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番外編

新婚旅行へ行こう 7

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 髪の毛をヘアアイロンで巻かれている間にも、体をマッサージされる。
 二人の女性がにこやかに、かつテキパキとひなこを作り替えていく。
 戸惑いも覚めやらない内に始まったブライダルメイク。ひなこは息の合った作業を鏡の前で見守るしかなかった。
 血管や色むらを補整するために、手の甲から背中まで丁寧にファンデーションが塗られていく。メイクは濃すぎず、あくまで清楚な華やかさを演出する程度。不自然に見えないように、という旦那様のリクエストらしい。
 ブライダル用の補整下着は、サイズを調整できるものだった。肌に触れるものを雪人に準備されるなんて物凄く恥ずかしかったが、ぴったりサイズでなかったことがせめてもの救いだ。
 ウェディングドレスは、エンパイアラインのもの。こちらも両脇で編み上げるタイプのものだったため、サイズには問題なかった。ラインがゆったりとしたドレスということもあって、丈さえ合えば何とかなる。雪人の配慮にはうなるしかない。
 全体に細かいビーズが散りばめられていて、透けるほど薄い純白のレースが胸下から花びらのように幾重にも重なり合いながら裾へと広がっている。背後に広がるトレーンは華やかで流麗だ。
 髪はドレスの雰囲気に合わせ、フワフワに巻いたまま結い上げていない。ベビーピンクや白のミニバラで作られた花輪がティアラの代わりだった。
 手には花輪と同系色でまとめられたブーケ。アンティークピンクのネイルで指先を飾れば完了だ。
 やたらと褒めちぎられながら、花嫁の控え室であるパウダールームを出る。メイクを担当した二人は、ひなこの介助もしてくれた。ついでに歩き方も簡単に指導される。
 ドレスを気持ち蹴り上げるようにしながら、ぎこちなく歩く。裾を踏まないよう集中しすぎると姿勢が悪くなってしまうので、本当に裾さばきが難しい。
 そうして必死になっていたから、雪人が立っていることに気付くのが遅れた。
「ひなこさん……すごく、綺麗だ」
「あ……雪人さん」
 顔を上げると、思いの外近い位置に彼の顔があって驚く。蕩けるような笑顔が眩しい。
 心得たもので、介添人の二人は音もなく離れていった。
 それ以上言葉を発しようとしないひなこに、雪人は眉尻を下げた。
「まだ、怒ってる?」
 彼の態度は、まるで叱られる前の子どもだ。高い身長を縮めて肩をすぼめる姿に、苦笑が込み上げてくる。結局ひなこは、好きな人が何をしても大抵のことは許してしまえる性質なのだ。
「……私が、ご両親に直接挨拶もせず籍を入れたことを、後ろめたく思っていたから、なんですよね」
 ひなこがずっと負い目を感じていることに、雪人は気付いていた。
 それゆえに顔を合わせる機会を作ったのなら、なおさら彼を責める言葉に詰まる。がどんなに強引でも、間違いなくひなこへの思いやりなのだから。
「怒ってなんていませんよ。雪人さんも、とても格好いいですね」
 光沢のある黒のタキシードをさらりと着こなす雪人の全身を眺め、ひなこは頬を上気させた。本当に、自分には勿体ないくらい素敵な旦那様だ。
 微笑み合っていると、すっかり準備を整えた譲葉達がやって来た。
「ひなちゃん、凄く綺麗だ」
「ありがとう。譲葉ちゃんも可愛いね」
 こちらも用意されていたようで、夜空の色のフォーマルワンピースは凛とした譲葉の美貌に似合っている。その後ろにいる楓や柊、茜もフォーマルスーツを身にまとっていた。
 柊と茜は、なぜかいつものように距離を詰めようとしなかった。譲葉の背中に隠れるようにして、やけにモジモジしている。
 首を傾げるひなこに、楓が近付いてきた。
 目的地も、何もかも知っている素振りだった彼も、サプライズに加担していたのだろうか。旅行前に雪人と二人きりで何か話していたから、もしかしたらその時打ち明けられていたのかもしれない。
「……楓君は、知ってたんだね」
 ひなこのやや恨めしげな呟きを、彼は否定しなかった。
「――幸せになれよ」
 まるで娘を送り出す父親のような口振りに、思わず吹き出してしまった。
「もうとっくに幸せだよ」
「あぁ。……だろうな」
 ひなこの笑顔を心に焼き付けるように見つめると、楓は目映げに目を細めて笑った。


