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二章

弟子と一緒に冒険します

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はぁー疲れた……
今日はどこに泊まろうかな~~

アリスの件から3日の月日が経ち私は弟子のコウと一緒に旅を続けている。

「師匠あそこの宿屋なんておすすめですよ!」

弟子のコウの事を自分で言うのもあれなんだがとても優秀だなぜならすぐ近くのお店を教えてくれるからだ!

「じゃあ今日はここに泊まろうか」
私が前にいた宿屋と比べればボロいが値段は安そうだまあ私はカードで払えるんだけどコウが払えないんだよね!

「はい! お嬢ちゃんと坊や今日は素泊まりかい?」
「いえ食事ありで」
コウがそういい食事ありになったお金は大丈夫なのか?

      *          *          *

食事の時間はもう終わっていたので定員が改めて作ってくれ部屋に運んで来てくれた。

テーブルには魚のフライや私が好きなオムライスもある!
特にオムライスはきめ細かく真っ黄色をしていておまわずヨダレが出てしまう程だ。

「いただきます!」
私はもう我慢出来ずオムライスに食らいついてしまった。
定員は苦笑し一礼し部屋を出ていった。

弟子のコウは正座をし綺麗に食べていた。
なんだか貴族みたいだった。

「ねえコウってなんだか貴族みたいだね?」
私が質問するとコウは笑いながら「私は貴族ですよ! 最初に言った気がするのですが……」
そういい貴族の事をバラしてきた。

「ど、どこの貴族?」
私が少し躊躇いながらも質問したらコウは「ビーズ・コウです」と大貴族の名前を申してきた。

「ですが師匠はSランク実力者なのでこんな貴族なんてすぐに壊せますよ」と笑って言っていたので何かコウは訳があって今があるのだろうだからお金はあるのか……

「ガシャンガラガラ」
外から鈍い音が聞こえてくるおそらく殴り合いなどをしているのだろう。

「行くぞコウ」
「はい!」
私の方が年下だが戦いの経歴だったらこっちの方が先輩だ!

「ガチャ」
私が扉を開けるとそこには耳が長く金色の綺麗な目をしており髪は緑色で整った顔立ちをしていたおそらく私と歳はたいして変わらないだろう。

「大丈夫か!」いち早く駆けつけたのはコウだった。
「オラー」
コウが殴った相手はさっき私達に食事を運んで来た定員だった。

定員はもう意識はなく気絶していたどうやら相当のパンチだったのだろう。
私は少女に回復魔法を掛けようとしたら早くも少女の傷は治癒していた。
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