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誰ですか?

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俺(春人)は、花の匂いで目を開けた……辺り一面花だらけで、俺(春人)は死んでしまったのだろうかと思い、ある人影が見えていた……ウィル?ウィルなのか?!
俺(春人)は、ウィルの方へ、走った
ウィル!ウィル!走っても、走っても、ウィルには追い付けない……声もでない
ウィルは俺を見て、満面の笑顔を見せていた
俺(春人)は、鼻血が出そうと思い、鼻を押さえて目が覚めた
「……夢か……」……今日は、花の匂いが凄いな……と、俺(ウィル)が寝ている反対に顔を向けた。
綺麗な顔をした、ミルクティ色の髪の長い男?が、俺(ウィル)の隣で寝ていた
「うああああーーーー!?」
俺(ウィル)は、また大声を出して叫んだ
「殿下?!大丈夫ですか?」
バアーン!!と、勢いよく扉が開いた!
「うぎや~~っ」
いきなり出てきた、ニックに驚いて、また変な声を出してしまった
「ニック、ニック、助けて、この人誰?」
俺(ウィル)が、情けない声でニックに助けを求めた
ニックは、俺のベッドに寝ている人を見て……
「……殿下……わたくしも、この方がどなたなのか分かりません……何故、殿下の寝室に……」
「お……僕だって、知らないよ…朝起きたらこの人が……」
ダダダダダダ!誰かが走って来た
「「ウィル、大丈夫か(い)?」」
兄二人、シェル王子とザック王子が来た
「外までウィルの、声が聞こえて、急いで来たんだよ」
また、外まで聞こえてたのか?
「一体どうした?ウィル」
「……こ、この人が、僕のベッドに寝ていたから、……」
兄二人が、寝ている男を見ていた。
「「……フィン……」」
兄二人は、固まって、名前を言った……

俺(ウィル)のベッドで寝ていたのは、第四王子フィン兄だった



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