異種姦マニア

うしお

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ゴブリンの話

淫獣の宴 6(完)

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一方でゴブリンの性器に吸い付きながら、もう一方のゴブリンの性器を手で扱いていた青年が、空いていた手で尻穴を開く。
すでに開ききった尻穴に変化はなかったが、穴の横に添えられた二本の指が穴を開くようにぱかりと開いた。
青年には、このゴブリンがこれからしようとしていることがなんなのか、すでにわかっているのだろう。
背後にいるゴブリンのために、いやらしく腰をくねらせながら自分で穴を拡げていた青年を、跨がれているゴブリンが思いきり突き上げる。
たった一突きで余裕をなくし、がくがくと震えながら絶頂する青年の腰を掴むと、ゴブリンはそのままさらに激しく責めはじめた。

「ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛ぁッッ」

青年は大きな悲鳴をあげながら、背中を反らして絶頂し続ける。
下から突き上げているゴブリンが、尻の肉を強く掴んで拡げながら、性器を深く埋め込んでいく。
体の奥の奥まで犯されながら、掴んでいた他のゴブリンの性器を扱きはじめる。
ぶるぶると震えながらも、必死に手を動かす青年に、性器を掴まれたゴブリンたちは腰を振って応えた。
青年の中に出された精液は、激しい突き上げによって掻き出されてくる。
ぐぢゅぐぢゅと泡立った精液が、青年の尻穴を白く染めていた。

「ん゛むっ、あ゛ぁ……っ、ん゛ぁ……っ、あ゛ぶっ、ん゛むぅう゛う゛ぅ……っ」

口と手で奉仕されていたゴブリンたちが立ち上がり、絶頂させられている青年の頭を掴むと、その口に二本の性器を咥えさせる。
中に入るのは、せいぜいこぶひとつ分くらいだろうが、ふたりのゴブリンは青年の頭を押さえたまま、乳首をつまんで腰を振りはじめた。
三匹のゴブリンからの猛攻に、青年は全身を震わせながら絶頂を繰り返す。
背後にいたゴブリンは、これは指など入れている場合ではないと素直に立ち上がった。

四匹目のゴブリンは、ここにいるゴブリンの中で一番太くて長い性器を持っているだけでなく、性欲がどのゴブリンよりも強かった。
青年の尻穴は、思いの外具合がよく、何度でも使いたくなる穴だった。
ただ見ているだけで満足できるわけがない。
青年の尻穴に指を足す間、勃ち続けていたゴブリンの性器は、いつも以上にこぶを膨れ上がらせていた。
はちきれそうなほどに大きくなった性器は、先端からだらだらとよだれのように先走りを漏らしている。
一番細いからと、一緒に入れることになっているゴブリンは少し嫌そうな顔をしたが、もはや、背後のゴブリンは青年の尻穴に性器を入れることしか考えていない。
腰を振り続けている青年の腰を、しっかり掴んで止め、すでに性器を咥え込んだ尻穴に自分の性器を無理矢理ねじ込んでいく。

「ぶ、あ゛ッッ、あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛ぁッッ」

あまりの衝撃にふたつの性器を吐き出しながら、二本目の性器をねじ込まれて悲鳴をあげる。
長い時間をかけて犯され続けた尻穴は柔軟に拡がり、異形の性器を二本とも飲み込んでみせた。
大きなこぶを飲み込まされる度に、締まる尻穴を指で拡げられ、根本までずっぷりと咥え込まされる。
ふたつの性器の隙間からは、泡立った白濁がだらだらと漏れていたが、ゴブリンたちが気にすることはない。
前後から青年の体を掴むと、同じリズムで上下に動かして性器を扱かせる。
青年の体は、もはやゴブリンの性器を扱くための道具だった。

「ぉ゛っ、お゛ぐっ、ん゛ぉ゛っ、あ゛がっ、ん゛ぉ゛っ」

がっちりとこぶの噛み合った二本の性器が、青年の尻穴を同時に貫く。
前後にずれた十個のこぶが、青年の尻穴を我が物顔で犯していた。
抵抗することなどできない。
拡がりきった穴は、何十回も貫かれたあと、うねる肉襞で二本の性器をうまそうにしゃぶりはじめた。
尻穴が、新しい快楽に堕ちた瞬間だった。

