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心臓に悪いです

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今俺は、メイドのマリアと一緒に葡萄みたいな赤い果物を食べて話をしている。
「どうしてマリアは、僕の専属メイドになったのですか?」
「私、二年前まで見習いメイドとして、働いていたんです、私は、運が良かったんです。前にウィル様付きのメイドが辞めてしまいましたので、私にウィル様の専属の話が来たのです
今まで勤めていたメイド達は、長続きしなかったと聞きました。」
マリアの話を聞いて俺は、ん?と思ってしまった。
「……マリアさん、あの…あなたで僕の専属メイドは、何代目……ですか?」俺は、何となく聞いてみた。
「私で十人目だと思います」
「……十人……」俺は、あーと思ってしまった。
やっぱどの世界でも一緒だな……
ウィルが王子で、専属になれば貰う給料が多いでも、仕事が辛いと辞めてしまう……ウィルは身体が弱かったから介護が、必要とされた。他の兄王子達は競争率が激しかったらしい……。
……俺は、改めてシェル王子が凄いと思った。
ウィルが、言っていたもんな……「メイド達よりもシェル兄様は僕の面倒を見てくれた」……って…。
今日改めて、第一王子シェルが凄い人だと思った
「兄弟愛すげえな…」俺は、ぼそっ……とつぶやいた。
「マリアさんは、僕の専属メイドでいいのですか?」
「当たり前ではありませんか~私は、ウィル様一筋です死ぬまでお供致します」
メイドのマリアは、興奮しながら話しをしていた。
少しこのメイド大丈夫か……?と、思う事はあるけど、ウィルの事を大事に思っていることが分かった
「これからも、僕の専属メイドとして、宜しいお願いします」
色々話をしていた時、扉にノックをする音がした。
「ウィル、入ってもいいかい」
ガチャと扉が開いてシェル王子が入ってきた。
「食事をしていたんだね!食が進んでいるようで、良かったよ」ニコッ、とシェル王子が笑った。
(やっぱ……イケメンすげえなぁ……笑顔一つで女性が失神しそうだな……)
俺(ウィル)が、じっ……とシェル王子を見ていたら、シェル王子が話しかけてきた。
「沢山果物があるね……ウィル食べれそう?」
「いえ、無理です!」
俺(ウィル)が、そう言うとシェル王子がクスクス笑った。
「シェル兄様も、食べますか?」
俺がそう言うと、シェル王子が「良いのかい」と言って、シェル王子が、俺の手を取り、俺が持っていた果物に、俺の手をシェル王子の口に持っていった、俺の指をペロッと、舐めた…
「ひゃああああーーっ?!」
俺は、驚いて、また変な声を出してしまった(ウィル~助けてくれ~)
俺(ウィル)は顔を真っ赤にして、開いた口が房がらなかった
「ふふふっ、ご馳走さま!」ニコッとシェル王子が笑った
それを見ていた、メイドのマリアは「仲が良くて羨ましいです」と、ニコニコして言った。

俺は、シェル王子が凄い人と、褒めていた事を取り消した



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