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天使のデリヘル嬢(前編)
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若手俳優の亮九郎が先輩俳優である愛土と自宅で飲んでいたら、急にポツリと愛土が呟いた。
「どうしてもやりたくなった」
「へ?カラオケですか?」
ぽか~んと口を開けて訊ねた亮九郎に、愛土は真顔で言った。
「いや、セックス。今直ぐ突っ込みてーの」
「えっ!?うそ、いや、でも……」
物凄く挙動不審になって焦る亮九郎に構わず、愛土はカードケースから名刺サイズの紙を取り出した。そしてさっさとiPhoneを操作して何処だかに電話を掛ける。
「あ、今から大丈夫です?はい、二名同時に……はい、はい、じゃあそれで。あ、二人で絡んでくれる子だと尚グッドです。はい、三十分以内ですね。待ってます」
やたらと手慣れた感じで会話を終え、愛土は電話を切ると亮九郎に向かってにっこりと笑い掛けた。
「丁度人気のある子が入ったところだってよ。良かったな」
「何がですかぁ~っ!」
テンパって怒鳴った亮九郎に愛土は余裕でウィンクなどかましてくる。
「最初に亮九郎に選ばせてやるから。その代り後で交換ナ♪」
「『交換ナ♪』じゃありませんよっ!」
ぷりぷりと怒る亮九郎を愛土がのらりくらりといなしているうちに時間が経ち、ピンポンとチャイムを鳴らしてデリヘル嬢がやってきた。
「やぁ、いらっしゃい」
無駄に良い声で出迎えた愛土の後ろから亮九郎もおずおずと覗いた。するとそこには背の高い、違うタイプの美女が二人いた。
(うわ、金髪の垂れ目の方……好みだ)
亮九郎がぽーっと見惚れてる間に愛土はさっさと二人を招き入れた。
「俺はアイで、こっちがスーちゃん。君達の名前は?」
「あ、俺がPioでそっちがKです。俺、アイさんみたいな人、好みだな~」
「本当に?嬉しいよ、俺もピオみたいな肌の綺麗な子って好きなんだ」
初対面から会話の弾む二人を他所に、亮九郎は一人時間を止めて立ち尽くしていた。
「あの……スーちゃんさん?」
「そこはスーちゃんかスーさんでいいでしょ。……ってか君、男の子なの?」
「はい、男の娘です。もしかして、知らなかったんですか?」
軽く目を瞠った表情も可愛いな、と亮九郎は思いながらぎこちなく顔を縦に動かした。
「あの、あの、じゃあ俺…………帰りましょうか?」
泣きそうな顔で言ったKに亮九郎がキョトンとした表情で首を傾げる。
「どうして?」
「だって、だって男の娘じゃ嫌みたいだし……」
「いや、嫌って言うか、戸惑っただけで……君は可愛いと思う。凄く」
「本当ですか?」
「うん」
二人はしっかりと視線を合わせて見詰め合った。そこにPioが乱入し、Kの首に後ろから腕を巻き付ける。
「ケイィ、アイさんが俺達の絡みが見たいんだって。いいよね?」
「えっ、もしかしてアレ……やるの?」
「そう。久し振りだしいいだろ?」
何処から見ても清楚なお姉さんのPioが男らしいハスキーボイスで囁いた。
何だかいやらしい、と亮九郎は思った。
「じゃあ俺達、用意してきますね」
そう言うと二人は荷物を持ったまま風呂場に消えた。
そして暫くして愛土と亮九郎が呼ばれ、行ってみたら素っ裸にガーターベルトとチョーカーだけを身に纏った二人が泡に塗れて互いの腰を抱き合っていた。
「まず俺達だけで身体を洗いますね」
そう言うと二人は泡を擦り付けるように身体を絡み合わせた。
「あん、ケイの乳首が当たる……」
「ピオちゃんは乳首が弱いから……そんなに尖って、痛いでしょ?」
「うん、ジンジン痺れてる……あんっ!」
Pioのピンク色の乳首と、Kのセピア色の乳首の先っちょが擦れ合ってツルツルと滑る。胸の尖りはまるで今にもミルクが出そうな張りを湛えていた。
「ふっくらして可愛いおっぱいだね」
「ちっちゃくて恥ずかしい」
愛土の言葉に恥じらいつつ答えたPioの台詞をどこか可笑しいと思いつつ、亮九郎はKから視線を逸らす事が出来ない。
あの胸で、自分の分身を擦って貰えるかもしれないのか。
