上 下
23 / 126

兄ではなく《キス攻め》※

しおりを挟む
五年前のあの日から、俺は分かっていたはずだ……
アベルを抱き上げた時から、アベルお前を……『貴方様を御守り致します!(お前は、俺のもの)』だと……
今、俺は、アベルの兄として接してきた、それが今兄ではなく、一人の男としてアベルを求める自分がいる……。

「……アベル」俺は、アベルのベッドでいっもの後ろから、抱き絞めている……。
アベルの風呂上がりの、匂いが俺を誘ってくる…俺はアベルの首筋にキスをし、舌で撫で下ろした。
闘技場でしたように……、俺の舌がアベルの首筋をヌルリと舐めた。
「……ん、……あ……」
アベルが俺に感じているのが嬉しくて、アベルの身体を、俺の方へ向けた!
アベルの赤い目が俺を見ているだけで、ゾクッとした。
「……アル…おにい……ん……」
俺は、アベルの唇に俺の唇を重ねた……俺は、アベルの唇に軽く噛んでいく。
「くちゅ……くちゅ、……」
「……ん……んん……あ……」
アベルが息が苦しく声を出し口が開いた…アベルの舌が出てきた所を俺が吸い付き、ゆっくり動かした……
「ちゅる……ちゅる……ちゅる……」
……気持ちいい……音立てるのは、恥ずかしいが、アベルの小さな舌がとても気持ちよく、いっまでも吸っていたい……
「……ん、あ……あ、あ、……ん~あ」
「はぁ……おにい、ち……んん……」
俺は、アベルの後ろ頭を手で押さえアベルの舌を吸い上げた
「じゆっ……じゆる……じゆ~っ……」
「!?んんん、……ん、あ、あ……」
アベルの声が、感じているように聞こえた……
「……はぁ…アベル……ごめん……アベルの、舌が気持ちよくて、兄ちゃん我慢が、出来なかった……」
「ん……はぁ……僕…も……?」
アベルが、顔を赤くして言ったのを見て、俺達は、何度も唇を合わせた……
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お兄ちゃんと僕のラブラブおっぱいライフ

宗形オリヴァー
BL
優太は年の離れたお兄ちゃんと二人暮し。 頑張ってお仕事してくれてるお兄ちゃんのために出来ることは、炊事洗濯家事おっぱいなのです...! 仲良し兄弟のほのぼのアットホームエロ! ☀️弟溺愛スケベお兄ちゃん × お兄ちゃん大好きピュア弟☀️

侯爵令息セドリックの憂鬱な日

めちゅう
BL
 第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける——— ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

【本編完結】義弟を愛でていたらみんなの様子がおかしい

ちゃちゃ
BL
幼い頃に馬車の事故で両親が亡くなったレイフォードは父の従兄弟に当たるフィールディング侯爵家に引き取られることになる。 実の子のように愛され育てられたレイフォードに弟(クロード)が出来る。 クロードが産まれたその瞬間からレイフォードは超絶ブラコンへと変貌してしまう。 「クロードは僕が守るからね!」 「うんお兄様、大好き!(はぁ〜今日もオレのお兄様は可愛い)」 ブラコン過ぎて弟の前でだけは様子がおかしくなるレイフォードと、そんなレイフォードを見守るたまに様子のおかしい周りの人たち。 知らぬは主人公のみ。 本編は21話で完結です。 その後の話や番外編を投稿します。

主人公の兄になったなんて知らない

さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を レインは知らない自分が神に愛されている事を 表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

僕が玩具になった理由

Me-ya
BL
🈲R指定🈯 「俺のペットにしてやるよ」 眞司は僕を見下ろしながらそう言った。 🈲R指定🔞 ※この作品はフィクションです。 実在の人物、団体等とは一切関係ありません。 ※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨 ので、ここで新しく書き直します…。 (他の場所でも、1カ所書いていますが…)

愛などもう求めない

白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。 「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」 「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」 目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。 本当に自分を愛してくれる人と生きたい。 ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。  ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。

処理中です...