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義父さんが何か言ってたけど出てきちゃったから戻る訳にも行かないな…
はぁ…と思ったら気が抜けて玄関のとこに座り込んじゃった

【月華ちゃん、大丈夫?】

うーん…大丈夫だよ?多分

【どうする?病院行くの?】

そうだなぁ…行かないと!僕の主治医に電話して行くってこと伝える!


『もしもし?月華どうした?』
「今日は何ともないんだけど、食欲なくて点滴打ってもらうことってできる?あ、おはよー」
『あぁ、おはよう。今から来るのか?』
「うん!歩いてく」
『は?ここまで?……迎えいく』
「え?でも大変だし、迷惑かけちゃ『途中で倒れられた方が迷惑だ!すぐ行く!』」

はっきり迷惑って言われちゃったよ…
そかぁ…
一方的に切られたし……あれ?またかかってきた

「もしも『お前の家まで行くからそこにいろよ!』」

切れちゃった…動くな?ってことだね

【月華ちゃん寒い?少し震えてる】

ちょっと薄着だからかな?寒いのかも

【ぎゅーしてあげるね】

ありがとう。姫ちゃんあったかい
眠くなっちゃいそうだよ……でも、僕ここで寝たら傍から見たら倒れてるように見えるよね?寝ないようにしなきゃ!

ちょっと!姫ちゃん!頭撫でちゃダメ!
僕、頭撫でられるとすぐ寝ちゃうから!!






【あれ?月華ちゃん?寝ちゃった……?どうしよう……】







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