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22 事件のあらまし
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あれから薬の効効果が切れ、倒れ込むようにして眠りに落ちたレイズンをベッドに残し、ハクラシスとアーヴァルは隣接された居室に場を移していた。
レイズンの涎やら涙やら精液やらで服がドロドロになったハクラシスは、仕方なくアーヴァルから衣服を借りて着替えた。汗にまみれたアーヴァルもまたシャワーを浴び、ようやく人心地ついたところで、届いた調書を広げた。
「何だと? ブーフがレイズンに媚薬を盛っただと!?」
今回の事件のあらましを聞き、ハクラシスは激昂し、思わずアーヴァルに怒鳴った。
「あのクソガキ、なぜレイズンにそんなものを飲ませたんだ!? レイズンは奴をあんなに信用していたのに! ……まさか本当はレイズンに気があったとか、そんなふざけたことを言うんじゃないだろうな」
「落ち着け。俺も最初は痴情のもつれとかいうやつかと思ったんだが、少し状況が違った。まあ、座って聞け」
アーヴァルは思わず立ち上がったハクラシスをソファに座るよう促し、この事件についての詳細を話し始めた。
事の発端は貴族の間で流行っている媚薬を使った遊びからだった。
ただ媚薬を使う、その程度のことであれば昔からあったし、それだけなら特に事件性はなく問題視されるようなことはない。
だがここ最近、一部で中毒症状のある危険な薬が出回るようになったのだ。脳に作用するその薬は、酩酊状態に陥るばかりか意識混濁や禁断症状などもあり、貴族子息の中には中毒で倒れ、病院へ運び込まれる者も出る始末。
さすがにそれはまずいということで、騎士団でも調査を始めたのだが、その流通ルートの中にとある子爵家が浮かび上がった。
それがつい最近まで騎士団に所属していた家門で、騎士団内でも流通があったのではと、妙な疑いをかけられることになってしまったのだ。
内々で調査をしたがもちろんそのような事実はなく、しかし嫌疑をはらすには自らの行動で示す必要がある。だが相手は子爵家だ。下手に動いて事が大きくなれば、面倒なことになりかねない。
そのようなこともあり、騎士団長自ら指揮を執り、秘密裏に調査をはじめたのだ。
その子爵家の流通ルートの一つがこの街で、その売人がブーフだった。
子爵家はこの街にえらく執心している様子で、頻繁に状況を探っていた。本当にこの小さな田舎街であの薬が出回るのか、当然調べる必要があり、それにはブーフをたらしこみ聞き出す役を、誰かにやらせる必要があった。
「それで囮にレイズンを使ったのか!?」
「そう怒るな。レイズンが勝手に飛び込んできたんだ。俺たちはそれを利用した、それだけだ。俺もまさか奴がレイズンの知り合いだとは思いもしなかったからな。しかも友達とは。あんな誰が見ても胡散臭いクズ野郎を。見る目がない」
アーヴァルは心底呆れたような口調だったが、それにはハクラシスも同意だった。正直、最初から気に食わなかったが、レイズンが信頼しているから、会うのを許していたのだ。
「最初は本当に気心が知れた者同士のいたずらか、それこそ一方的な恋慕によるものかと思ったんだがな……。どうやらあのクズ、薬の仕入れ契約と引き換えに、レイズンを売ったようだ」
「……なんだと?」
「ハクラシス、レイズンたちが引き起こしたあの事件は覚えているよな」
「ああ。忘れるはずもない」
アーヴァルの言うあの事件とは、レイズンがラックの裏切りにより賊に強姦された事件のことだ。
「……まさか、ラックの家が絡んでいるのか……?」
ラックの家も確か子爵家だ。まさかまだレイズンを諦めていなかったというのか。それとも復讐のつもりか。
ハクラシスの肩が怒りに震える。
「いや、まあ関係はあるが、直接的ではないな。お前、その後また何かあって、あの子爵家からの謝罪を跳ね除けただろう? そのせいであの子爵家の流れをくむ家門が、騎士団に入団できなくなったのも知ってるな?」
「ああ。だがそれはあっちが勝手に……」
「まあ、そうだな。あっちがお前を怖がって勝手に判断したことだ。お前のせいじゃない。だがその除隊を余儀なくされた家門の一つが、今回の事件の主犯だ。この前俺がここに来た時を覚えているか。実はその時そこの子息も連れていたんだが……」
「……いや」
「どうやらその謝罪をする原因を作ったのが、そいつだったようだ。仲が良かったのかレイズンがお前の家にいることをその子爵家の……ラックだったな、そいつにこっそりと報告したらしくてな」
