309 / 484
それぞれの朝
しおりを挟む
「……あの…王様……」
ポール騎士は自分の前を歩く王様の後ろ姿を見て先ほど城内の庭でイリス嬢とニース騎士の有り得ない姿を見ていたポール騎士は何も話さない王様の後ろから黙ったまま廊下を歩いていた。
(イリス様と一緒にいた近衛騎士はジル様の部屋にいた騎士だった、その後ジル様が不機嫌になり私達は大変な思いを今している…近衛騎士はジル様に何を話したのだ?それにイリス様に随分と親しみを感じたが、イリス様は王様の側室でお妃でもある王様以外の男性に身体を触れさせる事はあってはならない事で……王様はどう思われて居るのだろうか……)
気まずい感じで廊下を歩いていると王様が声を出している事に気が付き王様の後ろ姿を見ていた。
「イリス嬢のあのような笑顔を見たのは子がお腹に宿った時だろうか……それまで私はお腹の子を気遣い過ぎる余り、イリス嬢の元へ余り寄らぬようになった……本当はイリス嬢そしてロラ嬢にヤスミン嬢達の嫁ぐ相手は私では無く王子達だったが、中々結婚をする様子もなく披露宴をすれば令嬢達に興味がわくだろうと思ったが 一番肝心のシェル王子が突然いなくなりウィル王子の部屋にいたり、ジル王子も「興味がありません見回りに行きます」と言うと最後まで顔を出さず、カイザック王子も甘い食べ物を皿に持ち何処かへ行ったと思えばウィル王子の部屋で一緒に食べていたと言う……私の息子達はウィル王子を中心に生活をしているようでその時は笑ったが……イリス嬢も歳が離れた私では無く近衛騎士のような若者が良かっただろう……」
「……王様そのような事は御座いません……」
王様はクスッと笑ったように見えポール騎士は王様に返す言葉が見つからなかった。
「ポール騎士庭で見たことは誰にも言わないで欲しい」
「えっ?王様ですが……」
「イリス嬢が心を許した騎士だ、今側にいて欲しいのは私では無く近衛騎士なのだ」
「……」
その後王様は何も話さなくなり、廊下を歩く音がとても響くように聞こえ、王様とポール騎士はジル王子の部屋へと向かっていた。
コンコン!
「シェル騎士団長、第六護衛マックで御座います。トーマス騎士をお連れ致しました。」
「入りなさい」
「はっ!」
シェル王子の部屋にマック騎士がトーマス騎士を探し部屋の中へと入っていた。
「御早う御座いますシェル騎士団長御呼びでしょうか?」
「御早う御座います、マック騎士有り難う御座います下がっても宜しいですよ」
「はっ、わたくしはこれで失礼致します。」
マック騎士が部屋を出た後シェル王子はソファーに座り、そしてその側で立っているトーマス騎士に今日の朝の任務を伝えた。
「まだウィル王子の部屋へ向かう前に貴方に御伝えしたいと思い部屋に来て貰いました」
「御伝えしたい事で御座いますか?」
「はい、貴方と一緒に今日からウィル王子の護衛を任されて居ましたレオン騎士が遅れますので、その事を知らせたいと思い貴方を呼んだのです」
「レオン騎士が遅れますとの事ですか?」
「私もその理由が知らされては居ませんので分かりませんが、暫く貴方一人での護衛を任せる事に成りますが宜しいですか?」
「わたくし一人で御座いますか?分かりましたシェル騎士団長」
ビシッ!と背筋を伸ばし綺麗な体勢で挨拶をするトーマス騎士。
「御話は以上です、時間が来ます間身体を休めて下さい。後程ウィル王子の部屋へ向かいます」
「はっ!」
ビシッとトーマス騎士は礼をした後シェル王子の部屋を出た。
「ウィルの護衛を決めなくてはいけませんね、その間カイに騎士達の稽古を頼みましょう……今頃は巡回の仕事を終えウィルの部屋にいるはずですね彼は……」
シェル王子はソファーから腰を上げる時「御早う御座います王様」とトーマス騎士の大きな声が聞こえシェル王子はソファーの前で立ち「父上?」と声に出した後部屋の扉を開けまだ寝服姿の王様とその後ろにはジル王子付きの護衛ポール騎士が廊下を歩いている姿を見て「何故まだ寝服姿なのでしょうか?」とボソッと呟き王様がシェル王子が部屋の扉を開け見ている姿に気付き手を上げて挨拶を交わしていた。
