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一章

帝国任務1

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今私達は王国外えと出ていき帝国に向かっている。

「今日はここにテントを張ろう」
先生がそういい先輩とテントを立てる準備をしていた。
私はその間に食料を兄上と調達する事にした。

「兄上あそこに一角ラビットがいます!」
兄上は弓の腕はプロ級ですばしっこい一角ラビットでさえも兄上にすれば雑種そのものだ。

「先生取れましたよ」
兄上が一角ラビットを近くの川で洗い流しさっそく料理をし始めた。

「おいクソ先生敵はどんな感じなんだ?」
先輩は敵の状況が知りたいらしく先生に質問を重ねていた。
あいにく全くわからないらしく完全にこちらが不利だと言う事だ。

「これは早く向かった方が良くないか?」
先輩の冷静な判断に先生は「よーく考えたら敵は全くの謎だ早い方がこちらもリードが取れる」

「ミア! ジニー今からワープするぞ俺に捕まれ」先生がワープの技をやるらしく急いでいた。
「で、でも料理は?」
「今は料理より任務が先だ! 悪いなジニー」

兄上は少ししょんぼりしていたが気を取り戻し先生の肩に捕まった。

「それじゃあワープするぞみんな捕まったな」

「うん!」 「いつでもいいぞクソ先生」「みんな頑張ろう」

「準備良さそうだなそれじゃあやるぞ!」
「『アークロンド』」
先生が魔法を使った途端に眩い光が現れ気付いたら帝国の門の近くまでワープしていた。

どうして最初からこれを使わなかったのだろうと思ったがまあ気にしない! 気にしない!

「なんで門の近くにワープしたんだ? クソ先生ここでワープをすると絶対に気付かれるぞ!」
「いやー参ったちょっと誤差があったようだ!」
先生が開き直って言っている。

「ジニーがSランクのカードを持っていないんだどうやってここを突破する?」
先輩が先生に質問しているが先生は聞かなかったフリをしている。

「あのーうお困りですか?」
私が振り向くとそこには馬車を連れた青年が心配していた。

青年は察したのか「乗せましょうか?」と質問してきた。

もちろん私達は「ありがとうございます」と揃っていった。
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