「あの、K……君?」
「けーたんでいいよ?なぁに、スーちゃん」
ぽうっと赤く上気した頬のKに訊かれて亮九郎は赤面しつつも言った。
「あの、君のおっぱいで俺のを擦って欲しいんだけど……」
「あっ……ぱいずり、好きな人なんだぁ」
「だってけーたんの胸が可愛いから」
「うわ……恥ずかしいな」
へへへ、と照れながらKは亮九郎の前に跪いた。
「ごめんね、少しだけこっちに来てくれる」
そう言って亮九郎を近くに招き寄せ、演技なのか素なのだかたどたどしい手付きで亮九郎のブツを取り出した。
「じゃあね、いくよ」
声を掛けて、Kは亮九郎の分身をマイクでも持つように握って先端を自分の乳首に擦り付けた。
「先端、好き?」
「んっ……よく分からないけど」
「じゃあこれは?」
Kが亮九郎の先端の小さな穴に自分の乳首をぷちゅぷちゅと押し込んだ。
「あっ、けーたんの乳首がグリグリいってる……硬くて、コロコロしてる」
「んっ、んっ、ん……ヤバい、俺だけ先にイッちゃいそう。ダメ、スーちゃんが先にイッて」
そう言うとKは小さな両胸を掻き寄せて亮九郎の棹を包み込むように当てた。
「お願い、俺のおっぱいでイッて」
そんな事を言いながらKは必死に自分の小さな膨らみを亮九郎に擦り付ける。
「けーたん……いいよ、凄く気持ちイイ」
「スーちゃん……スーちゃん……」
Kの必死な姿を見ていたら亮九郎の性器がぷるんと震えて益々大きくなった。
「あっ、もうイク?」
「ごめん、まだ……もうちょっと」
決定的な刺激が足りないのだ、と察してKは大きくカリの張った先端にパクリと噛り付いた。
「けぇたん!」
「んっ、んんっ……」
胸を擦り付けながら括れや先端を丁寧に舌と唇で愛撫されて、亮九郎の射精感が急激に高まった。
「けぇ、たん……イケそ……出して、い? けーたんの顔に…………」
「ふっ、む……ぅ、んっ。出して……俺の顔に掛けて……」
「けーたん!」
クライマックスの追い上げに亮九郎は盛大に白濁を噴き上げた。
「あっ……凄い、濃い……」
Kの頬をどろりとしたものが流れ、唇の端に吸い込まれて行った。
それを見た亮九郎が真っ赤になって謝る。
「ごめん、シャワーで流すから……」
「その前に、塗り拡げなくていいの?」
「え?何を――」
「コレ、俺の顔に塗り拡げて良いんだよ。タンパク質だから、きっと肌にも良いんじゃない」
くすり、と笑ったKの顔に亮九郎は手を伸ばした。
この綺麗な顔に、自分の出したものを擦り付けて汚す。
背徳感と征服欲が同時に満たされてゾクゾクした。
「スーちゃん、今度は俺があなたを洗ってあげる」
自分の股間に片手を押し当てて、揉むような仕草で石鹸を泡立てるKの妖艶さに亮九郎の頭がクラクラした。
(まさか股間の毛で洗ってくれるの? 擦り付けるように、身体中を触れ合わせて?)
亮九郎はドクドクと脈打つ血管の音が煩いと思った。
「あーあ、早々に二人で盛り上がっちゃったね。本当はもっと俺たちの絡みが見たかったんでしょ?」
「まぁね。でもいいよ。その代りに俺はピオのミルクを飲ませて貰うから」
「ミルク? アイさんが俺のを口でしてくれるの?」
「そう。但し下じゃなくて上の勃起したヤツな」
そう言うと愛土はPioの乳首にがぶりと吸い付いた。
「んっ……ちょっと、痛ぃ……」
甘えた声を出すPioを無視して愛土は乳首を乳輪ごとチュウチュウと強く吸った。
ちゅぽん、と離したらそこが膨らんで大きくなっていた。
「でっかい乳首だな」
「だってアイさんがそんなに強く吸うから……」
泣きそうな顔をしたPioに愛土の背筋にぞくりとしたものが奔る。
気が強そうで明るい子が儚げな姿を見せると興奮してしまう。やり過ぎないようにしなくては、と思いつつ愛土はぷっくりとしたピンク色の乳首を念入りに噛んで扱いて吸った。
「あんっ、乳首痛い……もうヤダ、取れちゃぅ……」
嫌だと言いながらもPioは逃げない。余程の事をされない限りは逃げないように躾けられているのか、それとも痛いのが気持ちいいのか。
愛土は茱萸のように真っ赤に色付いてしまったそこを親指と人差し指で挟んでギュッと捻った。
「んぁあああああっ!」
甲高い声をあげたPioの股間はピタピタと腹に付くくらい勃起している。
「乳首痛い?」
「痛い、痛いぃ……熱くて、千切れちゃいそう……」
愛土はヒクッ、としゃくり上げたPioの分身を掴み、先端を親指の腹で丸く擦りながら訊いた。
「ここ、出させてやろうか?ん?」
「出させて……乳首とちんちん、一緒に擦ってぇ」
「いいよ。両方出しちゃえ」
愛土はPioの胸をきつく吸いながら棹を根元から擦り上げた。上も下も刺激され、Pioが我を忘れて腰を振る。
「あんっ、あンッ……アイさ、おっぱい、出ちゃう……出ちゃうぅっ!」
Pioが愛土の頭を両腕で抱き締めてイッた。愛土は最後までじゅるじゅるじゅるっ、と吸い切ってから顔を上げた。
「お前のミルク、甘いな」
「……ばかぁ」
Pioはとろんとした顔付きで甘く詰った。
一度イッたら緊張が取れたのか、少し子供っぽい口調になったPioが愛土に言った。
「あのね、泡って本当に気持ちイイんだよ。けーちゃんとか他の仲良しさんとぬるぬるしてるだけでイキそうになるの。たまにね、お尻に二人のが入っちゃうんだよ」
「……二人のって、同時にか?」
「うん」
「……」
愛土の沈黙を受け取ってPioが心配そうな表情になる。
「おかしい?俺ってユルユルなのかな?」
「いや、挿れてみないと分からねーけど……なら俺のも根元までいけるかなと思って」
「え?アイさんのってそんなに大きいの?」
「見てみる?」
「うん」
床に膝を付いて愛土のブツをいそいそと出したPioが、ぶるんと飛び出したものを見て絶句した。
「これ……凶器じゃない?」
「でもお前なら根元まで飲み込めるんだろ?」
「これ……奥まで挿れたら、気持ち良さそうだねぇ……」
とろんとした顔付きになったPioの淫蕩さに愛土が唾を飲んだ。
大き過ぎて大概が半ばまでしか飲み込めない自分のブツを、奥まで咥え込む気満々のPioがいやらしくて嬉しい。
「俺の上に跨って尻をこっちに向けな。よく解してやるから」
「嬉しい」
Pioははにかみつつも愛土の上に跨って勃ち上がり掛けたものに吸い付いた。
愛土がお尻を弄り始めたら直ぐに啼き始めたので、まるでよく熟れた果実のようだと思いながら愛土は慎ましやかな蕾を解す事に専心した。
「ふっあぅ……うぅん、あんっ!やん…………」
尻の穴を舐って指を挿れて、内部を隈なく掻き回すようにネチネチと触っていたらPioが引っ切り無しに喘いだ。
「そんなに後ろが好きか?」
「ん……好き…………すきぃ……」
Pioはヒンヒンと啼きながら後ろの穴を蠢かせた。そして愛土の屹立に指と口で奉仕する事も忘れていない。
愛土の先走りと自身の涎でベタベタになった顔で愛土を振り向いた。
「お尻に挿れられてないと、不安になっちゃうの」
にこりと笑った表情のあどけなさに、愛土はもしかしたら彼は噂に聞く天使かもしれないと思う。
デリヘル界にはどんな性器も悦んで飲み込む天使がいると言う。
「ピオ……もしかしたら君は――」
「アイさん、そろそろ挿れて?もう奥が欲しくて辛いの」
愛土の言葉を遮るように言ったPioに、頷いて彼を抱き起した。
「バックから?それとも自分で挿れたい?」
「アイさんの上に乗っかって良いならそうさせて下さい」
「いいよ」
Pioはついっ、と落ちてきた髪を指で耳に掛けてから慎重に愛土の上に腰を下ろして行った。
「んっ……開く、だけで…………おっき……んぅっ!」
ずぷん、と亀頭を呑み込んだら残りの棹がぐびぐびと飲み込まれて行った。
「おい、無理しなくていいから――」
「だい、じょぶ。手を……握ってて」
掌を合わせるようにキュッ、と握り合わされて柄にもなく愛土の心臓が跳ねた。
デリヘル嬢を抱いて今更ときめくなんて、そんな純情。
「アイ、さん……おちんちん、美味し……お尻、気持ちー……。あんっ、すき、すきっ!」
ぐちゅん、と音を立てて奥まで飲み込まれて愛土の息が詰まった。
本当に根元まで。太くて長いものがPioの小さな尻のナカに。
「ココ……平気か?」
「あンッ、押さないで!」
外から押されるだけでナカが激しく蠢くようだった。
Pioは小刻みに震えながら身体を持ち上げ、体内に収めたものを再びズルズルと引き出していく。
