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「直樹くん、大学合格と高校卒業おめでとう!」
「ありがとう、マコ」
直樹の大学合格発表から、すでに数日が過ぎていた。
ベッドの横のローテーブルの上には、合格を祝うため、真の手料理がところ狭しと並んでいる。中央には小さいながらもホールケーキも用意されていて、それも勿論、真の手作りである。
時刻はお昼時を少し過ぎた頃。
小学校の卒業式を目前に控えた真も、近頃は授業が午前中までしかない。
前日の夜に下味をつけたり細かい仕込みをしておいた料理の材料を、学校が終わってから真は直樹の家に持ち込んだ。台所を借りて最後の仕上げと盛りつけをする。
自分の目の前で、手際よく作られていった料理の数々に、直樹は感嘆の声を上げた。
「マコは本当に料理が上手だなぁ。それに、すごく美味しそうだ」
「直樹くんの好みに合うといいけど」
「マコが作ってくれたものなら、なんだって俺の好みに決まってるよ」
直樹は手を合わせて「いただきます」を言うと、真の手料理をものすごく美味しそうに食べ始めた。その食べっぷりを見るだけで、直樹が心から喜んで食べていることが真には伝わってくる。
どんどん料理を平らげていく直樹を見ているだけで、真はとても嬉しくて堪らない。この日のために、これまで料理の練習をがんばってきたのだと、心からそう思えた。
それだけではない。
直樹が第一志望に合格してくれたおかげで、今後も離れ離れにならずにすむ。本当に喜ばしい。しかも、合格した大学はこの国の最高学府、天下のT大学なのである。これまでも尊敬してやまなかった直樹のことを、真はより崇拝し、敬愛してしまうのだった。
実は今日、真には密かに計画していることがある。それは、直樹に小学生である自分に手を出させて、その負い目と後ろめたさを理由に生涯傍にいることを強要するという、なかなかエゲツナイものだったりする。
この発想は、小学六年男子としてかなりおかしなものなのだが、そのことにさえ気づかないくらい、真は直樹に思考をコントロールされていた。
体を使って好きな相手を手に入れるなど、普通の少年の発想ではない。
しかし真はこれまで、ファンタジー系のライトノベルや中世ヨーロッパを舞台とした文学小説を、それなりに多く読んできている。それらの大半は直樹から勧められて読んだものばかりで、その中には『貴族の女性が狙っている男性をモノにするため自らの純潔を奪わせる』といった内容が何気に多く含まれていた。
真はそういった下世話な部分ではなく、本のストーリーを素直に楽しんだにすぎない。しかし、好きな人を手に入れるにはそういう方法もあるのだという考えは、少しずつ真の脳内に染み込んでいった。
そしてある日、真は気付いた。
そうだ、自分の身体を使って直樹を手に入れればいいじゃないか。だって、そういった手段でも使わなければ、あんなに素晴しい人が自分のモノになってくれるはずがない。自分は直樹を欲しているが、直樹も同じ様に自分を欲しがってくれるとは限らないのだから。
事実、これまで直樹の方から真とエッチなことをしようとしてきたことはない。キスにしろ、その後のペッティングにしても、いつも真から仕掛け、それに直樹が押し切られる形で事に及んできている。
直樹の自分に対する好意を疑うことはない。けれど、想いの大きさは全然違う。真はそう思っていた。
だから一秒でも早く、自分との性行為がより世間に顔向けできないことである内に、なにがなんでも事を成就しなければならい。真は男だから処女膜はついていない。純潔で縛れないのなら、後ろめたさを盾に取って縛るしかない。
一度でもヤッてしまえば、もうこっちのものである。児童虐待行為の暴露を仄めかし、一生直樹を自分に縛り付けることができるのだから。
だから今日は、なにがなんでも直樹とセックスする。しなければならない!