なるほど、だからかとハクラシスは一人合点がいった。
あの日ラックがハクラシスの家に来襲したとき、何故レイズンがここにいるのを知っているのかと驚いたものだが、アーヴァルの従者として来た者の中にネズミがいたとは。
騎士団長一行が帰った後、レイズンの様子がおかしかったことも頷ける。アーヴァルと家の中で話をしている間、きっと何かしらのやり取りがあったのだろう。
「まあ、結果的にそれがラックを誑かしたとして子爵家を怒らせることになり、一族からはそっぽを向かれ、挙句にそいつは騎士団を強制除隊。一門の支援が途絶え資金繰りに困り、妙な薬の売買に手を出した。そしてその腹いせに、ブーフを使ってレイズンに薬を盛り、薬なしでは生きていけない淫売にして、ラックの元に送りつけてやるハラだったらしい」
「……なんだと」
あまりのことにハクラシスは顔面蒼白で、言葉を失った。
「あのブーフとやらは、あの薬がそんな危険なものだとは知らなかったらしい。その割には引き渡すまでの行動は、冷静に見えたがな。まあそれでも本当に友人だとは思っていたのか、取り調べでレイズンが大丈夫か気にはしていたようだ。……自分が何をしでかしたのかも理解できず、本当に愚かな男だ」
まさかまだあの事件の影響が続いていたとは。ハクラシスは愕然としうなだれた。
なぜあの子ばかりこんな目にあうのか。せっかく心の傷も癒えたばかりだというのに。
こんなことレイズンに言えるはずもない。
「起きても覚えていなければいいが……」
「さあどうだろうな。酩酊状態で記憶がない者もいれば、覚えていた者もいた。どっちに転ぶか分からん。酒が入っていたから、前者かもしれんが」
「クソッ」
「まあ、今回の事件は半分はお前のせいでもあるな。子爵家の謝罪を受け入れなかったことと、不能を治さなかったこと。寛大に許していたら、こんなことはなかったかもな。それに不能でなければ、俺の出番もなかった」
ショックを受けたハクラシスに、アーヴァルはわざと追い討ちをかけるようなことを言う。いつも強気の相手が落ち込むのが面白いのだ。
まあ、無関係のレイズンが巻き込まれるのを黙って見ていたアーヴァルにも、本当は責任はあるのだが。
「これからのことは自分で何とかしろ。俺は知らん。……それから、そろそろあの手紙の返事をもらわねばならん。もうここにいる理由もなくなったから、俺は王都へ戻る。お前はどうするつもりだ? 陛下からは一緒に戻れと仰せつかっている」
こんな時に、王都へ戻れと命ぜられるか。ハクラシスはタイミングの悪さを呪った。
レイズンが心配だった。どうこのことを話すのか、それがどれくらいあの子の心に影響するのか。しばらくは一緒にいてやりたいのに、今回ばかりはそれができない。
「……もう少し猶予をくれ」
「どれくらいだ?」
「あと……1カ月はどうだ」
「長いな。1週間だ」
「1週間……」
ハクラシスは眉をひそめ考えこんだ。
そんなハクラシスを、アーヴァルはなぜかひどく冷めたような目で見ていた。まるで、何をそんなに悩むことがあるのかというように。
そしてしばらくしてから椅子から立ち上がり、ハクラシスの側まで近寄ると、腰を屈め耳元で低い声でこう囁いた。
「……ルルーが生きている、と言ったら? 会わせてやると言えば、お前は王都に戻るのか」
ハクラシスは思わず顔を上げ、アーヴァルの方を振り向いた。
鼻の先にあるアーヴァルの表情は、真剣なようでどこか何かを企んでいるような、そんな含みのあるような顔で、ハクラシスには言葉の真偽が分からず戸惑いを隠せない。
「——まさか……」
アーヴァルがハクラシスを訪ねてから、何度となく口にした名。
ルルーとは、過去の内乱の際、敵に暴行され火をつけられ殺された、ハクラシスのかつての結婚相手。伴侶の名だった。
「ルルーは死んだと、そう、俺は…………」
「……ハクラシス、お前は遺体を直接見たか? 一度でもルルーの墓を暴いてみようと思わなかったか?」
「……ルルーの家からは拒絶され、俺は墓を見ることすら叶わなかった」
ハクラシスへの逆恨みで起こった出来事に、ルルーの実家はハクラシスとの縁を断ち切った。
「……何を知っているんだアーヴァル」
「さあな。……まあ、真偽を確かめたくば、王都に来るんだな」
皮肉った言い方でハッと鼻で笑い、体を離して立ち上がり、何事もなかったかのように元の椅子に座った。
そして、
「1週間後、迎えをやる。準備をして待っていろ」
有無を言わさず、そうハクラシスに命じた。
出発までたったの1週間。まだレイズンに王都からの手紙については言っていない。
