっていた。
「ところであなた荷物はどうしたの?」
「いや、それが……目が覚めたときには荷物も何もなくてこの状態でして」
「本当災難だったな」
「あーじゃあ装備なんかもないんだねー。 まあダンジョンシーカーだったんしょ? それならしばらく草刈りでもしてれば何とかなるっしょー」
「く、草刈り……?」
草刈りと聞いて思わず聞き返してしまう。
勿論意味が分からない訳じゃないんだけど、ダンジョンシーカーを前提にしてるってことは多分あれだよね、ダンジョン内で草を……この場合薬草?とかを刈ってくるんだろうとは思うけど、もしかすると本当にどこかの家の軒先で草苅りという可能性もある。
「ん? あれ、ダンジョンシーカーじゃないんだ? ダンジョンで罠にはまったんじゃ無かったっけー?」
「それ言いだしたのはリーダーでしょう?」
「あ、そうだっけー?」
そんな俺の心の葛藤などはさて置いて、彼らの中で俺はダンジョンシーカーで運悪く罠にはまってしかも記憶があやふやな哀れな奴、となっていたようだ。
これ、結構自分にとって都合が良い設定かも知れない……でも問題は記憶があやふやなのは確かだけど元々俺はダンジョンシーカー何かじゃないし、そもそもこの世界の住民でもない、だからの辺りを突っ込まれるとどう回答するか困ってしまう。 さっきの魔法が怖すぎるんだよね、下手に嘘ついてばれるとこのほんの僅かな信用が一気に霧散してしまうことになるだろう……うん、まずい。
そうとなれば……記憶があれなのは確かなので分からないものは分からないと正直に話す。ちょっとごり押し感があるけどいけるかだろうか?
「ええと、ちょっと記憶がはっきりしなくて自分がダンジョンシーカー?だったのかも、その草刈り? ってのが何を意味するのか……あ、いや草を刈るってのは分かるんすけど」
「結構重症だな」
「体を見る限り駆け出しぐらいって感じかしらね」
「農家とかかもよー? 農作業って結構体使うんだよね、ほんとしんどいし」
うん……とりあえず深く突っ込まれることは無さそう?
しかし体ねぇ……言われて改めて自分の体を見てみる。
右半身はちょっと萎んできてるけど相変わらずマッチョのまま、んで左半身なんだけどぉ……割といい体格だったりする。
脂肪は少なめで筋肉の筋とかばっちり見えてるし、がりがりって訳じゃなくて全体的に鍛えてるかなーってぐらいには筋肉がついている。
最も目の前の人らに比べたらただの枝っきれみたいなもんだけどね
「何か自分がやっていたことを覚えてはいないのか?」
「いえ……まったく」
「ふむ……」
時間が経てば思い出すかも知れないが何かやっていたのか覚えていないというのは本当のことだ。
記憶……本当に蘇るのだろうか……?
「そろそろ休憩いれるぞ。 マリー、馬に水を用意してくれ」
などと考えているとゴリさんが休憩の時間することを皆に伝える。
マリーと呼ばれた女性は地面に置いた桶に向け杖を振る。
すると杖が薄っすらと輝き桶に水が溜まっていくのが見えた。
詠唱をしているかどうかは分からなかったけど、桶に水をためる程度の魔法であれば必要ないのかも知れない、それともどの魔法も詠唱はいらないのか……その辺りはもっと色んな魔法を見てみたいところだ。
てか、あれだね最初に魔法を見たときはそれどころじゃなかったけど落ち着いてから改めて見るとすごく興奮する。 これ俺にも使えるようになるんだろうか? それとも何かしら特別な才能や恐ろしいまでの努力が必要だったりするのだろうか? もし可能であれば使ってみたいところであるが……。
などと俺が考えを巡らせていると彼らはいつの間にか休憩の準備を終えていた。
薪を燃やしてお湯を沸かしてお茶?を入れ、何かクッキーのような乾パンのような物体を浸して食べている。
恐らくそれが彼らの保存食なのだろう。
あ、俺?
もちろん頂いてますよ。 地面から養分をなっ!
まあ一応いるか? とは聞かれたんだけどね。
でもそろそろ町に付くし何せ俺は食事は無くても大丈夫な体だ、それにどうせ食べるなら最初は保存食みたいなのじゃなくてきっちりとした食事をとりたいものである。
お金ないから暫く地面のお世話になるだろうけどね。
とまあ俺が根っこでちゅーちゅー吸いながらぼへぇーと彼らの様子を眺めていたわけだけど、彼らは彼らで俺が地面に根っこで
挿してる様子を興味深そうに見ていたりする。
んで保存食をさっさと食い終わったゴリさん2号が俺に向かい話しかけてきた。
「ふむ……食事を用意する必要がないと言うのは中々にありがたい能力だな」
「そうですね。 ……確かにこの能力なければ俺は今頃野垂れ死んでますし」
最初は神様呪ったけど、便利な体ではあるよね。
「ダンジョンに潜る上でもかなり有力だぞ、持っていく荷物減らせるし、仮に迷ったとしても飢え死にすることはないだろう……もっとも土の地面がある場所に限るだろうがな」
「ほんとだよねー。 食料って結構かさ張るしさ、現地調達なんて早々できないでしょー? ダンジョンシーカーなら有利な能力だよ、それ。 って、ダンジョンシーカーだったかも分からないんだっけか、ごめんごめん」
ふむふむ。
ゴリさん2号とこの女性か男性か分からない人が言うにはだけど、何かこの体の特殊能力? やはりというか結構有用なようだ。
食料を持っていかなくても……いや、不安だから少しは持っていきはするだろうけど、それは置いといて……もしダンジョン内で彷徨うことになったとしても地面さえあれば食料も水もなくても俺は平気ということになる。 すでにどんな場所か分かっていれば食料は少なく出来るしまだ良くわかっていない場所でもいざという時なんとかなるのは大きいだろう。
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