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二日目リノ、妻役
11、熱く蕩けて
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「……んっ、ふ、ぁっ、は、ぁ……ぁ、あっ、ああ……っ」
バラ色のクリームに被われた彼の指が、胸当てをかき分けリノの乳首を優しくつまみあげる。
つんと尖ったリノの乳首が、彼の指先に押し潰され、その姿を隠すと同時に、リノの体を大きな快感が稲妻のように突き抜けていく。
彼の指は器用に動き、リノの乳首を責め立てる。
リノは体を大きく仰け反らせながら、押し潰される自分の乳首を見つめて喘いだ。
美しいレースに彩られた胸当ての中、リボンと輪で飾り立てられたリノの乳首は、それだけでじんじんと熱を持ち、触られてもいないもう一方の乳首まで硬くする。
硬くなったリノの乳首をつまんだ指先は、優しく擦るように押し潰しながらバラ色のクリームを馴染ませていく。
彼の指先が擦り合わされる度に、リノの乳首はくちゅりくちゅりといやらしい音を立て、リノの耳を優しく犯した。
「ぁ、あ……っ、は、ぁっ、ん、ぅ……っ」
リノには、バラ色のクリームが持つ媚薬の効果が、つままれた乳首から少しずつリノの中に染み込んできているのがわかった。
乳首から入り込んできた快感は、降り積もる雪のようにリノの中にじわりじわりと染み込んで、少しずつ大きくなっていく。
体が熱い。
リノは、体の中に溜まっていく熱に堪えきれず、口から熱く熟れた吐息を漏らした。
彼の指が触れているだけで、リノは乳首の先から体が蕩けてしまいそうな感覚に襲われる。
「きもち、ぃ……っ」
「そう、気持ちいいんだね。よかった。いま、魔力を流してあげるからね」
「ぇ……っ、あッッ、ああッッ」
リノは、自分の乳首が燃えてしまったのではないかと思うくらい熱くなるのを感じた。
それも、左右の乳首が同時に燃えて、リノの体は蕩けてしまう。
バラ色のクリームは、リノの右側の乳首だけに塗られているのに、左側の乳首まで同じように気持ちいい。
リノの体が思いきり反り返って弓形になり、硬く反り返った陰茎を突き出すと、ふるりとゆれた陰茎からとろりと蜜がこぼれ落ちた。
腰ががくがくと震えて止まらない。
リノの腹を、薄く濁った白濁が汚していく。
「ああ、すごくよく効くみたいだね。これなら、大丈夫そうだ。気持ちいいうちに、このままほぐしてしまおうね」
そこからリノは、乳首を舐められながら硬く閉ざされた秘処で、バラ色のクリームをたっぷり乗せた彼の小指を受け入れた。
クリームによって潤んだ隘路をゆっくりと開かれ、それからほどなくしてリノは、秘処で初めて彼の中指を咥え込むことに成功する。
驚くほどすんなりと、彼の中指は閉ざされていたはずのリノの秘処から入り込み、しっかりと中におさめられてしまっていた。
彼が、リノに痛みを与えないよう気をつけてくれたおかげだ。
クリーム塗れでつままれている右側の乳首と、彼に唇で喰まれながら吸われている左側の乳首は、互いに違う種類の快感に満たされていた。
しかし、リノの乳首はいま、胸当てからのびる輪とリボンを通じて感覚が繋がっているため、どちらも互いにその快感を共有している。
舐められながら優しくつままれ、時に意地悪な強さで押し潰されては先端をちろちろとくすぐられるのだ。
そのお陰でリノは痛みを感じる暇もなく、ただただ大きな快感に満たされたまま体を開かれることになった。
彼は、素晴らしい技術の持ち主だった。
いまとなっては、指を咥え込んでいる秘処で感じる違和感さえ、リノの体を熱くする快感のもとになっていた。
小指よりも太くて長い彼の指は、リノの中にある快感のツボを的確に捉えると、そこにたっぷりとバラ色のクリームを塗り込み、ゆっくりとリノの体を狂わせる。