「おおっ、シェル御早うぐっすり眠れたか?」
「……御早う御座います父上、まだ着替えては居ないのですか?それにジルの護衛を付けまして今日からジルは仕事に戻るのですね」
「ああっ、そのようだ…まだゆっくりと身体を休めて欲しいのだがな……」
「そうですね私もそう願っていたのですが……所で父上私に用でもあるのですか?」
廊下に続く道は王子達の部屋が近くにある為シェル王子の部屋を通り過ぎるとその付近にジル王子の部屋そしてカイザック王子の部屋そしてたまに帰ってくるフィン王子の部屋へと続く、ウィル王子の部屋だけが違うのだ。
ウィル王子はまだ自分の足で歩く事が出来ず病弱という事もあり、厨房に医師が近い部屋になったのだ。
シェル王子は王様が自分の元へ来たのだと思い王様に尋ねていた
「いや、シェルでは無くジルに会いに行く所だ」
「ジルにですか?そのお姿で?父上着替えた方が宜しいかと思いますが……」
「うむ、そうだがジルが直ぐ来るようにと言ったそうなのだ」
シェル王子は王様の後ろにいるポール騎士に目をやりポール騎士はシェル王子が自分の方を見ている事にビクッと身体が跳ねそしてポール騎士はシェル王子に頭を下げ王様に声を掛けた。
「王様そろそろ……」
「ああっ、そうだなシェル朝食で会おう」
「……はい」
王様とポール騎士はシェル王子の前を通り過ぎジル王子の部屋へと向かった……二人の通り過ぎる姿を見ていたシェル王子にその様子を見ていたディオン騎士が声を掛けていた。
「珍しいですねジル様が直接王様に部屋へ来るようにと言われますのは……」
「そうですね」
シェル王子は王様とポール騎士がジル王子の部屋へ着き部屋の中に入る姿を見てシェル王子も自分の部屋へと入った。
ポール騎士は自分の前を歩く王様の後ろ姿を見て先ほど城内の庭でイリス嬢とニース騎士の有り得ない姿を見ていたポール騎士は何も話さない王様の後ろから黙ったまま廊下を歩いていた。
(イリス様と一緒にいた近衛騎士はジル様の部屋にいた騎士だった、その後ジル様が不機嫌になり私達は大変な思いを今している…近衛騎士はジル様に何を話したのだ?それにイリス様に随分と親しみを感じたが、イリス様は王様の側室でお妃でもある王様以外の男性に身体を触れさせる事はあってはならない事で……王様はどう思われて居るのだろうか……)
気まずい感じで廊下を歩いていると王様が声を出している事に気が付き王様の後ろ姿を見ていた。
「イリス嬢のあのような笑顔を見たのは子がお腹に宿った時だろうか……それまで私はお腹の子を気遣い過ぎる余り、イリス嬢の元へ余り寄らぬようになった……本当はイリス嬢そしてロラ嬢にヤスミン嬢達の嫁ぐ相手は私では無く王子達だったが、中々結婚をする様子もなく披露宴をすれば令嬢達に興味がわくだろうと思ったが 一番肝心のシェル王子が突然いなくなりウィル王子の部屋にいたり、ジル王子も「興味がありません見回りに行きます」と言うと最後まで顔を出さず、カイザック王子も甘い食べ物を皿に持ち何処かへ行ったと思えばウィル王子の部屋で一緒に食べていたと言う……私の息子達はウィル王子を中心に生活をしているようでその時は笑ったが……イリス嬢も歳が離れた私では無く近衛騎士のような若者が良かっただろう……」
「……王様そのような事は御座いません……」
王様はクスッと笑ったように見えポール騎士は王様に返す言葉が見つからなかった。
「ポール騎士庭で見たことは誰にも言わないで欲しい」
「えっ?王様ですが……」
「イリス嬢が心を許した騎士だ、今側にいて欲しいのは私では無く近衛騎士なのだ」
「……」
その後王様は何も話さなくなり、廊下を歩く音がとても響くように聞こえ、王様とポール騎士はジル王子の部屋へと向かっていた。
コンコン!
