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四章 雨溶
雨溶.2
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今回こそ私は、前回と同じような間違いを犯すことなく放課後の時を迎えた。つまり、莉音に会うことを誰にも漏らしていない、ということだ。
この間は夜重を同伴させてしまったからややこしいことになった。今回だって、絶対にろくなことにはならないから、とりあえず、『今日は一人で帰りたい気分だから、先に行くね』と夜重には説明しておいた。
夜重は明らかに怪訝な顔をしてみせていたが、土曜日の一件もあってどう振舞えばいいのか、未だに掴み切れていないのだろう。『そう』と短い返事だけを残した。
なんだか逃げるようで申し訳なかったんだけど、これも私と夜重の関係を変えていくための第一歩、清算なんだ。だから今日ばかりは仕方がない。ちょっと俯きがちになった夜重がかわいそうに見えたが、ぐっとこらえて外に出る。
外履きに履き替えて見上げた空は、夏を前に青々と広がり、笑っているようだった。おかげで、自然と気持ちも前向きになる。よしっ、こうなりゃ前進あるのみ。都合がよすぎるかもしれないが、莉音に話を聞いてもらって、あわよくば色々と相談させてもらおう。
そうして息巻いた私が校門に向かうと、謎の人だかりができていた。何かあったのだろうかと後ろから覗き込んでみたところ、驚いたことにそこには莉音の姿があった。
以前と違い、白のジーンズに無地の黒シャツ。その上には下と同じ白のジャケット。これでもかと言うほどの白を身にまとう莉音の姿に、色んな人が立ち止まり、そして、一部の勇者たちは彼女に興味津々で話しかけていた。
(え、莉音、なにしてんの…?ここ、学校なんだけど)
莉音との待ち合わせ場所この間と同じファミレスになっていたし、そもそも、私は自分の高校がどこかも教えてはいない。
偶然にもこの学校に知り合いがいるのかもしれない、なんてことを考えてはみたが、人垣の中に私を見つけた莉音は、「待ち人が来たみたいだ」と言ってこちらへ向かって片手を上げていた。
「やあ、祈里。待ちきれずに迎えに来てしまったよ」
なんか、莉音の周りがキラキラと光って見える。あふれる王子様オーラってやつだ。まあ、女の人なんだけどね。
「莉音、なんでここに?」
人様の視線が痛い、と思いつつ、莉音の元へと駆け寄った私は、ひそひそと彼女に問いかける。目立つのは嫌いじゃないが、なんか、こういう目立ち方は落ち着かない。
「んー…運命かも?」
「やだ素敵♡――とは、ならないよ!」
「あはは、そう?残念だなぁ」なんて言いながら、莉音はあどけなく笑う。
こうして見ると、やっぱり莉音も同年代ではあるんだと思った。人並みにあどけない笑い方もするし、大人になり切れていない半端な感じも残っている。
莉音はひとしきり私をからかうと、ややあって、「制服だよ」と事のカラクリを教えてくれたのだが、制服だけでどこの高校か簡単に当ててしまう莉音は、ちょっとだけ変態っぽい感じがした。
「へ、へぇ…制服だけで…」
「ああ。この辺り一帯の制服は記憶している。特に女子高生は」
「あ、やっぱり変態だ」と本音が漏れれば、莉音はなぜか嬉しそうに、「まあ、そういう自覚はあるね」と目を細めた。
こういうことを堂々と宣言していても下劣な感じがしないのは、莉音からあふれる清潔感のおかげだろうか、それとも、ルックスの成すハロー効果的なあれか…。
なにはともあれ、これ以上、ここで見世物パンダみたいに立ち尽くす必要はない。さっさとファミレスに向かって、莉音にあれこれと説明し、そしてアドバイスを貰おう。
そう決めた私が莉音の腕を引いて、駅前のファミレスへと向かおうとした、そのときだった。
「やっぱり…ッ!」
背後から、軽く乱れた呼吸と一緒に、聞き慣れた――でも、今までにない感情を強く宿した声が聞こえて、私は勢いよく振り向いた。
「や、夜重」