 そして、結婚式が始まった。
 荘厳なパイプオルガンの音色が響く聖堂。ステンドグラスから優しい光が射し込む中、一歩一歩進んでいく。
 親族のみの集まりとはいえ、雪人の両親がいるので緊張する。足が震えそうになったけれど、正面でひなこを待つ雪人の笑顔に気付き、少しだけ微笑み返すことができた。
 ヴェールダウンには、今までの人生に一つの幕を下ろす、という意味合いもあるらしい。本来なら母親など、一番身近な家族に下ろしてもらうのが一般的だ。
 そしてヴェールを上げるのは、これから新しい人生を共に歩む人。
 祭壇の前で止まり、雪人と向かい合う形で少し身を屈める。彼は慎重な手付きで、長いヴェールを上げた。
 明瞭になった視界は、大好きな人の笑みでいっぱいになる。
 母親を喪ったひなこに、大切な人は増やしていけるのだと教えてくれた人。かけがえのない人。
 粛々と式が進行していく間にも、じわじわとした実感に幸せを噛み締めていた。
 ――私、本当に結婚式してるんだ……。
 あまりにも夢のようで、怖くなる。触れたら壊れたりしないだろうか?
 神父に促され、再び向き合う形になる。雪人の顔が、ゆっくりと近付いてきた。
 ふわふわした気持ちでいたために、誓いのキスが目覚めを促すもののように思えた。羽根のように柔らかく触れ、すぐに離れていったその感触は、これが決して夢じゃないと教えてくれる。
 ――あ。初めての、キスだ……。
 唇を触れ合わせたのは、初めてだった。
 きっと緊張でガチガチになってしまうだろうと想像していたけれど、意外にあっさりしたものだった。家族の前だという羞恥心さえ忘れていた。
 未だにぼんやりし続ける花嫁を見て、雪人は不安げに眉を寄せる。ひなこは安心させるために微笑んだ。本当に、夢のような心地。
 式を終えると、みんなにさんざん祝福されながら食事会をした。
 花江と賢蔵もいるため、家族で囲むテーブルには椅子が八つ。賑やかで楽しい光景に、終始微笑んでいた。
 あっという間に時が過ぎ、辺りが夜のとばりに包まれる頃。ひなこは雪人と二人きりになっていた。どうしても離れがたくて、用意されていた譲葉との二人部屋に戻らず、雪人の部屋にお邪魔していた。
 心地よい疲労感はあるけれど、神経が昂っているようでやたらと目は冴えていた。熱に浮かされている時に似ている。
「とっても楽しい旅行でしたね。明日には日本なんて、少し名残惜しいです」
 よく冷えたレモネードに口を付けながら、雪人に話し掛ける。彼は夕食中からお酒を嗜んでいた。白ワインはレモネードと色が似ているため、同じものを飲んでいるみたいで嬉しくなる。
「雪人さんのご両親が、優しい人達で安心しました。あ、その、雪人さんを育てたんだから、優しいのは当然なんですけど」
 自分でも何を言っているのか分からなくなって、ひなこは赤くなった。その頬を、ソファの隣に座る雪人がゆっくりとなぞる。
「よかった。ひなこさんに嫌われたらどうしようかと思った。あんなでも、一応大切な両親だからね」
「そんな。嫌うなんてあり得ませんよ」
「うん。嬉しかった」
 ひなこの手から、雪人がそっとグラスを奪う。眼差しを交えると、包み込むように抱き締められた。
 アルコールのためか、彼の体はひどく熱いような気がした。その熱の高さになぜだかうっとりしてしまう。結婚式から続くふわふわした感覚が頭を痺れさせているみたいだ。
 唇が落とされるのを、ひなこは待ち焦がれていた気さえした。
 誓いのキスよりほんの少し長いキス。雪人の唇がゆっくり離れていく。目を合わせ、また唇が重なった。
 雪人の眼差しが熱い。ひなこまでその熱が移されているみたいで、体が熱くなっていくのが分かる。
「――――嫌?」
 消え入りそうにささやかな声で落とされ、ほんの少し体を強張らせる。
 その問いの意味が分からないほど、もう子どもじゃない。
 まして、ひなこを包む両腕は本当に優しすぎて、容易くほどけてしまいそうな慎重さなのだ。臆病な優しさを、ひなこの方こそ繋ぎ止めたくなるほどで。
 広い背中に、恐る恐る腕を回す。彼の白いシャツを、ぎゅっと握った。
「嫌じゃ、ないです。……二十歳までなんて、私も待ちたくない。待てません」
 雪人の両腕に力がこもった。ひなこを潰さないようにとすぐに緩められたけれど、骨がきしむような強さに、彼の想いが全て込められている気がした。
「――あまり、煽らないで」
 火傷しそうに熱い吐息が耳をなぞる。
 ひなこは固く目を閉じたまま、深くなっていく口付けを受け入れた。

   ◇ ◆ ◇

 翌朝の早朝。
 雪人の両親は、既にマカオを発った後だった。ついでにシンガポールとベトナムに行くと伝言が残されていた。呆れるほどのフットワークの軽さだ。
 ホテルをチェックアウトして移動のバスに揺られている最中、ついうとうととするひなこを見て楓は胡乱げに眉をひそめた。
「……昨日の夜、何かあったのか?」
 心臓に悪い問いかけに、眠気が一瞬で吹き飛んでいく。ひなこは無理やり顔中に笑みを張り付けた。
「な、何かって?」
「眠そうだし、疲れてるみてーだし」
「ねねね眠くないし、全然元気百倍だよ!」
「何でいきなり愛と勇気だけが友達のヒーローみたいなこと言い出してんだよ。……やっぱ絶対何かあっただろ」
 何を言っても疑いを深めるばかりで、ひなこはますます動揺してしまう。顔が勝手に赤くなっているのが分かる。
 助け船を出したのは譲葉だった。
「その辺でやめておきなよ。父親のそういう話はあまり聞きたくないし、詳しく知れば自分の傷口を抉るだけでしょう」
「ゆ、ゆずりはちゃん……」
 庇ってもらえたこと自体は嬉しいが、どうしても素直には喜びづらい。
 柊と茜はさすがに首を傾げているものの、年長組の譲葉には全てお見通しのようだ。昨夜部屋に帰らなかったため、気付かれても仕方ないのだが。
 物凄く居たたまれない気持ちにますます顔を赤くしていると、子ども達のやり取りを楽しげに見守っていた雪人が口を開いた。
「何もなかったよ。ねぇ、ひなこさん?」
「わわた、私に聞かないでくださいっ!」
 ひなこが怒ってみせても、雪人はひどくご機嫌だった。
 笑顔の爽やかさは三割増しだし、ひなこを見つめる瞳の甘やかさなんて五割増しだ。
 これでは、黙っていても知られてしまうに決まっている。
 挙動不審な自らの態度も一因だとは気付かないまま、ひなこの新婚旅行は幕を閉じるのだった。

                  END
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