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元売れっ子?ラノベ作家、異世界へ立つ
湖の周囲を探索しましょう
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結局昨日は安定した拠点を見つけることは出来なかったので先日と同じように木の上に登って寝た。
軽く探索した結果、この水源近くには問題があることが分かった。
大きな木が無いのだ。
精々が幹回り50cm程度、枝の太さも最大で20cm程度であった。
どんな構造の木だよ!
まあ、その一番太い枝を持った木の上で寝たんだけどね。
ちなみに寝たのは26時を超えていた。
朝?
時計を確認すると時間は7時。
正直寝た気がしない。
昨日から光源が空に浮いたままだからだ。
そして眠った時間が短かったのも原因である。
因みに、今日もアラームは掛けていない。
危険対策ではなく、単に眠りたかったからだ。
これは特殊とはいえ水源を見つけたからである。
とりあえず生命の危機は去った。
しかし人間というものは1つ満たされると次の欲が現れるものらしい。
そう、お腹の音で目が覚めてしまったのだ。
今日の朝食はハッカ飴とお茶。
それと少量の濃縮魔力水。
これは昨日寝る前に安心してつい、スポーツドリンクを飲み干してしまったからだ。
今、空いたペットボトルの中には濃縮魔力水が入っている。
美味いんだけどね。
「まずい、痛いくらい腹が減った……」
腹に物を入れた瞬間から盛大に腹の音が鳴り響き始めた。
私は寝床にした木の上から降りる。
腹が減っているのは当たり前であるが、もう1つ困ったことがあった。
「身体が固まって痛い」
2日目の木の上睡眠だったがとにかく体中が痛い。
木の枝の、それも20~30cmしかない所で木に寄り掛かって眠っているのだ。
当然眠りも浅くなるし、無意識に身体が動こうとすると反射的に身体が強張る。
その繰り返しを2日も続けているのだ。
たった2日、されど2日。
温かく柔らかい寝床が常に確保できていた現代日本からいきなりの野宿生活。
いくら肉体が強化されていても精神的なものまではカバーできないのだろう。
それは身体の硬化という現象になって表れていた。
精神的に身構えていることで強化された肉体にも影響を与えていたが、実はこれでも精神は強化されているようだ。
それはこの世界に来て2日、思い出しても平気になったことがあるからだ。
【人をこの手で殺してしまった事実】
殺してしまったとき、私の身体は硬直し何も考えられなくなった。
そして不覚をとり死んだ。
その光景をルールウがいたあの空間で何度も思い出し、話が耳に入らなくなることは何度もあった。
平静は装っていたがそれが事実であった。
それがこの世界に来てぱったりと止まったのだ。
自分で地球の事を思い出そうとしたときに僅かに出てくるのみ。
ルールウの気遣いでそうなったのか、脳の強化によってそうなったのかは不明ではある。
今は特に気にしない。
ついでに精神が強化されたおかげか野宿、排せつに関してもそれほど忌避なく行えるようになった。
で、精神的には強化はされたのだが、警戒心なども強化されたようだ。
結局、木の上では浅い眠りしか確保できず、身体は小さな危険に反応する。
そして身体は硬くなる。
早く拠点を確保しある程度安心できないと、何かあったときに身体がうまく動かせないのはまずい。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
とりあえず木から降りた私はすぐに近くを見渡し安全を確保する。
木の周りは当然先日と同じ処理がしてある。
私は身体をほぐすと、ぐりぐりと鳴るお腹を押さえながら湖の畔へと移動した。
湖の周りを1周して食料になりそうなものが無いかを調べるためだ。
「ふむ、水辺には何もいないか?」
私は水辺に立ち湖の中を警戒しながら覗き込む。
……
…………
………………
見えねぇ~。
そりゃあそうだよな。
色が濃い紅なんだ、見えるわけがない。
仕方が無いので水辺をゆっくりと歩き出す。
水辺は水辺らしくなく、ぬかるんではいない。
まあ少しだけ土が柔らかいのか数ミリほど足が沈むだけだ。
当然目についた石などは次々と腕輪の中に確保してゆく。
「あ? 竹か? これ」
水辺を歩いていると竹のような節くれだった木の群生を見つけた。
疲れてはいたが鑑定を使う。
【ラピスの木】
しなやかで強靭な植物。
堅いが、細かい繊維質の塊なので意外と加工は出来る。
中は空洞であるが数10センチおきに節が存在し管を形成している。
また、時期になると栄養価が非常に高い実を根元に付ける。
うん、竹だね。
違うのは実食できる実を付けるということか。
で、その肝心の実は?
私は必死になってそのラピスの木の根元を探す。
竹と同じならば根元もしくはその近辺、少し掘ったところにあるはずだ。
根元を30cm程掘ってみたりラピスの木の間を探し回ってみたが、どこにもそれらしきものは無い。
思わず上も見てみたがそれこそ竹そのものであった。
根元ってあったのに何で見たんだろう?
「そうだよ、そうだよなぁ。
よく思い出してみたら【時期になると】という但し書き?があったな」
ちなみに何故もう一度鑑定せず思い出したかというと、例の副作用だ。
普段なら耐えられなくもないが、今は不味い。
眩暈は空腹に影響を与え、それは吐き気につながるからだ。
正直胃液しか入っていないのに戻したくない。
しばらくラピスの木の周囲を探し回ったが何も見つけることも出来ず諦めることにした。
あ、当然何本かは愛刀で斬り、腕輪の中にしまいました。
後で加工します。
久しぶりに刀で竹を斬ったが、上手に斬れました。
難しいんですよ、据物ではなく立っている物を斬るのは……。
5m以上あったし。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
気を取り直して湖の周辺を探索する。
所々で鑑定を使い、頭痛、眩暈に加え、吐き気とも戦いながら食べ物を探したが一切見つかることはなかった。
他に特徴的な物で見つかったものは剣葉という植物のみだ。
【剣葉】
切れ味の鋭い繊維質の葉に水分をはじく液体が染み出す葉。
非常に燃えやすく、松明などの材料にされる。
高さは50cm~80cm程。
ふむ、これは便利だ。
あとで松明を作るときに重宝しそうである。
ただしこれは確保しなかった。
いま、これを切れるものが無いからだ。
ちなみに愛刀は使わない。
ラピスの木などは材質が竹に似ていたのでそれほど影響ないと判断できたので斬ったが、この剣葉に関しては触った限り刀が修復不可能なほど傷つく可能性があったので切らなかった。
後で道具を作って刈り取りに来よう。
湖の周囲を一周回り、私は脱力していた。
せめて食べられそうな木の実、あわよくば水生生物などが確保できればと思っていたからだ。
しかしそれは探索後に完全に否定された。
唯一の希望であったラピスの実も現物は見つからなかったからだ。
私は湖の畔にあった大きめの石に腰を下ろし、湖の周辺全体をジッと見つめていた。
まあ、正直腹が減りすぎたので動きたくなかっただけだが……。
「ちくせう鑑定っ。 食べられるものっ! どこにあるんだよ! 見つかってくれよぉ……」
うん、我ながら情けない声が出た。
次の瞬間見つめていた湖の周囲の一部が光る。
そう、先程のラピスの木があった辺りだ。
同時に強烈な頭痛と眩暈、吐き気が襲ってくるが私は構わずそこへと走っていた。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
ラピスの木の群生へ近づくと光っているのは地面だった。
極度の頭痛とくらくらと目の前がゆれるのを我慢して辺りを見回す。
光っている場所には私が掘り返した場所も含まれていた。
私が掘り返したその場所へ行くと、その穴の底、さらに下から光が湧き出していた。
腕輪から尖った石を取り出し更に深く掘る。
ガツガツと穴を掘り進めると15センチほどのマンゴーのような形の果実があった。
土が退いた瞬間、美味そうな匂いが周囲に漂う。
その匂いは、掘っているときは一切無かったのだが果実が空気に触れた瞬間に解放されたようで、鼻腔をくすぐり腹の虫を活性化させる。
お腹も痛いくらいに動いている。
私はその果実にそって手を伸ばし、触れる。
感触を感じる前に、意識は消えた。
軽く探索した結果、この水源近くには問題があることが分かった。
大きな木が無いのだ。
精々が幹回り50cm程度、枝の太さも最大で20cm程度であった。
どんな構造の木だよ!
まあ、その一番太い枝を持った木の上で寝たんだけどね。
ちなみに寝たのは26時を超えていた。
朝?
時計を確認すると時間は7時。
正直寝た気がしない。
昨日から光源が空に浮いたままだからだ。
そして眠った時間が短かったのも原因である。
因みに、今日もアラームは掛けていない。
危険対策ではなく、単に眠りたかったからだ。
これは特殊とはいえ水源を見つけたからである。
とりあえず生命の危機は去った。
しかし人間というものは1つ満たされると次の欲が現れるものらしい。
そう、お腹の音で目が覚めてしまったのだ。
今日の朝食はハッカ飴とお茶。
それと少量の濃縮魔力水。
これは昨日寝る前に安心してつい、スポーツドリンクを飲み干してしまったからだ。
今、空いたペットボトルの中には濃縮魔力水が入っている。
美味いんだけどね。
「まずい、痛いくらい腹が減った……」
腹に物を入れた瞬間から盛大に腹の音が鳴り響き始めた。
私は寝床にした木の上から降りる。
腹が減っているのは当たり前であるが、もう1つ困ったことがあった。
「身体が固まって痛い」
2日目の木の上睡眠だったがとにかく体中が痛い。
木の枝の、それも20~30cmしかない所で木に寄り掛かって眠っているのだ。
当然眠りも浅くなるし、無意識に身体が動こうとすると反射的に身体が強張る。
その繰り返しを2日も続けているのだ。
たった2日、されど2日。
温かく柔らかい寝床が常に確保できていた現代日本からいきなりの野宿生活。
いくら肉体が強化されていても精神的なものまではカバーできないのだろう。
それは身体の硬化という現象になって表れていた。
精神的に身構えていることで強化された肉体にも影響を与えていたが、実はこれでも精神は強化されているようだ。
それはこの世界に来て2日、思い出しても平気になったことがあるからだ。
【人をこの手で殺してしまった事実】
殺してしまったとき、私の身体は硬直し何も考えられなくなった。
そして不覚をとり死んだ。
その光景をルールウがいたあの空間で何度も思い出し、話が耳に入らなくなることは何度もあった。
平静は装っていたがそれが事実であった。
それがこの世界に来てぱったりと止まったのだ。
自分で地球の事を思い出そうとしたときに僅かに出てくるのみ。
ルールウの気遣いでそうなったのか、脳の強化によってそうなったのかは不明ではある。
今は特に気にしない。
ついでに精神が強化されたおかげか野宿、排せつに関してもそれほど忌避なく行えるようになった。
で、精神的には強化はされたのだが、警戒心なども強化されたようだ。
結局、木の上では浅い眠りしか確保できず、身体は小さな危険に反応する。
そして身体は硬くなる。
早く拠点を確保しある程度安心できないと、何かあったときに身体がうまく動かせないのはまずい。
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とりあえず木から降りた私はすぐに近くを見渡し安全を確保する。
木の周りは当然先日と同じ処理がしてある。
私は身体をほぐすと、ぐりぐりと鳴るお腹を押さえながら湖の畔へと移動した。
湖の周りを1周して食料になりそうなものが無いかを調べるためだ。
「ふむ、水辺には何もいないか?」
私は水辺に立ち湖の中を警戒しながら覗き込む。
……
…………
………………
見えねぇ~。
そりゃあそうだよな。
色が濃い紅なんだ、見えるわけがない。
仕方が無いので水辺をゆっくりと歩き出す。
水辺は水辺らしくなく、ぬかるんではいない。
まあ少しだけ土が柔らかいのか数ミリほど足が沈むだけだ。
当然目についた石などは次々と腕輪の中に確保してゆく。
「あ? 竹か? これ」
水辺を歩いていると竹のような節くれだった木の群生を見つけた。
疲れてはいたが鑑定を使う。
【ラピスの木】
しなやかで強靭な植物。
堅いが、細かい繊維質の塊なので意外と加工は出来る。
中は空洞であるが数10センチおきに節が存在し管を形成している。
また、時期になると栄養価が非常に高い実を根元に付ける。
うん、竹だね。
違うのは実食できる実を付けるということか。
で、その肝心の実は?
私は必死になってそのラピスの木の根元を探す。
竹と同じならば根元もしくはその近辺、少し掘ったところにあるはずだ。
根元を30cm程掘ってみたりラピスの木の間を探し回ってみたが、どこにもそれらしきものは無い。
思わず上も見てみたがそれこそ竹そのものであった。
根元ってあったのに何で見たんだろう?
「そうだよ、そうだよなぁ。
よく思い出してみたら【時期になると】という但し書き?があったな」
ちなみに何故もう一度鑑定せず思い出したかというと、例の副作用だ。
普段なら耐えられなくもないが、今は不味い。
眩暈は空腹に影響を与え、それは吐き気につながるからだ。
正直胃液しか入っていないのに戻したくない。
しばらくラピスの木の周囲を探し回ったが何も見つけることも出来ず諦めることにした。
あ、当然何本かは愛刀で斬り、腕輪の中にしまいました。
後で加工します。
久しぶりに刀で竹を斬ったが、上手に斬れました。
難しいんですよ、据物ではなく立っている物を斬るのは……。
5m以上あったし。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
気を取り直して湖の周辺を探索する。
所々で鑑定を使い、頭痛、眩暈に加え、吐き気とも戦いながら食べ物を探したが一切見つかることはなかった。
他に特徴的な物で見つかったものは剣葉という植物のみだ。
【剣葉】
切れ味の鋭い繊維質の葉に水分をはじく液体が染み出す葉。
非常に燃えやすく、松明などの材料にされる。
高さは50cm~80cm程。
ふむ、これは便利だ。
あとで松明を作るときに重宝しそうである。
ただしこれは確保しなかった。
いま、これを切れるものが無いからだ。
ちなみに愛刀は使わない。
ラピスの木などは材質が竹に似ていたのでそれほど影響ないと判断できたので斬ったが、この剣葉に関しては触った限り刀が修復不可能なほど傷つく可能性があったので切らなかった。
後で道具を作って刈り取りに来よう。
湖の周囲を一周回り、私は脱力していた。
せめて食べられそうな木の実、あわよくば水生生物などが確保できればと思っていたからだ。
しかしそれは探索後に完全に否定された。
唯一の希望であったラピスの実も現物は見つからなかったからだ。
私は湖の畔にあった大きめの石に腰を下ろし、湖の周辺全体をジッと見つめていた。
まあ、正直腹が減りすぎたので動きたくなかっただけだが……。
「ちくせう鑑定っ。 食べられるものっ! どこにあるんだよ! 見つかってくれよぉ……」
うん、我ながら情けない声が出た。
次の瞬間見つめていた湖の周囲の一部が光る。
そう、先程のラピスの木があった辺りだ。
同時に強烈な頭痛と眩暈、吐き気が襲ってくるが私は構わずそこへと走っていた。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
ラピスの木の群生へ近づくと光っているのは地面だった。
極度の頭痛とくらくらと目の前がゆれるのを我慢して辺りを見回す。
光っている場所には私が掘り返した場所も含まれていた。
私が掘り返したその場所へ行くと、その穴の底、さらに下から光が湧き出していた。
腕輪から尖った石を取り出し更に深く掘る。
ガツガツと穴を掘り進めると15センチほどのマンゴーのような形の果実があった。
土が退いた瞬間、美味そうな匂いが周囲に漂う。
その匂いは、掘っているときは一切無かったのだが果実が空気に触れた瞬間に解放されたようで、鼻腔をくすぐり腹の虫を活性化させる。
お腹も痛いくらいに動いている。
私はその果実にそって手を伸ばし、触れる。
感触を感じる前に、意識は消えた。
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