西日を浴びてもなお、黒く渦巻く闇をその腰まで伸びた髪にたくわえ佇むのは、私の幼馴染である蒼井夜重だった。
どこからか走ってきたのだろう、夜重は肩を小さく上下させて呼吸を整えようとしていたのだが、どうしてか、息の乱れは一向に収まる様子はない。加えて、ごうごうとたぎる感情の炎は夜重の瞳の中で居場所を求めて荒ぶっているようだった。
その鋭くも澱んだ眼差しは、莉音と私を何度か行き来した後、最後にぴたり、と私を貫いて留まっていた。
「あんな言いわけ、私が何も気づかないとでも思ったの?祈里」
「い、言いわけのつもりは」
「嘘よ。初めから、私に隠れてその人に会うつもりだったのでしょうに」
「隠れてって…」
そんなわけないじゃん、と言いかけたんだけど、よくよく考えなくてもあながち間違ってはいないと思い直し、何も言えなくなる。
「やっぱり図星ね。祈里のくせに、私を欺こうなんて…!」
「むっ」
どんな事情があるにせよ、祈里のくせに、という言葉は聞き捨てならない。
「『くせに』とはなにさ、『くせに』とは!っていうか、私は欺くつもりなんてなかったし、たまたま莉音が学校前で待ってただけで一人で帰ろうとしてたことは本当じゃん。」
「そいつとは会うなって、私何度も言ったでしょう!」
「ちょっと、莉音に失礼なこと言わないで!そもそも、私がどこで誰と会おうと私の勝手でしょ!?」
放課後の校門前なんて、たくさんの生徒が通る。だから、冷静になればこんなところで言い争いなんて目立って仕方がないし、三文芝居みたいな修羅場であればなおのこと、恥ずかしいと思うべきところだろう。
だけど、私も夜重もこういうときはやっぱり冷静になれない。馬鹿みたいに意地を張り合って、馬鹿みたいに衝突してしまうんだ。
そうして少しの間私と夜重は、かみ合っているようでかみ合っていない言い争いを続けていたのだが、ややあって、酷く落ち着いた声で莉音が口を挟んできた。
「まあまあ、二人とも。ちょっとはクールダウンしないと、みんな見ているよ」
その大人びた感じに、少しだけ私は反感を覚えた。危うく、莉音には関係ないでしょ!なんて叫びかけたが、すんでのところで踏み止まる。やばい八つ当たりをするところであった。
でも、元々莉音のことを好ましく思っていない夜重は止まらなかった。
「黙りなさい!貴方には関係のないことでしょう!」
年上の莉音を相手にして怒鳴り声を上げられる夜重は、なんというか、さすがだ。彼女に言わせてみれば、年齢なんてものに精神的成熟は宿らないらしい。なんのこっちゃ。
だけど、やっぱり莉音は夜重よりも大人だった。
「関係のない相手に怒りをぶつけているとしたら、君はまだまだ子どもだね。蒼井夜重ちゃん」
「な、舐めた口を…!」
「それはこちらの台詞かな。まあ、子どもの言い分なんてどうでもいいがね」
そんなふうに鼻を鳴らしつつ莉音が肩を竦めれば、夜重は顔を真っ赤にして、「だいたい、いつまで祈里にくっついているの!離れなさい!」と怒号を発した。
合理性に欠ける反論。夜重が追い詰められている証拠だ。ちょっとだけ、見ているこちらの胸が苦しくなるけれど、莉音はむしろ、それで反撃の手を緩めるようなことはしてくれなかった。あれ、これって大人の応対か?
「くっついてきたのは祈里のほうからだ。――そもそも、どうして君がしゃしゃり出てくる?怒鳴り散らしてくる?僕と祈里の問題だぞ」
「だからそれは――」
「ストップ。…そこから先はよく考えてから口にしたほうがいい。祈里と僕が仲睦まじくしていて、気に入らない理由を…自分自身の手綱すら取り切れなくなる理由を、よく考えてから口にするんだ」
莉音はやけにゆっくりと、警告じみた様子で夜重にそれを告げた。
私には莉音の意図は分からなかった。だけど、夜重はどうやらそれに気づいたようで、真っ赤だった顔を段々と青くして黙り込み、唇を噛んでいた。
「莉音、あの」と私が気づかわしげに莉音を見上げれば、彼女は視線を夜重に固定したままで、「大丈夫。少し黙って夜重ちゃんを待ってあげてくれ」と返した。
何を待つって?夜重が、何に怒ってるって?
