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私、準備します。
しおりを挟む「お帰りなさいませ。」
「ただいま…………。」
ある日の夜、旦那様の帰宅を出迎えたカルナ。
旦那様は、帰宅後顎で指示をする。
初めは分からなかったが、それがカルナの足を開け、という合図だと知った。
くちゅ……くちゅくちゅ。
「…………んっ。」
「風呂は入ったか?」
指で中をかき混ぜられ、喘ぐカルナ。
直ぐに愛液は太腿を傳う。
「………はい、先程。」
「そうか、じゃあベッドに先に行って準備しておけ。」
「……準備?」
「俺が喜ぶ準備だ。…………直ぐご褒美が欲しいなら、俺が喜ぶ準備をするんだ。喜べなかったら…………。」
「………は、はい。」
「…………エロい顔して想像したか?俺がお前の中に入って激しく突くのを………それとも玩具で弄ばれるのを………。」
くちゅくちゅと指で秘所をかき混ぜながら、耳元で囁く旦那様。
「!!!」
カルナは一瞬で顔を赤らめた。
「………楽しみだ。」
指を乱暴に抜かれ、愛液もとろとろと流れた。
ベッドのあるロフトに室内にある階段から上がり、何を準備するかを考えた。
玩具の手入れをさせられているカルナは、何が何処にあるかも覚えている。
バイブ、ローター、手錠、縄、ローション、媚薬、ビデオカメラ……。
使わなかった物は無い。
バイブも種類は様々で、使った事もない物もあるが、何を使うか想像するだけで、愛液が太腿を伝う。
「……何をしろ、て?………。」
縄の結び方は覚えろ、とは言われていない為、結び方も分からない。
ローションや媚薬を塗ると、舐める事をしようとしない人なかのも理解している。
そうすると、バイブやローター、手錠ぐらいしか無い。
背徳的で淫靡な行為が好きな旦那様だ。
何処まで、どうすれば過激になり、そそられるのか分からなかった。
少し考えて、望むか望まないか分からないまま、準備するしかなかった。
(………何でこんなにローターがある訳?)
ローターが10本近く、バイブは種類バラバラで5本、電マも3本、手錠も4本……。
バスルームから出てくる前にやらなければ、お仕置きされるのが分かっている。
準備出来ても出来なくても、どちらにしても性行為は変わらない。
カルナは、ローターを1本、また1本と中に入れていく。
結果的に、秘所とお尻に3本ずつ入れ、スイッチを入れる。
その姿を自分で見たくなくて、自分で目隠しし、手首と足首を手錠で繋いだ。
(…………や、やだ、やってみてかなり恥ずかしい!や、やっぱり外そうかな……あっ!か、鍵が………。)
「………あっ!…………はぁはぁ………んっん!!」
羞恥心と振動でお腹の中から出てくる感覚も鋭くなってくる。
(……………も、無理!は、外せない!)
旦那様がそろそろバスルームから出てくる。
バタン。
「!!!………んんっ!………はぁ………ん!!」
「……………淫乱。」
「!!!」
耳元で低く囁く旦那様の声。
ビクッと身体をよがらせたカルナ。
旦那様がどんな視線でカルナを見ているか分からない。
「…………はぁはぁ…………。」
ぐちゅ…………ぐちゅ。
「!!!はぅ…………はぁ………あっ!!」
カチッ。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
秘所とお尻に何かを入れられた感覚。
ローターを1本ずつ追加されたのだ。
「…………。」
ぐちゅ………ぐちゅ。
カチッ。
「!!!やっ!!!……………あっ!!…………も、もう……………入れっ…………あぁぁぁぁぁ!!」
「まだ入ったからな…………凄いじゃないか、たっぷりローターに侵されて気持ち良さそうにビクついて…………クリも硬いぞ?」
カチッ……………ブブブ……。
「…………やぁ!!…………らっ!らめ……………っ!!……………ひぃっ!…………あゝあああ!!」
電マを取り出し、先をクリに押し付けられたカルナ。
「………こ………れっ…………やぁ!!」
ぷしゃぁ…………。
「………また派手に潮吹きしたな、カルナ。だが、言わなかった罰だ。」
クリトリス以外に、他の電マを取り秘所の入り口を、グリグリと押し付けられたカルナ。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
イキ地獄が止まらないまま、久々に気を失ったカルナだった。
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