146 / 181
67.ハイブリッドは車だけじゃない(R-18)−2
しおりを挟む
「なあ、足湯袋で準備する?」
「いらん。俺にやらせろ」
釦一つ外すのすら自分でやりたいという男に全てを任せる。
服を脱がせて貰い、柔らかなキスを全身に浴びて身体をそっと引っ繰り返される。
背中に羽根のような口付けと吸い付いて跡を残すのを延々と繰り返され、触られてもいないのにジンジンする陰茎をシーツに擦り付けていたらグッと尻朶を押し上げられた。
後穴がちょっと引き攣れて空気に曝され、そこに意識が集中した。
つぷつぷと小さなオイルの実を沢山挿れられ、それをナカで潰すように指が這入ってきた。
指が秘孔に呑み込まれていく様子をじっくりと見られ、ナカで潰れたオイルが指の間から漏れ出してきそうで恥ずかしかった。
そして呑み込んだ指をゆっくりと動かされ、そこが蕩けていくのをつぶさに見られた。
リッドの指で性器みたいにドロドロに変えられていく穴が恥ずかしい。
恥ずかしいけれど、リッドの指で蕩ける身体が嬉しい。
「リッド、もっと……」
「尻が上がってきてる」
「ンンッ……太いの……すき……」
「いやらしいな」
「だって、すき……」
しようがないじゃん。俺をそういう風にしたのはリッドだし、もう挿れらんなきゃ治まらないくらい後ろがヒクヒクしてるし。
今日は特に早く繋がりたくて堪らないんだって。
「俺も好きだ」
そんな事を囁きながらリッドが後ろから覆い被さってくる。
まだリッドのは入らないけれど身体を重ねて催促するように擦り付けられ、荒々しい息遣いと短く詰まった声を耳元で聞かされて興奮が募る。
「すき、すき……」
「ハァ、ハァッ……」
「リッドの、引っ掛かる……」
ガチガチに硬くなった凶器で蕾をグイグイと擦られて、オイルで綻んだ穴が拡がる。
こんな風に外から押されて、刺激されて、ナカが待ち焦がれて疼いて堪らない。
俺は堪えきれずにもう挿れてくれと言った。
「だが、まだ――」
「へいっ、き」
無茶なのはわかっていたけどどうしても欲しい。
どうしてもリッドが欲しかった。
「ゆっくり挿れるから」
グリッと這入ってきた先っぽだけでもういっぱいだって言いそうになったけど、黙ってこのまま止まらずに進んできて貰う。ナカにきて欲しい。
「ふ、ぅ、ぅ……」
必死にハァハァと息を吐いて後ろを緩めて、リッドがズリズリと這入ってくるのを受け入れる。
やっと半分でもうお腹いっぱいで、奥にトン、と突き当たった感触があったけどまだ終わりじゃない。今日は全部収めると決めている。
俺はシーツをぎゅうと握り締め、怖くて涙が盛り上がってきてしまったけど片膝を前にずらして腰を後ろに突き出した。
「……ユウ、無理をするな。今日はココで……」
「ヤダッ! 奥にちょうだい」
俺は自分が駄々を捏ねているとわかっていた。
でも呪いを解くのをまた失敗してその上変な魔法に掛かって、悔しいしリッドを付き合わせちゃって申し訳ないしもう疲れたし、一個くらい俺の思う通りになってもいいじゃんかって思ったらどうしても譲れなかった。
絶対にリッドのを奥まで挿れる。
「……意地っ張り」
奥歯を噛み締めた俺の頭をリッドがポンポンと叩いて、途端にぶわっと涙腺が弛む。
(リッドのバカ。こんな時まで優しい)
それからゆるゆると身体を揺すられ、リッドの先端が柔らかく俺の腹の奥を突っついた。
トントンと突かれているうちに俺の奥が弛み、にゅるんと頭が入ってそのままグリグリと蛇のように奥まで進んでしまった。
「ふあっ? あっ?」
奥を抉られるのは初めてじゃないけど慣れなくて、戸惑っているうちにとうとうリッドのイチモツが根元までずっぷりと嵌った。いっぱいに開かれた入り口がキュウキュウ言ってる。
「ユウ……ココまできてる」
「ひんっ!」
腹の上をそっと外から撫でられて、背中をゾクゾクとしたものが駆け上がった。ゾッとするほど快美な感覚だった。
「ゆっくりと入り口まで引いて、またココまで戻ってくる」
「ふえっ?」
「お前は何往復でイく?」
「ばっ、やめ……うあんっ!」
ずる~っと腹の中から抜けていく感触にゾクゾクが止まらない。
抜かれる寸前でもうイく、と思ったら今度はゆっくりと侵入してきて体のナカを全部いっぺんに擦られる。
凄まじい快感と埋められる心地好さに俺はヒーヒーと喘いだ。
そして狭い所をブツリと越える瞬間に撒き散らすように吐精した。
「あうっ! まって、まって、イッてるからぁ、まってぇ!」
ヤダヤダヤダゾクゾクが止まんない連続でイッちゃう!