「あ、あ、あ……壁が、絡み付くぅ……」
Pioの言うように内壁が愛土の性器に絡み付いて擦り上げた。
(もう余り保たない)
愛土はPioの腰を掴んで下から強く突き上げた。
「んぁあ゛あ゛っ!」
奥をガツンと突かれてPioの目の裏から火花が散った。
一突きで性器から白濁が噴き上げた。
「わり、止めらんねぇ」
愛土は一言謝ると射精の終わっていないPioを激しく突き上げ、突き刺した。
「んぁっ、や゛っ、まっでぇ……!」
嫌がって肩に両手を突っ張りながらもPioの蕾は愛土を締め付けて離さない。
「ピオッ! 奥、吸って……締め付けて」
愛土の身勝手な要求にもPioの身体はきちんと答えた。
壊れそうな激しさなのにしっかりと愛土の動きに応えて包み込んだ。
「ピオ……キス、いいか?」
本当はキスは禁じられていたけど、どうしても口付けたくなって愛土はPioに強請った。
Pioも愛土を特別に思ったのか、すんなりと口付けて柔らかい舌を絡ませた。
「舌……やらかくて、気持ちいぃ……」
掠れた声で囁いた愛土にPioは薄らと笑った。
それから愛土を包み込んだ内壁がギュルギュルと締まり、愛土はPioの体内の奥深くに射精した。
Pioの両腕と両足が愛土の身体に巻き付き、抱いているのに抱かれているようだと愛土は思った。
「ピオ……君は天使なのか……?」
「誰もが誰かの天使だよ。それより……ね、このまま続けよう。俺がもう一度硬くしてあげるから」
「……頼む」
愛土は自分の身体の上で白い裸体をくねらせるPioをうっとりと見上げた。
天使を見付けた、と思いながら何度も何度も交わって彼らが消えるまで極上の夢を見続けたのだった。
「どうしてもやりたくなった」
「へ?カラオケですか?」
ぽか~んと口を開けて訊ねた亮九郎に、愛土は真顔で言った。
「いや、セックス。今直ぐ突っ込みてーの」
「えっ!?うそ、いや、でも……」
物凄く挙動不審になって焦る亮九郎に構わず、愛土はカードケースから名刺サイズの紙を取り出した。そしてさっさとiPhoneを操作して何処だかに電話を掛ける。
「あ、今から大丈夫です?はい、二名同時に……はい、はい、じゃあそれで。あ、二人で絡んでくれる子だと尚グッドです。はい、三十分以内ですね。待ってます」
やたらと手慣れた感じで会話を終え、愛土は電話を切ると亮九郎に向かってにっこりと笑い掛けた。
「丁度人気のある子が入ったところだってよ。良かったな」
「何がですかぁ~っ!」
テンパって怒鳴った亮九郎に愛土は余裕でウィンクなどかましてくる。
「最初に亮九郎に選ばせてやるから。その代り後で交換ナ♪」
「『交換ナ♪』じゃありませんよっ!」
ぷりぷりと怒る亮九郎を愛土がのらりくらりといなしているうちに時間が経ち、ピンポンとチャイムを鳴らしてデリヘル嬢がやってきた。
「やぁ、いらっしゃい」
無駄に良い声で出迎えた愛土の後ろから亮九郎もおずおずと覗いた。するとそこには背の高い、違うタイプの美女が二人いた。
(うわ、金髪の垂れ目の方……好みだ)
亮九郎がぽーっと見惚れてる間に愛土はさっさと二人を招き入れた。
「俺はアイで、こっちがスーちゃん。君達の名前は?」
「あ、俺がPioでそっちがKです。俺、アイさんみたいな人、好みだな~」
「本当に?嬉しいよ、俺もピオみたいな肌の綺麗な子って好きなんだ」
初対面から会話の弾む二人を他所に、亮九郎は一人時間を止めて立ち尽くしていた。
「あの……スーちゃんさん?」
「そこはスーちゃんかスーさんでいいでしょ。……ってか君、男の子なの?」
「はい、男の娘です。もしかして、知らなかったんですか?」
軽く目を瞠った表情も可愛いな、と亮九郎は思いながらぎこちなく顔を縦に動かした。
「あの、あの、じゃあ俺…………帰りましょうか?」
泣きそうな顔で言ったKに亮九郎がキョトンとした表情で首を傾げる。
「どうして?」
「だって、だって男の娘じゃ嫌みたいだし……」
「いや、嫌って言うか、戸惑っただけで……君は可愛いと思う。凄く」
「本当ですか?」
「うん」
二人はしっかりと視線を合わせて見詰め合った。そこにPioが乱入し、Kの首に後ろから腕を巻き付ける。
