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久しぶりの入浴時間⑤
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ウィル王子が部屋を出た頃、シェル王子の部屋ではメイドのマリアはまだ部屋の中に居た。
メイドのマリアが、部屋の中に居ることを知らないメイド長と三人のメイド達は上機嫌だった。
「ほらっ、貴女達浴槽の仕事が残っていますよ」
メイド長が三人のメイドに指示を出しメイド達は浮かれていた。
「はあ~…シェル様のお身体素敵だったわ…」
「諦めるなんて出来ないわ…今夜のシェル様凄く機嫌が良いみたいだから、なんでも聞いて貰えそうだと思わない?」
「そうよね…今のシェル様ならなんでも聞いてくれそう…」
「私…『今夜お泊まりしても良いですか?』って言ってみようかしら」
「あーっ、狡いそれなら私もシェル様に言うわ」
「じゃあ、三人一緒にお願いしたら断れないんじゃない?」
「でも、メイド部屋に私達が居ないと分かったら誰かメイド長に絶対言うわよ」
「それなら、前もってメイド長に言えば良いのよ」
「それもそうね、今此処に居るのは私達とメイド長だけだもの」
浴槽と床をゴシゴシと洗い会話をするメイド達は、掃除の監視をするように見ていたメイド長に声をかけていた。
「あの…メイド長にお願いがあります」
「どうしたのです?」
三人のメイド達はお互い頷き一緒に声を出した。
「「「今夜、シェル様の部屋に泊まっても良いですか?」」」
三人のメイド達は笑顔をメイド長に向けお願いしていた
「……はあ~っ、何を馬鹿なことを言い出すのですかシェル様のお時間はシェル様がお決めに成るのです。余計なことを言わずに仕事をしなさい!手が止まっていますよ。」
メイド長は三人の話しを信じずメイド達に早く掃除を終わらせるようにと言っていた。
ゴシゴシと掃除をするメイド達はため息を吐いていた。
「はあ、無理だったわね…」
「良い案だと思ったのに残念…メイド長に言わない方が良かったかしら…」
「今夜が駄目でも次があるわよ」
ゴシゴシと浴槽に床の掃除をするメイド達は、シェル王子の泊まりを諦めていなかった。
「あ!いつまでも掃除していられないわ。シェル様の髪の毛を乾かさないと…」
「シェル様の髪の毛メイド長が整えると話していたわよ」
「ええ~っ、私達の仕事なのに~っ」
「悲しむこと無いわよ、以前お風呂上がりの時シェル様が私達に『マッサージは出来ますか?』と言われていたの覚えてる?」
「ええ、でも私達初めてのマッサージでシェル様が途中で終わらせてしまったのを覚えているけど…」
「お風呂上がりはマッサージよ!」
「え!?でもシェル様私達にマッサージをお願いしてくれるかしら?」
「まずは、ワインをお持ちしてマッサージのお願いをしたら良いわ」
「ねぇ…マッサージに拘るけどどうしたの?」
「フフフ、シェル様の身体を触りたくない?」
「「!」」
「マッサージだと、何処を触っても叱りを受けないんじゃないかしら?」
「やだもう~~」
「しっ!メイド長に聞こえるわよ」
「う…」
「二人ともそれで良い?」
「ええ」
「ふふっ」
「さあ、掃除を早く終わるわよ!!」
「「うんうん」」
三人のメイドはこのあとシェル王子のマッサージを考え急いで掃除を終わらせた。
三人のメイド達の話し声が聞き取れなかったメイド長は、急いで掃除をするメイド達に感心していた。
(お喋りは多いのですが、掃除の作業は三人とも丁寧ね…入浴係りを替えようと思っていましたが、もう少し様子を見ましょう)
メイド長はメイド達の仕事を見て頷き、下心丸見えのメイドとは思っていないようだった。
メイドのマリアが、部屋の中に居ることを知らないメイド長と三人のメイド達は上機嫌だった。
「ほらっ、貴女達浴槽の仕事が残っていますよ」
メイド長が三人のメイドに指示を出しメイド達は浮かれていた。
「はあ~…シェル様のお身体素敵だったわ…」
「諦めるなんて出来ないわ…今夜のシェル様凄く機嫌が良いみたいだから、なんでも聞いて貰えそうだと思わない?」
「そうよね…今のシェル様ならなんでも聞いてくれそう…」
「私…『今夜お泊まりしても良いですか?』って言ってみようかしら」
「あーっ、狡いそれなら私もシェル様に言うわ」
「じゃあ、三人一緒にお願いしたら断れないんじゃない?」
「でも、メイド部屋に私達が居ないと分かったら誰かメイド長に絶対言うわよ」
「それなら、前もってメイド長に言えば良いのよ」
「それもそうね、今此処に居るのは私達とメイド長だけだもの」
浴槽と床をゴシゴシと洗い会話をするメイド達は、掃除の監視をするように見ていたメイド長に声をかけていた。
「あの…メイド長にお願いがあります」
「どうしたのです?」
三人のメイド達はお互い頷き一緒に声を出した。
「「「今夜、シェル様の部屋に泊まっても良いですか?」」」
三人のメイド達は笑顔をメイド長に向けお願いしていた
「……はあ~っ、何を馬鹿なことを言い出すのですかシェル様のお時間はシェル様がお決めに成るのです。余計なことを言わずに仕事をしなさい!手が止まっていますよ。」
メイド長は三人の話しを信じずメイド達に早く掃除を終わらせるようにと言っていた。
ゴシゴシと掃除をするメイド達はため息を吐いていた。
「はあ、無理だったわね…」
「良い案だと思ったのに残念…メイド長に言わない方が良かったかしら…」
「今夜が駄目でも次があるわよ」
ゴシゴシと浴槽に床の掃除をするメイド達は、シェル王子の泊まりを諦めていなかった。
「あ!いつまでも掃除していられないわ。シェル様の髪の毛を乾かさないと…」
「シェル様の髪の毛メイド長が整えると話していたわよ」
「ええ~っ、私達の仕事なのに~っ」
「悲しむこと無いわよ、以前お風呂上がりの時シェル様が私達に『マッサージは出来ますか?』と言われていたの覚えてる?」
「ええ、でも私達初めてのマッサージでシェル様が途中で終わらせてしまったのを覚えているけど…」
「お風呂上がりはマッサージよ!」
「え!?でもシェル様私達にマッサージをお願いしてくれるかしら?」
「まずは、ワインをお持ちしてマッサージのお願いをしたら良いわ」
「ねぇ…マッサージに拘るけどどうしたの?」
「フフフ、シェル様の身体を触りたくない?」
「「!」」
「マッサージだと、何処を触っても叱りを受けないんじゃないかしら?」
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「しっ!メイド長に聞こえるわよ」
「う…」
「二人ともそれで良い?」
「ええ」
「ふふっ」
「さあ、掃除を早く終わるわよ!!」
「「うんうん」」
三人のメイドはこのあとシェル王子のマッサージを考え急いで掃除を終わらせた。
三人のメイド達の話し声が聞き取れなかったメイド長は、急いで掃除をするメイド達に感心していた。
(お喋りは多いのですが、掃除の作業は三人とも丁寧ね…入浴係りを替えようと思っていましたが、もう少し様子を見ましょう)
メイド長はメイド達の仕事を見て頷き、下心丸見えのメイドとは思っていないようだった。
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