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㉑雨上がり−1(R−18)
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油照りとでもいうのだろうか、梅雨が明けたばかりなのに風がそよとも吹かない暑い日が続いていた。
人々はあんなに雨にうんざりしていた事も忘れ、一雨降ってくれないかなどと勝手な事を願った。
信乃も寒い寒いと散々っぱら文句を言っていたのに、今はもう梅雨が恋しい。
(ちょっと前までは雨で暇だからと通ってくる慶太郎に、冷えた肌を温めて貰えたのになぁ)
薄い布団じゃ温まらない身体を包み込むように抱き締められ、温まったか確かめるように口を吸われた。
信乃は口を吸われるのはどうしてあんなに気持ちがよいのかと、何度されても不思議で仕方がない。
唇を割られ、舌を絡め取られ、啜られて舐られると夢中になってしまう。
気が付くと首に腕を絡めてもっともっとと自分から身体を押し付けている。
口付けは少しずつ位置をずらし、顎を通って喉元を辿り、鎖骨に噛み付いてから胸を愛撫するように尖りを口に含まれた。
すっかり感じるようになってしまったそこをカシカシと甘く噛まれ、鳴いているうちに裾を割られて脚を開かされた。
『信乃さん、俺のと合わせても良いですか?』
『信乃って呼んでくれたらいい』
『信乃……俺ので擦ってもいいか?』
慶太郎の囁きに信乃の背中がゾクゾクと震える。
『早く』
信乃が湧き上がる欲望に耐えきれず目を細めたら、片脚をグイと肩に担がれて股間を押し付けられた。
『ああっ!』
『可愛い、こんなに濡らして』
『おま、えの……』
『俺だけの所為ですか?』
止めどなく蜜を溢しているのは信乃の方だった。
けれど硬くいきり勃ったイチモツでグイグイと擦られては仕方がない。
そこを合わせると気持ちがいいと信乃に教えたのは慶太郎だ。
『気持ちいいのが、悪い』
真っ赤な顔でそう答えた信乃を見て、慶太郎がクスクスと笑う。
それからまた口を吸って、悪戯な指であちこちを撫でて信乃を可愛がった。
信乃が怖がらないように、疲れないように、気持ちの良い事だけを教える。
『少しだけ、後ろも弄らせて下さい』
そう言って慶太郎は信乃の尻の間をゆっくりと弄り、濡れた指をつぷりと沈めた。
最初は随分と吃驚したその行為も、浅い場所を出し入れされるだけなら心地好いと学習してしまった。
信乃は尻の穴などぬくぬくと弄らせて身を捩って喘いだ。
『信乃さん、そんなに指を締め付けては動かせない』
『だっ、てぇ……』
そんな事を言われたって、信乃もわざとやっている訳ではない。
指を動かされると、ナカを擦られると勝手にきゅうぅと締まってしまうのだ。
『信乃、まだココでイキたくはないだろう?』
耳元で色気たっぷりに囁かれて、信乃はブルブルと震えて頷く事も出来ない。
『信乃?』
許したからと言って、何度も何度も名前を呼んで自分を堪らない気持ちにさせる。慶太郎は悪い男だ。
『けいたろ、もっと強くしていい』
信乃が身体を持て余したようにそう言ったら、指を二本に増やされた。
それからちょっと激しく動かされ、沢山泣かされて、信乃は最後まで持たずにぐったりと布団に沈み込んだ。
(あん時ぁ、ちょっと怖かったな)
信乃だって職人に囲まれて育ったから、男同士で最終的に何をするのかはわかっていたが、まだそこまでの決意は固まっていない。
いずれは、と思っているのだが……。
(思ったより気持ち良くねぇって言われたらどうしよう……)
信乃は自分の容貌に全く自信がなかったし、男の身体を女と比べられたらそんなの負けるに決まっている。
可愛い、一等綺麗だと言ってくれる慶太郎の言葉を信じない訳じゃないが、愛想を尽かされる恐怖は消えない。
だから毎日抱いて欲しくて、けれど最後まではして欲しくなかった。
信乃は我ながら随分と身勝手だと思った。
(何か一つ切欠があったら、最後まで抱かれるから……だからもう少しだけ待っちくれ)
信乃はもう少しだけ時間が欲しかった。
けれど周りの状況がそれを許さなかった。
慶太郎はふつりと顔を見せなくなった。
***
「こう暑くっちゃ、外へ出掛ける気にもなれねぇ……」