「ケイィ、アイさんが俺達の絡みが見たいんだって。いいよね?」
「えっ、もしかしてアレ……やるの?」
「そう。久し振りだしいいだろ?」
何処から見ても清楚なお姉さんのPioが男らしいハスキーボイスで囁いた。
何だかいやらしい、と亮九郎は思った。
「じゃあ俺達、用意してきますね」
そう言うと二人は荷物を持ったまま風呂場に消えた。
そして暫くして愛土と亮九郎が呼ばれ、行ってみたら素っ裸にガーターベルトとチョーカーだけを身に纏った二人が泡に塗れて互いの腰を抱き合っていた。
「まず俺達だけで身体を洗いますね」
そう言うと二人は泡を擦り付けるように身体を絡み合わせた。
「あん、ケイの乳首が当たる……」
「ピオちゃんは乳首が弱いから……そんなに尖って、痛いでしょ?」
「うん、ジンジン痺れてる……あんっ!」
Pioのピンク色の乳首と、Kのセピア色の乳首の先っちょが擦れ合ってツルツルと滑る。胸の尖りはまるで今にもミルクが出そうな張りを湛えていた。
「ふっくらして可愛いおっぱいだね」
「ちっちゃくて恥ずかしい」
愛土の言葉に恥じらいつつ答えたPioの台詞をどこか可笑しいと思いつつ、亮九郎はKから視線を逸らす事が出来ない。
あの胸で、自分の分身を擦って貰えるかもしれないのか。
「あの、K……君?」
「けーたんでいいよ?なぁに、スーちゃん」
ぽうっと赤く上気した頬のKに訊かれて亮九郎は赤面しつつも言った。
「あの、君のおっぱいで俺のを擦って欲しいんだけど……」
「あっ……ぱいずり、好きな人なんだぁ」
「だってけーたんの胸が可愛いから」
「うわ……恥ずかしいな」
へへへ、と照れながらKは亮九郎の前に跪いた。
「ごめんね、少しだけこっちに来てくれる」
そう言って亮九郎を近くに招き寄せ、演技なのか素なのだかたどたどしい手付きで亮九郎のブツを取り出した。
「じゃあね、いくよ」
声を掛けて、Kは亮九郎の分身をマイクでも持つように握って先端を自分の乳首に擦り付けた。
「先端、好き?」
「んっ……よく分からないけど」
「じゃあこれは?」
Kが亮九郎の先端の小さな穴に自分の乳首をぷちゅぷちゅと押し込んだ。
「あっ、けーたんの乳首がグリグリいってる……硬くて、コロコロしてる」
「んっ、んっ、ん……ヤバい、俺だけ先にイッちゃいそう。ダメ、スーちゃんが先にイッて」
そう言うとKは小さな両胸を掻き寄せて亮九郎の棹を包み込むように当てた。
「お願い、俺のおっぱいでイッて」
そんな事を言いながらKは必死に自分の小さな膨らみを亮九郎に擦り付ける。
「けーたん……いいよ、凄く気持ちイイ」
「スーちゃん……スーちゃん……」
Kの必死な姿を見ていたら亮九郎の性器がぷるんと震えて益々大きくなった。
「あっ、もうイク?」
「ごめん、まだ……もうちょっと」
決定的な刺激が足りないのだ、と察してKは大きくカリの張った先端にパクリと噛り付いた。
「けぇたん!」
「んっ、んんっ……」
胸を擦り付けながら括れや先端を丁寧に舌と唇で愛撫されて、亮九郎の射精感が急激に高まった。
「けぇ、たん……イケそ……出して、い? けーたんの顔に…………」
「ふっ、む……ぅ、んっ。出して……俺の顔に掛けて……」
「けーたん!」
クライマックスの追い上げに亮九郎は盛大に白濁を噴き上げた。
「あっ……凄い、濃い……」
Kの頬をどろりとしたものが流れ、唇の端に吸い込まれて行った。
それを見た亮九郎が真っ赤になって謝る。
「ごめん、シャワーで流すから……」
「その前に、塗り拡げなくていいの?」
「え?何を――」
「コレ、俺の顔に塗り拡げて良いんだよ。タンパク質だから、きっと肌にも良いんじゃない」
くすり、と笑ったKの顔に亮九郎は手を伸ばした。
この綺麗な顔に、自分の出したものを擦り付けて汚す。
背徳感と征服欲が同時に満たされてゾクゾクした。
「スーちゃん、今度は俺があなたを洗ってあげる」
自分の股間に片手を押し当てて、揉むような仕草で石鹸を泡立てるKの妖艶さに亮九郎の頭がクラクラした。
(まさか股間の毛で洗ってくれるの? 擦り付けるように、身体中を触れ合わせて?)