今回の事件のこと、そして王都へ行くこと。
自分はどうレイズンに説明すればよいものか。
ハクラシスは憂え、レイズンが目覚めるまでソファでずっと頭を抱えていた。
レイズンの涎やら涙やら精液やらで服がドロドロになったハクラシスは、仕方なくアーヴァルから衣服を借りて着替えた。汗にまみれたアーヴァルもまたシャワーを浴び、ようやく人心地ついたところで、届いた調書を広げた。
「何だと? ブーフがレイズンに媚薬を盛っただと!?」
今回の事件のあらましを聞き、ハクラシスは激昂し、思わずアーヴァルに怒鳴った。
「あのクソガキ、なぜレイズンにそんなものを飲ませたんだ!? レイズンは奴をあんなに信用していたのに! ……まさか本当はレイズンに気があったとか、そんなふざけたことを言うんじゃないだろうな」
「落ち着け。俺も最初は痴情のもつれとかいうやつかと思ったんだが、少し状況が違った。まあ、座って聞け」
アーヴァルは思わず立ち上がったハクラシスをソファに座るよう促し、この事件についての詳細を話し始めた。
事の発端は貴族の間で流行っている媚薬を使った遊びからだった。
ただ媚薬を使う、その程度のことであれば昔からあったし、それだけなら特に事件性はなく問題視されるようなことはない。
だがここ最近、一部で中毒症状のある危険な薬が出回るようになったのだ。脳に作用するその薬は、酩酊状態に陥るばかりか意識混濁や禁断症状などもあり、貴族子息の中には中毒で倒れ、病院へ運び込まれる者も出る始末。
さすがにそれはまずいということで、騎士団でも調査を始めたのだが、その流通ルートの中にとある子爵家が浮かび上がった。
それがつい最近まで騎士団に所属していた家門で、騎士団内でも流通があったのではと、妙な疑いをかけられることになってしまったのだ。
内々で調査をしたがもちろんそのような事実はなく、しかし嫌疑をはらすには自らの行動で示す必要がある。だが相手は子爵家だ。下手に動いて事が大きくなれば、面倒なことになりかねない。
そのようなこともあり、騎士団長自ら指揮を執り、秘密裏に調査をはじめたのだ。
その子爵家の流通ルートの一つがこの街で、その売人がブーフだった。
子爵家はこの街にえらく執心している様子で、頻繁に状況を探っていた。本当にこの小さな田舎街であの薬が出回るのか、当然調べる必要があり、それにはブーフをたらしこみ聞き出す役を、誰かにやらせる必要があった。
「それで囮にレイズンを使ったのか!?」
「そう怒るな。レイズンが勝手に飛び込んできたんだ。俺たちはそれを利用した、それだけだ。俺もまさか奴がレイズンの知り合いだとは思いもしなかったからな。しかも友達とは。あんな誰が見ても胡散臭いクズ野郎を。見る目がない」
アーヴァルは心底呆れたような口調だったが、それにはハクラシスも同意だった。正直、最初から気に食わなかったが、レイズンが信頼しているから、会うのを許していたのだ。
「最初は本当に気心が知れた者同士のいたずらか、それこそ一方的な恋慕によるものかと思ったんだがな……。どうやらあのクズ、薬の仕入れ契約と引き換えに、レイズンを売ったようだ」
「……なんだと?」
「ハクラシス、レイズンたちが引き起こしたあの事件は覚えているよな」
「ああ。忘れるはずもない」
アーヴァルの言うあの事件とは、レイズンがラックの裏切りにより賊に強姦された事件のことだ。
「……まさか、ラックの家が絡んでいるのか……?」
ラックの家も確か子爵家だ。まさかまだレイズンを諦めていなかったというのか。それとも復讐のつもりか。
ハクラシスの肩が怒りに震える。
「いや、まあ関係はあるが、直接的ではないな。お前、その後また何かあって、あの子爵家からの謝罪を跳ね除けただろう? そのせいであの子爵家の流れをくむ家門が、騎士団に入団できなくなったのも知ってるな?」
「ああ。だがそれはあっちが勝手に……」
「まあ、そうだな。あっちがお前を怖がって勝手に判断したことだ。お前のせいじゃない。だがその除隊を余儀なくされた家門の一つが、今回の事件の主犯だ。この前俺がここに来た時を覚えているか。実はその時そこの子息も連れていたんだが……」
「……いや」
「どうやらその謝罪をする原因を作ったのが、そいつだったようだ。仲が良かったのかレイズンがお前の家にいることをその子爵家の……ラックだったな、そいつにこっそりと報告したらしくてな」
なるほど、だからかとハクラシスは一人合点がいった。
あの日ラックがハクラシスの家に来襲したとき、何故レイズンがここにいるのを知っているのかと驚いたものだが、アーヴァルの従者として来た者の中にネズミがいたとは。
