ルナとマロと冒険と恋

Sinbulli

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旅をするには、準備と、お供(護衛)が必要だね〜

リオ姉さん? 麗しの店主のお話

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王国イチのパーティー天翔る一角獣(ユニコーン)の神聖魔法使いのリオカート・サ・シノワは、パーティーを牽引する、お姉さんだ?



(1話前の内容からいくと、かなり変なのだが、事実そうなのだ!) 




「アルちゃん、マキちゃん、ゼラちゃん、シェルちゃん、ご用意出来たかしら?」



「「「「リオ姉さん!もう少し待って~~ッ!」」」」



「あらあら、そんなに掛かっていたら、狩り尽くされちゃうわよ(^^)」



慌てふためく4人の子供?達



この駆け出しの頃の構成は、リオ18歳、アルとマキ13歳、ゼラ12歳、



見た目12歳のシェルだが、エンシェントドラゴンとハイエルフのハーフなので、じつは324歳



超長寿のふた種族から見れば、まだまだ幼子といったところか?



まぁ、すでに王国冒険者ギルドのギルドマスターをしているシェルは、子供マスターと四半世紀呼ばれ続けている(笑)



それでも、人外の神聖神子姫さまと呼ばれる、リオには敵わなかったが…………。



リオは、神殿にて祭事を行う、聖女とも、姫巫女とも、神の代行者とも言われるくらい、並外れた【チカラ】を行使していた



そのリオは、託宣を受け、この子供達の指導をしているのだった



「ほらほら!みんな急いで!今日はコカトリスを仕留めるわよ!」



「「「「えッ!」」」」



「「「「ええ~~~!?」」」」



「リオ姉さん、俺達まだ駆け出しだぜ?」



「リオ姉様、某達まだ戦のイロハも知り申さぬ」



「僕、怖いよ!リオねえ~!」



「わたくしは、平気よ(えっへん)」



リオは、そんな昔が懐かしく思い出されていた!
















天の声:みんな疑問に思っているよね~、リオの外見とかイロイロ!
マロ:リオママは、魔力循環が桁外れで凄いんだよね~
天の声:そうそう、細胞ひとつひとつに満遍なく循環する魔力が、全身の細胞を活性化させて不老に近い状態にしているよね
マロ:だから、ルナとリオママ姉妹みたいって言われるんだよね~!
天の声:現国王と同じ歳とは、口が裂けても言えないね~
マロ:ブルブル…………。
天の声:ガクガクブルブル?(悪寒がして、振り返ると?)
リオ:天ちゃんにマロちゃん、何をヒソヒソおしゃべりしてるのかな~~?
天の声:ヒ、ヒィ~~~~!
マロ:ウソウソなんで~~!リオママ此処に居るの~~!
リオ:(ボキボキと両手の指を鳴らしながら)なんか何処かで、私の事話してるおバカさん達がいるみたいなのよね~~(苦笑)
リオ:で!みぃ~~~~つけた~~~~って感じ(ニタリ)
天の声:顔面蒼白、全身が震え出す始末
マロ:(泣)お、お漏らししちゃった(泣)
リオ:お姉さん!な~~~にも、怒ってないヨ!(満面の笑み、ただ目がメデューサの様!)
天の声:お、終わった!
マロ:僕、石化してます!
リオ:フフフフフ…………。
天の声:ヒィ~~~~!
マロ:…………。














次こそ、実食














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