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第11話
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こちらから約20m。相手はこちらに気付いていない……か。この状況なら俺には二つの選択肢がある。一つはこのままバレないようにしてやり過ごす方法。もう一つは、あいつを殺して経験値をゲットする方法だ。今の自分は魔物だが特に人間に恨みがあるわけでもないから殺す理由もない。が、かといって見つかればれば攻撃されるのも目に見えている。奇襲をしたら勝てるとは思うが、攻撃もされていないのに殺すのは個人的に気が進まない。それなら……ここは攻撃するでもなくただ隠れてやり過ごすのが妥当な判断だろう。
はあ~……。この世界で初めて人間に会えたってのに話す事も出来ないなんて……。まあ、こっちの言葉も理解できるかわからないし蛇の俺じゃ到底会話なんて無理だから仕方ないんだけどさ。……そうだ! 一応この世界の人間がどのくらい強いのか鑑定で見ておくか。ーーこれは別に少しでも人間に近づきたいとかそう言うのじゃないよ。一応ドラゴンまで進化して人化できるようになったら人間の街に行くつもりだし事前情報は大事だから……ね。
自分に必要性皆無の言い訳をした後、ゆっくりと慎重に近づき約10mの所まで到達した。……ここで一回鑑定試してみるか。前試した時は遠くて鑑定出来なかったけど、あれからレベルも少し上がったからここからでも出来るかもしれないしな。
スキル『鑑定』。
「氏名 レイス 職業 シーフ LV32 Cランク
解説
冒険者ギルド所属。Cランクパーティー黒の狩人のメンバーの一人」
……出来たな鑑定。それにしてもレベル高いなこの人。それにやっぱりこの人の職業はシーフか。ゲームと印象というか見た目が同じ何だな。よし。鑑定したしやる事はもうないから、あの人がどっか行くまでじっとしてるか。
遠くを眺めた後、その男は何処かへ音も立てず走って行った。……さて、俺もさっさと帰るか。進化できなかった事もわかっていないんだしな。
ーー数分かけて俺は家へと帰った。
ああやっと家だ。なんかさっきから体がむずむずして気持ち悪いから余計に疲れた。もう寝よう。考えるのはまた明日でいいや。ーーああそういえば、でっかい石で入り口塞ぐの忘れてたな……。そのまま俺は力が入らなくなり深い眠りに入った。
あれから時間が立ちもう朝になった。いつものように小鳥の声が聞こえる。部屋にもいつも通り陽の光が微かに差し込んでいるのが見える。でも少しいつもと違う。何だろう。体が少し変だ。まるで体全体が何かに覆われているような感覚がするーー気持ち悪い。早くここから抜け出そう。そう思って前に進む。偶然にも昨日閉め忘れた入り口から出てみるとあの気持ち悪い感覚はなくなり何だかスッキリした。
ふぅー。一体何だったんだ。気になって部屋の中を覗いてみると白い皮のようなものがあった。何だ? 皮? 一度近づいてよーく見てみた。……やっぱり皮だな。って事は俺が脱皮したって事か。まあ、蛇何だから脱皮くらいするだろう。でも何で今なんだ? こっちに来てから脱皮なんて一度もしなかったのに。……まあいい。取り敢えずこの皮は、その辺に埋めといてーー今日から湖の探索出し喉も渇いたし。水でも飲むか。
家から湖の水辺に着き、水を飲もうと水面に顔を出したその瞬間俺は湖に映る自分の姿に驚いた。何だこれ! 水面に映る自分は、見慣れた茶色と白色のマムシのような姿ではなくかった。暗い青色の鱗を持ち以前苦戦したあの蛇の姿だった。……これってアクアスネークだよな。って事は進化したのか? でも何で今更進化なんてしたんだ? 進化を選択したのは昨日の昼頃なのに。……ああ、そうか何でこんな当たり前の事に気が付かなかったんだろう。進化するに当たって体が大きくなったり今みたいに体の色が変わったりするのに一瞬でできるわけない。そもそも姿や性質を変えるのに本当なら何世代も重ねる必要があるのだからこれでも凄く早い方だ。俺は、まだ現実とゲームを重ねていたんだ。これはゲームとは違う。似ているけど違う。この事をちゃんと理解しないと駄目だ。……よし。反省もしたし、進化もした事だしまずは自分のステータスを確認するか!
