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今日も早朝騒がしくなりそうです

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コッ、コッ、コッ……
朝早くウィル王子の部屋に向かっている足音が聞こえてきました
「……またウィルの部屋が開いていますが、それに何故護衛が誰も居ないのですか?」
シェル王子の日課共言えるウィルの部屋の訪問は春人がウィルになってからと言うもの扉が開いている事が多くその時は何故か何かがあると思わせる雰囲気を作り出していた
シェル王子は無意識にはぁ……とため息をはきウィルの部屋を覗いてみた……何故かウィルのベッドを回りで三人ニック護衛騎士、メイドのマリア、護衛騎士担当がじーと立ったまま動かないでいた……シェル王子は「まさか!」と不安を横切りウィルのベッドに駆け寄った!突然シェル王子が慌てて来たもので三人は驚いて「シェル様!?」
「うおっ?シェル騎士団長!?」
「し、シェル騎士団長おはよう御座います」
一人ずっ声を出しシェル王子に言うが皆の声は聞こえていない様子でシェル王子はベッドで眠るウィルの寝顔を見るとホッと笑顔で息を吐いたそして三人の方を向いて話し出した
「あなた達は何をしているのですか?ウィルの前に集まり護衛はどうしましたか、扉も開いたままですよ」
シェル王子がニック護衛騎士とレオン護衛騎士に注意をすると廊下からウィルの部屋に向かって来る足音が聞こえてきた
カッ、カッ、カッ……
「あれ?護衛が居ないぞどうした?」
ひょいっ、と開いた扉から顔を覗かせていたのはウィルの兄第三王子カイザックがウィルに会いにやって来た
部屋の中にいる四人カイザックの方を向いたものだからカイザックは「え、何、何故ウィルの部屋に居るんだ?」と言うとウィルがまだ起きていない事に気付きカイザックも走りながらウィルの寝ているベッドに近づいた
「ウィル!?」
突然走り出し駆け寄った為四人共驚きカイザックはシェル王子に泣きながら話し出した
「シ、シェル兄~まさか、ウィルが、ウィルが~~っ」
うおおっとカイザックが泣き出した為ニック護衛騎士とレオン護衛騎士はくちを空けたままボーと立ったままで、メイドのマリアはオロオロとしていた……シェル王子はカイザックの勘違いにため息をはき話し出そうとした時だった
「う~~~ん、ふあーっ、良く寝……うおおっ!?何?何で皆部屋に居るんだ?」
思わず春人口調で言ってしまったが慌てていいなおした
「あはは、おはよう御座いますどうしたのですか皆部屋に集まっていますけど?」
ガバッ!
「ウィル~~~ッ!!」
「ぶっ、もご…な、なんですかザック兄様?どうして泣いているんですか?」
「うう……良かった、良かった生きてたウィルが生きているー」
「は?へ?」
カイザックの勘違いでウィルが死んだと思い大泣きをしウィル事春人は朝から何が沢山出て、シェル王子は手を顔に当て大きくため息をはき、メイドのマリアはいっもの光景にクスクス笑い朝の準備に取り掛かり、ニック護衛騎士とレオン護衛騎士二人はボーとしたままカイザックが副団長が泣いている姿を見ているだけで今日も朝から騒がしい一日になりそうだなとウィルを抱き締めて泣いているカイザックの背中に軽く手で叩いていた


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