よく分からなかった。でも、分からないなりに、私は夜重を待つ義務があるとも思った。少なくとも、今、この瞬間、夜重が苦虫を嚙み潰したみたいな顔をして迷っているうちは。
だから、私は待った。
不安が耳元で囁き声をこぼすけれど、それでも、言葉にできない期待感も確かにあったんだ。
でも…それは呆気なく、打ち壊されることとなる。
「――…前にも言ったでしょう。私が、その子の保護者だからよ」
この間は夜重を同伴させてしまったからややこしいことになった。今回だって、絶対にろくなことにはならないから、とりあえず、『今日は一人で帰りたい気分だから、先に行くね』と夜重には説明しておいた。
夜重は明らかに怪訝な顔をしてみせていたが、土曜日の一件もあってどう振舞えばいいのか、未だに掴み切れていないのだろう。『そう』と短い返事だけを残した。
なんだか逃げるようで申し訳なかったんだけど、これも私と夜重の関係を変えていくための第一歩、清算なんだ。だから今日ばかりは仕方がない。ちょっと俯きがちになった夜重がかわいそうに見えたが、ぐっとこらえて外に出る。
外履きに履き替えて見上げた空は、夏を前に青々と広がり、笑っているようだった。おかげで、自然と気持ちも前向きになる。よしっ、こうなりゃ前進あるのみ。都合がよすぎるかもしれないが、莉音に話を聞いてもらって、あわよくば色々と相談させてもらおう。
そうして息巻いた私が校門に向かうと、謎の人だかりができていた。何かあったのだろうかと後ろから覗き込んでみたところ、驚いたことにそこには莉音の姿があった。
以前と違い、白のジーンズに無地の黒シャツ。その上には下と同じ白のジャケット。これでもかと言うほどの白を身にまとう莉音の姿に、色んな人が立ち止まり、そして、一部の勇者たちは彼女に興味津々で話しかけていた。
(え、莉音、なにしてんの…?ここ、学校なんだけど)
莉音との待ち合わせ場所この間と同じファミレスになっていたし、そもそも、私は自分の高校がどこかも教えてはいない。
偶然にもこの学校に知り合いがいるのかもしれない、なんてことを考えてはみたが、人垣の中に私を見つけた莉音は、「待ち人が来たみたいだ」と言ってこちらへ向かって片手を上げていた。
「やあ、祈里。待ちきれずに迎えに来てしまったよ」
なんか、莉音の周りがキラキラと光って見える。あふれる王子様オーラってやつだ。まあ、女の人なんだけどね。
「莉音、なんでここに?」
人様の視線が痛い、と思いつつ、莉音の元へと駆け寄った私は、ひそひそと彼女に問いかける。目立つのは嫌いじゃないが、なんか、こういう目立ち方は落ち着かない。
「んー…運命かも?」
「やだ素敵♡――とは、ならないよ!」
「あはは、そう?残念だなぁ」なんて言いながら、莉音はあどけなく笑う。
こうして見ると、やっぱり莉音も同年代ではあるんだと思った。人並みにあどけない笑い方もするし、大人になり切れていない半端な感じも残っている。
莉音はひとしきり私をからかうと、ややあって、「制服だよ」と事のカラクリを教えてくれたのだが、制服だけでどこの高校か簡単に当ててしまう莉音は、ちょっとだけ変態っぽい感じがした。
「へ、へぇ…制服だけで…」
「ああ。この辺り一帯の制服は記憶している。特に女子高生は」
「あ、やっぱり変態だ」と本音が漏れれば、莉音はなぜか嬉しそうに、「まあ、そういう自覚はあるね」と目を細めた。
こういうことを堂々と宣言していても下劣な感じがしないのは、莉音からあふれる清潔感のおかげだろうか、それとも、ルックスの成すハロー効果的なあれか…。
なにはともあれ、これ以上、ここで見世物パンダみたいに立ち尽くす必要はない。さっさとファミレスに向かって、莉音にあれこれと説明し、そしてアドバイスを貰おう。
そう決めた私が莉音の腕を引いて、駅前のファミレスへと向かおうとした、そのときだった。
「やっぱり…ッ!」
背後から、軽く乱れた呼吸と一緒に、聞き慣れた――でも、今までにない感情を強く宿した声が聞こえて、私は勢いよく振り向いた。
「や、夜重」
西日を浴びてもなお、黒く渦巻く闇をその腰まで伸びた髪にたくわえ佇むのは、私の幼馴染である蒼井夜重だった。