「あっ、んっ、やっ、あっ、ああっ」
「もう少しだけ拡げたら、お腹の中を綺麗にするよ。もう少しだからがんばろうね」
バラ色のクリームに被われた彼の指が、胸当てをかき分けリノの乳首を優しくつまみあげる。
つんと尖ったリノの乳首が、彼の指先に押し潰され、その姿を隠すと同時に、リノの体を大きな快感が稲妻のように突き抜けていく。
彼の指は器用に動き、リノの乳首を責め立てる。
リノは体を大きく仰け反らせながら、押し潰される自分の乳首を見つめて喘いだ。
美しいレースに彩られた胸当ての中、リボンと輪で飾り立てられたリノの乳首は、それだけでじんじんと熱を持ち、触られてもいないもう一方の乳首まで硬くする。
硬くなったリノの乳首をつまんだ指先は、優しく擦るように押し潰しながらバラ色のクリームを馴染ませていく。
彼の指先が擦り合わされる度に、リノの乳首はくちゅりくちゅりといやらしい音を立て、リノの耳を優しく犯した。
「ぁ、あ……っ、は、ぁっ、ん、ぅ……っ」
リノには、バラ色のクリームが持つ媚薬の効果が、つままれた乳首から少しずつリノの中に染み込んできているのがわかった。
乳首から入り込んできた快感は、降り積もる雪のようにリノの中にじわりじわりと染み込んで、少しずつ大きくなっていく。
体が熱い。
リノは、体の中に溜まっていく熱に堪えきれず、口から熱く熟れた吐息を漏らした。
彼の指が触れているだけで、リノは乳首の先から体が蕩けてしまいそうな感覚に襲われる。
「きもち、ぃ……っ」
「そう、気持ちいいんだね。よかった。いま、魔力を流してあげるからね」
「ぇ……っ、あッッ、ああッッ」
リノは、自分の乳首が燃えてしまったのではないかと思うくらい熱くなるのを感じた。
それも、左右の乳首が同時に燃えて、リノの体は蕩けてしまう。
バラ色のクリームは、リノの右側の乳首だけに塗られているのに、左側の乳首まで同じように気持ちいい。
リノの体が思いきり反り返って弓形になり、硬く反り返った陰茎を突き出すと、ふるりとゆれた陰茎からとろりと蜜がこぼれ落ちた。
腰ががくがくと震えて止まらない。
リノの腹を、薄く濁った白濁が汚していく。
「ああ、すごくよく効くみたいだね。これなら、大丈夫そうだ。気持ちいいうちに、このままほぐしてしまおうね」
そこからリノは、乳首を舐められながら硬く閉ざされた秘処で、バラ色のクリームをたっぷり乗せた彼の小指を受け入れた。
クリームによって潤んだ隘路をゆっくりと開かれ、それからほどなくしてリノは、秘処で初めて彼の中指を咥え込むことに成功する。
驚くほどすんなりと、彼の中指は閉ざされていたはずのリノの秘処から入り込み、しっかりと中におさめられてしまっていた。
彼が、リノに痛みを与えないよう気をつけてくれたおかげだ。
クリーム塗れでつままれている右側の乳首と、彼に唇で喰まれながら吸われている左側の乳首は、互いに違う種類の快感に満たされていた。
しかし、リノの乳首はいま、胸当てからのびる輪とリボンを通じて感覚が繋がっているため、どちらも互いにその快感を共有している。
舐められながら優しくつままれ、時に意地悪な強さで押し潰されては先端をちろちろとくすぐられるのだ。
そのお陰でリノは痛みを感じる暇もなく、ただただ大きな快感に満たされたまま体を開かれることになった。
彼は、素晴らしい技術の持ち主だった。
いまとなっては、指を咥え込んでいる秘処で感じる違和感さえ、リノの体を熱くする快感のもとになっていた。
小指よりも太くて長い彼の指は、リノの中にある快感のツボを的確に捉えると、そこにたっぷりとバラ色のクリームを塗り込み、ゆっくりとリノの体を狂わせる。
「あっ、んっ、やっ、あっ、ああっ」
「もう少しだけ拡げたら、お腹の中を綺麗にするよ。もう少しだからがんばろうね」
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