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我が子として育てた子供から溺愛される魔女は惚れさせてみせろと課題を出した 5
しおりを挟む先生を惚れさせるという課題を出されてからは至って健全な毎日を過ごしてた。こっちは長年想いを寄せてて。しかも同じ城ならぬ屋根の下で、お互いに隣の部屋で寝ていたものだから。初めて身体を重ねるのにはそれほど時間はかからなかった。
丸々1日抱いて流石にこっちが空腹になってから止めた。シーツなど交換して食事して。それで話を聞いた。先生が。前の先生に戻らなかったから。先生が言うには戻り方が自分でも分からないらしかった。そして方法が無かったと言う。なら俺は。
今の先生でも含めて愛そうと決めた。
それからの先生は変わらないところは確かにあった。薬を作ったり魔道解析したりと、やることは沢山あってそれらをこなしてた。ただ。
確実に変わった所も、ありはした。そろそろ食事の支度をしようかと考えてたら
「ねえ、今良いかしら。」
「?はい。少しなら大丈夫ですよ。」
「ふふ、良かった。」
「あ……。」
この目は。そして途端に変わった雰囲気。先生は昼夜問わず、そして場所も選ばないで
「本人に時間あるかとか。そんなのするなんて、本当はしないんだけれど。良いかしら?」
「俺に拒否権はあるんですか?」
「あら、あなたが拒否なんてしたら。そうね。新しい男というオモチャでも探しに行こうかしら。相手はいくらでもいるもの。」
「止めて下さい。あなたが他の男に抱かれるなんて考えたくもない。」
「…………。ふふ。冗談よ。」
言ってみただけよ。と何も無かったように俺の上に跨がっていた先生は俺から、ソファーから退いた。
「…………。」
先生が本当に単なる冗談で、あんな事を言うのか?何か隠してると思って近寄ってみた。
「先生。っ。」
「は、は……。なに?」
「何って先生!なんでこんなにさせてるんですか。」
「そ、ぅね。……。」
する事が無いと身体が疼くのよ。と息を荒くして言った。
「ぇ。」
「思い、出したのよ。一度、目覚めたら。色んな、男の精を。強欲なまでに精を求めるようになるって、そう言われたの。だから私は。必死に、なって。やる事探したのよ。薬を作ってる間も解析してる間も。集中してたら、何とかなったけれど。やる事全部、終わらせたら途端にこれだもの。さっき、だって。あなたに、必死に。冗談よっ、て。んんっ!」
「ん……。我慢しないで下さいよ。」
そう言うとさっき迫られたソファーに運んで押し倒して唇を塞いだ。
こんなに辛そうにしてたのに、まだ俺の事を考えていたなんて。何時も通りなのを装って。冗談だなんて言って。先生本人はどれだけ辛かったんだろう。
「疼くって言いましたよね?ここですか?」
「っ。ええ……。」
もう触ったら濡らさなくてもいい程だった。解そうと指を入れて掻き回すけれど、物足りないとばかりに
「や、も。本当にツラいのっ!あなたの精がっ!子種が欲しくて堪らないのよぉ!」
「っ。はい。」
あなたがそう望むなら。と少しばかり乱暴かもしれないが興奮して張ったモノを入れたら、トロンとした顔で悦んで俺の肉棒を受け入れていた。
「んぁっ!あっ!」
「は……。…………。」
なんで気付かなかったんだろう。今日は雨が降ってて少し肌寒いのに何時も着ていた黒いローブを着てなかった。
ドレスだって。俺を受け入れやすいようにするために。短い丈のドレスを着てた。これを着て、どんな気持ちで。俺の所に来たんだろう。
「蘭夏、ゴメン……。ごめんなさい。」
「ん、ぁ……。いいの、いいのよ。」
一度身体が疼いたら収まるまで時間がかかった。最低でも5回。多ければ倍以上なんて事にもなるみたいで。今回は何とか5回だけで済んで良かったわ。
「ふぅ……。」
「収まりましたか?」
「ええ。私も何とか出来ないのかしらって解析してるけれど。手がかりも糸口も見付からないわ。ただ言えるのは何時も今日みたいに身体が疼くわけでは無いみたい。」
夜遅くに終わって遅くなった晩ごはん食べながら私は分かってる事を教えてた。
「本当ですか?」
「ええ。至って簡単よ。私が思い出さなきゃ良いだけなのよ。」
「思い出す?」
これ、言わないと。いけないかしら。
意を決して
「あなたに抱かれた事を思い出さなきゃ良いだけなのよ。今日、ついつい思い出してしまって。今度は何時するのかしらって、そう考えてたらああなったの。」
要はそういう気分にならなきゃいいだけよ。と少し照れながら言ってやったら
「そう、なんですね。」
ジャック君も照れてた。相変わらず可愛いところあるわよね。
「先生、今だから。あなたに話す事があるんです。」
「なに?改めてどうかしたの?」
「そうですね。改めてとは思うんですが。俺、先生に拾われる前の出来事。何も覚えてないんです。」
「ぇ……。」
「何も覚えてないというか。忌み子の目を向けられてたのは覚えてます。ただ、それが誰からなのか。顔も声も言われた言葉も自分が何処にいたのかも覚えてないんです。だから色んな魔法使いや魔女に聞いたんです。俺のような毛色の人間の子は忌み子で前世は闇魔道士だったって。」
「……………………。まさか。」
そうだ。何故私は思い出さなかったのかしら。ジャック君は、私を闇魔女にした彼に瓜二つじゃない。