信乃は一人寂しく呟いて不貞寝を決め込んだ。
風が無くては川遊びも楽しくないだろうし、酒を飲もうという気にもなれない。
何よりもぽっかりと胸に穴が開いたかのように寂しくて侘しい。
自分がどんなに慶太郎に頼り切っていたのか思い知らされてしまった。
「蓮治の奴もとんとお見限りだしよぅ」
梅雨が開ける前に煙草入れを納めて以来、蓮治とは会っていない。
信乃は蓮治が来れば邪険にする癖に、顔を出さなきゃ出さないで気になる。
相手は遊び人だからまた何処ぞにしけ込んでいるのかもしれないが、信乃の職人への復帰を一番望んでいたのはあの男なのでやはり解せない。
「あいつは自分がいたら邪魔になると遠慮するような、殊勝な心がけの男じゃないしなぁ」
どうしたものかと溜め息を吐いていたら、三津弥のお遣いだと言う駒がやってきた。
「信乃さん、お仕事の進み具合はどうですか?」
「んー……なんでお前が来たんだ?」
質問に答えもせずに訊き返した信乃に、駒が律儀に答える。
「ついでですよ。お得意様にご挨拶をして回っているところなんです。あ、信乃さんにも差しあげますね」
そう言って駒が差し出してきたのは寸志の紙に包まれた手ぬぐいだった。
「なんでぇ、ご挨拶って……」
「はい、彦十朗の襲名披露があるんですよ。名人の名を継ぐんです」
「へぇ……それは、おめでとうさん」
「ありがとうございます」
我が事のように嬉しそうに笑った顔が大人びて見え、信乃は軽く目を瞠った。
出会った頃は下の毛も生え揃っていない餓鬼だと思ったが、少年が大人になるのは存外に早いかもしれない。
(善一もうかうかしてらんねぇな)
ベタ惚れの恋人を横から攫われないように精々気張れよ、と友人を心の中で応援してから信乃は身を起こした。
「そろそろ届けようと思っていたんだ。丁度良い、これから行ってくらぁ」
三津弥から頼まれたものはもう仕上げていた。ただ芯まで乾くのを待っていたのだ。
信乃は用意した桐の箱に盃を重ねて丁寧に仕舞った。駒が自分の手元をキラキラした瞳で見ているのに気付いて声を掛ける。
「じっくりと見せてやろうか?」
「いえ、そんな……挨拶回りの途中ですし、これで失礼します」
駒はスッと綺麗な所作で立ち上がって部屋を出ていった。それを見送ってから信乃も家を出た。
人々はあんなに雨にうんざりしていた事も忘れ、一雨降ってくれないかなどと勝手な事を願った。
信乃も寒い寒いと散々っぱら文句を言っていたのに、今はもう梅雨が恋しい。
(ちょっと前までは雨で暇だからと通ってくる慶太郎に、冷えた肌を温めて貰えたのになぁ)
薄い布団じゃ温まらない身体を包み込むように抱き締められ、温まったか確かめるように口を吸われた。
信乃は口を吸われるのはどうしてあんなに気持ちがよいのかと、何度されても不思議で仕方がない。
唇を割られ、舌を絡め取られ、啜られて舐られると夢中になってしまう。
気が付くと首に腕を絡めてもっともっとと自分から身体を押し付けている。
口付けは少しずつ位置をずらし、顎を通って喉元を辿り、鎖骨に噛み付いてから胸を愛撫するように尖りを口に含まれた。
すっかり感じるようになってしまったそこをカシカシと甘く噛まれ、鳴いているうちに裾を割られて脚を開かされた。
『信乃さん、俺のと合わせても良いですか?』
『信乃って呼んでくれたらいい』
『信乃……俺ので擦ってもいいか?』
慶太郎の囁きに信乃の背中がゾクゾクと震える。
『早く』
信乃が湧き上がる欲望に耐えきれず目を細めたら、片脚をグイと肩に担がれて股間を押し付けられた。
『ああっ!』
『可愛い、こんなに濡らして』
『おま、えの……』
『俺だけの所為ですか?』
止めどなく蜜を溢しているのは信乃の方だった。
けれど硬くいきり勃ったイチモツでグイグイと擦られては仕方がない。
そこを合わせると気持ちがいいと信乃に教えたのは慶太郎だ。
『気持ちいいのが、悪い』
真っ赤な顔でそう答えた信乃を見て、慶太郎がクスクスと笑う。
それからまた口を吸って、悪戯な指であちこちを撫でて信乃を可愛がった。
信乃が怖がらないように、疲れないように、気持ちの良い事だけを教える。
『少しだけ、後ろも弄らせて下さい』
そう言って慶太郎は信乃の尻の間をゆっくりと弄り、濡れた指をつぷりと沈めた。