「シェル騎士団長、第六護衛マックで御座います。トーマス騎士をお連れ致しました。」
「入りなさい」
「はっ!」
シェル王子の部屋にマック騎士がトーマス騎士を探し部屋の中へと入っていた。
「御早う御座いますシェル騎士団長御呼びでしょうか?」
「御早う御座います、マック騎士有り難う御座います下がっても宜しいですよ」
「はっ、わたくしはこれで失礼致します。」
マック騎士が部屋を出た後シェル王子はソファーに座り、そしてその側で立っているトーマス騎士に今日の朝の任務を伝えた。
「まだウィル王子の部屋へ向かう前に貴方に御伝えしたいと思い部屋に来て貰いました」
「御伝えしたい事で御座いますか?」
「はい、貴方と一緒に今日からウィル王子の護衛を任されて居ましたレオン騎士が遅れますので、その事を知らせたいと思い貴方を呼んだのです」
「レオン騎士が遅れますとの事ですか?」
「私もその理由が知らされては居ませんので分かりませんが、暫く貴方一人での護衛を任せる事に成りますが宜しいですか?」
「わたくし一人で御座いますか?分かりましたシェル騎士団長」
ビシッ!と背筋を伸ばし綺麗な体勢で挨拶をするトーマス騎士。
「御話は以上です、時間が来ます間身体を休めて下さい。後程ウィル王子の部屋へ向かいます」
「はっ!」
ビシッとトーマス騎士は礼をした後シェル王子の部屋を出た。
「ウィルの護衛を決めなくてはいけませんね、その間カイに騎士達の稽古を頼みましょう……今頃は巡回の仕事を終えウィルの部屋にいるはずですね彼は……」
シェル王子はソファーから腰を上げる時「御早う御座います王様」とトーマス騎士の大きな声が聞こえシェル王子はソファーの前で立ち「父上?」と声に出した後部屋の扉を開けまだ寝服姿の王様とその後ろにはジル王子付きの護衛ポール騎士が廊下を歩いている姿を見て「何故まだ寝服姿なのでしょうか?」とボソッと呟き王様がシェル王子が部屋の扉を開け見ている姿に気付き手を上げて挨拶を交わしていた。
「おおっ、シェル御早うぐっすり眠れたか?」
「……御早う御座います父上、まだ着替えては居ないのですか?それにジルの護衛を付けまして今日からジルは仕事に戻るのですね」
「ああっ、そのようだ…まだゆっくりと身体を休めて欲しいのだがな……」
「そうですね私もそう願っていたのですが……所で父上私に用でもあるのですか?」
廊下に続く道は王子達の部屋が近くにある為シェル王子の部屋を通り過ぎるとその付近にジル王子の部屋そしてカイザック王子の部屋そしてたまに帰ってくるフィン王子の部屋へと続く、ウィル王子の部屋だけが違うのだ。
ウィル王子はまだ自分の足で歩く事が出来ず病弱という事もあり、厨房に医師が近い部屋になったのだ。
シェル王子は王様が自分の元へ来たのだと思い王様に尋ねていた
「いや、シェルでは無くジルに会いに行く所だ」
「ジルにですか?そのお姿で?父上着替えた方が宜しいかと思いますが……」
「うむ、そうだがジルが直ぐ来るようにと言ったそうなのだ」
シェル王子は王様の後ろにいるポール騎士に目をやりポール騎士はシェル王子が自分の方を見ている事にビクッと身体が跳ねそしてポール騎士はシェル王子に頭を下げ王様に声を掛けた。
「王様そろそろ……」
「ああっ、そうだなシェル朝食で会おう」
「……はい」
王様とポール騎士はシェル王子の前を通り過ぎジル王子の部屋へと向かった……二人の通り過ぎる姿を見ていたシェル王子にその様子を見ていたディオン騎士が声を掛けていた。
「珍しいですねジル様が直接王様に部屋へ来るようにと言われますのは……」
「そうですね」
シェル王子は王様とポール騎士がジル王子の部屋へ着き部屋の中に入る姿を見てシェル王子も自分の部屋へと入った。
10
お気に入りに追加
1,144
あなたにおすすめの小説

普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。
かーにゅ
BL
「君は死にました」
「…はい?」
「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」
「…てんぷれ」
「てことで転生させます」
「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」
BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。

無自覚な
ネオン
BL
小さい頃に母が再婚した相手には連れ子がいた。
1つ上の義兄と1つ下の義弟、どちらも幼いながらに
イケメンで運動もでき勉強もできる完璧な義兄弟だった。
それに比べて僕は周りの同級生や1つ下の義弟よりも小さくて
いじめられやすく、母に教えられた料理や裁縫以外
何をやっても平凡だった。
そんな僕も花の高校2年生、1年生の頃と変わらず平和に過ごしてる
それに比べて義兄弟達は学校で知らない人はいない
そんな存在にまで上り積めていた。
こんな僕でも優しくしてくれる義兄と
僕のことを嫌ってる義弟。
でも最近みんなの様子が変で困ってます
無自覚美少年主人公が義兄弟や周りに愛される話です。

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
R指定はないけれど、なんでかゲームの攻略対象者になってしまったのだが(しかもBL)
黒崎由希
BL
目覚めたら、姉にゴリ推しされたBLゲームの世界に転生してた。
しかも人気キャラの王子様って…どういうことっ?
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
…ええっと…
もう、アレです。 タイトル通りの内容ですので、ぬるっとご覧いただけましたら幸いです。m(_ _)m
.
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

なんでも諦めてきた俺だけどヤンデレな彼が貴族の男娼になるなんて黙っていられない
迷路を跳ぶ狐
BL
自己中な無表情と言われて、恋人と別れたクレッジは冒険者としてぼんやりした毎日を送っていた。
恋愛なんて辛いこと、もうしたくなかった。大体のことはなんでも諦めてのんびりした毎日を送っていたのに、また好きな人ができてしまう。
しかし、告白しようと思っていた大事な日に、知り合いの貴族から、その人が男娼になることを聞いたクレッジは、そんなの黙って見ていられないと止めに急ぐが、好きな人はなんだか様子がおかしくて……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる