上 下
83 / 161

83、鏡界カドル

しおりを挟む
外は真っ暗で、ガラス戸はまるで鏡のようにおれたちをうつしていた。

「……ゃ、やら、ぁ……っ」

拘束具や棒でしっかり固定されているとはいえ、はしたなくも足を大きく開いた男が、アナルにぶっといちんぽをずっぷりとはめられよがっていた。
自分のちんぽを両手で握り締め、よだれを垂らしながらこちらを見るその男とおれは、ばっちり目が合ってしまう。
だらしなく口を開いた男は、蕩けた眼差しで同じ状況にあるおれを見返している。
その目は、アナルを犯されて悦ぶ淫乱そのもので、お前も同じだろう?と訴えてくるようだった。
オヤジに抱えられているのはおれのはずなのに、まるでおれじゃないみたいだ。

「……ち、ちが……っ、ちがぅ……こ、こんなの……っ」

なんていやらしい顔をしているのだろう。
排泄用の穴に性器を突っ込まれ、男でありながらメスにされることを悦ぶ淫乱。
そんな姿を見せつけられても、違うと言いながら頭を振る男は、先程から爪先をぴんとのばして絶頂しまくっている。
太すぎるくらい太いちんぽを、ひくひくするアナルでぎゅうぎゅうと締め付けながら、鎖に繋がれた足をぴんっぴんっとのばして甘イきするおれと同じように。

「なあ、見えるか? すげぇエロい顔してるだろ。可愛いよな。こいつは交尾が大好きな淫乱だからな。飼い主である俺のチンポを、さっきっからきつきつの淫乱マンコでしっかり咥え込んで離さねぇんだよ。ほら、もっと見てやってくれよ。こいつは淫乱なだけじゃなくて、見られて感じるマゾ犬だからな。すごく悦ぶぜ」

「……ぁ、あ……ぃ、んら……ま、まぞ、ぃぬぅ……っ」

「そうだ。見ただけでもわかるだろ? こいつは、俺のチンポにメロメロなド淫乱のマゾ犬だってことがよ。もう何回も種付けしてやってんのに、まだ食い足りねぇってチンポから離れねぇんだ」

耳元で囁くオヤジが、そのままべろりと耳を舐めあげた。
その感触と言葉にぞくぞくと震えるおれを、オヤジはゆっくりと持ち上げる。
咥え込んでいたチンポがゆっくり引き抜かれると、男のアナルはしがみつくみたいに吸い付いたまま長くのびていく。

「見えるか? チンポについてくるなんざ、いやらしいマンコだよな」

「ぁ、あぅ……っ、ぃ、いや……っ」

その様は、認めたくないくらいいやらしくて、こんなのはおれのアナルじゃないと頭を振るけれど、そこを見つめる目だけはどこにもそらせなかった。

「なぁにが嫌だよ。マンコをひくつかせながら、しっかり見てるじゃねぇか。おらっ、エロマンコがどうなってんのか、俺に説明してみやがれ。お前にゃ、全部わかってんだろうが」

「あ゛っ、お゛っ、お゛ん゛っ、ん゛ほぉお゛お゛ッッ」

どすどすどすっと前立腺を思いきり突き上げられて、とどめとばかりに結腸まで一気に貫かれた。
焦らされていたアナルを、大きな快感で押し流すように一気に絶頂まで打ち上げられ、全身を大きく仰け反らせる。

「おっといけねぇ。これじゃ、見えなくなっちまうわな」

大きな亀頭が結腸から引き抜かれると、腹の中からじゅぽっといやらしく濁った水音が聞こえてきた。
おれの結腸は、オヤジが言う通りの淫乱マンコそのもので、ちんぽを取り上げられた瞬間から、早く入れてとねだるように疼きはじめる。

「は、ぁ……っ、あ、ぁ……っ」

「すげぇエロい音だな。お前にも聞こえただろ?」

仰け反っていた体から力が抜け、オヤジの肩にくてんと頭を預ける形になる。
くったりしたおれをオヤジがのぞき込んできたかと思うと、そのまま耳の穴に舌を差し込まれた。

「ぅ、うぅ……んぅうぅっ」

まるでそこも性器であるかのように、ぢゅぷぢゅぷと舌で犯されながらこくこく頷く。
オヤジの言う通り、すごくいやらしい音だった。
腹も耳も、犯されたくて自分から濡れる性器みたいだ。
そうしている間にもおれは持ち上げられていて、オヤジのちんぽはどんどん抜けていってしまう。