--蘭夏。お前の名前は蘭夏だ。--
私を闇魔女にした彼も。銀色の髪の毛をしてたのに。そして彼も。
私を最期の時まで愛してくれていた。
丸々1日抱いて流石にこっちが空腹になってから止めた。シーツなど交換して食事して。それで話を聞いた。先生が。前の先生に戻らなかったから。先生が言うには戻り方が自分でも分からないらしかった。そして方法が無かったと言う。なら俺は。
今の先生でも含めて愛そうと決めた。
それからの先生は変わらないところは確かにあった。薬を作ったり魔道解析したりと、やることは沢山あってそれらをこなしてた。ただ。
確実に変わった所も、ありはした。そろそろ食事の支度をしようかと考えてたら
「ねえ、今良いかしら。」
「?はい。少しなら大丈夫ですよ。」
「ふふ、良かった。」
「あ……。」
この目は。そして途端に変わった雰囲気。先生は昼夜問わず、そして場所も選ばないで
「本人に時間あるかとか。そんなのするなんて、本当はしないんだけれど。良いかしら?」
「俺に拒否権はあるんですか?」
「あら、あなたが拒否なんてしたら。そうね。新しい男というオモチャでも探しに行こうかしら。相手はいくらでもいるもの。」
「止めて下さい。あなたが他の男に抱かれるなんて考えたくもない。」
「…………。ふふ。冗談よ。」
言ってみただけよ。と何も無かったように俺の上に跨がっていた先生は俺から、ソファーから退いた。
「…………。」
先生が本当に単なる冗談で、あんな事を言うのか?何か隠してると思って近寄ってみた。
「先生。っ。」
「は、は……。なに?」
「何って先生!なんでこんなにさせてるんですか。」
「そ、ぅね。……。」
する事が無いと身体が疼くのよ。と息を荒くして言った。
「ぇ。」
「思い、出したのよ。一度、目覚めたら。色んな、男の精を。強欲なまでに精を求めるようになるって、そう言われたの。だから私は。必死に、なって。やる事探したのよ。薬を作ってる間も解析してる間も。集中してたら、何とかなったけれど。やる事全部、終わらせたら途端にこれだもの。さっき、だって。あなたに、必死に。冗談よっ、て。んんっ!」
「ん……。我慢しないで下さいよ。」
そう言うとさっき迫られたソファーに運んで押し倒して唇を塞いだ。
こんなに辛そうにしてたのに、まだ俺の事を考えていたなんて。何時も通りなのを装って。冗談だなんて言って。先生本人はどれだけ辛かったんだろう。
「疼くって言いましたよね?ここですか?」
「っ。ええ……。」
もう触ったら濡らさなくてもいい程だった。解そうと指を入れて掻き回すけれど、物足りないとばかりに
「や、も。本当にツラいのっ!あなたの精がっ!子種が欲しくて堪らないのよぉ!」
「っ。はい。」
あなたがそう望むなら。と少しばかり乱暴かもしれないが興奮して張ったモノを入れたら、トロンとした顔で悦んで俺の肉棒を受け入れていた。
「んぁっ!あっ!」
「は……。…………。」
なんで気付かなかったんだろう。今日は雨が降ってて少し肌寒いのに何時も着ていた黒いローブを着てなかった。
ドレスだって。俺を受け入れやすいようにするために。短い丈のドレスを着てた。これを着て、どんな気持ちで。俺の所に来たんだろう。
「蘭夏、ゴメン……。ごめんなさい。」
「ん、ぁ……。いいの、いいのよ。」
一度身体が疼いたら収まるまで時間がかかった。最低でも5回。多ければ倍以上なんて事にもなるみたいで。今回は何とか5回だけで済んで良かったわ。
「ふぅ……。」
「収まりましたか?」
「ええ。私も何とか出来ないのかしらって解析してるけれど。手がかりも糸口も見付からないわ。ただ言えるのは何時も今日みたいに身体が疼くわけでは無いみたい。」
夜遅くに終わって遅くなった晩ごはん食べながら私は分かってる事を教えてた。
「本当ですか?」
「ええ。至って簡単よ。私が思い出さなきゃ良いだけなのよ。」
「思い出す?」
これ、言わないと。いけないかしら。
意を決して
「あなたに抱かれた事を思い出さなきゃ良いだけなのよ。今日、ついつい思い出してしまって。今度は何時するのかしらって、そう考えてたらああなったの。」
要はそういう気分にならなきゃいいだけよ。と少し照れながら言ってやったら
「そう、なんですね。」
ジャック君も照れてた。相変わらず可愛いところあるわよね。
「先生、今だから。あなたに話す事があるんです。」
「なに?改めてどうかしたの?」
「そうですね。改めてとは思うんですが。俺、先生に拾われる前の出来事。何も覚えてないんです。」
「ぇ……。」
「何も覚えてないというか。忌み子の目を向けられてたのは覚えてます。ただ、それが誰からなのか。顔も声も言われた言葉も自分が何処にいたのかも覚えてないんです。だから色んな魔法使いや魔女に聞いたんです。俺のような毛色の人間の子は忌み子で前世は闇魔道士だったって。」
「……………………。まさか。」
そうだ。何故私は思い出さなかったのかしら。ジャック君は、私を闇魔女にした彼に瓜二つじゃない。
--蘭夏。お前の名前は蘭夏だ。--
私を闇魔女にした彼も。銀色の髪の毛をしてたのに。そして彼も。
私を最期の時まで愛してくれていた。
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