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「まぁね。でもいいよ。その代りに俺はピオのミルクを飲ませて貰うから」
「ミルク? アイさんが俺のを口でしてくれるの?」
「そう。但し下じゃなくて上の勃起したヤツな」
そう言うと愛土はPioの乳首にがぶりと吸い付いた。
「んっ……ちょっと、痛ぃ……」
甘えた声を出すPioを無視して愛土は乳首を乳輪ごとチュウチュウと強く吸った。
ちゅぽん、と離したらそこが膨らんで大きくなっていた。
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「んぁあああああっ!」
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「乳首痛い?」
「痛い、痛いぃ……熱くて、千切れちゃいそう……」
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「ここ、出させてやろうか?ん?」
「出させて……乳首とちんちん、一緒に擦ってぇ」
「いいよ。両方出しちゃえ」
愛土はPioの胸をきつく吸いながら棹を根元から擦り上げた。上も下も刺激され、Pioが我を忘れて腰を振る。
「あんっ、あンッ……アイさ、おっぱい、出ちゃう……出ちゃうぅっ!」
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「お前のミルク、甘いな」
「……ばかぁ」
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「……二人のって、同時にか?」
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「……」
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大き過ぎて大概が半ばまでしか飲み込めない自分のブツを、奥まで咥え込む気満々のPioがいやらしくて嬉しい。
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「嬉しい」
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愛土がお尻を弄り始めたら直ぐに啼き始めたので、まるでよく熟れた果実のようだと思いながら愛土は慎ましやかな蕾を解す事に専心した。
「ふっあぅ……うぅん、あんっ!やん…………」
尻の穴を舐って指を挿れて、内部を隈なく掻き回すようにネチネチと触っていたらPioが引っ切り無しに喘いだ。
「そんなに後ろが好きか?」
「ん……好き…………すきぃ……」
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「ピオ……もしかしたら君は――」
「アイさん、そろそろ挿れて?もう奥が欲しくて辛いの」
愛土の言葉を遮るように言ったPioに、頷いて彼を抱き起した。
「バックから?それとも自分で挿れたい?」
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「いいよ」
Pioはついっ、と落ちてきた髪を指で耳に掛けてから慎重に愛土の上に腰を下ろして行った。
「んっ……開く、だけで…………おっき……んぅっ!」
ずぷん、と亀頭を呑み込んだら残りの棹がぐびぐびと飲み込まれて行った。
「おい、無理しなくていいから――」
「だい、じょぶ。手を……握ってて」
掌を合わせるようにキュッ、と握り合わされて柄にもなく愛土の心臓が跳ねた。
デリヘル嬢を抱いて今更ときめくなんて、そんな純情。
「アイ、さん……おちんちん、美味し……お尻、気持ちー……。あんっ、すき、すきっ!」
ぐちゅん、と音を立てて奥まで飲み込まれて愛土の息が詰まった。
本当に根元まで。太くて長いものがPioの小さな尻のナカに。
「ココ……平気か?」
「あンッ、押さないで!」
外から押されるだけでナカが激しく蠢くようだった。
Pioは小刻みに震えながら身体を持ち上げ、体内に収めたものを再びズルズルと引き出していく。
「あ、あ、あ……壁が、絡み付くぅ……」
Pioの言うように内壁が愛土の性器に絡み付いて擦り上げた。
(もう余り保たない)
愛土はPioの腰を掴んで下から強く突き上げた。
「んぁあ゛あ゛っ!」
奥をガツンと突かれてPioの目の裏から火花が散った。
一突きで性器から白濁が噴き上げた。
「わり、止めらんねぇ」
愛土は一言謝ると射精の終わっていないPioを激しく突き上げ、突き刺した。
「んぁっ、や゛っ、まっでぇ……!」
嫌がって肩に両手を突っ張りながらもPioの蕾は愛土を締め付けて離さない。
「ピオッ! 奥、吸って……締め付けて」
愛土の身勝手な要求にもPioの身体はきちんと答えた。
壊れそうな激しさなのにしっかりと愛土の動きに応えて包み込んだ。
「ピオ……キス、いいか?」
本当はキスは禁じられていたけど、どうしても口付けたくなって愛土はPioに強請った。
Pioも愛土を特別に思ったのか、すんなりと口付けて柔らかい舌を絡ませた。
「舌……やらかくて、気持ちいぃ……」
掠れた声で囁いた愛土にPioは薄らと笑った。
それから愛土を包み込んだ内壁がギュルギュルと締まり、愛土はPioの体内の奥深くに射精した。
Pioの両腕と両足が愛土の身体に巻き付き、抱いているのに抱かれているようだと愛土は思った。
「ピオ……君は天使なのか……?」
「誰もが誰かの天使だよ。それより……ね、このまま続けよう。俺がもう一度硬くしてあげるから」
「……頼む」
愛土は自分の身体の上で白い裸体をくねらせるPioをうっとりと見上げた。
天使を見付けた、と思いながら何度も何度も交わって彼らが消えるまで極上の夢を見続けたのだった。
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いつものごとくR18は保険です。
『チートな転生農家の息子は悪の公爵を溺愛する』書籍化となりました。
7.10発売予定です。
お手に取って頂けたらとっても嬉しいです(。>ㅅ<)✩⡱
クズな先祖返り発情ホストは多胎出産願望に乱れる
及川雨音
BL
複数攻め×クズビッチホスト両性具有総受け
【注意事項】
*多胎可能な異形設定要素有ります。
*複数プレイ有ります。
*攻めはヤンデレ、後輩ホスト、ホストクラブオーナー他など。
*攻めも受けも裏社会の人間なので犯罪行為を犯しています。悪びれていません。貞操観・倫理観・道徳観薄いです。
*おっぱい・女性器・アクメ・潮吹き・子宮口ノック・妊婦・妊娠
Sexwork School〜氷を溶かして〜
まる
BL
セックスワークを学ぶ学校で、ドSとドMな2人の男子高校生が出会う話。プレイ多め。BDSM要素あり。
21××年、日本では「性」のあり方が大きく変わっていた。少子化、性病、性教育の遅れ、性暴力などが2000年代から指摘されていた問題が良い加減膨れ上がり、対処せざるを得なくなったのである。その変化の一つが「セックスワークスクール」だった。風俗で働くのにスクールで取得する免許が必要となったのである。国の援助で高校レベルの教育が受けられることから、貧しい家庭が多く進学した。
これは、その「性改革」から数十年後のお話。セックスワークは一般的な高収入な職業となり、貧困家庭の逆転手段かつ、一部のエリート層も選ぶ職業になっていた。そんなセックスワークスクールで、「Mコース」を選択した主人公「芝」と、無愛想なエリート先輩「氷室」が出会う。
(このお話では、セックスワークを貧困脱出手段としている描写があります。途中でこの問題には触れようと思いますが、苦手な方はご遠慮ください)
悪役令息の花図鑑
蓮条緋月
BL
公爵令息シュヴァリエ・アクナイトはある日、毒にあたり生死を彷徨い、唐突に前世を思い出す。自分がゲームの悪役令息に生まれ変わったことに気づいたシュヴァリエは思った。
「公爵家の力を使えば世界中の花を集めて押し花が作れる!」
押し花作りが中毒レベルで趣味だったシュヴァリエはゲームのストーリーなどお構いなしに好き勝手動くことに決め行動が一変。その変化に周囲がドン引きする中、学園で奇妙な事件が発生!現場に一輪の花が置かれていたことを知ったシュヴァリエはこれがゲームのストーリーであることを思い出す。花が関わっているという理由で事件を追うことにしたシュヴァリエは、ゲームの登場人物であり主人公の右腕となる隣国の留学生アウル・オルニスと行動を共にするのだが……?
※☆はR描写になります
※他サイトにて重複掲載あり
【R18】爆乳ママは息子の友達たちに堕とされる
なーぞ
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●登場人物
吉村奏
年齢30歳
身長165センチ
スリーサイズ(125/68/118)Mカップ
小学5年生の息子を持つ一児の母。旦那は長期出張でなかなか家に帰って来ない為、夜の営みはしばらくご無沙汰。毎日朝昼晩オナニーをする程性欲が強い。経験人数は夫のみ。今年で30歳だが、見た目は非常に若々しく、女子高生と間違われるレベルである。最近、息子が家に友達を呼び、息子の友達たちに人気になるが、旦那のチンポ(7センチ)よりも立派なものを持つ息子の友達たちと肉体関係を持ってしまう。ドM体質且つ敏感な身体の持ち主で、息子と同じ年齢の男子に支配されている事に幸福感を感じている。
吉村綾人
年齢11歳
身長145センチ
チンポのサイズ 5センチ(通常時)
奏の一人息子。鈍感で少し間の抜けたところがあるが優しい性格の少年。性知識に乏しく、お風呂に入る時や寝る時も母親と一緒である。日々、エスカレートする母親と友達の肉体関係に全く気づいていない。
明石タクミ
身長151センチ
チンポのサイズ21センチ
綾人の友人。全員のリーダー格で、イケメンで社交的。毎日最低でも7.8回は出せる性欲を持ち、女性に積極的でメンバーの中では唯一の非童貞。エロテクニックが高く、奏よりも経験人数が多く、小学五年生で既に経験人数は10人もいる。綾人の母である奏を授業参観で見た時から目をつけており、綾人と友達になり、奏を狙う。奏の旦那が長期出張である事を綾人から知り、欲求不満の奏を焦らしプレイで調教し、支配する。
ヒロキ
身長149センチ
チンポのサイズ20センチ
綾人の友人。最近オナニーを覚え、オナニーにドハマリ中の男子。最低でも10回以上出せる精力が最大の武器で、射精しても萎えない為、連続射精が可能。水着やブルマ、ニーソ等などの肉を締めつけるような服装が好み。
チカラ
身長156センチ
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綾人の友人。ぽっちゃりとした体格の良い男子。極太チンポとカリの高さが特徴的で更にチンポの硬さと熱さが自慢のデカチン。射精する時の精液も熱く、奏を何度も絶頂へ誘う。ギャル系が好きであり、派手な格好や露出の多い格好が大好物。
