12 / 26
花嫁の初夜②
しおりを挟むダブルベッドのシーツには、鮮血が飛び散り、その傍らに泣き潰れる女からの血だと証明されていた。
「いつまで泣いてるんです?」
喉が乾いたのか、ホテルの部屋の冷蔵庫からビールを取り出し口に含む男。足の付け根にある男の肉の塊はまだ治まる事を知らず、女の血がべったり着いた状態だった。
「まぁ……気にしませんが泣きたければ泣き続けていいですよ…………俺だ……若奥様の服が汚れたから、明日朝でいいから新しい服を持ってきてくれ」
男はスマートフォンで、部下だろうか女の服を用意させて、ベッドに座ると女の服を剥いでいった。
「や………めて………くだ………」
「服をこのままにして帰るんですか?スカートもショーツも血が着いてます……今夜は此処に泊まりますが、先ずは血を流さないと」
「っ………」
「一緒に風呂に入りますよ」
「ひ、一人で入れます!」
「させませんよ……自殺されちゃ困るしね……君は四六時中、俺の監視下に居て貰うのでそのつもりで」
バスルームでも、女は貪られ、女の秘壺の痛みはもう無くなってはいたが、翌朝服が届く迄、男が女の中に居た。
「ご結婚、おめでとうございます」
「うん……ありがとう……さぁ、服を着てください」
「き、着ます………から……あの………一人に……」
「しないと言いましたよ?馬鹿ですか?君は」
「っ!」
目の前に男の部下も居るのに、全裸の女は目の前で服を着なければならなかった。
男から散々貪られた残骸が身体中に残っている。特に抵抗をする時に力任せに握られた手首や足首に残る男の手形だ。殴られる事は無かったが、この手形が痛々しい。
「新婚旅行は君が俺に従順になってから行く事にしてます………妊娠の方が早いでしょうね……子供が出来れば、自殺なんて馬鹿な事はしませんよね?優しい君は子供迄見殺しにする様な事はしないでしょうし………」
「っ!」
脅しの様に聞こえる言葉が女に突き刺さる。
この男の妻は地獄なのだと、2日目で思い知った。
男の家に着いた女は、男から再び服を脱がされた。
「手首に手形着いたのもそそりますが、痛々しいですから手錠にしましょう」
「………て、手錠……?」
「痕は着きませんから安心して下さい……この部屋から出る時に服を渡します……温度管理はしてありますから全裸で過ごせますから」
「嫌で…………んんっ!」
「否定、拒否は受け付けません」
手錠を着けられた女は、手錠の先に繋がる壁に動ける範囲を決められ、拒否した言葉は男に口を手で塞がれた。
「…………さっきも君の中に入っていたから、解れてますね……続きしましょう……従順かつ貞淑な妻になる様に……」
その後、この女の笑顔を見たという者は居なかった。
26
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる