《完結》《2nd公開中！》10つの指輪 〜ジョーカー・ミアは指輪の力を使い無双する

三章

ギルドに戻りました

私は今ギルドえと徒歩で向かっている。
途中にトロールやオークなどの魔物がいたがあのような巨大な体でも私のオーラには勝てずまるで子犬のようだった。

「カチャン」
私が独特な扉を開けるとそこにはコウとアカネが待っていた。

「師匠遅いですよ！　何してたんですか！」
「私心配しましたよ」
どうやら二人とも私の心配をしているらしい！なんだか嬉しくなってきた！

月光確か自由を獲得できるよくわからない組織だったな……

「あの」
アカネの声で私の思考は停止し視線をアカネの方に向け「どうした」と質問した。

「顔が真っ青でなんだか悪夢にうなされているような顔です……」と私を心配してかアカネは相槌をうっていた。

「そうですよ師匠少し休んだらどうですか」コウがアカネと同じく私を心配しているらしく私に休んで欲しいらしい。

「わかった今日はゆっくり休むことにする」

そしたらアカネとコウは二人で目を合わせて良かっと言う感じに私を見ていた。

　　　　　　　＊　　＊　　＊

私は近くの宿屋に泊まっている。
ちなみにコウとアカネはゴブリン退治の任務を終え別の依頼を受けている。

「ふぅー」
なんだか体が重い多分右目の力を使ったからだろう。

右目は徐々に回復していき元の状態で使えるようになったが負担が大きいため当分は使わないだろう。

まあ寝るとするか！
私は疲れのせいかベットに横になった瞬間眠気に追われ爆睡してしまった。

　　　　　　　＊　　＊　　＊

俺はコウ！　今アカネと一緒にEランクの依頼をこなしている。

Eランクと言っても俺達は冒険者なりたての新米相手はオーク並のFランクの者だと歯が立たないまで言われているが俺にとっては雑魚だ！

「オラー」
俺は剣を豪快に振るいオークに向かって突撃した。

オークは俺を雑魚だと思ったのか金棒を振るい俺は致命傷を負った。

「大丈夫コウ！」
アカネは急いで俺の元に駆け寄ったがあそこにはオークがいる……このままだとアカネも俺と同じ傷を負うことになる……

「きちゃダメだ！」
アカネは俺の言葉を無視して俺の方えと向かっていった。

オークは身震いもせずに金棒をアカネに向け思いっきり振ってきた。