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今日も色々ありました
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「ウィル様~」
「うあっ、はい」
俺(ウィル)の側にメイドのマリアがタオルのような布を持ってベッドの側にいた
「何度もノックをしましたが、お返事がありませんでしたので勝手に入って来ました~」
「マリアさんごめんなさい」
「い~え~また御具合が悪くなられたのかと心配しました」
「心配かけてしまってごめんなさい…大丈夫ですから」
俺(ウィル)はマリアが手に持っていた温かいお湯で絞ってある布を取り顔に当ててシェル王子の言っていた事を思い出していた
(抱きたいって何考えてんだ…シェル王子は…ウィルは男で兄弟なんだぞ……でも一番驚いたのはまさかシェル王子が俺(春人)の事を……)
「うぎゃーーーっ」
ごし、ごし、ごし顔に当てていた濡れた布を目一杯ごし、ごし、と顔をこすって考えていただけでも心臓がドキドキして俺(春人)はこれからシェル王子と普通に接することが出来るのだろうかと…また悩む事になった
ただ俺(春人)自身納得いかなかった…好きと言われるのは嫌いではないが、何故男からなのだろうと考えてしまう…既に男二人から初めて(キス)を奪われてしまった…やっぱ容姿がウィルでもあるかもしれないが……この先大丈夫か…俺(春人)
一人モヤモヤしながらまた顔をごし、ごし、と擦っていた
「ウィル様~そんなにお顔を擦りますとお顔が取れてしまいますわ~」
マリアさん、顔取れたらお化けだって!
そんなこんなで今日も色々有りすぎて騒がしい一日だった…とベッドの中に入り「ハッ」と思い出した……そう言えば俺(ウィル
)ニックの剣技試験試合見ていなかった気がする……
ニックの試合が始まる前、マリアから焼き菓子と紅茶が有りますよ~と言われ食べ物の方に目が入っていたため、肝心の試合見ていなかった……すまんニック
……ニックは今頃皆と楽しんでいるんだろうか…そう言えば今日の俺(ウィル)の護衛の人達今も立って其処に居るんだよな…
皆と祝い行きたかったんだろうな…俺(ウィル)はニックの祝いに行けなかった騎士達を考えながら眠りに入って行った
「ーー……カ…」
「……殿下」
意識の奥底で俺(ウィル)を呼ぶ声が聞こえてきて、俺(ウィル)は瞼をそっと開け名前を呼ぶ声の方に顔を傾けた。
ベッドの側には騎士服を着たニックの姿があった
「うあっ、はい」
俺(ウィル)の側にメイドのマリアがタオルのような布を持ってベッドの側にいた
「何度もノックをしましたが、お返事がありませんでしたので勝手に入って来ました~」
「マリアさんごめんなさい」
「い~え~また御具合が悪くなられたのかと心配しました」
「心配かけてしまってごめんなさい…大丈夫ですから」
俺(ウィル)はマリアが手に持っていた温かいお湯で絞ってある布を取り顔に当ててシェル王子の言っていた事を思い出していた
(抱きたいって何考えてんだ…シェル王子は…ウィルは男で兄弟なんだぞ……でも一番驚いたのはまさかシェル王子が俺(春人)の事を……)
「うぎゃーーーっ」
ごし、ごし、ごし顔に当てていた濡れた布を目一杯ごし、ごし、と顔をこすって考えていただけでも心臓がドキドキして俺(春人)はこれからシェル王子と普通に接することが出来るのだろうかと…また悩む事になった
ただ俺(春人)自身納得いかなかった…好きと言われるのは嫌いではないが、何故男からなのだろうと考えてしまう…既に男二人から初めて(キス)を奪われてしまった…やっぱ容姿がウィルでもあるかもしれないが……この先大丈夫か…俺(春人)
一人モヤモヤしながらまた顔をごし、ごし、と擦っていた
「ウィル様~そんなにお顔を擦りますとお顔が取れてしまいますわ~」
マリアさん、顔取れたらお化けだって!
そんなこんなで今日も色々有りすぎて騒がしい一日だった…とベッドの中に入り「ハッ」と思い出した……そう言えば俺(ウィル
)ニックの剣技試験試合見ていなかった気がする……
ニックの試合が始まる前、マリアから焼き菓子と紅茶が有りますよ~と言われ食べ物の方に目が入っていたため、肝心の試合見ていなかった……すまんニック
……ニックは今頃皆と楽しんでいるんだろうか…そう言えば今日の俺(ウィル)の護衛の人達今も立って其処に居るんだよな…
皆と祝い行きたかったんだろうな…俺(ウィル)はニックの祝いに行けなかった騎士達を考えながら眠りに入って行った
「ーー……カ…」
「……殿下」
意識の奥底で俺(ウィル)を呼ぶ声が聞こえてきて、俺(ウィル)は瞼をそっと開け名前を呼ぶ声の方に顔を傾けた。
ベッドの側には騎士服を着たニックの姿があった
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