二人で楽しく料理を食べ、最後にデザートとしてケーキを食べながら、真はそんなことをずっと考えていた。
そして、そんな真の考えは、実は直樹にすべて見透かされていた。
当然である。そういう考えに至るように、直樹自身が密かに真を導いてきたのだから。
食事の後片付けを終えた真は、直樹のベッドの上で、すぐに服を脱いで全裸になった。そして、涙目で直樹に縋るようにしてねだった。
「ねえ、お願い。直樹くんのことが大好きなんだ。だから、直樹くんとしたい。僕、直樹くんとエッチなことがしたいよ」
「マ、マコ」
涙ながらの真からの訴えを、直樹は即座に拒否してみせた。
「だ、だめだ、マコ。そういうことはもっと大人になってからだって、前にも言っ――」
「でも、だってもう我慢できないんだ。直樹くんとしたくて、一週間前くらいからお風呂に入るたびにお尻に指を入れていっぱい解してきた。すごく柔らかくなったよ? お願い、直樹くん、触って確かめて? お願いだから、お尻弄って?」
「……っ!」
小学生の口から出たとは思えない淫猥な言葉の数々に、煽られた直樹は噛みつくように真にキスをした。口の中を舐めまわし、真の舌を強く吸う。大量の唾液を流し込んでやると、真はそれを美味しそうに喉を鳴らして飲んだ。
やがて口を離すと、直樹は真面目な顔で真に問いかけた。
「本当にいいのか?」
「して欲しい……早く直樹くんのおちんちんを僕のお尻に入れて。お尻が疼いて苦しいんだ……」
「……そんないやらしいこと言って……」
「だって、だって体が熱くて……ちんちんも触って? 直樹くんの手でいっぱい気持ち良くしてよぉ」
まだ完全に皮の剥けていないかわいらしペニスを自分で扱きながら、真が涙ながらに訴えてくる。早く自分にいやらしいことをしてと、後孔にペニスが欲しいのだと、必死にねだってくる。
直樹は興奮のために項付近がぞくぞくした。
まだ小学生にすぎない真のみせつける情欲に、直樹自身の心と身体もひどく煽られてしまう。計画的だったとはいえ、これほどいやらしく真が育ったことには満足感しかない。
「マコ、四つん這いになって」
「直樹くん?」
「足を広げて、俺にお尻をよく見せてごらん。本当にちゃんと解れているか、確かめないと」
「うん!」
真は四つん這いになると、恥ずかしげもなく直樹に尻をつき出して足を大きく広げた。かわいいペニスや睾丸、それに後孔のすぼまりが直樹の目の前にさらけ出される。
ちょん、と指先でアナルに触れると、真が「あん」と小さく喘いだ。触れたばかりのアナルが淫らにヒクヒク誘ってくる。
沸き上がる激しい興奮を抑えるように、直樹はペロリと唇を舐めた。
やっと、やっと真の全てが手に入る。
「ありがとう、マコ」
直樹の大学合格発表から、すでに数日が過ぎていた。
ベッドの横のローテーブルの上には、合格を祝うため、真の手料理がところ狭しと並んでいる。中央には小さいながらもホールケーキも用意されていて、それも勿論、真の手作りである。
時刻はお昼時を少し過ぎた頃。
小学校の卒業式を目前に控えた真も、近頃は授業が午前中までしかない。
前日の夜に下味をつけたり細かい仕込みをしておいた料理の材料を、学校が終わってから真は直樹の家に持ち込んだ。台所を借りて最後の仕上げと盛りつけをする。
自分の目の前で、手際よく作られていった料理の数々に、直樹は感嘆の声を上げた。
「マコは本当に料理が上手だなぁ。それに、すごく美味しそうだ」
「直樹くんの好みに合うといいけど」
「マコが作ってくれたものなら、なんだって俺の好みに決まってるよ」
直樹は手を合わせて「いただきます」を言うと、真の手料理をものすごく美味しそうに食べ始めた。その食べっぷりを見るだけで、直樹が心から喜んで食べていることが真には伝わってくる。
どんどん料理を平らげていく直樹を見ているだけで、真はとても嬉しくて堪らない。この日のために、これまで料理の練習をがんばってきたのだと、心からそう思えた。
それだけではない。
直樹が第一志望に合格してくれたおかげで、今後も離れ離れにならずにすむ。本当に喜ばしい。しかも、合格した大学はこの国の最高学府、天下のT大学なのである。これまでも尊敬してやまなかった直樹のことを、真はより崇拝し、敬愛してしまうのだった。
実は今日、真には密かに計画していることがある。それは、直樹に小学生である自分に手を出させて、その負い目と後ろめたさを理由に生涯傍にいることを強要するという、なかなかエゲツナイものだったりする。
この発想は、小学六年男子としてかなりおかしなものなのだが、そのことにさえ気づかないくらい、真は直樹に思考をコントロールされていた。
