僕は平凡に生きたい-新-

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それにしても会長さんと副委員長さんが……2人の事まだよく知らないけど、美男子同士だし目が潤う…。
男同士だとかそんな些細な事は関係ないぐらいなんだろうなぁ。
僕もいつかそんな恋愛がしてみたい。

ほわーといつかの未来を頭に思い浮かべていると「何変な顔してんだ」と会長さんに訝しげに見られてしまった。

「もっ…元からこんな顔なのでお気になさらず…！」
「……あ、そうだ。今日まじで仕事ねーし、もう帰っていいからな。見学つったって、特にする事ねぇし…」
「は、はい！ままままた迷うといけないのでっ…少したんけ…部屋を確認して帰ります！」

おっと危ない！この学校広くて色んな部屋があるから思わず探検って言いそうになっちゃった。
会長さんは気付いてないっぽいな！よかった！

こくこくと頷いてそう告げれば「そうか」と短く返ってきた。

会長さんって顔は時々怖いけど、本当はそんなに怖くないのかな？
仕事に真面目なだけで…。

「…つーか、探検するのはいいけどまた迷子になるなよ。次迷子になったらーー…首輪つけっからな」
「ひ、ひぃいっ！！」

前言撤回！！
この人！めちゃくちゃ怖い人です！！！