「お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛ん゛ん゛ッッ」

前後のゴブリンが、好き勝手に腰を振り、交互に青年の尻穴を犯しはじめた。
悲鳴をあげながら絶頂する青年に、休む暇など与えられない。
一突きごとに絶頂する体を、ゴブリンたちは容赦なく犯し続ける。
むしろ、締まりのよい穴を堪能するように、奥へ奥へと性器を深くねじ込んでいく。
奥の穴までずぶずぶと犯され、悲鳴をあげる青年の口に、取り残されていたゴブリンたちが再び性器を咥えさせる。
ゴブリンたちの性欲に、終わりはない。

そして、憐れな青年は、四匹のゴブリンに犯され、やがて妊婦のように膨れた腹をさらしながら彼らの村に連れ去られていく。
村には、多くのゴブリンと、青年と同じようにゴブリンに犯されている人たちがいる。
ひとりに対して複数のゴブリンが性器を突き立て、思うがままに白濁を注ぎ込んでいた。
村の中には、精液の青臭い臭いと、悲鳴なのか喘ぎ声なのかもわからない声が、途切れることなく響いている。
村の奥には、ひときわ大きなゴブリンが、腹の膨れた青年に性器を深く突き立てていた。
性器を深く突き立てられた青年の尻穴からは、注ぎ込まれた精液が押し出され、隙間からあふれ出てくる。
ゴブリンたちは、それを見て嗤いながら、突き立てた性器で人を犯す。
宴の贄にするために。

宴の次の主役にえは、新たに連れてこられた青年だ。
大きなゴブリンが、青年の体を掴み、持ち上げる。
高々と持ち上げられた青年のまわりに、性器を滾らせたゴブリンたちがゆっくりと集まってくる。
ゴブリンたちに囲まれた青年は、虚ろな瞳で突きつけられる性器を見つめ、唇をわずかに歪めた。

性欲に取りつかれた淫獣たちの宴
いつまでも終わらない性欲の宴は、いまもどこかで続いている。

◇◇◇

「はい、カットー!」

撮影終了の合図に、タオルをもって青年に駆け寄る。
先程までぐったりしていた青年は、もうすっかり普通の顔で笑っていた。
ゴブリンたちも、にこにことしている。

「すごくよかったよ。見てて勃起しちゃった」

「えー、本当ですかー? マネージャー、モン姦AVは趣味じゃないって言ってたじゃないですか」

用意された洗面器に跨がって、ゴブリンの精液を排泄しながら笑う青年は、男にとってつい先日担当になったばかりのAV男優だ。
モンスターに犯される青年モノに好んで出演する筋金入りのモン姦マニアだと聞いていたが、どうやら本当だったらしい。

「本当だよ。ほら、これ、見たらわかるでしょう?」

すっかり勃起してできたテントを見せれば、アナルプラグで尻穴を塞いだ青年が立ち上がって性器を掴んだ。
その手つきは、どこまでもいやらしい。

「ああ、本当ですね。趣味じゃないマネージャーが勃つなら、今度のAVもたくさん売れそうですね」

「ぅ、んっ、きっと、売れるよ」

「それなら、次はオークとかオーガとか、もっと体の大きいモンスターと共演させてくださいね。ぼく、お腹がぼこってなっちゃうくらいちんこの大きいモンスターと、交尾してみたいんですよね。あーあ、いつかは、ドラゴンとも共演してみたいなー」

すっかり勃起してしまった男の性器を放置して、青年はそのままシャワールームに消えていく。
どうやら、彼には人間の性器程度じゃ物足りないらしい。

「自信なくすよなぁ」

自分の持ち物といえば、普通サイズの人間性器だ。
異形の集まりであるモンスターの性器と比較なんてされたら敵うわけがない。
マネージャーと呼ばれた男の諦めは早かった。

「さて、お仕事に戻りますかね」

サンプルが届いたら一晩借りることにしようと思いつつ、監督のところへ挨拶にいく。
本人の希望もあることだし、大型モンスターとのキャスティングを願い出ることにしよう。
世の中、需要と供給のバランスさえあれば、どんなものでも売れるのだから。
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