石なりの意志 ―LinuxMintで作る小説執筆環境―

第２回キャラ文芸大賞に挑戦してみよう 4

相変わらずコレ！　というネタが浮かばないまままた一日が過ぎてしまいました。
あと1週間ほどで10月も終わります。11月頭から書き始める事を考えたら、そろそろメインになるネタは思いついていないといけない感じなんですが……。

何しろキャラ文芸なわけですから、キャラが大切です。
あやかし、謎解き、お仕事の中で、『謎解き』要素を入れるとすると探偵がメイン、そうなると探偵のキャラをまず考えなくてはなるまい、と、思って、世の中の探偵キャラに思いをはせてみたり。

●金田一耕助
●明智小五郎
●シャーロック・ホームズ
●エルキュール・ポワロ
●浅見光彦
●キャサリン
●十津川警部
●中禅寺秋彦

ぱっと思い浮かんだのはこのあたりですか。
他にもじっちゃんの名にかけてを決め台詞としておきながら許可がとれなくてじっちゃんの名前が出せなくなったお孫さんとか、中味高校生で見た目は小学生な名探偵もいますが、

「謎はすべて解けた！」

とか

「真実はいつもひとつ！」

とか、決め台詞もあって漫画はわかりやすいですね。
小説だったら、

「この世に不思議なことなどなにひとつないのだよ」（これちょっとうろ覚えですが……）

あたりなのか。決め台詞があるというのはイコールキャラが立っているという事なので、決め台詞を作るくらいの気概が必要という事でしょうか。（ちょっと漫画っぽくなってしまいそうですが）

話は変わりますが、先日ぼけっとCSファミリー劇場を見ていて、入った『西部警察』のコマーシャルを見ていて、そのあまりの派手さに（カーチェイスとか爆発とか）、実際の警察はああいうのとは違うよ、という線でうけたのが『踊る大捜査線』だったのかな、と、ふと思い立ちまして。（実際はそんなに単純ではなくて、今野敏の安積班シリーズだったり、パトレイバーだったり、攻殻機動隊だったりネタ元になっているのは複数ありそうですが）

ドン・キホーテが中世騎士物語へのカウンターであるように、元々ある何かに対して、アンチ～な形式で発想していくのは手法としてアリでは無いかと。

で、浅見光彦へのカウンターとしてのキャラを考えてみましょう。
浅見光彦といえば、

・警察庁長官の弟
（必殺、「浅見さんもお人が悪い～」な、水戸黄門的定番シーンの元でもあります）
・三十三歳独身、ハンサムだけど自覚は無くて、恋心を向けられても基本気が付かない（例外はありますが）
・謎を解く事への関心の強さ、ただし警察では無いので、謎を解いても犯人が逮捕されない事もある
・お母さんに弱い

このあたりを元に。
期限？というか、続きはまた明日！