俺はガガガガガッと虫歯を削られているように連続でイかされてガクガクと身体を震わせた。
でもリッドは動きを止めない。
「やだっ! ダメッ、ダメッ! 止めて、やめて!」
イヤだイヤだと首を振るけど身体は自由にならないし、リッドはフゥ……なんて艶っぽい溜め息を吐いているし、もう身体のナカがぐちゃぐちゃでイキっぱなし何も考えられない。
「リッドぉ……」
ひくりとしゃくり上げたら耳の後ろに優しくキスをされた。
「そうやって泣いておけ。泣いてもうヤダって言ってろ」
(え?)
「俺が全部、聞いてやる」
その言葉を聞いて、容赦ない抱き方がリッドなりの甘やかしの一つなのだと気付いた。
俺はありがたいようなもう勘弁して欲しいような、複雑な気持ちでたっぷりと泣かされたのだった。
「いらん。俺にやらせろ」
釦一つ外すのすら自分でやりたいという男に全てを任せる。
服を脱がせて貰い、柔らかなキスを全身に浴びて身体をそっと引っ繰り返される。
背中に羽根のような口付けと吸い付いて跡を残すのを延々と繰り返され、触られてもいないのにジンジンする陰茎をシーツに擦り付けていたらグッと尻朶を押し上げられた。
後穴がちょっと引き攣れて空気に曝され、そこに意識が集中した。
つぷつぷと小さなオイルの実を沢山挿れられ、それをナカで潰すように指が這入ってきた。
指が秘孔に呑み込まれていく様子をじっくりと見られ、ナカで潰れたオイルが指の間から漏れ出してきそうで恥ずかしかった。
そして呑み込んだ指をゆっくりと動かされ、そこが蕩けていくのをつぶさに見られた。
リッドの指で性器みたいにドロドロに変えられていく穴が恥ずかしい。
恥ずかしいけれど、リッドの指で蕩ける身体が嬉しい。
「リッド、もっと……」
「尻が上がってきてる」
「ンンッ……太いの……すき……」
「いやらしいな」
「だって、すき……」
しようがないじゃん。俺をそういう風にしたのはリッドだし、もう挿れらんなきゃ治まらないくらい後ろがヒクヒクしてるし。
今日は特に早く繋がりたくて堪らないんだって。
「俺も好きだ」
そんな事を囁きながらリッドが後ろから覆い被さってくる。
まだリッドのは入らないけれど身体を重ねて催促するように擦り付けられ、荒々しい息遣いと短く詰まった声を耳元で聞かされて興奮が募る。
「すき、すき……」
「ハァ、ハァッ……」
「リッドの、引っ掛かる……」
ガチガチに硬くなった凶器で蕾をグイグイと擦られて、オイルで綻んだ穴が拡がる。
こんな風に外から押されて、刺激されて、ナカが待ち焦がれて疼いて堪らない。
俺は堪えきれずにもう挿れてくれと言った。
「だが、まだ――」
「へいっ、き」
無茶なのはわかっていたけどどうしても欲しい。
どうしてもリッドが欲しかった。
「ゆっくり挿れるから」
グリッと這入ってきた先っぽだけでもういっぱいだって言いそうになったけど、黙ってこのまま止まらずに進んできて貰う。ナカにきて欲しい。
「ふ、ぅ、ぅ……」
必死にハァハァと息を吐いて後ろを緩めて、リッドがズリズリと這入ってくるのを受け入れる。
やっと半分でもうお腹いっぱいで、奥にトン、と突き当たった感触があったけどまだ終わりじゃない。今日は全部収めると決めている。
俺はシーツをぎゅうと握り締め、怖くて涙が盛り上がってきてしまったけど片膝を前にずらして腰を後ろに突き出した。
「……ユウ、無理をするな。今日はココで……」
「ヤダッ! 奥にちょうだい」
俺は自分が駄々を捏ねているとわかっていた。
でも呪いを解くのをまた失敗してその上変な魔法に掛かって、悔しいしリッドを付き合わせちゃって申し訳ないしもう疲れたし、一個くらい俺の思う通りになってもいいじゃんかって思ったらどうしても譲れなかった。
絶対にリッドのを奥まで挿れる。
「……意地っ張り」
奥歯を噛み締めた俺の頭をリッドがポンポンと叩いて、途端にぶわっと涙腺が弛む。
(リッドのバカ。こんな時まで優しい)
それからゆるゆると身体を揺すられ、リッドの先端が柔らかく俺の腹の奥を突っついた。
トントンと突かれているうちに俺の奥が弛み、にゅるんと頭が入ってそのままグリグリと蛇のように奥まで進んでしまった。
「ふあっ? あっ?」
奥を抉られるのは初めてじゃないけど慣れなくて、戸惑っているうちにとうとうリッドのイチモツが根元までずっぷりと嵌った。いっぱいに開かれた入り口がキュウキュウ言ってる。
「ユウ……ココまできてる」
「ひんっ!」
腹の上をそっと外から撫でられて、背中をゾクゾクとしたものが駆け上がった。ゾッとするほど快美な感覚だった。
「ゆっくりと入り口まで引いて、またココまで戻ってくる」
「ふえっ?」
「お前は何往復でイく?」
「ばっ、やめ……うあんっ!」
ずる~っと腹の中から抜けていく感触にゾクゾクが止まらない。
抜かれる寸前でもうイく、と思ったら今度はゆっくりと侵入してきて体のナカを全部いっぺんに擦られる。
凄まじい快感と埋められる心地好さに俺はヒーヒーと喘いだ。
そして狭い所をブツリと越える瞬間に撒き散らすように吐精した。
「あうっ! まって、まって、イッてるからぁ、まってぇ!」
ヤダヤダヤダゾクゾクが止まんない連続でイッちゃう!