どこからか走ってきたのだろう、夜重は肩を小さく上下させて呼吸を整えようとしていたのだが、どうしてか、息の乱れは一向に収まる様子はない。加えて、ごうごうとたぎる感情の炎は夜重の瞳の中で居場所を求めて荒ぶっているようだった。
その鋭くも澱んだ眼差しは、莉音と私を何度か行き来した後、最後にぴたり、と私を貫いて留まっていた。
「あんな言いわけ、私が何も気づかないとでも思ったの?祈里」
「い、言いわけのつもりは」
「嘘よ。初めから、私に隠れてその人に会うつもりだったのでしょうに」
「隠れてって…」
そんなわけないじゃん、と言いかけたんだけど、よくよく考えなくてもあながち間違ってはいないと思い直し、何も言えなくなる。
「やっぱり図星ね。祈里のくせに、私を欺こうなんて…!」
「むっ」
どんな事情があるにせよ、祈里のくせに、という言葉は聞き捨てならない。
「『くせに』とはなにさ、『くせに』とは!っていうか、私は欺くつもりなんてなかったし、たまたま莉音が学校前で待ってただけで一人で帰ろうとしてたことは本当じゃん。」
「そいつとは会うなって、私何度も言ったでしょう!」
「ちょっと、莉音に失礼なこと言わないで!そもそも、私がどこで誰と会おうと私の勝手でしょ!?」
放課後の校門前なんて、たくさんの生徒が通る。だから、冷静になればこんなところで言い争いなんて目立って仕方がないし、三文芝居みたいな修羅場であればなおのこと、恥ずかしいと思うべきところだろう。
だけど、私も夜重もこういうときはやっぱり冷静になれない。馬鹿みたいに意地を張り合って、馬鹿みたいに衝突してしまうんだ。
そうして少しの間私と夜重は、かみ合っているようでかみ合っていない言い争いを続けていたのだが、ややあって、酷く落ち着いた声で莉音が口を挟んできた。
「まあまあ、二人とも。ちょっとはクールダウンしないと、みんな見ているよ」
その大人びた感じに、少しだけ私は反感を覚えた。危うく、莉音には関係ないでしょ!なんて叫びかけたが、すんでのところで踏み止まる。やばい八つ当たりをするところであった。
でも、元々莉音のことを好ましく思っていない夜重は止まらなかった。
「黙りなさい!貴方には関係のないことでしょう!」
年上の莉音を相手にして怒鳴り声を上げられる夜重は、なんというか、さすがだ。彼女に言わせてみれば、年齢なんてものに精神的成熟は宿らないらしい。なんのこっちゃ。
だけど、やっぱり莉音は夜重よりも大人だった。
「関係のない相手に怒りをぶつけているとしたら、君はまだまだ子どもだね。蒼井夜重ちゃん」
「な、舐めた口を…!」
「それはこちらの台詞かな。まあ、子どもの言い分なんてどうでもいいがね」
そんなふうに鼻を鳴らしつつ莉音が肩を竦めれば、夜重は顔を真っ赤にして、「だいたい、いつまで祈里にくっついているの!離れなさい!」と怒号を発した。
合理性に欠ける反論。夜重が追い詰められている証拠だ。ちょっとだけ、見ているこちらの胸が苦しくなるけれど、莉音はむしろ、それで反撃の手を緩めるようなことはしてくれなかった。あれ、これって大人の応対か?
「くっついてきたのは祈里のほうからだ。――そもそも、どうして君がしゃしゃり出てくる?怒鳴り散らしてくる?僕と祈里の問題だぞ」
「だからそれは――」
「ストップ。…そこから先はよく考えてから口にしたほうがいい。祈里と僕が仲睦まじくしていて、気に入らない理由を…自分自身の手綱すら取り切れなくなる理由を、よく考えてから口にするんだ」
莉音はやけにゆっくりと、警告じみた様子で夜重にそれを告げた。
私には莉音の意図は分からなかった。だけど、夜重はどうやらそれに気づいたようで、真っ赤だった顔を段々と青くして黙り込み、唇を噛んでいた。
「莉音、あの」と私が気づかわしげに莉音を見上げれば、彼女は視線を夜重に固定したままで、「大丈夫。少し黙って夜重ちゃんを待ってあげてくれ」と返した。
何を待つって?夜重が、何に怒ってるって?
よく分からなかった。でも、分からないなりに、私は夜重を待つ義務があるとも思った。少なくとも、今、この瞬間、夜重が苦虫を嚙み潰したみたいな顔をして迷っているうちは。
だから、私は待った。
不安が耳元で囁き声をこぼすけれど、それでも、言葉にできない期待感も確かにあったんだ。
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