体を使って好きな相手を手に入れるなど、普通の少年の発想ではない。
しかし真はこれまで、ファンタジー系のライトノベルや中世ヨーロッパを舞台とした文学小説を、それなりに多く読んできている。それらの大半は直樹から勧められて読んだものばかりで、その中には『貴族の女性が狙っている男性をモノにするため自らの純潔を奪わせる』といった内容が何気に多く含まれていた。
真はそういった下世話な部分ではなく、本のストーリーを素直に楽しんだにすぎない。しかし、好きな人を手に入れるにはそういう方法もあるのだという考えは、少しずつ真の脳内に染み込んでいった。
そしてある日、真は気付いた。
そうだ、自分の身体を使って直樹を手に入れればいいじゃないか。だって、そういった手段でも使わなければ、あんなに素晴しい人が自分のモノになってくれるはずがない。自分は直樹を欲しているが、直樹も同じ様に自分を欲しがってくれるとは限らないのだから。
事実、これまで直樹の方から真とエッチなことをしようとしてきたことはない。キスにしろ、その後のペッティングにしても、いつも真から仕掛け、それに直樹が押し切られる形で事に及んできている。
直樹の自分に対する好意を疑うことはない。けれど、想いの大きさは全然違う。真はそう思っていた。
だから一秒でも早く、自分との性行為がより世間に顔向けできないことである内に、なにがなんでも事を成就しなければならい。真は男だから処女膜はついていない。純潔で縛れないのなら、後ろめたさを盾に取って縛るしかない。
一度でもヤッてしまえば、もうこっちのものである。児童虐待行為の暴露を仄めかし、一生直樹を自分に縛り付けることができるのだから。
だから今日は、なにがなんでも直樹とセックスする。しなければならない!
二人で楽しく料理を食べ、最後にデザートとしてケーキを食べながら、真はそんなことをずっと考えていた。
そして、そんな真の考えは、実は直樹にすべて見透かされていた。
当然である。そういう考えに至るように、直樹自身が密かに真を導いてきたのだから。
食事の後片付けを終えた真は、直樹のベッドの上で、すぐに服を脱いで全裸になった。そして、涙目で直樹に縋るようにしてねだった。
「ねえ、お願い。直樹くんのことが大好きなんだ。だから、直樹くんとしたい。僕、直樹くんとエッチなことがしたいよ」
「マ、マコ」
涙ながらの真からの訴えを、直樹は即座に拒否してみせた。
「だ、だめだ、マコ。そういうことはもっと大人になってからだって、前にも言っ――」
「でも、だってもう我慢できないんだ。直樹くんとしたくて、一週間前くらいからお風呂に入るたびにお尻に指を入れていっぱい解してきた。すごく柔らかくなったよ? お願い、直樹くん、触って確かめて? お願いだから、お尻弄って?」
「……っ!」
小学生の口から出たとは思えない淫猥な言葉の数々に、煽られた直樹は噛みつくように真にキスをした。口の中を舐めまわし、真の舌を強く吸う。大量の唾液を流し込んでやると、真はそれを美味しそうに喉を鳴らして飲んだ。
やがて口を離すと、直樹は真面目な顔で真に問いかけた。
「本当にいいのか?」
「して欲しい……早く直樹くんのおちんちんを僕のお尻に入れて。お尻が疼いて苦しいんだ……」
「……そんないやらしいこと言って……」
「だって、だって体が熱くて……ちんちんも触って? 直樹くんの手でいっぱい気持ち良くしてよぉ」
まだ完全に皮の剥けていないかわいらしペニスを自分で扱きながら、真が涙ながらに訴えてくる。早く自分にいやらしいことをしてと、後孔にペニスが欲しいのだと、必死にねだってくる。
直樹は興奮のために項付近がぞくぞくした。
まだ小学生にすぎない真のみせつける情欲に、直樹自身の心と身体もひどく煽られてしまう。計画的だったとはいえ、これほどいやらしく真が育ったことには満足感しかない。
「マコ、四つん這いになって」
「直樹くん?」
「足を広げて、俺にお尻をよく見せてごらん。本当にちゃんと解れているか、確かめないと」
「うん!」
真は四つん這いになると、恥ずかしげもなく直樹に尻をつき出して足を大きく広げた。かわいいペニスや睾丸、それに後孔のすぼまりが直樹の目の前にさらけ出される。
ちょん、と指先でアナルに触れると、真が「あん」と小さく喘いだ。触れたばかりのアナルが淫らにヒクヒク誘ってくる。
沸き上がる激しい興奮を抑えるように、直樹はペロリと唇を舐めた。
やっと、やっと真の全てが手に入る。
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