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30)精神統一
しおりを挟む生きてるっ
当たったら熱いけどっ
私はウプンマガの脳内から
自分の部屋の記憶を
眺めていたはずなんだけどっ
光の矢が当たったり
ダメージ負うなんて
あり得んよねーっ
リアルに熱いったらーっ
記憶の中で
過去になかったことが起きるかーっての
うわっ、こっわっ
あ″あ″あ″ーっ、熱っ、腕が痛い
ぎゃあぁぁ、太もも痛いっ
うわああぁ、エっロぉぉ
何処狙ってんのよっ
セクハラクルダッタゲめ
エロマゲドンに負けるな冬菜っ
冬菜もっ、熱い痛いからって
なに恐怖してんのエクストラの名が泣くよっ、ほらっ死なないじゃない、生きてるよっ、いくら当たっても大丈夫だよ、あわや殺されるところと思ったけどさ光の矢は身体に刺さらない通りすぎるやったねバカみたいにチョコマカ逃げ回らなくてももう大丈夫だよ、負けてたまるか私はエクストラだ奴らの目に地球人のど根性見せてやるから覚悟しな
よしこれで自己暗示はオーケー
ん……雲が切れた
巨大な黒い船団が
あれ……なにこの浮遊感
私は地上を俯瞰で見ている
宇宙視点……
私の立ち位置は
中天……に浮かんでいる
巨大な黒い船団が吐き出す煙は
クソ黒胡麻野郎共だ
クルダッタゲが次々に地球へ
危ないっ
逃げてっ
スマホは……
私のスマホっ
スマホどこっ
きゃあぁぁ墜落するっ
気が遠くなるぅ
「エクストラ……」
うぅぅ、り、璃人さん……
えっ……
きゃあああ……
わっ、私っ
はっハグされてるっ
えっ、なんでっ待って何これ何が起きたの何でこうなってるって聞いてもいいかな信じられないでも何で今かなこんな時に待ってえぇぇ
エロマゲドン……
いや、違う、違う違う、待って待って、待つのは私か、私はウプンマガよね、ウプンマガの脳内にいるから璃人さんにはウプンマガとしてしか映らない認識されない、璃人さんはウプンマガを抱っこしているのよね、ハグか、ハグ、ハグ、そうよね、そうよ、ハグよ、しかもウプンマガをハグしてるのよね、いや違う、エクストラと言ったあぁぁ……
「しっかりするんだエクストラ」
きゃあぁぁぁ
私が見えるのぉぉ
「見えていない。君はウプンマガのままだから僕はかなり妙な感じだ。しかし、二人で心を合わせ精神統一してクルダッタゲに立ち向かおう」
は、はいぃ……
せ、セイシントウイツぅ……
それ、私を狼狽させてから言うことぉ
あ……や、やりますよ当然
立ち向かいますよ
そのつもりですからっ
あれ、精神ってどこにあるっ
ドキドキしてるっ
私の心音が邪魔するっ
ああっ……ふっ、不謹慎なっ
私は不謹慎な十五歳の少女ですっ
ときめきから逃れられませんっ
神様あぁ
心臓が跳ねるっ
セイシントウイツ無理ですっ
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