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二日目リノ、妻役
16、淫らに溺れて
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彼は、初めて知った快感に溺れはじめているのだろう。
リノにもわかる。
昨日のリノが、まさしくそうであったからだ。
性行為から得られる快感は、リノがこれまで知っていたどんな快感よりも大きくて甘美なものであったし、自らの陰茎によって腕の中で乱れる相手の姿を見ると男としての自信もつく。
ついつい果てもなく行為に耽ったのも、リノが初めて知った快感に溺れてしまったからだ。
ポーションがなければ、きっと一晩中リノの相手をしていた彼は寝込んでしまっていたかもしれない。
もしかしたら、昨夜のリノの実技は合格に値しない可能性がある。
このままでは、彼も同じように合格できなくなってしまうかもしれない。
リノは、激しく与えられる快感に絶頂を繰り返しながら、自分の中に魔力を巡らせる。
彼ほどではないにしろ、いまのリノには潤滑油の使い方が少しはわかるようになっていた。
これは魔力を注がれる側が、気持ちよくなる媚薬なのだ。
「……ッッ!」
「ん゛あ゛ッッ」
リノの魔力が全身に行き渡り、彼の陰茎を包み込む。
その瞬間、彼の陰茎がリノの中で果てた。
ついでに思いきり奥を突かれたリノも、彼の陰茎に絶頂させられている。
絶頂するリノの淫孔が、白濁を注ぎながらびくびくと震える彼の陰茎を締めつけたまま激しくうねった。
締めつけることではっきりした陰茎の段差が、うねるリノの快楽のツボを擦りたて、さらにイけとリノに絶頂を促してくる。
さっき観察したあの段差が、リノを絶頂に導いている、と彼の陰茎をしっかりと見たリノは思った。
彼に促されて見た陰茎が、頭の中に思い浮かんでリノを淫らに喘がせる。
自分の中にあるモノを意識したら、淫らに蕩けたリノの肉壺が陰茎を咥えたままぐねりとうねって、たくましい肉槍にしゃぶりついてしまったのだ。
「あ゛ッッ、あ゛あ゛ッッ」
「もう、本当に悪い子だなぁ。こんな状態で俺を煽るなんて……本当に、逃がしてあげられなくなるだろ」
絡みつく肉襞を無理矢理引き剥がした彼の陰茎が、そのたくましい肉槍のごとき硬さでリノの中を深く穿つ。
最奥の壁を激しく突き上げられながら絶頂するリノは、もがくようにかき寄せたシーツを強く握りしめた。
なにかに掴まっていないと、どこかに自分が消し飛んでしまいそうだったのだ。
「ダメ。つかまるなら、俺にして」
彼は、シーツを握りしめるリノの手に自分の手を握らせると、がっちり噛み合わせて握りしめた。
両足を肩に担がれたまま両手を握られたリノは、ベッドの上でふたつに折られる。
彼の腕と首に挟まれた両足は、がっちりと掴まれていて逃げられない。
高くあがったお尻は少しもずれることなく、彼の陰茎を受け入れている。
激しく突き上げられている最奥の壁が、いまにも彼の陰茎に貫かれてしまいそうだった。
「ぉ゛っ、お゛ぐっ、お゛ぐぅう゛う゛ぅッッ」
「うん、すごく奥まで入ってるね。ねぇ、男は、この奥にも穴が続いているんだって……そこまで入れるか、試してみてもいいかな?」
ふたつ折りになったリノのお尻をずぱんずぱんと叩きながら、彼が優しくリノを追いつめる。
こんな状態で、ダメなんて言えるわけもないし、きっと言ったところで止まれるわけもない。
「ねぇ、君も、俺にいいよって頷いてくれるよね?」
結局、それほど時間をかけずに、彼はリノを頷かせることに成功した。
リノにもわかる。
昨日のリノが、まさしくそうであったからだ。
性行為から得られる快感は、リノがこれまで知っていたどんな快感よりも大きくて甘美なものであったし、自らの陰茎によって腕の中で乱れる相手の姿を見ると男としての自信もつく。
ついつい果てもなく行為に耽ったのも、リノが初めて知った快感に溺れてしまったからだ。
ポーションがなければ、きっと一晩中リノの相手をしていた彼は寝込んでしまっていたかもしれない。
もしかしたら、昨夜のリノの実技は合格に値しない可能性がある。
このままでは、彼も同じように合格できなくなってしまうかもしれない。
リノは、激しく与えられる快感に絶頂を繰り返しながら、自分の中に魔力を巡らせる。
彼ほどではないにしろ、いまのリノには潤滑油の使い方が少しはわかるようになっていた。
これは魔力を注がれる側が、気持ちよくなる媚薬なのだ。
「……ッッ!」
「ん゛あ゛ッッ」
リノの魔力が全身に行き渡り、彼の陰茎を包み込む。
その瞬間、彼の陰茎がリノの中で果てた。
ついでに思いきり奥を突かれたリノも、彼の陰茎に絶頂させられている。
絶頂するリノの淫孔が、白濁を注ぎながらびくびくと震える彼の陰茎を締めつけたまま激しくうねった。
締めつけることではっきりした陰茎の段差が、うねるリノの快楽のツボを擦りたて、さらにイけとリノに絶頂を促してくる。
さっき観察したあの段差が、リノを絶頂に導いている、と彼の陰茎をしっかりと見たリノは思った。
彼に促されて見た陰茎が、頭の中に思い浮かんでリノを淫らに喘がせる。
自分の中にあるモノを意識したら、淫らに蕩けたリノの肉壺が陰茎を咥えたままぐねりとうねって、たくましい肉槍にしゃぶりついてしまったのだ。
「あ゛ッッ、あ゛あ゛ッッ」
「もう、本当に悪い子だなぁ。こんな状態で俺を煽るなんて……本当に、逃がしてあげられなくなるだろ」
絡みつく肉襞を無理矢理引き剥がした彼の陰茎が、そのたくましい肉槍のごとき硬さでリノの中を深く穿つ。
最奥の壁を激しく突き上げられながら絶頂するリノは、もがくようにかき寄せたシーツを強く握りしめた。
なにかに掴まっていないと、どこかに自分が消し飛んでしまいそうだったのだ。
「ダメ。つかまるなら、俺にして」
彼は、シーツを握りしめるリノの手に自分の手を握らせると、がっちり噛み合わせて握りしめた。
両足を肩に担がれたまま両手を握られたリノは、ベッドの上でふたつに折られる。
彼の腕と首に挟まれた両足は、がっちりと掴まれていて逃げられない。
高くあがったお尻は少しもずれることなく、彼の陰茎を受け入れている。
激しく突き上げられている最奥の壁が、いまにも彼の陰茎に貫かれてしまいそうだった。
「ぉ゛っ、お゛ぐっ、お゛ぐぅう゛う゛ぅッッ」
「うん、すごく奥まで入ってるね。ねぇ、男は、この奥にも穴が続いているんだって……そこまで入れるか、試してみてもいいかな?」
ふたつ折りになったリノのお尻をずぱんずぱんと叩きながら、彼が優しくリノを追いつめる。
こんな状態で、ダメなんて言えるわけもないし、きっと言ったところで止まれるわけもない。
「ねぇ、君も、俺にいいよって頷いてくれるよね?」
結局、それほど時間をかけずに、彼はリノを頷かせることに成功した。
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