スキル『鑑定』自身。
「名称 アクアスネーク LV10
HP250 MP150
攻撃力210 防御90 素早さ180 魔力値200 回避120
スキル
熱感知 音感知 毒牙 隠密 毒耐性 鑑定(LV3) 経験値20%up スキル習得時間短縮 聞き耳 高速水泳 危機察知 水の槍 照準器 水中呼吸
称号 転生者」
レベルは半分になったのか。LV1からだったらどうしようかと思ったけど大丈夫だったみたいだ。ステータスは……LV20の時に比べると結構下がってるのも多いけど、MPと魔力値がすげぇ上がったな。それとスキルはーーなんかめっちゃ増えたし鑑定もレベル3って、色々と凄い事になったな。わかりそうなの以外は一つ一つ見ていくか。それじゃあまず鑑定LV3から。
「スキル名 鑑定 スキルレベル3
解説
転生者が神から与えられたスキル。有機物から無機物まで全ての名称、特徴などがわかる。レベル3では検索機能とマップ機能が追加された」
うわぁーなんかすっごく便利になってる。検索機能にマップ機能! なにそれ便利すぎやない。マップとかラノベとかならあんまり目立ってないけど、これがあるとないとじゃ大違いだ。鑑定さまさまだな。よし。それじゃこの調子で次いってみようか。
はあ~……。この世界で初めて人間に会えたってのに話す事も出来ないなんて……。まあ、こっちの言葉も理解できるかわからないし蛇の俺じゃ到底会話なんて無理だから仕方ないんだけどさ。……そうだ! 一応この世界の人間がどのくらい強いのか鑑定で見ておくか。ーーこれは別に少しでも人間に近づきたいとかそう言うのじゃないよ。一応ドラゴンまで進化して人化できるようになったら人間の街に行くつもりだし事前情報は大事だから……ね。
自分に必要性皆無の言い訳をした後、ゆっくりと慎重に近づき約10mの所まで到達した。……ここで一回鑑定試してみるか。前試した時は遠くて鑑定出来なかったけど、あれからレベルも少し上がったからここからでも出来るかもしれないしな。
スキル『鑑定』。
「氏名 レイス 職業 シーフ LV32 Cランク
解説
冒険者ギルド所属。Cランクパーティー黒の狩人のメンバーの一人」
……出来たな鑑定。それにしてもレベル高いなこの人。それにやっぱりこの人の職業はシーフか。ゲームと印象というか見た目が同じ何だな。よし。鑑定したしやる事はもうないから、あの人がどっか行くまでじっとしてるか。
遠くを眺めた後、その男は何処かへ音も立てず走って行った。……さて、俺もさっさと帰るか。進化できなかった事もわかっていないんだしな。
ーー数分かけて俺は家へと帰った。
ああやっと家だ。なんかさっきから体がむずむずして気持ち悪いから余計に疲れた。もう寝よう。考えるのはまた明日でいいや。ーーああそういえば、でっかい石で入り口塞ぐの忘れてたな……。そのまま俺は力が入らなくなり深い眠りに入った。
あれから時間が立ちもう朝になった。いつものように小鳥の声が聞こえる。部屋にもいつも通り陽の光が微かに差し込んでいるのが見える。でも少しいつもと違う。何だろう。体が少し変だ。まるで体全体が何かに覆われているような感覚がするーー気持ち悪い。早くここから抜け出そう。そう思って前に進む。偶然にも昨日閉め忘れた入り口から出てみるとあの気持ち悪い感覚はなくなり何だかスッキリした。
ふぅー。一体何だったんだ。気になって部屋の中を覗いてみると白い皮のようなものがあった。何だ? 皮? 一度近づいてよーく見てみた。……やっぱり皮だな。って事は俺が脱皮したって事か。まあ、蛇何だから脱皮くらいするだろう。でも何で今なんだ? こっちに来てから脱皮なんて一度もしなかったのに。……まあいい。取り敢えずこの皮は、その辺に埋めといてーー今日から湖の探索出し喉も渇いたし。水でも飲むか。
家から湖の水辺に着き、水を飲もうと水面に顔を出したその瞬間俺は湖に映る自分の姿に驚いた。何だこれ! 水面に映る自分は、見慣れた茶色と白色のマムシのような姿ではなくかった。暗い青色の鱗を持ち以前苦戦したあの蛇の姿だった。……これってアクアスネークだよな。って事は進化したのか? でも何で今更進化なんてしたんだ? 進化を選択したのは昨日の昼頃なのに。……ああ、そうか何でこんな当たり前の事に気が付かなかったんだろう。進化するに当たって体が大きくなったり今みたいに体の色が変わったりするのに一瞬でできるわけない。そもそも姿や性質を変えるのに本当なら何世代も重ねる必要があるのだからこれでも凄く早い方だ。俺は、まだ現実とゲームを重ねていたんだ。これはゲームとは違う。似ているけど違う。この事をちゃんと理解しないと駄目だ。……よし。反省もしたし、進化もした事だしまずは自分のステータスを確認するか!
スキル『鑑定』自身。
「名称 アクアスネーク LV10
HP250 MP150
攻撃力210 防御90 素早さ180 魔力値200 回避120
スキル
熱感知 音感知 毒牙 隠密 毒耐性 鑑定(LV3) 経験値20%up スキル習得時間短縮 聞き耳 高速水泳 危機察知 水の槍 照準器 水中呼吸
称号 転生者」
レベルは半分になったのか。LV1からだったらどうしようかと思ったけど大丈夫だったみたいだ。ステータスは……LV20の時に比べると結構下がってるのも多いけど、MPと魔力値がすげぇ上がったな。それとスキルはーーなんかめっちゃ増えたし鑑定もレベル3って、色々と凄い事になったな。わかりそうなの以外は一つ一つ見ていくか。それじゃあまず鑑定LV3から。
「スキル名 鑑定 スキルレベル3
解説
転生者が神から与えられたスキル。有機物から無機物まで全ての名称、特徴などがわかる。レベル3では検索機能とマップ機能が追加された」
うわぁーなんかすっごく便利になってる。検索機能にマップ機能! なにそれ便利すぎやない。マップとかラノベとかならあんまり目立ってないけど、これがあるとないとじゃ大違いだ。鑑定さまさまだな。よし。それじゃこの調子で次いってみようか。
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