マモル
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綾人の友人。女の子と間違えるくらい可愛らしいルックスと男らしいデカチンのギャップが魅力の男子。一回の射精量が非常に多く、推定で奏の旦那の一年分はあるらしい。アニメオタクであり、深夜アニメの魔法少女モエコ(公式設定だとIカップらしい)が大好きで、モエコのような可愛いくてむちむちな女の子が大好き。
吉村光一
年齢35歳
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奏の夫。奏とラブラブな夫婦だが、短小で早漏且つ奏の名器もあり、セックスですぐに射精してしまう為、奏を満足させられていない。長期出張が多い為、奏の欲求不満の原因でもある。
【ライト官能】新しい義母さんに誘惑されて困ってます〜妖女たちに魅入られた僕の3,290日〜
向坂倫
大衆娯楽
高三年の春。十八歳を迎えた男子高校生の光は大学教授の父から突然、再婚したことを告げられる。お相手は父の後輩、完璧ボディの美人大学講師。
そしてその義母、沙夜が光の元へやってきた。父は海外に長期出張に出て三週間は戻らない。新しい母と一つ屋根の下、ふたりきりの生活が始まった……。義母とその教え子、主人公の同級生の美少年を交えた、夢のような日々。
それから七年の歳月を経て新たに出会う義母の友人たちとの禁断の関係。
……今時の連ドラみたいなライトテイスト。男子一人称語りの青春長編官能小説です。
エロと快楽無しには生きていけないわたしたちに! ……男性、女装子さん、ニューハーフさん、もちろん女性の方々、ジェンダーレスにぜひ読んでいただきたい一編です。
着衣、痴女、NTR風、無理矢理、オナサポ、男の娘などを交えたエッチシーン満載! 読後感スッキリな娯楽作。
登場する行為はそれなりにハードでマニアック。どうせ笑いのオブラートに包むのだから、中身は苦くてもかまわないかな、って発想です。
巷の官能小説には少ないオーラル系描写もふんだんなので、官能小説ファンの方々にも、案外新鮮に楽しんでもらえるのでは、と思っています。
第23回フランス書院文庫官能大賞官能小説大賞の二次選考を通過した作品です。
(一人称表記や男の娘登場など、官能小説NGな内容なれど、二次選考まで通していただいたこと、感謝いたします)
原稿用紙換算五百枚超の長尺ですが、改行も多く、文学的表現も控えめなので、サクサクと読んでいただけると思います。
こんな時だから、ひとり夜長に、テレワークの合間に、ニヤニヤしながら、キャラの立った愛すべき登場人物たちを、見守っていただければ幸いです。
※プレイはおおむねファンタジーです。けっして真似しないでください。
※気分が悪くなり次第、読むことをお控えくださいませ。
ちなみに、プロローグはいわゆる「つかみ」なので、のっけからハード目キツいなあ、と思われたなら飛ばして良し!
それでは、よろしくお願いいたします。
お照と鶴松 ~札差の内儀と丁稚、禁断の密通絵巻~ 【古典×エロ!のご法度コラボ】
糺ノ杜 胡瓜堂
歴史・時代
古典×エロ小説という無謀な試み、久々の復活(笑)
今回は私の大好きな根岸鎮衛(ねぎし やすもり)の随筆「耳嚢」からの翻案です。
下級旗本(町人という説も)から驚異の出世を遂げ、勘定奉行、南町奉行にまで昇り詰めた根岸鎮衛(1737~1815)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
世の中の怪談・奇談から噂話等々、色んな話が掲載されている「耳嚢」にも、けっこう下ネタがあったりします。
その中から第九巻に掲載されている「老婦密通奇談の事」というお話を大胆にも「エロ小説」に翻案してみました。
このお話、町人達とも気さくに話し、江戸中の様々な話題を収集していた鎮衛が、人から聞いた話を書き綴ったもので、鎮衛自身もこの話を一種の「笑い話」として捉えている節があります。
裕福な札差の妻が、丁稚として抱えた貧しい少年を溺愛し、それが昂じて「密通」(不倫)したというもの。
当時、不義密通(不倫)は天下のご法度!密通をした男女ともに「死罪」!さらには夫が妻の密通相手を殺しても罪に問われなかったというスゴい時代だったのですが、「南町奉行」・・・江戸の司法と行政の長、いわば「裁判官」の鎮衛さんが、こんな少年と熟女のデンジャラス過ぎる不倫話をサラリと「笑い話」として紹介している点がとても面白いです。
・・・・よほどサバけた人柄だったのでしょう(笑)
エロ小説化するに当たり・・・テーマとしては例によって(!)「少年と熟女」となりました!
まあ、いつもの事です(笑)
【登場人物】
●お照 (三十四歳)
裕福な札差「近江屋」の内儀、慈悲深く優しい◯供好きとして知られている。
●伊左衛門(三十八歳)
札差「近江屋」の主人。
●「鶴松」本名 鶴吉(◯◯歳)
早くに母を亡くた子沢山で貧しい町人の倅
近江屋の丁稚となりお照に可愛がられる。
原典 根岸鎮衛:著 「耳嚢」第九巻「老婦密通奇談の事」より翻案。
趣味を極めて自由に生きろ! ただし、神々は愛し子に異世界改革をお望みです
紫南
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そこで、変身セットで身分を隠して活動開始。
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