俺はガガガガガッと虫歯を削られているように連続でイかされてガクガクと身体を震わせた。
でもリッドは動きを止めない。
「やだっ! ダメッ、ダメッ! 止めて、やめて!」
イヤだイヤだと首を振るけど身体は自由にならないし、リッドはフゥ……なんて艶っぽい溜め息を吐いているし、もう身体のナカがぐちゃぐちゃでイキっぱなし何も考えられない。
「リッドぉ……」
ひくりとしゃくり上げたら耳の後ろに優しくキスをされた。
「そうやって泣いておけ。泣いてもうヤダって言ってろ」
(え?)
「俺が全部、聞いてやる」
その言葉を聞いて、容赦ない抱き方がリッドなりの甘やかしの一つなのだと気付いた。
俺はありがたいようなもう勘弁して欲しいような、複雑な気持ちでたっぷりと泣かされたのだった。
23
お気に入りに追加
1,946
あなたにおすすめの小説
実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
鋼の殻に閉じ込められたことで心が解放された少女
ジャン・幸田
大衆娯楽
引きこもりの少女の私を治すために見た目はロボットにされてしまったのよ! そうでもしないと人の社会に戻れないということで無理やり!
そんなことで治らないと思っていたけど、ロボットに認識されるようになって心を開いていく気がするわね、この頃は。
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス3巻が発売しました!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍のイラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
7巻は6月17日に発送です。地域によって異なりますが、早ければ当日夕方、遅くても2~3日後に書店にお届けになるかと思います。
今回は夏休み帰郷編、ちょっとバトル入りです。
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
逃した番は他国に嫁ぐ
基本二度寝
恋愛
「番が現れたら、婚約を解消してほしい」
婚約者との茶会。
和やかな会話が落ち着いた所で、改まって座を正した王太子ヴェロージオは婚約者の公爵令嬢グリシアにそう願った。
獣人の血が交じるこの国で、番というものの存在の大きさは誰しも理解している。
だから、グリシアも頷いた。
「はい。わかりました。お互いどちらかが番と出会えたら円満に婚約解消をしましょう!」
グリシアに答えに満足したはずなのだが、ヴェロージオの心に沸き上がる感情。
こちらの希望を受け入れられたはずのに…、何故か、もやっとした気持ちになった。
王子様との婚約回避のために友達と形だけの結婚をしたつもりが溺愛されました
竜鳴躍
BL
アレックス=コンフォートはコンフォート公爵の長男でオメガである!
これは、見た目は磨けば美人で優秀だが中身は残念な主人公が大嫌いな王子との婚約を回避するため、友達と形だけの結婚をしたつもりが、あれよあれよと溺愛されて満更ではなくなる話である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1/10から5日くらいBL1位、ありがとうございました。
番外編が2つあるのですが、Rな閑話の番外編と子どもの話の番外編が章分けされています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※僕はわがまま 時系列修正
※ヤード×サンドル終わったのでラブラブ番外編を末尾に移動 2023.1.20
【完結】愛する人にはいつだって捨てられる運命だから
SKYTRICK
BL
凶悪自由人豪商攻め×苦労人猫化貧乏受け
※一言でも感想嬉しいです!
孤児のミカはヒルトマン男爵家のローレンツ子息に拾われ彼の使用人として十年を過ごしていた。ローレンツの愛を受け止め、秘密の恋人関係を結んだミカだが、十八歳の誕生日に彼に告げられる。
——「ルイーザと腹の子をお前は殺そうとしたのか?」
ローレンツの新しい恋人であるルイーザは妊娠していた上に、彼女を毒殺しようとした罪まで着せられてしまうミカ。愛した男に裏切られ、屋敷からも追い出されてしまうミカだが、行く当てはない。
ただの人間ではなく、弱ったら黒猫に変化する体質のミカは雪の吹き荒れる冬を駆けていく。狩猟区に迷い込んだ黒猫のミカに、突然矢が放たれる。
——あぁ、ここで死ぬんだ……。
——『黒猫、死ぬのか?』
安堵にも似た諦念に包まれながら意識を失いかけるミカを抱いたのは、凶悪と名高い豪商のライハルトだった。
☆3/10J庭で同人誌にしました。通販しています。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる