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シェル王子の部屋⑯
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「ウィルを部屋に連れて良いのか?」
「ええっ、ウィルの部屋までお願いします」
シェル王子は、カイザック王子にウィル王子を部屋まで連れて行くのをお願いした。
「しかし、何処で茶の葉を貰って来たんだ?厨房か?…まさかその辺に生えている草を…」
「カイ、貴方もこのお茶を飲みますのですよ」
「お…おお…そうだった…」
苦笑いを見せるカイザック王子にシェル王子はため息を吐いていた。
コンコン!
扉を叩く音が聞こえ部屋の中にシモン護衛騎士が入って来た。
「…シェル様、カイ様、お話しが御座います…」
「お話しですか?」
「なんだ?暗い顔だな彼女と別れたのか?」
「…カイ様、わたくしには付き合いをしています方は御座いません…」
「そうなのか?シモン騎士に彼女が居ると皆言っていたぞ?!」
「……それは噂で御座います…あの…お話しを致しましても宜しいでしょうか…」
「ああ、悪い」
「何かあたのですか?シモン」
「…あの…」
シモン騎士はソファーで眠るウィル王子を見た後、シェル王子とカイザック王子に頭を下げた。
「申し訳御座いません…シェル様カイ様…わたくしはウィル様の室内に無断で入室致しました…」
「「!?」」
頭を下げたシモン騎士を見るシェル王子とカイザック王子は、お互い見た後シモン騎士の方へ顔を向けた。
「…ウィルの部屋に入りましたとはどういう事ですか?」
シモン騎士は、夜間に叫び声を聞き窓から入った部屋がウィル王子の部屋だとは知らず、窓の鍵が壊れているのが気になり確認の為ウィル王子の部屋に入った事をシェル王子とカイザック王子に話しをした。
「…そう言えば、まだウィルの部屋の窓修理していなかったな」
「はぁ…私も忘れていました…最近色々ありましたから…」
「申し訳御座いません、大事な事をお伝えします事が遅くなりました…」
シモン騎士は深々と頭を下げていた。
「貴方が謝る事はありません、話してくださいまして有り難う御座います。ウィル王子の部屋の窓は心配要りません」
「しかし、ウィルからはシモン騎士の事は聞かなかったな」
「えっ…」
「そうですね…私もウィルから何も聞いてはいません」
「……」
シモン騎士はソファーの上で寝るウィル王子を見てシェル王子に願い出た。
「あの…シェル様、ウィル様に謝罪を申します事をお許し頂きたいのですが…」
「ウィルに謝罪をですか?」
「はい…」
「良いじゃないのか?今まで気になっていたようだからシモン騎士がウィルに謝りたいと言っているなら」
「そうですね…」
「目の前にはいるが、起きる気配も無いしな」
三人はまだ起きる事がないウィル王子を見て、シェル王子はシモン騎士に声をかけた。
「分かりました。貴方が謝罪を願うのでしたら私は何も言いません…」
「!あ、有り難う御座います。シェル様」
暗く沈んでいたシモン騎士に笑顔が見えていた。
シェル王子の部屋を出たシモン騎士の笑顔を見たディオン騎士が声をかけていた。
「シモンさん、その顔だとシェル様がお許ししたんすか?」
「ああっ、だがウィル様にはまだ謝罪はしていない」
「えっ、そうっすか?部屋にいなかったんすか?出た記憶がないんすけど」
「いや、まだシェル様の部屋にいるんだがお休みされているんだ」
「そうっすか、でもシェル様に話して良かったんすね」
「ああっ、ディオン明日はロベールさん達が交替に来たら俺は先に上がるが良いか?」
「え、良いんすけど彼女とデートっすか?!」
「ハハハハ、違うけどな!ハハハハ」
「?」
シモン騎士は、ウィル王子の謝罪に城下町で買い物をする事を考え気分が良かった。
「ええっ、ウィルの部屋までお願いします」
シェル王子は、カイザック王子にウィル王子を部屋まで連れて行くのをお願いした。
「しかし、何処で茶の葉を貰って来たんだ?厨房か?…まさかその辺に生えている草を…」
「カイ、貴方もこのお茶を飲みますのですよ」
「お…おお…そうだった…」
苦笑いを見せるカイザック王子にシェル王子はため息を吐いていた。
コンコン!
扉を叩く音が聞こえ部屋の中にシモン護衛騎士が入って来た。
「…シェル様、カイ様、お話しが御座います…」
「お話しですか?」
「なんだ?暗い顔だな彼女と別れたのか?」
「…カイ様、わたくしには付き合いをしています方は御座いません…」
「そうなのか?シモン騎士に彼女が居ると皆言っていたぞ?!」
「……それは噂で御座います…あの…お話しを致しましても宜しいでしょうか…」
「ああ、悪い」
「何かあたのですか?シモン」
「…あの…」
シモン騎士はソファーで眠るウィル王子を見た後、シェル王子とカイザック王子に頭を下げた。
「申し訳御座いません…シェル様カイ様…わたくしはウィル様の室内に無断で入室致しました…」
「「!?」」
頭を下げたシモン騎士を見るシェル王子とカイザック王子は、お互い見た後シモン騎士の方へ顔を向けた。
「…ウィルの部屋に入りましたとはどういう事ですか?」
シモン騎士は、夜間に叫び声を聞き窓から入った部屋がウィル王子の部屋だとは知らず、窓の鍵が壊れているのが気になり確認の為ウィル王子の部屋に入った事をシェル王子とカイザック王子に話しをした。
「…そう言えば、まだウィルの部屋の窓修理していなかったな」
「はぁ…私も忘れていました…最近色々ありましたから…」
「申し訳御座いません、大事な事をお伝えします事が遅くなりました…」
シモン騎士は深々と頭を下げていた。
「貴方が謝る事はありません、話してくださいまして有り難う御座います。ウィル王子の部屋の窓は心配要りません」
「しかし、ウィルからはシモン騎士の事は聞かなかったな」
「えっ…」
「そうですね…私もウィルから何も聞いてはいません」
「……」
シモン騎士はソファーの上で寝るウィル王子を見てシェル王子に願い出た。
「あの…シェル様、ウィル様に謝罪を申します事をお許し頂きたいのですが…」
「ウィルに謝罪をですか?」
「はい…」
「良いじゃないのか?今まで気になっていたようだからシモン騎士がウィルに謝りたいと言っているなら」
「そうですね…」
「目の前にはいるが、起きる気配も無いしな」
三人はまだ起きる事がないウィル王子を見て、シェル王子はシモン騎士に声をかけた。
「分かりました。貴方が謝罪を願うのでしたら私は何も言いません…」
「!あ、有り難う御座います。シェル様」
暗く沈んでいたシモン騎士に笑顔が見えていた。
シェル王子の部屋を出たシモン騎士の笑顔を見たディオン騎士が声をかけていた。
「シモンさん、その顔だとシェル様がお許ししたんすか?」
「ああっ、だがウィル様にはまだ謝罪はしていない」
「えっ、そうっすか?部屋にいなかったんすか?出た記憶がないんすけど」
「いや、まだシェル様の部屋にいるんだがお休みされているんだ」
「そうっすか、でもシェル様に話して良かったんすね」
「ああっ、ディオン明日はロベールさん達が交替に来たら俺は先に上がるが良いか?」
「え、良いんすけど彼女とデートっすか?!」
「ハハハハ、違うけどな!ハハハハ」
「?」
シモン騎士は、ウィル王子の謝罪に城下町で買い物をする事を考え気分が良かった。
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