最初は随分と吃驚したその行為も、浅い場所を出し入れされるだけなら心地好いと学習してしまった。
信乃は尻の穴などぬくぬくと弄らせて身を捩って喘いだ。
『信乃さん、そんなに指を締め付けては動かせない』
『だっ、てぇ……』
そんな事を言われたって、信乃もわざとやっている訳ではない。
指を動かされると、ナカを擦られると勝手にきゅうぅと締まってしまうのだ。
『信乃、まだココでイキたくはないだろう?』
耳元で色気たっぷりに囁かれて、信乃はブルブルと震えて頷く事も出来ない。
『信乃?』
許したからと言って、何度も何度も名前を呼んで自分を堪らない気持ちにさせる。慶太郎は悪い男だ。
『けいたろ、もっと強くしていい』
信乃が身体を持て余したようにそう言ったら、指を二本に増やされた。
それからちょっと激しく動かされ、沢山泣かされて、信乃は最後まで持たずにぐったりと布団に沈み込んだ。
(あん時ぁ、ちょっと怖かったな)
信乃だって職人に囲まれて育ったから、男同士で最終的に何をするのかはわかっていたが、まだそこまでの決意は固まっていない。
いずれは、と思っているのだが……。
(思ったより気持ち良くねぇって言われたらどうしよう……)
信乃は自分の容貌に全く自信がなかったし、男の身体を女と比べられたらそんなの負けるに決まっている。
可愛い、一等綺麗だと言ってくれる慶太郎の言葉を信じない訳じゃないが、愛想を尽かされる恐怖は消えない。
だから毎日抱いて欲しくて、けれど最後まではして欲しくなかった。
信乃は我ながら随分と身勝手だと思った。
(何か一つ切欠があったら、最後まで抱かれるから……だからもう少しだけ待っちくれ)
信乃はもう少しだけ時間が欲しかった。
けれど周りの状況がそれを許さなかった。
慶太郎はふつりと顔を見せなくなった。
***
「こう暑くっちゃ、外へ出掛ける気にもなれねぇ……」
信乃は一人寂しく呟いて不貞寝を決め込んだ。
風が無くては川遊びも楽しくないだろうし、酒を飲もうという気にもなれない。
何よりもぽっかりと胸に穴が開いたかのように寂しくて侘しい。
自分がどんなに慶太郎に頼り切っていたのか思い知らされてしまった。
「蓮治の奴もとんとお見限りだしよぅ」
梅雨が開ける前に煙草入れを納めて以来、蓮治とは会っていない。
信乃は蓮治が来れば邪険にする癖に、顔を出さなきゃ出さないで気になる。
相手は遊び人だからまた何処ぞにしけ込んでいるのかもしれないが、信乃の職人への復帰を一番望んでいたのはあの男なのでやはり解せない。
「あいつは自分がいたら邪魔になると遠慮するような、殊勝な心がけの男じゃないしなぁ」
どうしたものかと溜め息を吐いていたら、三津弥のお遣いだと言う駒がやってきた。
「信乃さん、お仕事の進み具合はどうですか?」
「んー……なんでお前が来たんだ?」
質問に答えもせずに訊き返した信乃に、駒が律儀に答える。
「ついでですよ。お得意様にご挨拶をして回っているところなんです。あ、信乃さんにも差しあげますね」
そう言って駒が差し出してきたのは寸志の紙に包まれた手ぬぐいだった。
「なんでぇ、ご挨拶って……」
「はい、彦十朗の襲名披露があるんですよ。名人の名を継ぐんです」
「へぇ……それは、おめでとうさん」
「ありがとうございます」
我が事のように嬉しそうに笑った顔が大人びて見え、信乃は軽く目を瞠った。
出会った頃は下の毛も生え揃っていない餓鬼だと思ったが、少年が大人になるのは存外に早いかもしれない。
(善一もうかうかしてらんねぇな)
ベタ惚れの恋人を横から攫われないように精々気張れよ、と友人を心の中で応援してから信乃は身を起こした。
「そろそろ届けようと思っていたんだ。丁度良い、これから行ってくらぁ」
三津弥から頼まれたものはもう仕上げていた。ただ芯まで乾くのを待っていたのだ。
信乃は用意した桐の箱に盃を重ねて丁寧に仕舞った。駒が自分の手元をキラキラした瞳で見ているのに気付いて声を掛ける。
「じっくりと見せてやろうか?」
「いえ、そんな……挨拶回りの途中ですし、これで失礼します」
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