騎士団長一行が帰った後、レイズンの様子がおかしかったことも頷ける。アーヴァルと家の中で話をしている間、きっと何かしらのやり取りがあったのだろう。
「まあ、結果的にそれがラックを誑かしたとして子爵家を怒らせることになり、一族からはそっぽを向かれ、挙句にそいつは騎士団を強制除隊。一門の支援が途絶え資金繰りに困り、妙な薬の売買に手を出した。そしてその腹いせに、ブーフを使ってレイズンに薬を盛り、薬なしでは生きていけない淫売にして、ラックの元に送りつけてやるハラだったらしい」
「……なんだと」
あまりのことにハクラシスは顔面蒼白で、言葉を失った。
「あのブーフとやらは、あの薬がそんな危険なものだとは知らなかったらしい。その割には引き渡すまでの行動は、冷静に見えたがな。まあそれでも本当に友人だとは思っていたのか、取り調べでレイズンが大丈夫か気にはしていたようだ。……自分が何をしでかしたのかも理解できず、本当に愚かな男だ」
まさかまだあの事件の影響が続いていたとは。ハクラシスは愕然としうなだれた。
なぜあの子ばかりこんな目にあうのか。せっかく心の傷も癒えたばかりだというのに。
こんなことレイズンに言えるはずもない。
「起きても覚えていなければいいが……」
「さあどうだろうな。酩酊状態で記憶がない者もいれば、覚えていた者もいた。どっちに転ぶか分からん。酒が入っていたから、前者かもしれんが」
「クソッ」
「まあ、今回の事件は半分はお前のせいでもあるな。子爵家の謝罪を受け入れなかったことと、不能を治さなかったこと。寛大に許していたら、こんなことはなかったかもな。それに不能でなければ、俺の出番もなかった」
ショックを受けたハクラシスに、アーヴァルはわざと追い討ちをかけるようなことを言う。いつも強気の相手が落ち込むのが面白いのだ。
まあ、無関係のレイズンが巻き込まれるのを黙って見ていたアーヴァルにも、本当は責任はあるのだが。
「これからのことは自分で何とかしろ。俺は知らん。……それから、そろそろあの手紙の返事をもらわねばならん。もうここにいる理由もなくなったから、俺は王都へ戻る。お前はどうするつもりだ? 陛下からは一緒に戻れと仰せつかっている」
こんな時に、王都へ戻れと命ぜられるか。ハクラシスはタイミングの悪さを呪った。
レイズンが心配だった。どうこのことを話すのか、それがどれくらいあの子の心に影響するのか。しばらくは一緒にいてやりたいのに、今回ばかりはそれができない。
「……もう少し猶予をくれ」
「どれくらいだ?」
「あと……1カ月はどうだ」
「長いな。1週間だ」
「1週間……」
ハクラシスは眉をひそめ考えこんだ。
そんなハクラシスを、アーヴァルはなぜかひどく冷めたような目で見ていた。まるで、何をそんなに悩むことがあるのかというように。
そしてしばらくしてから椅子から立ち上がり、ハクラシスの側まで近寄ると、腰を屈め耳元で低い声でこう囁いた。
「……ルルーが生きている、と言ったら? 会わせてやると言えば、お前は王都に戻るのか」
ハクラシスは思わず顔を上げ、アーヴァルの方を振り向いた。
鼻の先にあるアーヴァルの表情は、真剣なようでどこか何かを企んでいるような、そんな含みのあるような顔で、ハクラシスには言葉の真偽が分からず戸惑いを隠せない。
「——まさか……」
アーヴァルがハクラシスを訪ねてから、何度となく口にした名。
ルルーとは、過去の内乱の際、敵に暴行され火をつけられ殺された、ハクラシスのかつての結婚相手。伴侶の名だった。
「ルルーは死んだと、そう、俺は…………」
「……ハクラシス、お前は遺体を直接見たか? 一度でもルルーの墓を暴いてみようと思わなかったか?」
「……ルルーの家からは拒絶され、俺は墓を見ることすら叶わなかった」
ハクラシスへの逆恨みで起こった出来事に、ルルーの実家はハクラシスとの縁を断ち切った。
「……何を知っているんだアーヴァル」
「さあな。……まあ、真偽を確かめたくば、王都に来るんだな」
皮肉った言い方でハッと鼻で笑い、体を離して立ち上がり、何事もなかったかのように元の椅子に座った。
そして、
「1週間後、迎えをやる。準備をして待っていろ」
有無を言わさず、そうハクラシスに命じた。
出発までたったの1週間。まだレイズンに王都からの手紙については言っていない。
今回の事件のこと、そして王都へ行くこと。
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