「ぬるぬるマンコが、チンポにちゅうちゅう吸いついてるぞ。ほら、見ろ。またエロマンコが、チンポにしがみついてやがる」

アナルがオヤジのちんぽに吸い付いていて、ぐっぐっと引かれる度にのびたり縮んだりを繰り返す。
アナルの縁が、大きな亀頭に内側から引っかけられると気持ちよくてたまらない。

「あっ、あぅっ、ぃや、あっ、はぁ……んっ」

「なんだよ、またそれか? しょうがねぇな。そんなに嫌なら、抜いてやるとするか」

大きな亀頭を咥えたアナルが引っぱられてのび、それをさらにもっと引っぱられると、もう限界とばかりにちんぽから離れた。
ずっとちんぽを咥えていたおれのアナルは、閉まり方を忘れてしまったかのように、ぽっかりと口を開いている。

「ほら、見てみろよ。ぽっかりマンコからスケベなヨダレが垂れてくるぞ」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

近親相姦メス堕ちショタ調教 家庭内性教育

オロテンH太郎
BL
これから私は、父親として最低なことをする。 息子の蓮人はもう部屋でまどろんでいるだろう。 思えば私は妻と離婚してからというもの、この時をずっと待っていたのかもしれない。 ひそかに息子へ劣情を向けていた父はとうとう我慢できなくなってしまい…… おそらく地雷原ですので、合わないと思いましたらそっとブラウザバックをよろしくお願いします。

立体工作

うしお
BL
アナルセックスにドはまりしているサラリーマンの沢樫深冬が、会社のトイレで理想のオトコに出会った話。 中身はエロしか詰まってないただのアホエロ話です。 一応、サラリーマンものです。 無自覚執着ストーカー×アナルセックス中毒

欲情貞操教育 〇歳から始める非合意近親生交尾

オロテンH太郎
BL
春になったといっても夜は少し肌寒く、家に帰るとほんのり温かく感じた。 あんな態度をとってしまっていたから素直になれなくて一度も伝えられてないけれど、本当の家族みたいに思ってるって父さんに伝えたい。 幼い頃、叔父に引き取られた樹は、卒業をきっかけに叔父の本性を目の当たりにする……

【R18】歪んだ家族の幸せ

如月 永
BL
ホモでメスガキの僕は、エッチな事が好きだった。 母さんがいなくなった家で、寂しいお兄ちゃんとお父さんは僕をメスとして愛してくれた。 セックスすると気持ち良いし寂しくなくて幸せなんだ。 <説明&注意点> 父×息子。兄×弟。3P。近親相姦。ショタ。ストーリー性0。エロ中心。 メスガキ感はあんまり出せてないかも。 一話2000文字くらい。続きの更新未定。 <キャラクター覚え書> ●お父さん(※名前未定): 会社員。妻に逃げられ、仕事に熱中して気を紛らわせたが、ある日気持ちがぽっきり折れて息子を犯す。 ●和雅(かずまさ): 兄。高校生。スポーツをしている。両親に愛を与えてもらえなくなり、弟に依存。弟の色気に負けて弟の初めてを奪う。 ●昂紀(こうき): 弟。僕。小学○年生。ホモでメスガキな自覚あり。父と兄とするセックスはスキンシップの延長で、禁忌感は感じていない。セックスは知識より先に身体で覚えてしまった。

兄弟愛

まい
BL
4人兄弟の末っ子 冬馬が3人の兄に溺愛されています。※BL、無理矢理、監禁、近親相姦あります。 苦手な方はお気をつけください。

堕ちた父は最愛の息子を欲に任せ犯し抜く

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

男色医師

虎 正規
BL
ゲイの医者、黒河の毒牙から逃れられるか?

擬似父子セックスしてくれるパパが大好きな頭ゆるゆるDCの話

ルシーアンナ
BL
頭緩めのDCが、同級生の父親に洗脳されるまま始めた不特定多数の中年男性との擬似父子セックスを嬉しがる話。 パパたち×桃馬 DC,父子相姦,未成年淫行,パパ活,洗脳,メス堕ち,肉便器,おねだり,雄膣姦,結腸姦,中出し,白痴受け,薬物表現, 全編通して倫理観なし ♡喘ぎ濁音喘ぎ淫語

処理中です...